くらげバンチの感想・レビュー255件<<12345>>よくあるギャップ系だけど高嶺の花を推している 鍵空とみやき名無し高嶺の花であるみちるさんが素(?)に戻るときの状態があまりに可愛すぎる。なにあれ?おしゃぶり加えたウサギ?CLAMP?けしからんとはこのことよ。世界はノイズで溢れているからこそ、良い音を選んで聴く自由がある。ASMRおじさん 三多洋次名無しASMRおじさん?大丈夫?キモくない?と心配でしたが、とってもいい話でした。世の中に溢れかえる様々なノイズを避けて生きることは至難の業。なので自分にとっての良い音を探して選んで、聞けば良い。この時代だからこそ可能な処世術かなと思います。うーんふらっとミュージアム 紀ノ目名無し漫画自体は、シリーズ化したらいいんじゃない?って感じだったけど。 作品が読めるページの、都合の悪いコメントが軒並み削除されたり、作品への指摘に対してキレたり(作者さんかな?)無理のある理屈つけて擁護したり(編集者さんかな?)してるコメントがあったりで、そこは何だかなあと思った。博物館行きたいふらっとミュージアム 紀ノ目starstarstarstarstar_border野愛「教養がない」と悪口を言われているのを聞いてしまった主人公が、教養を身につけてやる〜!!と意気込んで博物館に行くお話。 地道に勉強するのはめんどくさい楽して教養身につけたいたいという発想、そういうとこだよなと思わなくもないけれど、博物館に行っていろんな文化や情報を浴びまくるのはとても楽しい。 別にひとつひとつ身につける訳じゃなくて、すげー!でけー!おもしれー!っていちいち感動できるのがいいところ。 このお話の主人公も情報量に圧倒されながら博物館を楽しんでいる姿がよかった。 変な妖精ミューちゃんの存在もいい。変だけど親近感のわく生き物を描くのが紀ノ目先生は上手だなあ。 読み終わって速攻で国立民俗学博物館を調べてしまった。読んだら絶対行きたくなる。フィクションとノンフィクションの狭間のおもしろさ西成ユートピア ワダユウキ 國友公司starstarstarstar_borderstar_borderゆゆゆあとがきで原作者さんが、漫画を描いているワダさんはパチンコ狂い、國やんのモデルは自分だがギャンブルは一切やらない、と書かれていて笑ってしまった。 なんだかすごくだめな感じの主人公だなあと思ったら、ハイブリッドして生まれたダメ主人公らしい。 こう言っちゃなんだが、存在しなくて良かった。 本作を最初に読んだときは漫画も本人が描いていると勘違いしていたので、あまりにもな主人公にちょっとひいてしまっていたので、すごく安心した。 それからあとがきで、リモコンを溶かすほど、テレビのデータ放送のゲームをしたオッチャンの存在は実話と明かされていて、フィクションとノンフィクションの狭間のおもしろさを感じた。 これから、生活しているから分かる不可思議な日常が描かれていくんだろうか。 ドヤのお仕事紹介はどこまでどうなんでしょうね。福島行きの話は震災後に時々聞いたけども。 ちなみに、第一話冒頭で編集長が書かれていたように、あとがきで読んだ原作者さんの文章はおもしろかった。 今、平成はじめのルポを読むと当時はこういうのが許されていたのよねと思うのと同様に、もう20年くらいしたら、こういうのがまだ許されていた時代よねとなりそうな雰囲気もすごく良い。原作も読みたくなる。0話1話と2話以降で感じ方がすごく変わったあいにくあんたのためじゃない 柚木麻子 もりとおるstarstarstarstarstarNano5話まで読んだんですが、マジで0話1話と2話以降のギャップに驚いた。1話ラストで「ホラー…?」(作画のもりとおる先生の前作のイメージに引っ張られ)と思いきや、なるほどこれが痛快爽快…。まさにタイトル通り「あいにくあんたのためじゃない」というお話。 少し前にTwitterで4話がいい感じにバズっていたのを見かけてすごくにやけました。毎回楽しみにしてます!あの時と変わらない #読切応援そして、つづく日々 りんごさんstarstarstarstarstarNano真昼間から読んでしまって顔が終わった…泣いちゃうよこんなの…うおお…。 絵がとっても綺麗で読みやすくて(特に表情が好き)、超長いページ数があるわけでもないのに徳さんとはちの関係性の強さや気持ちがすっごく伝わってきて「よかったなぁ、おめでとう」のシーンでもう涙腺決壊しました…。長生きしてください、ほんとに。 