モーニングの感想・レビュー812件<<2930313233>>極めてスタイリッシュでエレガントな飯テロマリアージュ~神の雫 最終章~ 亜樹直 オキモト・シュウmampuku※ネタバレを含むクチコミです。読んだ後顔そり行きましたバーバーハーバー 小池田マヤ大トロ床屋さんののんびり主人と恋愛に不器用なOLのラブコメディ。 片想い中の女性あるあると、床屋の日常が可愛いタッチで描かれていて読むとほっこりした気分になれます!楽園タクシーに生息する癖が強すぎるおっさんたちの日常楽園タクシー配車日報 たむらあやこリコピン100%楽園タクシーで働く配車係とドライバーのおっさんたちの日常。たむらあやこ先生のお父さんが働いている会社がモデルになっているらしい。モアイで連載している。 お世辞にもガラがいいとはいえず、主人公の中谷さんが同僚から物取りと疑われた時に「嘘つきとドロボーしかいないような会社」と言ったんだけど、わりとそんな感じでだいたいみんな素行が悪い。そんなおっさんたちがいがみ合ったりたまに手を取り合ったりお客と揉めたりする話。 2話目のスピード狂のドライバーのおっさんの話は、ババアに煽られてレースに発展する話で結構笑った。あとは医者に気に入られてほとんど専属の扱いになったおっさんの話は人情系の話で好き。ギャグから人情ものまで幅広くあって、サクサク読めるのでおすすめ。『う』特別篇「駅うなぎ」 ラズウェル細木 モーニング2017年34号『う』特別篇「駅うなぎ」 ラズウェル細木名無し35周年読み切り祭り【CARNAVAL】第16弾 『制服ぬすまれた』 衿沢世衣子 モーニング2017年34号制服ぬすまれた 衿沢世衣子名無し35周年読み切り祭り【CARNAVAL】第17弾 「うちのクラスの女子がヤバイ」「シンプルノットローファー」の衿沢世衣子が描く、 ミステリーテイストな読切。 単行本の方が読みやすいなエマは星の夢を見る 高浜寛 エマニュエル・メゾンヌーヴ ジュリア・パヴロヴィッチ名無しミシュランガイドの調査員の実体験を漫画化した漫画 ミシュランガイドの仕事が細かく書いてあったり、採点の基準などがあり良かった。 雑誌掲載時は印刷が汚くて、ちゃんと読んでなかったミシュラン調査員の仕事がわかるエマは星の夢を見る 高浜寛 エマニュエル・メゾンヌーヴ ジュリア・パヴロヴィッチ名無し原作のエマニュエル・メゾンヌーヴさんが作中の「エマ」だと思うが、フードライターをしていた彼女が一念発起してミシュランガイドの調査員になった初めの1年間のマンガ 当然たくさんの料理が出てくるんだけど、ミシュラン調査員は料理のどこを評価しているかや、食事だけでなくホテルや店員の態度などもしっかり見ているんだなというのがわかる。 また、料理の評価もメモが取れないから基本的に全部記憶するという時代錯誤的だが、その実績を支えてきた影の努力が垣間見えるところもいい。 1巻で完結していて読みやすい。日本も1話だけ登場するがやはり他の時とは違う感慨のようなものがあった。 『死に神』 坂上暁人 モーニング2017年30号死に神 坂上暁仁名無し第71回ちばてつや賞入選作品。 死ぬことばかり願ってた元武士が、「死神」から力を授けられ人を救う医者になるのだが…。 墨絵のようなタッチが印象的だった。 終盤の空虚さを表すように、どんどんと色がなくなっていく。 絵とストーリーの組み合わせが上手。 モアイ http://www.moae.jp/comic/chibasho_shinigami?_ga=2.97895196.266229393.1498210060-1619151705.1476162072 熱い二足歩行ロボット開発アイアンバディ 左藤真通名無し理想を曲げない零細ベンチャー企業の主人公と現実を見て大企業に進んだかつての友人。取材がしっかりしてて、今のロボット開発業界やMaker文化の話も出てくるので、その分野に興味がある人も楽しめそう。『It Follows Me 童貞的中年奇譚 』新井英樹 モーニング2017年30号It Follows Me 童貞的中年奇譚 新井英樹地獄の田中モーニング35周年企画【CARNAVAL】 新井英樹がモーニングに載るのは「宮本から君へ」以来か? 