ぽっちゃれ
食べる事が趣味なぽっちゃり女子・麻鈴は、バイト先で自分を励ましてくれた大学生・笹島に恋をする。思い切って告白し、見事OKをもらったのも束の間、実は笹島には秘密がある事が分かり…?爽快ダイエットラブコメディ!
片桐私立図書館。特に何の変哲もない町の図書館の地下室に、一人の司書がいる。本を愛し、ひたすらに本の修復を手掛ける、文道章。本オタクで人付き合いが苦手な彼だが、なぜか、彼の元には迷宮入り事件の解決依頼が舞い込んでくる。その秘密は──。
焔の柩
高校生の浅葉唯久は、家族旅行中、メキシコの遺跡で不思議な男と遭遇する。「お前の〈対〉を探すがいい。〈対の心臓〉がお前を救うだろう」そう告げられた直後、唯久は事故に遭い、密林の中で一人の青年と出逢う…。
留学生ユージーンは日本文化に興味しんしん。剣道、柔道、みたいなものだと勘違いし、茶道部を体験することに。最初はたいしたことないと思っていたけど、家元の息子・樹の点てたお茶を飲むと何かが違う…。青春+お茶マンガ、第1巻です♪
学力も高けりゃ、倍率も学費も高い。名門・北辰館学院高等部に通う、一般人の歩くん。カリスマ生徒会長・大和勇馬にスカウトされて、生徒会会計となったものの、変わり者の生徒会長+αに振り回される毎日で――。
7日以内に任務を果たせば生き返る!?死後の世界「シェオール」の教師である三田村は、現世を体験ツアー中の生徒・清水つるに逃げられてしまう。彼女を捜索するため、たった今死んだばかりの青年・花介に、「7日以内に任務を果たせば生き返る。」と誘い、現世での捜索が開始されるのだが……。──冥府魔道の道先案内、タイムリミット、あと7日。
TOXIC
目的は暗殺。標的は世界No.1。潜入したのは背徳の青年軍隊──。カリスマ指導者:ローゼンミュラー総統によって統一された世界。彼の元には、総統直属の青年軍隊「ブラックローズ」が存在していた。容姿、能力ともに選ばれた若者しか入隊できないその場所に、オオガミルカは入隊する。その中は、美学と狂気が充満した漆黒の世界だった…。
名門セレブ男子校・宝皇学園。各界の著名人子息の集う金と権力の支配校と噂される、超上流の学校。主人公・冴葉啓(♀)は、そんなサラブレッド揃いの花園に、母親の策略で入学することに。「女であることがばれたら存在消去」という過酷な条件の中、男のフリをしたままの3年間を義務付けられ─。
東京ラストチカ
明治43年。裕福な子爵・有馬家で女中として働くことになった津村花。若き当主・光亨との出会いと時代の変化が、彼女を翻弄する。
部員一人の廃れた茶道部に、米国留学生男子と茶道の家元の息子が共に訪れることから始まる、高校茶道部の活動物語。茶道という日本伝統文化の楽しみ方について、色々教えられる作品です。 日本文化を格闘術としか認識していなかった留学生。家元の息子の手前に触れ、何かを感じるものの、その心を理解するのには、幾らか時間がかかります。 喧騒を離れ、客に寛いで欲しいという茶の湯の心を理解するのに、邪魔になるのは「無駄を省く」欧米流ビジネス的な効率主義。そこから離れ、茶道の楽しみを覚えた留学生を苦しめることになるのは、一流ビジネスマンの父親という悲しみ。 一方、家元の息子は、茶道は一流だが人と和することが苦手。こちらも父親と、仲は悪くないが微妙な距離感。グイッと距離を詰めて来る留学生や、部員達との交流で彼は、茶の湯と父との、新たな向き合い方を見つけられるか。 茶道というと作法や道具に目が行きますが、本作ではそこよりも、茶席の回し方や設えの意味、意外な場面での茶道部の活躍など、多面的に茶道の「実践」が示されています。ノスタルジーや儀礼ではない、現代においても変わらない茶道の有効性が、ここにはあります。 日々の生活にゆとりを取り戻すために、誰かに茶席に招待されたいな……と、思わず考えてしまいました。