ビームコミックスの感想・レビュー493件<<1516171819>>こんな桃太郎があってたまるか!新訳 桃太郎 坂口心臓名無しこの話は、桃太郎の自分勝手な欲望のせいで平和な暮らしを乱される人々(と動物と鬼)の悲しい物語です。 表紙の絵が、物語の途中で判明する非常に残酷な事実を表しているのだが…勘のいい人は気付くかもしれない。 キャラが渋滞してる赤ずきんちゃん平成最後の赤ずきん 黒崎冬子名無しなにが平成最後なのかは読んでもわからなかったけど、美しさに優劣をつけることは無粋であるというのはそのとおりだと思います。 赤ずきんが「ありがとでーす」と言ったり、おばあちゃんが赤ずきんのことを「赤の字」と呼んだり、猟師が女装した男だったりと、色んな要素が渋滞していたけど最終的な感想は、最高!です。昔の釣れんボーイ釣れんボーイ いましろたかし霧兵衛良かった点 ・新シリーズと違い、鮎釣り/イカ釣りメインの話 ・俺の好きな映画「ガタカ」について話している部分がいい 総評 ・「ゴッドハンド ヒマシロ鍼灸院」の欲望おもむくままの夢から、最後の流れまでが最高。幽霊との出会いで、お化け女子の人生が変わるルームロンダリング 羽生生純 片桐健滋 梅本竜矢nyae自殺や殺人などが起きた部屋は、次の入居者に事故物件であることを説明する義務がある。そのために新しい入居が決まらないことがあるので、本作の主人公の御子(ミコ)は、いったん入居することで、事故物件履歴を通常に更新するという仕事をしている。 部屋に居着いているパンクロッカーの幽霊と関わったり、未解決殺人事件が起きた部屋に住んだり、隣人の男と親しくなるなか、幼い頃に母親が失踪したせいで「お化け」と呼ばれ、人との関わりを避けていた御子の心にも変化が起きる。 御子自身の成長も作品の見所だが、話が進むに連れて幽霊と自分、更には叔父の悟郎、隣人の虹川、そして母親や周辺の人間関係が絡み合って展開されていくのが面白い。事故死した場所でうごめくだけの幽霊にも、想像もできない背景がある。 映像化先行の作品だったので、御子は池田エライザに見えちゃうかなと思っていたが、絵が強すぎてそんなことはなかった。 猫はいつだって人間の心を惑わし、癒やし、救う猫の色 市川ラク 河井克夫nyae宮殿に仕える侍女たちが、自分の部屋で見かけた猫の色がそれぞれ違うことで言い争いに。いざ捕まえた猫は、どの侍女が言っていた色とも違って…。 この読切のためにトルコで取材されたとのことで、服装や文化がエキゾチックで美しい。トルコに移住された市川ラクさんならではのお話ですね。 猫の色がなぜ人によって違って見えたのかという種明かしも、なるほど!という感じ。 最終的にはやっぱり「猫かわいい」です。大団円!!目玉焼きの黄身 いつつぶす? おおひなたごう名無し終わってしまいました… 披露宴の演出はさすが!!の一言です。宮さん〜! ちなみに自分は目玉焼きに「醤油」と「マヨネーズ」です。 12巻の最後に、またグルメ漫画の連載が決まっていると書いてありましたので、今から本当に楽しみです!好きだからこそ、揺さぶられる倫理観彼女と彼氏の明るい未来 谷口菜津子sogor25前作「彼女は宇宙一」の評判が私の周りでやたら良かったので、谷口菜津子さんの名前を見つけてあらすじも何も見ずに今作に手を伸ばしたんです。冴えない感じで超ネガティブ思考の彼氏・一郎とそんな彼のことが大好きな美人の彼女・ゆきか…読み始めは「地球のおわりは恋のはじまり」みたいな幸せなラブコメなのかと思ってました。 そしたら突然明らかになるゆきかの過去に関する噂。生来のネガティブさもあってその噂を異常なまでに気にし始める一郎。そして唐突に登場する噂の真偽を確かめることのできるふしぎ道具。疑惑とそれを検証する術を目の前にして激しく揺れ動く一郎のメンタル。