アクションコミックスの感想・レビュー111件<<12345>>大型ショッピングモールが女子高生3人を乗せて宇宙へわれわれは地球人だ! 高橋聖一名無し※ネタバレを含むクチコミです。職業婦人は女探偵! 喫茶店の美男子と謎を解くきみは謎解きのマシェリ 糸なつみ名無し※ネタバレを含むクチコミです。クズで反社で超テキトーなオッサンの里帰りスーパー・バッド・ファーザー犬伏 青井たつや名無し※ネタバレを含むクチコミです。眠れない夜のお供に意味がわかると怖い4コマ 湖西晶野愛ひとは皆一度は意味怖にハマる時期がある、とわたしは思っているんですがどうでしょう。 読み出すと気になって次々読んでしまう魅力が意味怖にはあります。 意味怖はわりと叙述トリック的な言葉や文章の言い回しがキーになるものが多いですが、これは絵にヒントを潜ませていたりと漫画ならではの意味怖になっています。 恐怖を味わいたいというより、ちょっとした謎解きのように楽しめます。 ご丁寧に解説付きなので謎を抱えたまま生きる心配もないです!親切! 「…お主の名は?」「読売…勧誘之介…」レッツゴー武芸帖 よしもとよしとも名無し1988年に漫画アクションに連載された江戸時代初期を舞台としたおちゃらけ剣豪もの。 全体的にはギャグ寄りな雰囲気なんだけど法人の過去や幕府の陰謀など所々シリアスなトーンも垣間見える。主人公・吉本良明の 世の中ナメ郎な豪快さ好き。「スリーマイル・吉本」とか「げんぱつ」は笑うわ。ヒロインの笹月さつきもかわいいしエロいし。 ヤケクソっぽいメタネタも味わい深い。 唖然としか言いようがないTHE☆投げやりなラストも必見です。封建的な江戸の世に中指を立てるロックさ、カッコいいぜ。 よしもとよしともの数少ない長編作品。 この時剣豪ものを描いたのは一緒に呑んでた白山宣之の勧めで時代小説をいろいろ紹介してもらったらからと何かのインタビューで答えてました。 あと、2chの古いよしもとスレによるとアクション連載時は現代の日本に坂本と良明がタイムスリップする…って展開だったとか。いずれ国会図書館行ってそこんとこ確かめてみたいところ。 マンバに登録された1988年に出たものと1999年に復刊された版の違いだが、 前者は表紙が自筆で極めて短い一言コメントが巻末にあり、後者は表紙が細江道義でいしかわじゅんの辛口な解説が載ってるというのがそれです。 じゃ、股。今更だけど童夢今更だけど童夢を語ろう!!童夢 大友克洋片桐安十郎後半にかけての疾走感が凄まじい、臨場感があまりにも凄いなと感じます。 1巻でとても綺麗にまとまっていて名作と呼ばれるだけあるなと感じました。京男子が実在の京スイーツ店をめぐる!京男子のはんなり甘味帖 こまだまこ名無し太っていたことで好きな子に豚呼ばわりされてから、スイーツを頑なに拒否してきた男子・文と、フランス人スイーツコーディネーター・レオが実在する京都スイーツ店をめぐる新連載。 第1話は中村藤吉本店の宇治本店!!!抹茶好きにはたまらない回じゃないでしょうか。やっぱり本店行かなきゃだよなあ。 (というか京スイーツって抹茶のイメージしかない私…他に何があるんだ?) ピノ読んだ感想ピノ:PINO 村上たかし名無しさすが村上たかし、こういう話ずるいのに描ききりますね…。 ロボットは心をもつ持たない論は度々やってる気がしますが傍にいる人間、そして話を読んでいる自分ら人間が一番心揺さぶられます。 特にピノが物理攻撃されて泣いてるわけじゃないのに目からオイル流してるのがずるいです。ずるい演出です…。ちょっとゾクッとしたい時に意味がわかると怖い4コマ 湖西晶名無しこういうスキマ時間に読んで適度にゾクッと出来る漫画、ある意味では謎解きっぽい感覚もあるのでいいですね〜好きです。 ちゃんと各話のおわりになぜ怖いのかの解説もついてて親切。 伝説として南回帰船 たなか亜希夫 中上健次(とりあえず)名無し中上健次は、戦後文学界に突出した小説家である。 漱石や鴎外、谷崎や三島に比肩するほどの、我らが時代の作家だ。 その中上が、漫画原作のためオリジナルに作品を書き下ろす。描き手は『迷走王 ボーダー』(原作:狩撫麻礼)のたなか亜希夫…このニュースに触れた時、心が震えた。「真正の小説家が、本気で漫画に立ち向かうのか。遂に漫画は“そこ”まで来たのか」と。 結果は、拍子抜けするような失敗であった。 だが、これ以降現在に至るまで、中上健次のような才能が、真っ向から「漫画」に挑んだことはない。 その意味で、本作は「伝説の失敗作」である。 作品内に乱反射するテーマを見れば、中上が本気であったことは間違いない。たなかも渾身の仕事で応えている。 しかし、マイク・タイソンまで繰り出したその「漫画」は、まるでこれまで存在した劇画のパロディのように上滑りした印象のまま、未完に終わった。 たなか亜希夫であるなら、盟友・狩撫麻礼との諸作は当然として、石井隆と組んだ『人が人を愛することのどうしようもなさ』や、ヒット作『軍鶏』(原作:橋本以蔵)のほうが、明らかにそのマリアージュは成功している。 