ビームコミックスの感想・レビュー496件<<45678>>独特な世界観をぜひイムリ 三宅乱丈名無し地球ではない、どこかの世界のファンタジー。 「カーマ」「イコル「」イムリ」等の作品独自の言葉がたくさん出てくるので、言葉も覚えておかないと物語を理解する事が難しい。 最初は我慢が必要だけど、読むと止まらない作品です。 努力、友情、恋愛、成長、友達とかのジャンプコミックスに吐き気がする人はぜひ!!「親の資格」の法制化 #1巻応援 #完結応援星屑家族 幌山あき兎来栄寿『マーブルビターチョコレート』や「二番目の運命」、「マイハートドライバー」などの幌山あきさんが送る2作目の単行本です。 『マーブルビターチョコレート』のクチコミでも描きましたが、幌山(と書いて読み方は「ぽろやま」)さんの描くマンガは本当に良いです。ジャンプ+で掲載となった読切もそれぞれ内容は全然違いますが、ただ「良い」という部分だけはすべて共通しています。出版社を横断していますが、短編集なども出して欲しいですね。 さて、この『星屑家族』ですが、「親になるのが免許制」という社会を描いています。 作中でも、 「親……扶養者というのは子どもに対して 無自覚な強権を得ています」 と語られる通り、しばしばその権力をもって暴虐を振るう親が存在します。また、扶養者たる資格を持たず本人の意志もないまま実質的に扶養者となってしまうケースもあります。ひとつの命に対して責任を持つべき存在である扶養者に、資質や資格を問うべきではないのかという話はしばしば出てきます。もしそれを実現したら、という思考実験として秀逸です。 子供の姿をした「扶養審査官」が扶養者になりたい者たちをジャッジしていく様はなかなかのディストピア感ですが、実際にその判断を行う者・される者の間に生じる歪みや困難が非常に的確に描写されています。 扶養者の資格を得た人は「正しい」人とされる社会で、それを望まず審査に落として欲しいと望む男性の下での生活が営まれていきます。そこで芽生える様々な感情と振れ幅が見所です。 ネタバレせずに言えるとしたら、繰り返しになりますが幌山さんの描く作品群のこのテイストは本当に好きだなぁということです。ひとつひとつのセリフも冴えていて心の内に響くものが多くあります。 読み終えたとき、1,2巻の表紙を見比べながら改めてタイトルの意味を考え返しました。星屑、スターダスト。美しく、儚いもの。僕たちも星屑のかけらである地球から発生し、その血はいわば星屑の液体であると歌った曲もありました。簡潔にして、秀逸なタイトルです。 単行本が上下巻同時に発売となったのは、英断だと思います。上巻から1冊ずつ買うことを否定はしませんが、上下巻一気に買ってしまうことを強くお薦めします。オフロスキーテルマエ・ロマエ ヤマザキマリ名無し日本の温泉って世界的にも特異な文化なのだなと思いました。 僕ら日本人からは一般的だけど、外国人から見た日本や日本の温泉文化ってこういうふうに思われているのだなと感心してしまうシーンが多いです。 基本はギャグ漫画で笑えます。 僕は映画から入って漫画を見ましたが、漫画の主人公は全然阿部寛に似ておらず驚いたのを覚えています。星のさいごメシの感想 #推しを3行で推す星のさいごメシ おおひなたごうマンガトリツカレ男・読んだ直後に思ったこと ※一番大事!※ 人生の最後に何を食べるかがテーマの漫画。あらすじにはフードギャグとあるがギャグ要素は少ない。 ・特に好きなところは? ちょこちょこ「目玉焼きの黄身 いつつぶす?」の小ネタを挟んでくるところ ・作品の応援や未読の方へオススメする一言! 星のさいごメシ単体でも楽しめますが、より楽しむためには「目玉焼きの黄身 いつつぶす?」を読んでいた方がいいと思います。 ラブストーリーは突然にその時の彼女が今の妻です 音井れこ丸六文銭タイトル『その時の彼女が今の妻です』とあるように、妻となる女性との最初の出会い描いた作品。 