花のお江戸は吉原から、平成の世にタイムスリップした名うての女郎・お仙。コンビニでバイトしながらも、遊里で磨いた花魁テクと江戸の水が育んだ気風の良さで、平成日本男児たちを骨抜きに!?奇想天外抱腹絶倒ジャパネスク・ギャグ★
14歳の鈴木れもんは、ある日「安達家」に引き取られる。「安達家」とは、父親の本妻・胡桃と異母姉妹の林檎、杏が暮らす家。実は、れもんは父親の浮気で出来た子なのだ。新しい「家族」の中で、れもんの暮らしは始まる。そんな中、庭の剪定にやってきた植木職人・イズミ。女4人暮らしの「安達家」に何かと関わってくるこの男だが…。いくえみ綾があたたかく照らし出す、ドラマティック・ストーリー!!
霞 佐保は転校生。新しく通うことになった高校は、「春・夏・秋・冬」の4つに校舎が分かれ、容姿端麗な男子生徒4人によって統べられていた。転校初日、佐保は、「春」棟の代表。染井 嵐にキスをされそうになる。戸惑う佐保だったが、それには理由があるようで…。イケメン御曹司4人が一人の少女を奪い合う、青春×禁断ラブファンタジー!!
何度も何度も、出会いと別れを繰り返す「カイ」と「エビ」。時代や姿形、性別が違っても惹き寄せられてしまうのは、運命? それとも宿命? エロスの鬼才・ふみふみこが描く輪廻オムニバス。あらたに描き下ろしエピソードも収録された新装版。
その島は、今はもうない。 世界が海に沈んだ未来。カワセミとアカネの母娘は、かつての代官山の沖に浮かぶ島に、たくさんの妖怪たちと暮らしている。島での暮らしはおだやかで、やさしくて、どこかなつかしい……。心をじんわりあたためる、のんびり妖怪子育てコメディ。
源義経暗殺を請け負った弁慶が出会ったのは、牛若丸を名乗るカラス天狗。義経なのかカラス天狗なのか謎のまま、弁慶と牛若丸はひょうなことから旅を続けることに…!? 表題作「ヨシツネ」ほか、「さがし人」「犬の本屋さん」「ちっちゃうお兄さん」「イカロスの堕落」「手紙」収録。
30代になって急に意識し始めた「結婚」。どうしたらできるのか、誰とできるのかまるで分からない。「モテ」研究に合コン三昧、占いやスピリチュアルにお金をつぎ込み、果ては元カレとの復縁Hに年上のおじさまとの不倫…!? 迷走を極め、結婚から遠のく一方かと思いきや…!? 「結婚」を意識したアラサーの、恋愛混迷期を赤裸々に綴るコミックエッセイ!!
あの青春の日々は、ときにやさしく、ときにせつなく、いつもはかなく輝いている―― 高校生の高木美枝子(♀)と妹尾槙雄(♂)は、同じ中学から進学した仲良し同士。一緒に始めたアルバイト先で、二人は大学生・福長永慈(♂)と出会い、三人でつるむようになる。ある日、永慈が妹尾のことを好きだと言い出して……?
交番PB
ここは新・ハマチョー交番。ケガが癒えて復帰したノッポでおバカな警官・仙波と仕事は出来るがちょっぴりキレやすいちびっこ先輩・武田の新たな毎日は迷子や探し物、パトロール、殺人(!?)と大騒ぎ。謎の黒魔術を操る警官・花園やイカツイけど、どこか妙な刑事・岡本も訪れるハマチョー交番で起こる事件の数々とは…!?
女装男子・小篠景虎は、父親と大ゲンカの末、家を出て、住み込みで働くことに。働き場所は、高齢の男性だけのシェアハウス! しかも住人たちは皆、何か訳アリの様子。果たして景虎と住人たちは、上手くやっていけるのか!? 日々の小さな出来事が愛おしくなる、ハートフル日常コミック!
第一話の冒頭からいきなり主要キャラ3人が江戸から現代へタイムスリップします。一気に3人も?って感じで驚きましたが、これがキャラによって現代への順応スピードが違って面白いんです。 まずは主人公の花魁・仙夏さん。仙夏さんはクセの強い新人としてコンビニでバイトしたり順応度はまずまず。でも重要なシーンで決めてくれるのはやっぱり仙夏さんの手練手管な花魁の人を魅了するテクニックなので流石です。 次は女郎部屋の小間使いだった平吉ですね。平吉はずっと江戸が抜けず職質されまくりです。だんだん現代に慣れて乗り鉄やらメイドカフェやらオタクとしての才能が開花するのが面白かったです。 最後が新人遊女の寿乃です。現代への順応スピードが異常に速いです。公式のキャラ紹介でも「アグレシッブ」って書かれてました。都会の絵の具に染まっていく様子が痛快です。 全1巻として完結した後に続編が決定したようで、何事もなかったかのように2巻でもう一度タイムスリップしているのも面白かったです。