月刊ビッグガンガンの感想・レビュー58件猫猫とじんし早くくっついて薬屋のひとりごと 日向夏 ねこクラゲ 七緒一綺 しのとうこstarstarstarstarstar_borderパイナップル最近の推し。 早く猫猫とくっついて〜と願ってる。 2つあるけど、絵柄はこちらの方が綺麗だけど、もう一つの方が小説を丁寧に描いていて描写は細かい。 こちらの方は2巻(だっけかな?)の宴で毒味をするシーンが、素敵。毒がすごく美味しそうで、猫猫の人物像がよく分かるシーン。 ▼ちなみに書籍化の前にここに投稿されています◎ https://ncode.syosetu.com/n9636x/転生魔王の友達作り史上最強の大魔王、 村人Aに転生する 下等妙人 水野早桜 こぼたみすほstarstarstarstar_borderstar_border宮っしぃタイトルの通り、転生した魔王が友達を作ろうとするお話 魔王の転生体なのでもの凄く強く、未来の世界では魔法が衰退気味だったので圧倒的な魔力と魔法で無自覚俺ツエーをしていき、周りの女の子たちにもモテつつ、とよくある異世界魔王転生したら世界が衰退してたから俺ツエー系の内容 よくあるありがちな内容ではあるので、個人的にすごく面白かったとかは無いが、一応異世界物ハンターの自分としては読んでおこうかと思った作品。 特にオススメってほどでは無いが、同じく異世界好き人間なら読んでおくと良いですよ。戦隊モノヒーローに求めるもの公務ですから! 坂口いく 清水ユウstarstarstarstarstar_borderゆゆゆUターン公務員就職し、常に「公務ですから」と業務に全力で取り組むイケメンエリート。 それだけでも眩しい設定なのに、彼がローカルヒーローの中の人まで演じることに。公務で。 人の心はあるのかわからないほど、機械めいたように見える彼だが「公務ですから」とスーツアクターも公務として全力でやりとげていく。 イケメンは何を着てもイケメン。 ローカルヒーローといえども、かなり凝ったスーツが作られている。 そのローカルヒーローをプロデュースしたのがデビュー後泣かず飛ばず、戦隊モノ大好きな漫画家。 なんやかんやののち、漫画家の彼女からはイケメンエリートへ好意の矢印が出ているが、イケメンエリートは気づくことがあるんだろうか。 まあ、気づかなくても青里市の公務には問題ない。 それに「公務ですから」を決め台詞に、イケメンが漫画家にあんなことこんなことを御奉仕してキャッ♡な展開になってしまったら、掲載誌も変わってしまう。 そうならないあたりが、少年誌掲載ラブコメである所以なのかもしれない。 と、つらつらと考えて、私の妄想はどこへ向かおうとしているのかと悩んでしまった。三部けい×アイヌファンタジー!お伽の匣のレト 三部けい 一般社団法人 阿寒アイヌコンサルンstarstarstarstar_borderstar_border素人ノワールアイヌ表現ある漫画ってわりとある気がするんですがガチのファンタジー漫画はなかなかないような! なんか安定して面白いです。 アイヌ民族に詳しくないのでどう広げるのか… 洞窟で女の子の封印を解くのがガチ王道ファンタジーの導入でワクワクしました。 スーパーの裏でヤニ吸う話が大流行中の著者の除霊モノロクレイ -天成市りんね区役所第六感部助霊課活動記- 地主さいろくどことなくGS美神のような勢いとノリもある(お色気系のギャグはないな…)第六感部助霊課の霊媒師とユーレイの話、略して「ロクレイ」。 除霊というか成仏させるというか、人間臭さがにじみ出る主人公コンビの活躍は温かみもあって良いものである。 もちろんそれだけにあらず。 3巻になってガンガンっぽさが出てきて、シリアス展開+バトル要素?が。 ただ、バトルと言ってもバトル漫画的なバチバチではなく、しっかり物語の良いところを突いた展開で、続きはよ!とさせてくれている。 地主センセイは去年末ぐらいから化けた感じがするので、ブレイクによる自信・SNSでのブレイクにおける葛藤なんかもありそうである。 