全体通してすばらしく、そしてなんともいえずリアリティがあってよかった。 ドラマチックな出会いもあるんですけど、特に何気ないやりとりのなかでちょっと他の人とは違う引っかかりがあって、そのまま結婚に至る感じ。 他人が聞いたら、 え?そこ? みたいなツッコミをしたくなるようなレベルの出会い方なんですけど、それが何パターンも表現されてても、どれも違和感ないのがすごい。 二人にとっては、特別な瞬間なんだというのが伝わってくる感じ。 時々、メインに描かれていた人物とは無関係な人(モブみたいな人)の出会いも描いているので、そのヌケ感もいい。 鼻の奥ツンとなるような、好きになったその瞬間の甘酸っぱい出会いをご堪能ください。 今どきのヒーローは、地球とコンプラどっちも守る!ヒーローハラスメント ニシヤ康隆nyae愛する妻の一言により、あらゆるハラスメントに配慮し、怪人から市民を守る際も後々のトラブルを避けるために同意書への署名を求めるという徹底ぶり。必要なことではあるけれど、でもやっっぱり大変そう…!!読切としても成立するくらい完成度の高い1話目だったけど、連載なんですね。応援したくなるヒーローです。まさに『大怪獣のあとしまつ』怪獣を解剖する(読切) サイトウマド名無しといって、映画を観たわけではないのですが…タイトルそのままだなと思いました。 陸に打ち上がった巨大生物の死骸を駆除隊が処理する、学者は研究のためにサンプルを採取する、など様々な職種の人間がそれぞれの仕事をこなしていく様子を描きます。架空の生き物だけど、処理する際の危険性や災害の歴史、問題が起こる背景などがリアルで、とても面白かったです!閉ざされた奇妙な学園「イニティウム」。そこに通う子どもたちとは…ギフテッド・アノマリィズ タコアシ名無し※ネタバレを含むクチコミです。目玉焼きの黄身 いつつぶす?の感想 #推しを3行で推す目玉焼きの黄身 いつつぶす? おおひなたごうstarstarstarstarstarマンガトリツカレ男・読んだ直後に思ったこと ※一番大事!※ 一緒に食事をすると面倒なやつだな。食事の際に皿を洗う数を減らすのは共感できる。最初の目玉焼きからあんなに良い最終回になるとは思わなかった。 ・特に好きなところは? ワードバスケットの存在。架空のゲームだと思ったら実際に存在したところと、ワードバスケットの名手服部の己のルールを破り成長するところ ・作品の応援や未読の方へオススメする一言! 一人の人間の成長の記録とも言える素晴らしい内容だった。目玉焼きに関してだけど、昔見た映画で目玉焼きの黄身を吸おうとするが黄身が吸えなくて怒ってるおっさんをみて一回くらい真似をしようと思いつついまだにできていないこと思い出したね 忘れられない恋愛がある「うついくん、」 ダム穴野愛若い男女が出会ってから別れるまでを描いた作品。 よくある話と言ってしまえばそれまでだけど、2人の痛みが切実に伝わって辛くなる。 自らのビジュアルを活かしながら、彫師としての夢を叶えていく宇津井くん。 夢は応援したいけど、宇津井くんが有名になっていくことに不安になる幸。 宇津井くんは幸だけを好きなんだから信じてあげてとは思うものの、幸の苦しみもよくわかる。 単純に宇津井くんを信じられなくなったことよりも、宇津井くんを純粋に応援できなくなったことが辛いんだろうなあ…。 結末だけ見るとバッドエンドだけど、こういう忘れられない恋愛があるのはいいことかもしれない。 おまけ4コマを読むとちょっと救われるかも。 丁寧に描かれている作品です。緑の歌 - 収集群風 - 高妍starstarstarstarstar干し芋優しいタッチの画風で、髪の毛の一本一本の描き方や、人の表情の微妙な感じ、言葉にしなくても読み取れる感覚的なものの表現が素敵です。 田舎育ちのあどけない少女が、大学生になって都会に出てきて、ライブハウスに通い始め、学校も欠席しがちになり、もやもやの中で何か吹っ切れない自分を見つける。