作者のりんごさん先生調べてみたら「おじさんたちの男子会」の方だった…!この先生の描くおじさん好きすぎる…。変態患者への対応記録魔法医レクスの変態カルテ 元三大介starstarstarstarstarゆゆゆ「魔王が打ち滅ぼされ平和が訪れた世界」という、アフターストーリーの世界。 同じアフターストーリーなのに、『葬送のフリーレン』とは回れ右するくらい方向が違うのが、また良いですね。 なんかすごい魔法医のレクス先生が、困った問題を抱えた(主にシモ)患者達に対応するという、シンプルなお話ですが、トラブルのバリエーションがとっても豊富です。 Web掲載版のサムネイルと各話のタイトルをチラッと見ていただけたら、豊富さが伝わると思います。 スライムとか異種族性交の悩みとかビキニアーマー男性とか。 ちなみに本作を友達に勧めたあと、友達が漫画に触れてこないの理由は考えないようにしています。 いやだって、おもしろいじゃん?!さらにハッピーエンドじゃん?!幼子に見せられない以外、どこに問題があるの?! 作者の元三大介先生がXに書かれた裏話で、「マンイーター」の回が裸体や性交渉の描写がないので一番プロモーションに使われやすい(チンは取れてる)には笑いました。 漫画を読み直して、もう一度笑いました。 レクス先生は年は取っているもののイケメンなうえに、患者のことをしっかり考えていて、治療の力もすごくて、きっとこの人はもしかしたら…と予想するも正解がわからないまま、変態な患者が運ばれてきてひと笑いするという流れがとても好きです。 更新が楽しみな漫画です。どうしてこのタイトルなのかわからなかった…どうにでもなれ 壱弎ハルヒト名無し※ネタバレを含むクチコミです。SNS全盛時代のボーイミーツガールまんが道 #1巻応援推し殺す タカノンノstarstarstarstarstar_border兎来栄寿Xのタイムライン上で「いいね」「リポスト」の数が表示されなくなるというニュースが出てきて話題になっていました。蓋を開けてみればあくまでもタイムライン上での措置ということしたすが、個人的には「いいね」数や「リポスト」数という情報が本質を遠ざけているケースも多いのでまったく見えなくなってもそれはそれで良いのではないかと感じます。正確な情報や良識に配慮した投稿より、そうではないものの方がより拡散性は高いですし。 そんな折、このタカノンノさんの新作の『推し殺す』1巻が発売されました。 高校生にして「大森卓」というペンネームで漫画家デビューしたもののネット上での酷評を受けマンガを描くことができなくなってしまった主人公・小松悠が、大森卓作品のファンすぎて「殺す」と意気込んでマンガを描いている女性・三秋縁(みあきゆかり)と大学で出逢う物語です。 明らかに大森卓に影響を受けすぎており、またさまざまな点でこなれていない縁のマンガに対してつい的確なアドバイスをしてしまったことで縁から自分の編集者になって欲しいと懇願され、ふたりの奇妙な関係が始まっていきます。 悠が本当は相手から巨大な感情を抱かれる大森卓その人であるという秘密。それを隠したまま進行するところにストーリーとして引きがあり、また才能を持ちながら描けなくなってしまった主人公と、まだ原石ながら努力する才能はずば抜けており性格的には拗らせていてかわいい縁の主軸となるふたりのキャラクターと関係性もとても良く、どちらにも共感しながら読み進めました。タカノンノさんの描くこういう女の子は本当に良いです。 この作品には縁がSNSアカウントを作ってそこでマンガをアップロードし多くの人に見てもらおうとするエピソードがあります。その際、9万人以上のフォロワーを持ち在学中にプロデビューを果たしているminaruこと先輩の石黒成美に対して勝負を挑んでいくことになります。 ここが現代的で面白くもあり、SNSの功罪がよく表れていて考えさせられる部分でもあります。 良い面は、もちろん多くの人に見てもらえることです。一昔前、たとえば『バクマン。』などの時代はまず編集者に見初められて雑誌に載らなければ、たくさんの人にマンガを読んでもらうこともデビューすることもできませんでした。しかし、今はSNSでバズれば編集の方から声がかかることもありますし、何なら出版社を通さずとも個人で出版したりサブスク形式で配信したりといった手段もあります。作中でminaruが今は編集なんか要らない自己プロデュースの時代と言い放ちますが、そういう面も存在することは否定できません。純粋な作品を創る力とは別に、それを効果的に届けるための力もまた大事な時代です。 