今後に期待!アニメ化とかも待っちゃいたい!ゴブリンゴブリンゴブリン言っている人ゴブリンスレイヤー 黒瀬浩介 蝸牛くも 神奈月昇starstarstarstarstar_borderゆゆゆアニメを見て、なんとなく外伝の『イヤーワン』を読んでから、こちらを読み始め、さらに原作小説へ遡って読むほどハマっています。 アニメと同じく、イヤーワンと同じく、基本的な内容は 「ゴブリン共は皆殺しだ」。 シンプルです。 ストイックです。 ゴブリンへの攻め方のバリエーションは、おそらく他の漫画に追随を許しません。 イヤーワンと違って、ゴブリンスレイヤーが少し大人で、少しずつ気持ちが変わってきているのがおもしろいですね。 ビジュアルが出てくると気になるのはゴブリンスレイヤーの兜を脱いだ顔立ちなのですが、吹き出しやらなんやらで、上手に隠されています。 それからあまりにも自然に読めていたので、登場人物は全員、通り名や役職以外、本名が明らかにされていないことに気づきませんでした。 でも呼び名で誰が誰を呼んでいるかすぐにわかる。 すごい仕組みです。 ちなみに私の好きなキャラクターは、漫画版の魔女のおねえさんです。 魅惑的で、けだるそうで、独特の吹き出し使い。 でも恋する乙女。 乙女だけど、いろいろ知っていそう、なんだかすごく強そうなおねえさん。 あのツヤツヤしていそうなビジュアルが好きです。ただの薬屋ではない薬屋のひとりごと 日向夏 ねこクラゲ 七緒一綺 しのとうこstarstarstarstarstar_bordermotomiストーリーが面白いのはもちろん、絵がとても綺麗で読みやすい。イケメンの壬氏と猫猫のやり取りも楽しくて、今後の二人が気になる。アニメもあるみたいなので探してみようかな クオリティ高い良異世界物父は英雄、母は精霊、娘の私は転生者。 大堀ユタカ 松浦 keepoutstarstarstarstarstar_border宮っしぃ異世界転生物で、国を救った英雄の父と精霊の女王の母を持つ精霊の少女に転生した主人公 精霊の世界と人間界で色々な事件や問題を解決したりと、スローライフ要素もありつつ、元素を操る能力を持っている主人公は能力を使ってしまい逆に問題起こしたりと、ドタバタコメディ要素もありと、すごくバランス良い作品 魔法がある世界なので、バトル的な要素もあるが、どちらかと言うと異世界生活ドタバタ系の方が近い なによりも、画力高いので全体的にクオリティが高いし、物語もちゃんと作ってる感じもあるしと、総じてレベル高めな異世界物でしたアーケードゲーム懐かしいハイスコアガール 押切蓮介名無し学生時代、「ストリートファイト」や「KOF」をゲーセンでやりまくったせいで左手の中指と薬指の間にたこができた僕としては、とても懐かしかったです。 物語はラブコメディなのでしょうが、僕はアーケードゲームに心を奪われてしまいました。 人間はゲーセンを通じて成長していくのです。神狩りバトルアクションSTEAL AND DEAD 三部けいstarstarstarstarstar_borderハーシー三部作品で一番気に入ったのがこの作品。 アクションシーンのノリが良い。ステレオタイプの刑務所生活と、出動時のSF的非現実感のギャップも面白い。 しかし、神と鍵の秘密、主人公の過去、刑務所に潜入したICPOメンバーの行く末は?と謎をてんこ盛りに出した所で連載中断!!! なんとか再開してくれないだろうか。 押切先生がこんな漫画を書くなんて、、、!!ハイスコアガール 押切蓮介starstarstarstarstarあいざっく押切蓮介先生はホラー漫画のイメージしかなかったため、 このような作品を書かれるということにまず衝撃を受けました。 ゲームしか頭にない主人公とヒロインの不器用でピュアな恋愛がとっても可愛らしく、 純粋な気持ちでキュンとできる作品です。 絵は怖いのに、可愛いです (どうしてもホラーのイメージがあるので) 主人公のハルオはゲームしか頭にないろくでもない子に見えますが、 読んでいくうちにこの子がモテる理由何となくわかるなーと思えます。 