中年男の図書館司書とアルバイトの女子大生の話。 家庭を持ちながら、自分と向き合う童貞的な中年がよく描かれていた。 高浜寛の新連載!ミシュランガイドの話エマは星の夢を見る 高浜寛 エマニュエル・メゾンヌーヴ ジュリア・パヴロヴィッチ名無し※ネタバレを含むクチコミです。マンガの描き方はわからないけど、小林まことらしいギャグが詰まっている闘魂プロダクション マンガの描き方 小林まこと名無しマンガの描き方という題ですら小林まことのギャグなんだろうなと思うくらいマンガの描き方については何も学べない。けど、そんなことは気にならない。 人気実力ともNo.1 描けば雑誌が売れる 年収7億の漫画家Kの話だが、すぐ原稿をほっぽり出して逃げ出したりする。編集に捕まって描いたマンガも見開きページの連続の斬新(手抜き)マンガみたいなギャグが満載。ある意味では、こうして俺はマンガを描いてきたということなのかもしれない。 自伝マンガとしては青春少年マガジンの方が内容は詰まっているがシリアスなテイストもあった一方で、小林まことのマンガ家生活を完全にコメディとして仕立てたのがこの漫画かもしれない。 ちなみに『What’sMichael?』のマイケルのモデルになった猫が「青雲の志・苦闘編」に出てくる。 野田塔子『三つ子のたましい (第71回ちばてつや賞準大賞)』(モーニング2017 No.29)三つ子のたましい 野田塔子名無し第71回ちばてつや賞 準大賞受賞作品 http://www.moae.jp/comic/chibasho_mitsugonotamashii 金聖鎭『引っ越し (第71回ちばてつや賞大賞)』モーニング2017年28号引っ越し 金聖鎭名無しちばてつや賞 大賞受賞作 ーーー殺人の罪で死刑を言い渡された男。刑の執行のさなかに、彼の意識は「自分の人生が記録された本」が並ぶ不思議な書斎へと導かれる。 重々しいストーリーながら、過去を振り返ってゆくノスタルジックな描写が、物語にテンポを生み出していた。 ちばてつや先生のコメントにあるように、画力が高いだけでなく時間をかけて丁寧な作画をしている印象。ハイクオリティな読切だった。 モアイでも読めるぞ。(なぜか題字がモーニング本誌と異なっている) http://www.moae.jp/comic/chibasho_hikkoshi『JK 大町久美子』弘兼憲史 モーニング2017年27号JK 大町久美子 弘兼憲史中継ぎ次郎モーニングの読み切り企画【CARNAVALカルナバル】、今回は弘兼憲史で『JK 大町久美子』 まさか大町久美子が出てくるとは…しかも女子高生時代だと…っていうのでかなり驚いた。 成績優秀で友人や教師からの信頼も熱い大町久美子が夜のバイトをしているっていう話で弘兼憲史のエロティックさが存分に出ている。 前後編で28号に後編が掲載されるようだ。『マンガ サ道 ~マンガで読むサウナ道~』タナカカツキ モーニング2017年28号マンガ サ道 ~マンガで読むサウナ道~(読切) タナカカツキK【CARNAVAL】の11弾としてタナカカツキ『マンガ サ道 ~マンガで読むサウナ道~』の最新ストーリー。 サ道ファンならぜひと言いたい。サウナに行ってととのうと全てがうまくいく。サウナに行きたくなった。 日の目は見なかったが人々の心には残り続けたブルースバンドの最後のツアーHey!!ブルースマン 山本おさむリコピン100%結成して20年以上経つブルースバンド「ブルース・ファイブ」はギターボーカルでリーダーの西島が心臓に病を抱えてしまったため、解散を決定。ただ最後にこれまでお世話になったライブハウスとファンに挨拶をするため無理をおして全国を巡るツアーをすることになった。 ライブシーンも迫力があるが、ブルースを描いているだけあって哀愁が凄まじい。ただ、哀愁を悲観して嘆くのではなく歌にするパワーは作品全体に広がる哀愁にも通じている。西島が倒れた時に尾崎が「醤油たらしたメシよりステーキ食いたかったわ!!」からの一連のセリフがすごく好き。神様はあれもこれも許しちゃくれないっていうところ。 