webアクションコミックスの感想・レビュー92件<<1234>>「シェアーズ」感想シェアーズ つゆきゆるこニーナ心がホッコリする優しい話だった。人に触れられるのが苦手な尋輝と、人に触れることで記憶や思考を共有する力を持つユージン。そんなふたりの初対面はあまり良いものではなかったが、そこから互いを知り徐々に仲良くなっていく様子が、とても微笑ましかった。節分に公開された「鬼たいじ」読切鬼落とし うぐいす祥子名無しまるでジェットコースターみたいな読切です。これを節分に公開するなんて最高だと思いました。 サラリーマンの主人公が帰宅したところ、いつになくご機嫌な妻から夕食時にワインを振る舞われて眠ってしまい、目が覚めたら鎖で手足を拘束されていて、妻が両親と共に信仰している教母様による「鬼落としの儀式」が始まります…。 儀式を進めていくうちに夫の素行の悪さがどんどん判明してきます。「誕生日にくれたカルティエの指輪…偽物だったわ!!」「鬼のせい!!」で塩をぶちまけられてるのには胸がスッとしました(笑) このまま夫への拷問がエスカレートしていくのかな…と思いきや、予想外の展開になっていったのには驚きましたね。ぜひ一読して体感して頂きたいです。「お前ら」「僕ら」って言うけど君はひとりなんだよリカ先輩の夢をみる 小骨トモ野愛※ネタバレを含むクチコミです。価値観の違いを受け入れるリカ先輩の夢をみる 小骨トモ名無し※ネタバレを含むクチコミです。 青春の天国とどん底でぐるぐるリカ先輩の夢をみる 小骨トモstarstarstarstarstar吉川きっちょむ(芸人)※ネタバレを含むクチコミです。哀しい物語ではない藤田の生首 小骨トモ名無し※ネタバレを含むクチコミです。今まででいちばん好きかもしれないファーストアルバム 小骨トモ名無し今日作者の単行本が出て、収録されている中でこの「ファーストアルバム」だけ知らなかったので単行本用に描き下ろしたのかな?と思ったのですが、それも今日webアクションで公開されていてびっくりです。 読んでいて治の母・朝子に対して「なぜ直人みたいなやつと結婚したんだろう」とイライラしながらずっと考えてましたけど、最終的にはその朝子のいないところで治と直人の関係性が大きく変わるというオチ。不思議とイライラがスーッと消えていく感覚を覚えました。いい話、っていうとなんか違う気もするけど、今まで読んだ中でも好きな話です。 ちなみにこの夜の背という作品でも同じ名前のキャラが出てきますが名前が一緒なだけだと思います、多分。 https://comic-days.com/episode/10834108156636368456 そうなってほしい、と思うやつななしの恋人 るぅ1mmさいろくリンク追加してくださった方ありがとう…すごく良かったです。良かった。。封鎖されたマンションで謎の生物X(サイ)から逃げ切れるか監禁区域レベルX 大石ロミー(Dr.peep) meshe 大石ロミー(Dr.peep)名無し原作のほうは知らないんですけど、ゾワゾワして面白いです。 主人公は自宅マンションに取り残された女子高生・涼花と、同じマンションに住む修平。そのマンションには謎の地球外生命体と思われる生物・X(サイ)がいて、見つかれば即殺される。という世界観。 最大の謎は、Xの正体はもちろんだけど、涼花は二度確実にXに殺されているのに二度ともベッドで目を覚ますところに時間が戻ってしまう。たぶん、いろんな選択肢の中で正しいものを都度判断しながら生き残れ、的なシナリオなのか。 基本的に主人公が誰かとやりとりする際はチャットアプリを使ってるところがゲームっぽい。ゆるい書店員の日常マンガカバーいらないですよね 佐久間薫名無し書店バイト経験者としては見逃せない新連載。 しかし書店員だからって本に詳しいと思われるのはちょっと違うんだな。私も新人だったら村上春樹と村上龍は間違えてる、きっと。 領収書の宛名書きで漢字出てこないのは超あるある。みんな「空欄でいいです」って言ってくれ… サラリと読めます!