なぜ中上健次ほどの巨大な才能がこんなにも不格好な空振りをしたのかを考えるのは、興味深い比較文学論になりえるだろう。 とにかく、これだけははっきり言える。 「漫画は“そこ”をとうに超えてしまっていたのだ」と。 アクション・コミックス版『南回帰船』1巻のあとがきに、中上は書いている。 “「南回帰船」はオデッセウスのように自己発見の旅に出るその少年の叙事詩である” 刊行当時、自分はこの一節を読んで、「おお、これは狩撫麻礼×谷口ジロー『LIVE!オデッセイ』へのオマージュ、あるいは挑戦なんだな」と思った。狩撫とのコンビで有名なたなかと組んで、「オデッセウス」とか「自己発見の旅」というなら、当然そうなんだろう、と…。 だが、それは間違っていたようだ。 中上健次は、たぶん『LIVE!オデッセイ』を知らなかったのだろう。 惜しい。 もう少し中上が、自らが挑むジャンルへの知識と執着を持っていれば、結果は違っていたかもしれなかったのに。 フォークナーがハワード・ホークスと組んで、ヘミングウェイの原作を映画化した『脱出』やチャンドラー原作の『三つ数えろ』が出来たような、そんな「伝説」になっていたかもしれないものとして、自分は今も『南回帰船』を忘れられずにいるのです。 以下は、余談として。 『南回帰船』の原作は、散逸していた中上の原稿を収集した「劇画原作小説」として単行本化されており、その監修者である大塚英志による「解説」もネット上にはある。中上が目指した「劇画」と大塚原作の資質は随分と異なるのだが、検索してみるのも一興だと思う。 どんな感想も霞んでしまう強烈なマンガNO LONGER CHILDREN 子供失格 友利卓司starstarstarstarstarマンガトリツカレ男あらすじは簡単に書くと5歳児がUMAや悪い大人を圧倒的な筋肉で撲殺するマンガとくくることは可能だと思うがこれだけではこのマンガの面白さを伝えきれない 特にマンガの好きなところをあげると「筋密度が上がりすぎて核爆発レベルのパワーが発生」「筋肉の熱で海を蒸発させチョップでモーゼの奇跡に匹敵するぐらい海を割る」などの描写がマジで最高 内容の無茶苦茶さといい書き込みが多すぎて多少読みにくくなっているけどそこも含めて個性の塊の傑作だと思う。 まだ買っていないけどkindleで続編もあるみたいのでぜひ買いたい 狩撫麻礼/弘兼憲史の絶妙なバランスの上に成り立っている傑作エイント・チャウ 弘兼憲史 狩撫麻礼starstarstarstarstarマンガトリツカレ男俺の思想の一部は確実に狩撫麻礼の影響を受けているし、弘兼憲史の方も単行本で読めるのはほとんど読んでいるぐらい好きだがなぜかこれだけは今まで読んでいなかった。「俺の好きな二人が書いているし面白いに決まっているからまた今度読もう」と思いつつ年月がたってしまった。 2018年に狩撫麻礼が亡くなりその時から狩撫麻礼原作を再読や新規で読みはじめた。その中で新規で読み始めたなかで特に好きなのがこの「エイント・チャウ」読み始める前から面白いのだろうとハードルがかなり上がった状態で読んでもすごい楽しめた。 狩撫麻礼のジャズ/ボクシング/に対する思いと弘兼憲史のヒューマニズムな感じが絶妙なバランス ここ数年で後悔しているのが、「エイント・チャウ」は面白いには決まっているとから読まないという判断をしたことにより、エイント・チャウの単行本未収録回の切り抜きがオークションに出ていることを知りながらも手を出さなかったことだ。しばらく出ていたから平気かなと思ったらが気付いた時には落札されていた。 もし電子書籍で発売する時が来たらオークションにでていた未収録回の「ホースニュース」なども入れて出しても「エイント・チャウ」?団地で起きる不思議現象童夢 大友克洋ななみ団地の住人が次々死んでいくその犯人は...団地のほのぼのした生活感と不思議世界が相まって、独特な世界が面白かった。 狩撫麻礼で何が面白いって聞くとだいたいこれが出てくるLIVE!オデッセイ 谷口ジロー 狩撫麻礼starstarstarstarstarマンガトリツカレ男昔は個人的にあんまり面白さがわからなかったが、最近読み直して昔から狩撫麻礼ファンがオススメする理由がやっとわかった。昔はバンド漫画としてオデッセイがメジャーになり社会現象までというストーリーに注目していたが、サイドストーリーのオデッセイの生活も込みで楽しむもんだと。 初期の狩撫麻礼に登場する主人公を見出す中年の男はどいつもかっこよすぎる 谷口ジローと組んだ「青の戦士」「ナックル・ウォーズ」「LIVE!オデッセイ」のどれがいいと聞かれたら、「時と場合」によるとしかいえない。AKIRAを読む前にこの本を読め童夢 大友克洋shush団地の日常生活の中にふと現れる不気味さをえぐりとった大友克洋の傑作です。<<12345>>
※ネタバレを含むクチコミです。