一方で悪い部分はといえば、SNSでの評価はあくまで指標にすぎないにも関わらずそれが目的化してしまいがちであること。また、それによって心を乱されることです。「いいね」「リポスト」「フォロワー数」などにこだわり過ぎると、やがてしんどくなる時が来ます。なぜなら最初は1つの「いいね」でも嬉しかったはずなのに、やがて「100いいねしか来なくてあまり伸びなかった」という風に感じられてしまうからです。何なら万バズが日常化していれば1000いいねでも少なく感じる人もいるでしょう。本来は1000人に良いと思ってもらえるなんて途轍もないことなのですが。 そもそも、まったく同じものを投稿したとしてもタイミングや運によってどれだけ拡散されるかは全然変わります。バズったから良い作品、バズらなかったから悪い作品、そんなはずはないのですが潜在的にはそう捉えてしまいがちです。良いマンガがまったくバズらなかったり、それが後日に驚くほどバズっていたりする光景は何度も見てきました。 それでも、やはり多くの人に見てもらっているというのが数字で実感としてわかるのは作り手側として見れば嬉しい部分も大きいことでしょう。人間、承認欲求にはなかなか抗えません。そして、編集部側などでも数字が出ているということは上を説得する材料として非常に強力です。故にそこに頼ってしまいがちです。 ただ、バズりやすさだけを求めると作品が類型化していきます。ちょうど先日『ビッグコミックオリジナル』の編集長がこのように仰っていました。「編集者は流行に乗っかるのが仕事ではなく流行を作り出すのが醍醐味である」と。研ぎ澄まされた作家性の原液を浴びるようなその人にしか描けない味がする作品を、自分の好きな気持ちや負の感情を煮詰めたものを読ませて欲しいと、贅沢な一読者としては常に願っています。 だからこそ、縁がわかりやすくバズるための手法を安易に使わず正統派なマンガを描いて勝負していこうとする姿勢を見せたとき、私は心の中で拍手喝采でした。 縁たちのまんが道はこの先どうなっていくのか。 悠が再びペンを握れる日はくるのか。 楽しみに見届けていきたいです。比べるもんじゃないお隣さんは理想の夫婦 アン・ミツコstarstarstarstarstar_border野愛タワマンに住んでヨガ講師やって素敵な旦那様と仲良く暮らす勝ち組主人公。 お洒落で優雅な暮らしをSNSで発信して、誰もが羨む幸せな日々を送っていたはずだったのに……。 いや、送っていればよかったんだよ…!! お隣さんが自分より美人で旦那もイケメンでたぶんフォロワー数も多いあの人だったというだけ。でも羨ましくなってしまって、自分の持ち物が途端にチープに見えてしまう気持ちもわからなくはない。 わからなくはないけれど、主人公の執着心には引いてしまう。幸せならいいじゃない。 結局誰も不幸にはなってないけれど「うわぁ…」みたいな気持ちにはなった。 誰かと比べたってしょうがない、自分が選んだ人や物に誇りと感謝を持てる人間でありたいなと思った。被害者面してすするラーメンはうまいか?あいにくあんたのためじゃない 柚木麻子 もりとおるstarstarstarstarstar野愛※ネタバレを含むクチコミです。しっとりと混ざり合う日常非日常#真相をお話しします 結城真一郎 もりとおるstarstarstarstarstar_border野愛視聴者に語りかけるように進んでいくミステリー。日常にあり得るシチュエーションで淡々と展開していくのが動画配信を見ているようで、目が離せなくなります。 こちらとしては語り手である主人公の言葉を信じて読むしかないのだけれど、なんとなく胡散臭いような、演技がかってるような、隠し事をしているような……手放しに信用できない感じも配信者っぽくてよくできてるなあと感心しました。 わかりやすいどんでん返しや大見得切って犯人追い詰める演出はないけれど、しっとりじわじわ日常非日常が混ざり合う感覚が面白い作品です。オムニバス形式なのも読みやすい。からまわり妄想が面白い妄想先生 ゆずチリ六文銭英語教師・色咲桃子は、男子生徒ならいつでもエロいことを考えていると思っているほど偏った思考の持ち主で、生徒のちょっとした言動で妄想を広げる(大体シモ)癖がある。 しかし、生徒は別に何とも思っていない、そのギャップの滑稽さを狙った作品。 1人で妄想、というか終いには暴走している色咲先生が、おバカ可愛くてずっと読めてしまう。 