他のキャラクターも魅力的で、 ストーリーもキャラクターも大好きな作品です。 私は昔の筐体ゲームに詳しくありませんが、 詳しい人だと懐かしさを覚えたり、あるあるが出てきたりして更に面白いと思います。 コアな表現が多いですが、筐体ゲームに明るくなくても勿論楽しめます!!最高すぎるオススメSHIORI EXPERIENCE ジミなわたしとヘンなおじさん 長田悠幸 町田一八starstarstarstarstar酒チャビン多分マンバを使い始めたころにオススメしていただき、2巻くらいまで読んで「面白いな」とは思っていたのですが、年末に刊行済19巻を全部読んでみました。 面白か!!相当青春要素が迸ってます!! 私の大好きなスポ根にバンドを掛け合わせた作品で、バンドも興味があったので、相乗効果で相当面白かったです!!ドンキホーテのパロディのドンキー布袋もプチギャグとしては良かったです! わたしがマンガを読む理由(求めている要素)が多分全部入ってるのではないでしょうか??好きすぎて、2022年に読んだマンガの中でも2位くらいには入ってると思います!柔道部物語とかちはやふるとか好きな方であれば多分楽しめると思います!! 今19巻ですが、だれるところもなく内容濃くぎっしりとここまで突っ走ってきている感じです! どうしても好きになれないキャラが2名いたのですが、すばる先生は途中からすごく好きになれました。あともう一人は丈二さんなのですが、いまだにどうしても好きになれず、しかも主役のバンドに入ったので、少し19巻時点ではテンションが下がってます。この後の展開に期待です。 おすすめ謎解き漫画!薬屋のひとりごと 日向夏 ねこクラゲ 七緒一綺 しのとうこstarstarstarstar_borderstar_borderこめつぶ「掟上今日子の備忘録」が好きで、綺麗な女の子が謎解きをする設定が良く、読みました! 謎解き漫画あるあるで、私も一生懸命考えながら読んでたまに当たるとお得感あってすきなのです。 結構ハラハラドキドキする!話のテンポも良くて早く知りたい欲をかきたててくれる。じっくり読める時は謎解きを考える、ストーリーを楽しみたい時はサクサク読んでスッキリする、など気分に合わせて読み分けしております。 好きな人はめっちゃ好きだし泣ける部分共感できる所がリアルかもしれない!クズの本懐 横槍メンゴstarstarstarstarstarこめつぶアニメが先だったので、ねっとりしたイメージを持ってしまっていた! 漫画でもその感じは変わらずな訳で。 大人なというか真っすぐじゃない感情を持ち合わせている二人。 2人しか知らない秘密があって。お互いで埋め合わせてたり、それもそれで寂しくなったり。 気持ちの埋め合わせに焦点を当てたお話なのかな。って思います。 共感できる部分やこんな時期あったな。なんて思い出したりしてエモい作品です。思考がイケメンブサメンガチファイター 弘松涼 上月ヲサムstarstarstar_borderstar_borderstar_borderママ子死んでない転生もので、見た目ステータスマイナスに振りすぎ(笑) 入金率がヤバい、ボスモンスター倒してもお金を手に入れることはできないぐらいの率だから、触ると金貨が霧散していく。 他のステータスを上げすぎていて向かうところ敵なし! 疑われても、ののしられても仲間を助けるしげるさん、いいひと。見た目ブサイクでも、心が優しい。 だって絶対神だから。原因はこの毒です!薬屋のひとりごと 日向夏 ねこクラゲ 七緒一綺 しのとうこstarstarstarstar_borderstar_borderママ子宮中もの 絵が可愛くて読みやすい! 主人公の猫猫が自分の持てる知識で次々に謎を解いていく痛快な物語。舞台は中国なのかな? 現代だったら科学捜査で判明するようなことも、機械もなく花街で培った情報や証拠で犯人を追い詰める。 