『美術部の海野さんと山田くん』真造圭伍モーニング2017年27号美術部の海野さんと山田くん 真造圭伍地獄の田中【CARNAVAL】の第10弾、この読み切りが真造圭伍モーニング初登場だとか。 美術部で真面目に絵を描いている山田くんは、絵も描かずにだべっているだけの美術部員海野さんがそんなに好きじゃない。けどある日海野さんに絵を褒められて「普段はキモーいってバカにしてくるのに急に褒め出したから何か裏があるのでは?」って勘ぐっていると、案の定マニキュアを塗って欲しいと頼まれた、っていうマンガ。 真造圭伍らしい、なんてことない日常を捉えながらも心情がよく伝わってきてなんだか懐かしい気持ちになるいい読み切りマンガだった。幼い頃の曽根富美子と酒飲みの父親の話ブンむくれ!! 曽根富美子なまこデラックス幼い頃の曽根富美子と酒飲みの父親の話。 父親は炭鉱で働いていて、仕事中は寡黙で真面目に仕事をするんだが、一旦酒が入るとダメで性格が真逆になる。暴力を振るうとかではなくそこらへんで寝るわ歌うわで陽気さが限界突破するタイプの酒飲み(だけど寝坊はせずに毎朝きちんと出勤するのはマジですごい) その父親の困った親父も曽根富美子の弟が祭りで緑色のヒヨコを買ってきたときの話では、作品の中では珍しく親として子供が可愛くつい決心が鈍ってしまう姿が描かれていて一番好きな話だった。 炭鉱街で変わり者も多く、その分子供ながら苦労したことも多そうなのも時折描写されるが、基本的にコミカルに描かれているので読みやすく面白かった。 労働基準監督官の漫画。社会人は一回読むと良いかもダンダリン一〇一 田島隆 鈴木マサカズ とんたにたかし名無し若手労働基準監督官の段田凛とベテランの土手山のコンビが労基の問題を解決していく漫画。 ブラック企業が〜って叫ばれるようになったけど、具体的に労基は労働者の何を守ってくれるのかっていうのは難しいっていうか調べるのが手間だったりするが、割とわかりやすく話の流れとして理解できてよかった。(全部わかるというわけではないが) ただやっぱりこんだけ働いてくれる労働基準監督官がいれば良いなぁって読み終わって思いました3話目 小林まこと「What's Michael?」が誕生した瞬間モーニングを作った漫画たち コージィ城倉ひゅっけモーニングの2017年26号は「What's Michael?」が生まれた瞬間でしたー お詫びのページも懐かしい そして「What's Michael?」ってタイトルの由来が雑w連載を何本も抱えているからしょうがないけどw『アンロック』 原作:小林靖子/漫画:鎌谷悠希 モーニング25号アンロック 鎌谷悠希 小林靖子地獄の田中モーニングの35周年読み切り企画CARNAVAL第七弾は原作小林靖子、漫画鎌谷悠希のコンビで『アンロック』しかも3号連続のストーリーになるよう。 テーマパークを改修して作られた刑務所が舞台で、そこでは囚人たちの懲役年数を金に換算して借金として扱っている。罪は働いて返せということらしく刑務官とかもいない独立都市的監獄。ちなみに殺人だと1億円くらいらしい。 そこに宗教大学の見習い僧が授業の一環?として「位牌回収」にやってきたんだけど、その位牌がなにやら事件を呼び起こしそうっていうところで終わった。 伏線というか話の盛り上がりそうなところが結構あって面白かった。 『Myosotis』南Q太 モーニング2017年24号Myosotis 南Q太名無しモーニング35周年記念の連続読み切りCARNAVALの第6弾 タイトルは、「ワスレナグサ」の意。 南の島に嫁と旅行に来ていた男が、不思議な少女と出会う。 色々とこんがらがってしまった自分の気持ちと向き合う、シンプルながら良い読切作品だった。 ちなみに、ひらけ駒の連載も近々再開するようだ。 『度胸星』/『へうげもの』の山田芳裕のデビュー作大正野郎 山田芳裕starstarstarstarstarマンガトリツカレ男大正時代の文化と芥川龍之介にかぶれた主人公 平 徹の学生生活の漫画 主人公と周りのズレが面白いが同じ下宿にいる佐山の部屋は主人公の部屋よりもおかしいとは思ってる 下宿の大家の娘は、最高のヒロインだと主張する人がいるのはわかるな 今は文庫版も出て手に入りやすい <<2930313233>>
※ネタバレを含むクチコミです。