予想以上に読者の倫理観を揺さぶってくる恐ろしい作品でした。谷口さんの絶妙にデフォルメされたキャラクター造形、ベースは整然と並んだ長方形なのに突然崩れたようになるコマなど、いろんな方法で作品のリアリティラインを曖昧にしてきているのもその揺さぶりを効果的に支えているように思います。 1巻の段階ではその噂が事実かどうかは分からないけど、少なくとも現在のゆきかの気持ちは一郎に対して一途であることが伺い知れます。一郎の視点のないゆきかだけしかいない空間の描写からもそれは分かります。それを鑑みると、この作品の肝はゆきかの過去に囚われてしまった一郎の心の移り変わりにあるのだと思います。一郎が現在のゆきかだけを見て過去の噂など気にしないという態度を取ることができたなら、もしくはその噂を検証する手段があったとしてそれを実行しなければ、この2人はこれまでと変わらず穏やかに過ごすことができた、でもそうすることができなかった一郎の咎と、それを一概に否定することのできない読者側の人間の性、を描いた怪作だという印象を受けました。 「hなhとA子の呪い」「青春のアフター」「それはただの先輩のチンコ」等、好きという感情とそれに付随して回る負の感情をファンタジー設定を交えて描く作品が好きな方と相性のいい作品ではないかと思います。 1巻まで読了。 吉祥寺と言えば吉祥寺キャットウォーク いしかわじゅん名無し吉祥寺に住んでる子と吉祥寺を歩きながら「吉祥寺だけが住みたい街ですか?」(漫画タイトル)なんて談笑しましたが、吉祥寺漫画こういうのもあったんですね〜 柔らかでかわいい絵柄で描く吉祥寺。 こういう人、モデルになった人吉祥寺に本当にいるんだろなと思いながら読んだり。 ラブホに住んでるとか俗っぽい話題、ロッテチョコレートの歌とかが作中に出てくるからすごく身近に感じるんでしょうか。 どの登場人物もいい感じです。宇宙レベルのくだらなさ(褒めてます!)銀河宅配便マグロ おおひなたごうnyae1巻のカバーの真ん中の丸いのはホログラム仕様です。 ぜひ紙で買って確認してみてください。 タイトルの通り、宇宙で働く宅配便業者のスタッフたちの日常です。 1人としてまともな人間が出てこないです。 ギャグ、パロディ、スケベ(エロではなく)、たまに感動。 できること全部入れちゃってる!なとっても贅沢なマンガだと思っています。 「目玉焼きの黄身 いつつぶす?」でおおひなたごう氏を知った方は、 ぜひこのマグロを含め、過去作を読んで欲しいです。 自分の死を知らないミーナ…かわいそうなミーナ やまじえびね名無し※ネタバレを含むクチコミです。 プリンセスに掲載されていたはず空飛べ! プッチ 完全版 おおひなたごうnyae純粋な少女漫画として読もうと思ったら、痛い目にあいます。 主人公プッチ以外にも濃いキャラクターたちがたくさん出てきます。 プッチのお母さん、うさぎなのにちょいエロに見えるのは私の目が腐っているから?何者かになりたかった、なれなかった人へ華子のこと 冬川智子にわか38歳、ふと高校生に撮った華子という同級生の女の子の写真から「何者かになりたかった」あの頃を思い出す。青少年期の感傷が年相応に色褪せて描かれている。そこには特別な強い想いがあるようには描かれていない。もはや遠い思い出だからだ。だからこそリアリティがある。 「あの頃」があった全ての大人に響くであろう作品。美しく爆笑をかっさらってく! #読切応援開運怪奇 吉原くん 黒崎冬子名無し美形男子高校生とバブリーな美女幽霊のコメディー! 二人とも美男美女なんですけど、どっちもちょっとおバカなのがいいですね。作中たくさんある小ネタがふいにどツボにハマるので油断できません。個人的には姉ちゃんの趣味が「魚肉ソーセージの金具あつめ」にやられました。おもしろいです。 