自身の好奇心と知識欲をうまいこと上官に使われる感じが庶民ぽくっていいです(笑) 謎解きが楽しい薬屋のひとりごと 日向夏 ねこクラゲ 七緒一綺 しのとうこyun謎解きや豆知識が作中に出てくるのでとてもおもしろい。元々謎解きが好きなので読んでいてなるほどとなるし、少し恋愛要素も入るのでどんどん読み進めてしまう。絵もとても気に入っている。テンション高い!SHIORI EXPERIENCE ジミなわたしとヘンなおじさん 長田悠幸 町田一八む地道な教師が意外な一面を見せる、っていう設定は何度使っても 面白いと思うんですがこの漫画も王道でかっこい メガネの地味そうな女性なのにライブシーンになるとめちゃくちゃかっこいい! 幽霊がイヤホンジャックを首元にジャックインするのも良い… 退屈な毎日を吹っ飛ばしてくれる感じでスカッとしますビビりの霊媒師と女子高生幽霊が大暴れ! #1巻応援ロクレイ -天成市りんね区役所第六感部助霊課活動記- 地主sogor25この作品は年々増え続ける心霊トラブルに対応するため区役所に設置された“第六感部助霊課”、通称「ロクレイ」を舞台にした物語です。 ロクレイに所属するのは課長の末広光永と非常勤の霊媒師である払田(はらだ)来太、そして自称”頭脳担当”の女子高生幽霊・ゆゆ女(ゆゆめ)の3人。 この3人がロクレイに舞い込んでくる心霊がらみのトラブルに対し、人と霊の双方が納得する形での解決を目指し、“除霊”ではなく”助霊”を掲げた活動をしていきます。 霊媒師なのに極度のビビりな来太と関西弁でまくし立ててくるゆゆ女のコンビにより、 どのページをめくってもとにかく情報量の多いハイテンションなドタバタコメディをが繰り広げられます。 しかし、いざという時には来太とゆゆ女のコンビがとんでもない力を発揮していて、トラブル解決の瞬間にはこの上ない爽快感のある作品です! 1巻まで読了 自殺未遂から突如舞い込んだ結婚生活、しかしそこには"ウラ"がある #1巻応援わたしの契約結婚にはウソがある。 タナカトモ 諸星サロsogor25主人公の18歳の女性・門司ヨウコは、幼い頃に親に捨てられた上に養護施設でも学校でも見た目がブサイクだからといじめを受け、おまけに仕事もお金もなく、人生二限界を感じ自殺しようとしていました。 そんな彼女を助けたのが通りがかりの謎のお金持ちのイケメン男性・霧原鑑。 彼はヨウコに「死ぬくらいなら僕と結婚しよう」とまさかの提案をしてきます。 生まれて初めて人に優しくされたヨウコは鑑の"プロポーズ"を受けることになるのですが、鑑から1つだけ結婚の"条件"を提示されます それが、「鑑の理想の顔になるために美容整形を受けること」。 ヨウコは怪しい話だと思いながらも、もともと死のうとしてた所に舞い込んだ話のため、鑑の条件を受け入れ、美容整形を受けた上で彼と結婚することになります。 しかし、彼女が整形した「鑑の理想の顔」にはある秘密がありました。 それをヨウコはテレビ番組を見ているときに偶然知ることになります。 テレビに映し出されたのは、ヨウコが整形した「鑑の理想の顔」と全く同じ顔、そしてそれは10年前に顔を切り取られた変死体で発見された被害者の顔だったのです。 この導入の時点で物語に引き込まれるのですが、マンガとしての見せ方も上手く、2話以降も読みたくなるような力があります。 そして2話以降も、2人の結婚生活の日常的な部分も描きつつミステリー要素の深堀りもあるという絶妙なバランスで展開していくので、「契約結婚のウソ」の部分はもちろん、物語全体を見ても楽しめる内容になっています。 1巻まで読了作家と家政婦のパートナーシップは? #1巻応援〆切前には百合が捗る 鈴木マナツ 平坂読 U35 さきだ咲紀あうしぃ@カワイイマンガ田舎を飛び出した女子高生が、従姉妹の紹介で女性ラノベ作家の住み込み家政婦として働くお話。1巻は二人の会話が楽しいコメディの中に、同性愛の切ない感情が織り込まれて、やり取りに引き込まれました。 厳しい家で育てられた女子高生と、お金持ちな作家の思考のギャップや、純粋な女子高生をからかう作家のやりとりが面白い。 