それは、高校生の時に見た光景が頭から離れないから。 そして、細野晴臣の音楽と年上のバンドマンと出会い、淡い恋心が芽生え、そして・・・。 大人の階段を上っていく、切ないストーリーを繊細な表現で綴っている。 私的には、目次のページに描かれている植物や、海に落ちていそうなモノたちの画がとても好きです。面白い!けどちょっぴり切ない魅力的な作品ヒーローハラスメント ニシヤ康隆名無し久しぶりに紙の漫画が読みたくて手に取ったコミックビーム。その中でも異彩を放つ新連載に目が止まりました。 他のおしゃれなサブカル寄りの作品とは良い意味で全く違った作風(そういうのも好きなんですが)で、主人公もサブキャラ達も魅力的でどんどん読み進めたくなります。ヒーローの胸ポケットのデザインやコンビニの店員さんのエピソードなど、細かいところにも笑いの要素がたくさん散りばめられていてとても面白かったです。 冒頭の胸がひりつくシーンからの、まさかの展開に笑ったり泣いたり大忙しで、最後まで目が離せませんでした。 あとヒロインがとても可愛い!今後の展開にも期待大です。女性の話を語ろうか女の子がいる場所は やまじえびね名無しあまり説教じみた漫画は好きになれないのですが…この漫画は、なるほどと思いましたね。 国によって「女性とはこうあるべきだ」という思想は違うし、時に抗議と言論すべきテーマです。 日本は時代の流れによって専業主婦なんてほぼいなくなってるし女性は結婚して子供を産んでどうこうみたいなことは言われなくなってきてるけども。 海外はどうだって考えたことなかったかもしれません。 海外だと第二夫人がいる国もあるし、親が結婚決める国も当然まだあるんですね… 同じ女性だから考えさせられます。 そんで、女の子である自分は「こう生きたい!」って意思を持っている主人公が描かれてて全然悲観的にならず読めました。 こんな新ヒーローを待っていました!!ヒーローハラスメント ニシヤ康隆名無し今までのヒーローのは多勢に無勢、武器や絶対的な必殺技によって怪人側の言い分も聞かずに叩き殺すのが基本でした。私は小さい時からそのようなヒーローに疑問を持っていました。(特に5人でボコる戦隊とか、、、) ですが!こちらの新ヒーローは相手や被害者の同意を求めた上で戦うという、、、なんという誠実さでしょうか!まるで武士!こんなヒーローを待っていました! 誰も傷つけたくないヒーローの思いが果たして今後どのように世界を救っていくのか楽しみでなりません!ハラスメントへの意識を持つ大切さヒーローハラスメント ニシヤ康隆名無し不器用ながら必死に考えている主人公がとても応援したくなりました。 ハラスメントをテーマにしつつもネタにして(茶化して)いるようには感じない点が作者に好感が持てます。 連載ということでどう展開していくのかとても楽しみです。 りょうかくたる怪人は笑いました。 生きづらい時代のニューヒーローに共感ヒーローハラスメント ニシヤ康隆通りすがりのビーム愛好家地球を守っていると信じてきたヒーローだったが、最愛の妻が傷ついていることには気がつけなかった!時すでに遅し…。生きづらい時代、「一生懸命生きるだけで人を傷つけてしまう」は巻末の作者コメント。 コメディということだが、このヒーローの戦いを読み終えた後に涙がこぼれてしまった。がんばれヒーロー!!! 最近のビームで1番心惹かれた作品です。連載とても楽しみです。自販機のおともだち自販機 おおのぎかずきnyaeとてもファンタジーな話ですがズン…と落ち込むラストでした あの友達とは結局仲違いしたままだったのだろうか…色んな短編が収録されてて面白かったヘヴンズ ドア 小池桂一 Extra Works 小池桂一starstarstar_borderstar_borderstar_borderかしこ絵が上手すぎる!描写が細かい!正直スマホだと読むのが大変!でも圧倒されますね。