あうしぃさんのクチコミを読んで『ケッコーなお手前です。』読みました!人間を描くのがすごく上手くて短編映画のような全3巻ですね。すごい…!
茶道の動作とその意味について丁寧に解説されていて、さらには家元の心情の吐露やユージーンの父親の目線からも疑問の提起もあって…本当に多面的に漏れなく茶道を描いてるなぁと感じました。
わたしもお茶席にお呼ばれしたくなりました🍵
部員一人の廃れた茶道部に、米国留学生男子と茶道の家元の息子が共に訪れることから始まる、高校茶道部の活動物語。茶道という日本伝統文化の楽しみ方について、色々教えられる作品です。
日本文化を格闘術としか認識していなかった留学生。家元の息子の手前に触れ、何かを感じるものの、その心を理解するのには、幾らか時間がかかります。
喧騒を離れ、客に寛いで欲しいという茶の湯の心を理解するのに、邪魔になるのは「無駄を省く」欧米流ビジネス的な効率主義。そこから離れ、茶道の楽しみを覚えた留学生を苦しめることになるのは、一流ビジネスマンの父親という悲しみ。
一方、家元の息子は、茶道は一流だが人と和することが苦手。こちらも父親と、仲は悪くないが微妙な距離感。グイッと距離を詰めて来る留学生や、部員達との交流で彼は、茶の湯と父との、新たな向き合い方を見つけられるか。
茶道というと作法や道具に目が行きますが、本作ではそこよりも、茶席の回し方や設えの意味、意外な場面での茶道部の活躍など、多面的に茶道の「実践」が示されています。ノスタルジーや儀礼ではない、現代においても変わらない茶道の有効性が、ここにはあります。
日々の生活にゆとりを取り戻すために、誰かに茶席に招待されたいな……と、思わず考えてしまいました。
あうしぃさんのクチコミを読んで『ケッコーなお手前です。』読みました!人間を描くのがすごく上手くて短編映画のような全3巻ですね。すごい…!
茶道の動作とその意味について丁寧に解説されていて、さらには家元の心情の吐露やユージーンの父親の目線からも疑問の提起もあって…本当に多面的に漏れなく茶道を描いてるなぁと感じました。
わたしもお茶席にお呼ばれしたくなりました🍵
わあ、読んで下さったのですね、ありがとうございます!
本当におっしゃる通り、人物描写が良くて、主人公達以外もみんな何かしら奥行きを描いているので、読み応えありますよね。
茶会って、どこでやってるんだろう…
留学生ユージーンは日本文化に興味しんしん。剣道、柔道、みたいなものだと勘違いし、茶道部を体験することに。最初はたいしたことないと思っていたけど、家元の息子・樹の点てたお茶を飲むと何かが違う…。青春+お茶マンガ、第1巻です♪
留学生ユージーンは日本文化に興味しんしん。剣道、柔道、みたいなものだと勘違いし、茶道部を体験することに。最初はたいしたことないと思っていたけど、家元の息子・樹の点てたお茶を飲むと何かが違う…。青春+お茶マンガ、第1巻です♪