時折、女子高生が作家に寄せる恋心が見えるのですが、それが「同性愛である」事で色々鬱屈してしまっているのが、さらに切ないのです。 田舎で受けた心無い差別。居場所を求めて逃げてきたはずなのに、受け入れられるために同性愛を隠したい気持ち。それでも止められない恋心。彼女が東京で幸せになるのを、願いたくなります。 一方作家はというと、他人にも自分にも期待していない節がある。冷めた心で生きる作家にとって、女子高生がどんな存在になれるのか……二人のパートナーシップに、熱い可能性の予感です。 現実世界を描きながら、登場人物は女性ばかりの物語。男はいらない!という百合好きにも(1巻時点では)おすすめします。およそ30代後半のゲーム好きは大体好きだと思うハイスコアガール 押切蓮介六文銭なんとも、おっさんホイホイなマンガだと思う。 著者と境遇が似ている自分にとっては、より共感するんですよね。 「テレビゲーム」「駄菓子」そして少年時代の「淡い初恋」 といった、おっさんをノスタルジックに刺激する要素がモリモリです。 時代背景を丁寧に切り取ったストーリー展開。 ゲームのキャラ達が語りかけてくるというゲーム好きにはたまらない演出。 まるで自分の周りにもいたかのような登場人物達が、リアルな存在として眼前にせまり、我々を「少年時代」へと連れて行ってくれるんです。 経験に根付くものが多いですが、それゆえに共感した人は、どハマりすること間違いなしだと思います。 途中色んな事がありましたが、完結までいけて良かったのと同時に、 自分のなかで大切な1冊になりました。 余談ですが、日高ファンとしては嬉しい「ハイスコアガール DASH」も開始されて、まだまだ熱は尽きないです。 日高小春が教師になって帰ってきたハイスコアガール DASH 押切蓮介名無し母校の中学に教師として勤める小春は、問題児への対応に毎日追われている。ゲーセンからはもう何年も足が遠のいてしまっていたけれど、ある出来事をきっかけにかつての格ゲーへの情熱が再燃し、生徒からも一目置かれるようになる、というところまでが1巻。 小春がゲーセンに再び足を踏み入れるのが1巻の終わりの方で、それまでは教師として上手く立ち回れない苦悩が描かれます。 ハイスコアガールでは「恋を勝ち取るためにゲームする」という立ち位置だったけど、今回は「生徒を守るためにゲームする」という感じなのかな。2巻以降期待ですね。卓球場で巡り合う優しい縁しらたまめぐり 有馬ツカサあうしぃ@カワイイマンガ内向的な高一女子は、街の卓球場の前で同じクラスの陽キャ女子と出会う。彼女に誘われて卓球を始めるが、実は二人にはある因縁があった……。 ★★★ 少し祖母に卓球を教わったことのある主人公。その祖母と卓球場と、陽キャ女子の祖母の縁を辿りながら、主人公と陽キャ女子がダブルスを組んで試合に出るまでを描く。 卓球漫画としては「初心者あるある」が沢山描かれていて、ちょっと他の卓球漫画とは一線を画す。この作品を一言で表すと「本気で楽しむ」という台詞。真剣にやるけど、それでつまらなくなっちゃ意味ないよね、という力の抜け方がいい。 卓球の大会の描写も面白い。さまざまな世代が混ざって争う大会は、卓球ではよくあり、確かに小学生に負けたり、お年寄りに負けたりすることはよくある。当たり前なので悔しくもないのだが……いや嘘だ。めっちゃ悔しい。 初心者なりの戦いも熱いし、二人の友情物語も熱い。陰キャの成長譚と縁の巡り合わせと独特な卓球文化を織り込んで、充実の一冊だった。<<123>>
最近の推し。 早く猫猫とくっついて〜と願ってる。 2つあるけど、絵柄はこちらの方が綺麗だけど、もう一つの方が小説を丁寧に描いていて描写は細かい。 こちらの方は2巻(だっけかな?)の宴で毒味をするシーンが、素敵。毒がすごく美味しそうで、猫猫の人物像がよく分かるシーン。 ▼ちなみに書籍化の前にここに投稿されています◎ https://ncode.syosetu.com/n9636x/