のろまでいじめられてる男の子が亀を拾う「ルーパ」が一番好きな話です。いじめっ子に取り上げられた亀が窓から落ちて、男の子だけ時間の流れが変わるんですけど、すごく不思議な気持ちにさせられました。他の作品に比べると描写もシンプルで小池桂一っぽくないかもしれないけど…。ゆかいで優しいゆかいなまんが ジョンソンともゆき野愛2コマでも3コマでも4コマでもちゃんと面白くて、なんとなくあったかくてかわいい。 何も考えずに読めるのでどんな精神状態の時にも優しくフィットしてくれる。 いつもフワッとした気持ちで読んでいるので、読むたびに面白いポイントが変わる。 ワードセンスもいいのに絵もかわいい。大喜利強い。Twitterめちゃくちゃ更新してて凄い。顔もいい。病気ははやくよくなってほしい。 眠れない夜に読んでみてください。優しいです。ぶっとんだ少子化対策無敵の未来大作戦 黒崎冬子名無しこの作家さんが少子化問題を描くと、なるほどこうなるのね!もう絶対面白い…わかる… でも普通に考えれば当たり前で、少子化問題の解消に必要なのは「金」だよ「金」!!! ということで、『聖婚』という制度が制定された。どんな制度かというと、男女関係なく“聖人”の資格を持つものは、一夫多妻・一妻多夫が認められ、金銭的に保証される人間を増やそうという制度。 つまり、お金持ちと結婚できる人が増える=子供もたくさん産める!ということ。 主人公は平凡(より少し恵まれない)な家庭に生まれた晶瑛子(あきらえいこ)。 学園の王子様・良々田砕(いいだくだく)が聖人に認定されたところから、瑛子は無事に聖婚までたどり着けるのか!? しかし、大人たちが結婚・出産を当たり前に勧めてくる一方、本人たちの本心は少々複雑で…本当の幸せ、本当の自由ってなんだろう?物語のパーツがいいやさしいからだ 安永知澄かしこ2巻に収録されてる対談で森薫先生が「安永さんはキャラクターじゃなくてシーンとか話の展開とか物語のパーツに対して愛情がある」とおっしゃっていてなるほどと思いました。男の子の坊主頭が好きな女の子の話とかまさにそうで「夏の暑い日には汗のつぶがぴっと跳ねるんだろうな」のシーンはすごく印象に残りました。でも一番好きなだったのは中学生の時に同級生だった女の子の日記が自分の鞄に入ってたことを大人になってから見つけた話かな。ちなみに3巻には上野顕太郎先生との対談が収録されています。怪談じゃなくてジャパニーズホラーな感じ累 田邊剛 田辺剛starstarstarstarstar_borderかしここの作者さんって日本の話も描くんだな〜と思ったので読んでみました。日本が舞台だとストーリーに入り込みやすいのでいいですね。読んでる最中は平気だったのに、いざ読み終わって寝ようと思ったら急に怖くなってきました。霊の気配とか血生臭さみたいなものが残ってる感じがするんです。その日は電気を点けて寝ました。アツいSF友情ストーリー最高の休日 岩澤美翠nyae作者の名前、どっかで…と思ったら千年ダーリンのひとか!! スケールが大きいけど、最後は泣ける友情ストーリーでした!説明が多くなく、主人公の人となりなど明かされない部分も多いけど、その分自分で自由に想像を広げられそうなワクワクがありました。コドモペーパーさん、注目だマリー・ゴールド コドモペーパーnyae背景に一部、切り絵を使っているようです。漫画というより絵本みたい。それはそれとして内容は、「キュンとする」ってこういうことだよな…!と感激しました。愛しいキュンと切ないキュンが同居してうう〜ッとなる感じです。<<45678>>
地球ではない、どこかの世界のファンタジー。 「カーマ」「イコル「」イムリ」等の作品独自の言葉がたくさん出てくるので、言葉も覚えておかないと物語を理解する事が難しい。 最初は我慢が必要だけど、読むと止まらない作品です。 努力、友情、恋愛、成長、友達とかのジャンプコミックスに吐き気がする人はぜひ!!