週刊ヤングジャンプの感想・レビュー527件<<1617181920>>1体で軍隊を全滅させる生物兵器!!シェイプシフター 岩井トーキはる※ネタバレを含むクチコミです。創作活動に触れる全ての人々に送る物語まくむすび 保谷伸sogor25主人公の土暮咲良(つちくれ さくら)は中学の頃から密かにマンガを描き続けていたのだが、本当に些細な、でも本人にとってはとてつもなく大きなきっかけによって、完全にマンガを書くことを諦めてしまう。そこから高校に入学し、新たに部活に入るという段階で出会ったのが"演劇"だった。 創作活動に対して挫折を味わった主人公が、それまでの経験を活かせる、でも全く違う分野で新たな創作活動に光を見出すという物語。個人的には、挫折から新たな才能を発露するという展開を高校1年生までの非常に若い年齢までの中で、しかも1話の導入の段階ではっきり描いていることを凄く新鮮に感じていて、またその導入があるからこそ、作品全体としてはとても軽妙な雰囲気なのに、作品のバックグラウンドに大きな熱量を感じられる作品になっていると思う。 この作品を読んだ時に2作品ほど頭の中をよぎった作品がある。1つは「フェルマーの料理」。こちらは数学の道に挫折した主人公が料理の道に活路を見出すという物語。主人公が目標を見つける経緯には近いものがあり、理系主人公の作品が「フェルマーの料理」なら文系の作品は「まくむすび」と言えるかもしれない。 もう1作が「イチゴーイチハチ!」。こちらも主人公は怪我という形で野球の道に挫折するが、それまでの経験とは全く異なる生徒会の活動に邁進していく物語。個人的には、最初は半ば強引に引き込まれたものの周囲の人々の影響で徐々に演劇部に馴染んでいく咲良の様子が「イチゴーイチハチ!」の主人公・烏谷や幸に重なって見え、今年惜しまれつつも完結したこの作品のロスを抱えるファンの心を埋める作品になってくれるんじゃないか、という期待をしている。 最後に、これは本当に全くの偶然なんだけど、2019年7月19日という日に「創作活動に対して挫折を経験した主人公がまた創作活動に向き合っていく物語」である今作の1巻が発売され読むことが出来たということは私にとっては救いだった。創作をする人であってもそうでなくても、この作品に触れることでどれだけ傷ついても前を向いて歩んでゆける、そんな作品になっていくのではないかと思う。 1巻まで読了山犬をめぐる男と女の物語山犬抄 有馬シ記はる「主人公の八は山犬の化物から美人の澄を救い共に暮らすが、実は山犬の正体が…」というあらすじ。 読み始めてまず驚いたのが、八の顔が洋風のゴツいイケメン(進撃のライナーみたいな)だったこと。 キャラの顔だけでなく絵が全体的にスタイリッシュで、和の物語を描くにはミスマッチなんだけど逆にそれがいい味を出してる。 澄と八が幸せに暮らす続きが見てみたい…!会心の一食をお見舞いしたるワ!華麗なる食卓 ふなつ一輝 森枝卓士名無しタイトル通りカレー漫画です! 料理漫画多すぎて食傷気味になり避けてしまう最近ですが、1ジャンルを掘り下げ型と思えば面白い。 一重にカレーと言っても色々あるんですね…長編なのですが1話1話安定感があります。 だいたいカレーと可愛い女の子が多い話。 読んだ後はもうカレー食べることしか考えられなくなります。 ココイチに置いてて欲しい 大きくなったり小さくなったりする女のはなし干物妹!うまるちゃん サンカクヘッド影絵が趣味先日のこと、昼休みにヤングジャンプを読んでいると、新卒のコーハイが「何読んでるんですか?」と声をかけてくる。目障りだと思いつつも「キングダムだけど」とだけ応えると、 「うまるちゃんは読んでないんですか?」 「ああ、あの大きくなったり小さくなったりする女のはなしね」とぶっきらぼうに応える。 