グロテスクだけどどこか芸術的マリアの棲む家 鮪オーケストラ ハセガワMnyaeこの作品の魅力は表紙の美少女マリアの、地獄のような心象風景の表現だと思います。ホラーはホラーでもジワる的なものとは違い、シンプルに怖い、そしてものすごく気持ち悪い。 このマリアと部屋の秘密は何なのか、というミステリーでもあるのかと思いきや、終わり方は思ったよりあっさりでした。 それぞれの正義銃座のウルナ 伊図透名無し※ネタバレを含むクチコミです。3刷りおめでとうございます!有害無罪玩具 詩野うら兎来栄寿2月発売の単巻作品一押しです。 読み味として近いと感じたのは、星新一や筒井康隆のショートショートでした。 「見る人の五感を騙して周辺認識まで歪める万能デザイン人形」 「分岐し続ける多重世界を観測できるバッヂ」 「脳の全情報をコピーして醒めない夢を見続ける小箱」 など、表題作の「有害無罪玩具」の中には短いお話の中に短編を5個も6個も書けそうな奇想や思考実験的なものを盛り込んだアイテムが登場します。 また別のお話の「虚数時間の遊び」や「金魚の人魚は人魚の金魚」では、人が生きられる時間の限界を遥かに超えた遠大なスケールの物語が描かれます。 全体を通して、あまり他で見ないマンガという媒体で成し得る様々な実験的な表現手法が沢山登場するのも特色。それもまた、小説の既存の作法を大きく逸脱した筒井康隆の野心的な文体と演出を髣髴とさせました。 物語と演出が上手く相乗して、読む者の想像力や知的好奇心を激しく刺激してくれます。そして、それが不思議な快感をもたらしてくれる作品です。 尖った作品や少し変わったマンガを好む方、あるいは哲学的なものが好きな方にはぜひとも触れてみて欲しいと思います。 独特な世界観のホラー漫画マリアの棲む家 鮪オーケストラ ハセガワM名無し私立探偵が社長令嬢マリアの捜索を依頼される。捜索場所はなんと一軒の家。家出でも誘拐でもなく家の中で行方不明になったという…。試し読みができる物語の導入部分でもだいぶ面白いんだけど、読み進めるほどに展開も広がってノンストップで読み終えてしまった。独特のホラーな世界観の描写は、作者の無意識的な素描から生まれたものらしい。これがいい味を醸しだして他にはない面白さに繋がっている。夢で見る風景みたいな描写にも心惹かれた。怖いんだけどセンスも感じる。ぜひまたホラー漫画を描いて欲しいなぁ。描写が美しい。指先で魅せる「手練者」の話てだれもんら 中野シズカ名無しカラーページの、和の色使いでまず心を掴まれる。指先で魅せる手練れ者たちの話とのことだが、作者自身もその一人の様子。 内容は小料理割烹で働く青年と、庭師の男性のささやかな晩酌の話?まだ詳しいところは分からない。が、飾り細工や手についた水滴などを美しく描写されているところからすでに期待値は高い。二人の関係性は、次回語られるようだ。楽しみ絡まり解けて、服になる繭、纏う 原百合子にわか戦前のエスを思い起こさせる舞台設定に、艶やかで絡まり解ける、女性らしい「髪」という題材で紡がれる話。制服を髪でつくる習慣という設定が、肝になっていて新しい。これが既存の髪のイメージに息苦しいという印象を抱かせ、女性同士の関係性と上手くリンクさせている(気がする)。画力は高く、雰囲気もしっかりと作っている。あとは物語の筋がはっきりと見えてくるのか。様子を見ていきたい。 ダークでファニーなお伽噺かわいそうなミーナ やまじえびね名無し18歳で死んじゃったミーナ。人生最後のピクニックで出会った見習い彫金師の青年への片思いを、死後も叶えようとする。つまりミーナは亡霊…。 やまじえびねさんだから肝が冷えるホラーな展開もありそうで、いろんな意味でドキドキします。「かわいそうな」だから悲しい話になるのかな。映画を読むような新体験CONFUSED! 福富優樹 サヌキナオヤ名無し「楽観的な切実さを抱える人たちの群像劇」らしい。 