クラスメイトも、天然の妄想屋や純情なギャル、ハーフの女子高生など続々登場してきて層も厚く、この絡みも合わさると何重にも妄想が広がって面白い。 エロコメ的なノリが好きな人にはおすすめできる作品です。 「記憶消してもっかい読みて〜!」が叶ったら…?記憶を消して読みたい漫画 タカノンノ名無しおもしろい!!! 最初はやっぱり「あったらいいな」と思うんですが、読んでくうちにゾッとするような展開に…!!でもラストはとてもエモい!!! 読んだ記憶を消すって、たしかにそういうことだよな…是非とも連載化してほしいです…! #読切応援怪異の介護 コイケナツキ名無し「終わりって、1話終わりって意味だよね…?」と思ってしまうぐらい(見る人が見れば)完成度が高い読切です(断言)。連載化したら、怪異の数だけエピソードが多くなると確信しています!認知症との向き合い方 #読切応援怪異の介護 コイケナツキ名無し※ネタバレを含むクチコミです。かわいい姫乃ちゃんに恋はまだ早い ゆずチリstarstarstarstarstar山下真司子供らしさが全面に出ててほっこりする。 ピヨちゃん読んでるみたいなもん。「かわいそう」は誰が決めたかわいそうな私たち 乃田ユウキstarstarstarstarstar_bordernyaeメッセージ性がハッキリしていてよかったです。 他人が、自分が持ってないものを持っているのを羨んで勝手に相手が自分より幸せだろうと決めつけることは、相手にとって残酷だったり失礼だったりする。実際、美しい容姿を持っているのは恵まれていることだと言っていいと思う。ただ、恵まれているからと言ってその人が自分の理想としている人間関係や人生を持っているかと言ったらそれは本人にしかわからない。クレしんのかほりのする狸化け! へだてなく 夜なのに朝日名無しめっっっちゃ好き。最初のおっちゃんの「改行気持ち悪いなあ」でもう笑った、ほんとそう。 妙に調子がよくて小賢しいけどそれより愛らしさが上回る男の子・くぬぎがきゃわいい。 今まで名詞のあとに事変って付ければ何でもお洒落でかっこよくなると思ってたけどたぬきは例外だった。平成たぬき事変はまぬけな可愛さがある。 多摩ニュータウンの狸の話も、京都の狸の話も好きだけど、浅草の狸ってのもいいですね。たぬきはいいものだ。 私もロイホのハンバーグ食べたい。ほのぼのダークメルヘン天国に近いバイト horieri名無し※ネタバレを含むクチコミです。読むだけでツラい世界で一番君が嫌い 佐藤夏starstarstarstarstar_border山下真司この手の考えさせる社会派漫画は読むだけでキツいから苦手。幼なじみはつくれる今日から始める幼なじみ 帯屋ミドリ六文銭「私の幼なじみになってください」 と、愛の告白のごとく関係がはじまる、主人公・相田航平と転校生・柚木楓の2人。 席も隣、家も隣というおまけつき。 この距離は、もうよくある幼なじみフラグでしかないので、あくまで「幼なじみ」として関係を深めていきます。 朝起こしにいくとか、部屋の窓ごしに会話するとか。 だけど、朝起こしにいこうとするも航平の親御さんが気になるのでいけなかったり、また意外と家と家の間が微妙に離れていて思ってたのと違うことに戸惑い、失敗することも多々。 だけど、この「幼なじみとしてのテンプレ」をこなそうと頑張る2人がとにかく可愛くて・・・良いラブコメです。 幼なじみなら、間接キスも余裕だろとジュースを交換し飲もうとするも、2人して口をつけないで飲む様に自分はやられました(添付画像参照) 『からかい上手の高木さん』が完結してロスってましたが、本作で補充されている気分なので、高木さんが好きな人はハマると思います。(萌えポイントと関係性は違いますが) 世界で一番君が嫌い世界で一番君が嫌い 佐藤夏starstarstar_borderstar_borderstar_border寸々う〜ん、キャラクターが話を進めるためのセリフを強要されている感じがする…。 「謝られるとさ 許さない方が心狭い感じするよね」「でもね 同時に嫌うのって疲れちゃうんだなぁって思った」「うちのお母さんはね世の中に引け目があるの」「日常の小さな失敗から少しずつ自信を失って どんどん生活範囲も世界も狭めていくの」 小学生からこんなセリフ(に至る思考)が出るか…?せめて高校生くらいが主人公の方が説得力があった。<<12345>>
高嶺の花であるみちるさんが素(?)に戻るときの状態があまりに可愛すぎる。なにあれ?おしゃぶり加えたウサギ?CLAMP?けしからんとはこのことよ。