「それはそうですけど、バカにしてるんですか!」 「いや、だって本当にそうじゃん」 という会話があった。 マンガを読んでいるところを邪魔されたから無愛想ではあったものの、バカにする気などはさらさらなく、むしろ、"大きくなったり小さくなったりする女"は個人的に漫画史においての重大なテーマですらある。"大きくなったり小さくなったりする女"をもう少し丁寧に定義して言い表すならば、比較的に写実的に描かれていた主に女性のキャラクターが一時的にデフォルメ化されることで頭身が縮小する現象とでも言えるだろうか。 近年でもっとも印象的な"大きくなったり小さくなったりする女"の代表としては、やはり『君に届け』の黒沼爽子が挙げられる。基本的には清潔で純情なラブロマンスだが、爽子の恥じらいがギャグとして描かれるときに彼女はデフォルメ化されて縮小している。先の定義で"主に女性のキャラクター"としたのは、このデフォルメ化による縮小が当初は少女マンガの表現方法として漫画史に浮上したのではないかとの推察からなっている。まず手塚治虫にはこの手のデフォルメ化はみられない。唐突なヒョウタンツギの挿入は、おそらくはこのデフォルメ化に近い要素を持っていそうだが、じっさいにキャラクターがデフォルメ化されて縮小しているわけではない、そもそも手塚治虫のキャラクターは始めからだいぶデフォルメ化されている。そこでもう少し先にすすんで「少女漫画の神様」と称される萩尾望都をはじめ、"花の24年組"の大島弓子や竹宮惠子や山岸凉子はどうかというと、描かれるキャラクターはデフォルメ化を遠く離れ、頭身は実寸サイズになってはいるものの、彼女たちが何かの拍子に不意に小さくなることはいまだみられない。そこでさらに時代を進めて川原泉のマンガを読んでみると、ここではもう明確にデフォルメ化によるキャラクターの縮小が起きている。しだいにこのマンガ表現は男性マンガにも活用されていき、たとえば、マンガ史上もっとも写実的なマンガのひとつといえる『スラムダンク』では、ファールで退場しそうな桜木花道が逃げ腰のディフェンスになり、その様子がデフォルメ化の縮小として描かれているし、当のうまるちゃんではもっとも過激で大胆なデフォルメ化の縮小が行われている。そのほか印象的なものを挙げるなら、津田雅美の『彼氏彼女の事情』、吉田秋生の『海街diary』に連なる連作などがあるだろうか。吉田秋生のデフォルメ化は、その顔が松本零士『銀河鉄道999』の星野鉄郎みたいになるというオマケ付きである。 では、いったい、いつどこで誰が、このデフォルメ化による縮小というマンガ表現を使いはじめたのか、ここを明らかにすることは漫画史を俯瞰するうえでとても有意義な試みだと思うのだ。やばい、面白いDINER ダイナー 河合孝典 平山夢明名無し映画化になったし気になるしと読み始めました。 やばい面白い!!!! 導入がすごくうまい、一気に没入します。 殺し屋の定食屋、先に知っておくのはそれだけで十分一巻から次読むまで本を離すことができません。 予想外、驚き、予想外の連続、漫画はこうでなくちゃ…キングダムキングダム 原泰久名無しストーリーがとても面白く夢中になって読めるマンガです。人気があるのがわかりました。 ゴールデンカムイゴールデンカムイ 野田サトルおかか囚人の話から始まってすごく引き込まれました。早く次読みたい作者名もタイトルも一新して新連載スタート!さばいさんインザブッシュ 成田しがおナツオ末広光名義で、『彼女の野性が手に負えない』のタイトルで、2019年6月6日YJ27号から連載スタート。 連載版1話を読切を比べてみると、読切のほうが鯖井さんが少しおとなしい感じかな(ヤバイのは一緒)。あと師匠ポジションのお父さんが若くて格好いい。 ↓読み切り https://tonarinoyj.jp/episode/10834108156630777437キングダム キングダム 原泰久もやし李白はやくやっつけてほしい。 続ききになるなあ 信じたくて信じられたくて信じたから走る。強く、速く、遠くへ。風が強く吹いている 三浦しをん 海野そら太名無し※ネタバレを含むクチコミです。面白い🤣物ノ怪奇譚 山口和海うし私は この漫画を 電子版ではなく 紙の雑誌で読みました。 私は犬か大好き。 狛犬の 右近 左近 がとても印象に残りました。 1番大好きなのは 右近です。 可愛いキャラです。 続きが是非読みたい。 そう思う作品でした。 内容が連載向け物ノ怪奇譚 山口和海nyae※ネタバレを含むクチコミです。 テラフォーマーズを読んでテラフォーマーズ 貴家悠 橘賢一名無しとても面白かったです 少し話は難しいですが、楽しめました。「無敗の弁護士」が法廷という劇場で暴れまわる殺人無罪 上田宏 熊谷純mampuku良くも悪くもヤンジャンっぽい漫画ですね。良く言えばハッタリが効いてるし、悪く言えば浅薄な印象を受けます。キャラ先行でヒロインの言動行動が嘘くさく感じるきらいも。ただ、原作付きなだけあって同じYJでサスペンス要素のあるドロ刑やリビドーズなどと比べるとセリフの強さは抜けていますね。難しく考えなければ読んでて楽しい連載です。 理論強度が高くてセリフが深くて読み応えのある漫画はモーニングなどに任せて、ヤンジャンにはこういうハチャメチャさを大事にしてほしいです面白い東京喰種トーキョーグール リマスター版 石田スイ名無しストーリーがとても面白く時間を忘れて読める 面白い…!MoMo -the blood taker- 杉戸アキラ名無し吸血鬼×オッサン幼女×刑事モノ という理想の設定が100%入った漫画! 絵もうまいです。 吸血鬼ネタは多々あれどどれも面白くなるので外さない要素なのかなと思いますね。 主の幼女もいいんですけど吸血鬼っぽくなる主人公のおじさんが色気ありすぎですね。 ぜひご一読を。心震える作品!!キングダム 原泰久しーまん歴史話ではあるものの、色んな局面で自分の心が主人公や仲間と共に震える、人生を動かしてくれる作品です!!サクッと読めるコントフィギュア 飛田伶名無し絵が好みです。 え?なぜ?というシチュエーションから始まり、だんだんと背景が見えてきて、意外な結末を迎えます。 強盗に金額交渉したり、かまわず痴話喧嘩したりと少々現実味が薄い感じが気になりましたが、最後は「お〜」とおもわずニンマリしてしまいました。 居場所のない2人のUFOに攫われる旅ULTIMA THULE 西村隆たか※ネタバレを含むクチコミです。絵柄と背景を想像させる余地がいいエヴァトピア シバハルマたか※ネタバレを含むクチコミです。明るいノリで結構スパイシーな4コマギャグ私立T女子学園 竹田エリ名無し※ネタバレを含むクチコミです。 意味のわからない状況をただ繰り返す未知との散歩道 U4にわか※ネタバレを含むクチコミです。とても寂しくてすこし甘美な短編一本花 横槍メンゴ名無し繊細で美しく壊れていく女の子を鮮やかな筆致で描いた作品。 言葉選びが、またいい。ちょっと近かったけど、遠かった憧れの女の子を、漫画家になった冴えない女の子が回想し、語るというのが大筋だが、メタモノローグの過去回想で語るという形式がこの話にはよくマッチしていた。 思考と思考が噛み合ったようで、そんなことはなくて、すれ違って、解けて、知らないうちに彼女はいなくなってしまった。このことを回想する主人公は古傷をそっと触るような切なくて、甘美な気持ちになっただろう。距離も時間も遠さも関係なく、彼女はその時間へ回帰し続ける。そんな気がした<<1617181920>>
※ネタバレを含むクチコミです。