第一話は、近所に住む自分と同じジャッキーという名前のおばあさんのポストから荷物を盗んでは、配達員が間違えたと言って届けに行く「小さないたずら」を繰り返している青年のお話。毎日届くおばあさんの荷物のひとつを開けてみると、それはラジオでよく聞くCMの安っぽいネックレスだった。 盗んだものを善人のように持ち主に返してうさ晴らしする青年の鬱々とした気持ち分かるな。こういう形では発散しないけど…。 これからどういう人物と物語に繋がって行くのか楽しみ。第二話のタイトルが「ラジオ」だから、今回の青年の話との関わりもあるのかな?カネコアツシ×狩撫麻礼!! 稀代のコラボが奇跡の刊行3ツのお願い カネコアツシ 狩撫麻礼兎来栄寿昨年1月に惜しまれながらこの世を去った狩撫麻礼さん。 『SOIL』や『デスコ』といった尖った作品を放ち続けるカネコアツシさん。 その二人により、1995年に描かれたコラボ作品が一周忌に初めて単行本として発売されました。 表題作の「3ツのお願い」は狩撫麻礼作品らしいドライブ感に溢れており、グイグイ引き込まれていく感覚が堪りません。カネコアツシさんの絵も、狩撫麻礼作品の味わいに非常にマッチしていて素晴らしいコラボレーションだと思います。 もう一つの収録作品である「CALLING」はカネコアツシさん単独の作品ですが、最初にこちらが入っていることによって、より抑揚をつけた状態で「3ツのお願い」を楽しめる優れた構成となっています。 何より、あとがきでカネコアツシさん自身にやって書かれた狩撫麻礼さんとの思い出が非常に胸を熱くさせる内容となっており、その上でできたこの作品に対しての愛着を強めてくれます。 今またこのマンガが読めるようになったことに感謝しかありません。 最年少手塚賞受賞者の天才・小池桂一が精製した、読むドラッグウルトラヘヴン 小池桂一兎来栄寿天才の創造物は、問答無用です。余計な思考を介在させる余地がなく、対峙した瞬間に心を、意識を、魂を持って行かれます。そこから解き放たれ、現実に帰って来るのに暫しの時を要することもままあります。 小池桂一という才能は、極一握りの疑いようのない天才です。天才としか表現しようのない作品と経歴とエピソードの持ち主です。その代表作『ウルトラヘヴン』は、紛れも無くそんな天才によって生み出された異端で超越性を持った怪作です。 弱冠16歳での手塚賞入選。これは今なお最年少記録です。入選作品なしの年も多く、第一回からして入選はおろか準入選すら出なかった手塚賞。そんな中で、手塚治虫自身が「やられた!」と天を仰ぎ、筒井康隆や梶原一騎、ちばてつや、本宮ひろ志といった厳しい目を持った審査員たちが満場一致で認めざるを得なかった才能。それが小池桂一です。 しかし、そのまま素直に日本で漫画家であり続けることはせず、ヒッピーになりパチンコ屋でバイトをしてお金を貯め、アメリカへ。そしてディズニーの下請での映像制作などに携わり、マーベル社からも作品を発表。バンドデシネを代表する作家であるメビウスに影響を受けつつ、手塚賞受賞から八年後に帰国。そして、数年に一度というペースで作品を発表し続けて現在に至ります。 単行本が十年以上出なかった期間もある中、一体どうやって収入を得て暮らしているのか? 漫画以外、日本以外でも絵の仕事を行っているようではありますが、お子さんがいるという話もあり、謎に包まれています。 伝え聞くエピソードで秀逸だと思ったのは、ヒッピー時代に書いた八十枚程のマンガのお話。それは普通の漫画の概念では有り得ない、三ページ見開きという形態もある異形の作品。お経か巻物のような形でしか製版もできないその漫画は、全てを繋げると一枚の巨大な絵となり、最初の頁と最後の頁を繋げるとストーリーが無限に循環する構造になっていたといいます。 オールカラーで全ページが一ページ一コマという体裁の『スピノザ』など、その奇抜な発想とマンガ表現の可能性を追究した作品は、正に天才の所業であると言わざるを得ません。 そして、そんな小池桂一の最新作でもある『ウルトラヘヴン』。上記の作品群に比べれば、まだ一般的なマンガとしての形式を保った作品ではあります。ただ、今作もマンガ表現の一つの極致であることは、一目瞭然です。そう、数ページ見れば言葉を尽くすより雄弁にその圧倒的な世界を物語ってくれます。エンジン音だけ聞いてブルドーザーだと解るくらい直感的に理解できます。 『ウルトラヘヴン』が描くのは、薬事法が改正された近未来。ある程度の薬物の所持・使用が合法化された日本では、「今日帰り一杯やってく?」のノリでサラリーマンたちは仕事帰りにバーに寄り、その日の気分に合わせた薬を調剤してもらい楽しみます。そんな中、人生に対して自暴自棄になっており違法ドラッグにも手を染める主人公カブが、恐ろしく効き目の強い新型ドラッグの噂を耳にして―― 物語は度々訪れるカブのトリップ状態と共に進行していきますが、その描写が圧巻です。 途轍もない画力と、ダイナミックなコマ割り、構図が生み出す唯一無二のペーパードラッグとしての魅力。自分の感覚が増大し、世界と自分が変質し、(私自身は薬物を使ったことはないのですが)まるで実際にトリップしてしまったかのような錯覚を覚えさせてくれます。 現実と夢と幻想の区別が付かない状態に陥るカブの姿を見ている内に、読んでいるこちらも地に足がつかない酩酊感を覚えます。どこまでが夢でどこまでが実際に体験していることなのか。「我思う故に我あり」で考察されたように、この今いる世界が夢であったとしても私たちがそれに気付くことは不可能です。入れ子構造のような物語の中で、自らの存在の不安に晒されるカブの気持ち悪さを、尋常でなくハイクオリティな絵によって体感させられます。 又、薬物によるトリップだけでなく、変性意識全般がこの作品のテーマの一つになっています。アンプという装置を用いた瞑想によって、意識レベルを増幅させるという行為も作中で描かれますが、その描写もまた凄まじいです。 多幸感を超えた、全能感、宇宙との一体感。哲学的、宗教的な命題であり、量子論も絡めて論じられる、人間の脳がもたらす可能性の世界。人が人の身でありながら、人の領分を超えて神の領域、まさしく「ヘヴン」に至る道。ある意味で、三次元に於いて四次元の存在が認識できないものの、その影によってその存在を感じられるように、この作品は通常人間には知覚できない事象が、知覚できるように落とし込まれ表現された特異な書物と言えるかもしれません。 A5判で数年に一度しか刊行されない漫画なので、残念ながら普通のお店にはまず置いていないでしょう。私自身もヴィレッジヴァンガード以外の店頭では見掛けたことがありません。ネット上以外で見付けるのには苦労するかもしれません。が、体験しておく価値のある本です。そう、今作は普通の読書という範疇を超えた、一つの超越的体験です。 アンヴィエントサイケな曲でもヘッドホンで聴きながら読むことで、一層その効果は高まるでしょう。このペーパードラッグは安価ですが極めて上質で副作用もありませんので、安心して服用して下さい。 画像『ウルトラヘヴン』1巻より 復讐のために最強になったキャバ嬢 #読切応援雌ライオンの牙 國本隆史starstarstarstarstarかしこボクシング世界王者とめくるめく夜を過ごすのかと思いきや、殺るか殺られるかの勝負を挑むキャバ嬢。いやぁ〜笑いました。もう今となってはタイトルの雌ライオンの牙で笑えます。独特の狂気的なノリのある作家さんですね!<<1516171819>>
この話は、桃太郎の自分勝手な欲望のせいで平和な暮らしを乱される人々(と動物と鬼)の悲しい物語です。 表紙の絵が、物語の途中で判明する非常に残酷な事実を表しているのだが…勘のいい人は気付くかもしれない。