この子じゃない! うぐいす祥子starstarstar_borderstar_borderstar_border酒チャビンホラー作品です!あまりホラーは読まないのですが、たまたま発見し、気になって読んでみました! 読切ですし、読みやすいのでサラッと読めます!ホラー要素と、若干のサプライズ要素がありましたが、もうワンパンチ謎が残ってあと引く終わり方でもよかったと思いました!イヤマンファーストアルバム 小骨トモstarstar_borderstar_borderstar_borderstar_border酒チャビンわたしマンガ以外ではミステリー小説も好きで読むのですが、ミステリーには「イヤミス」というジャンルがあって、読んで嫌な気持ちになったり、後味の悪さを楽しむものをいいます。 わたしはそういうのに耐性がないのと、特にそういった体験を求めていないので、イヤミスは1~2作品しか読んでないのですが、この作品はそれのマンガ版といった感じでしょうか。 「大好きな朝子さんと結婚できた直人でしたが、朝子には連れ子の治がおりまして…。」という商品説明で、勝手に違うものを想像してしまってました。。ちょっと思ってたのと違いました・・スモウちゃんにさようなら 小骨トモstarstar_borderstar_borderstar_borderstar_border酒チャビン「運動が苦手な5年3組のスモウワカバちゃんは大なわ大会が憂鬱で仕方ない。」という商品説明だったので、うまくいかないながらも頑張る姿を描いた作品なのかなと思いましたが、違いました。。 違ったのはわたしの勘違いなので別に良いのですが、内容もひたすら恐ろしく、個人的には好きになれませんでした。すいません。倒錯した人の話自体は嫌いではありませんが、こちらの作品はただただ怖いだけでフックもなく、気まずい気分になりました。 これはひょっとして相原先生の最高傑作なのでは…?#1巻応援 うつ病になってマンガが描けなくなりました 相原コージstarstarstarstarstartoyoneko「かってにシロクマ」「コージ苑」「サルまん」「真・異種格闘大戦」「ムジナ」などの名作・怪作を作り続けてきた相原コージ先生による実録エッセイ漫画です。 タイトルのとおり、自身がうつ病にかかった様子を描きます。 アイデアが出なくなり、マンガが描けなくなったので、あったことをそのままマンガに描いている…らしいのですが、その結果生まれた本作は、相原先生の最高傑作になりそうな予感のする作品です。 これまでの相原先生の作品は、良くも悪くもクセが強くて、フィクション感も強いものでした。 しかし本作は違います。 ものすごく、リアルなのです。 何しろ事実をそのまま描いてるのだから。 しかも相原先生は、うつ病のときの思考や感情を、おそらく本当にそのまま描いているようで、読者はそれをそのまま追体験できてしまいます。その破壊力たるや。 また、これは、キャリアの長い現役漫画家である相原先生だからこそ生み出せた作品でもあります。 うつ病を扱ったエッセイ漫画作品は数多く存在します。 しかし本作は、その中でも、漫画としての完成度が圧倒的に高い。ストーリーがあって、起伏があって、感情がこもっている。 こういう表現が適切かはわかりませんが、「面白い」のです! 実験漫画ばかり描いているイメージの強い相原先生ですが、こんなにも漫画力が高かったのかと、改めて実感させられます。 オマケにクセが弱くて読みやすい! これも、これまでの相原作品とは異なる点です。 つまり本作は、相原先生の漫画力が存分に発揮されながらも、読みやすくリアルなうつ病エッセイ漫画でして、これは…きっかけがあれば大いに売れますよ! 未読の方はとりあえず無料公開分だけでも読んでみることをオススメします。 https://comic-action.com/episode/3269632237294896715 #マンバ読書会たまらん"ズッ友"たちうちらきっとズッ友 ―谷口菜津子短編集― 谷口菜津子さいろく谷口菜津子センセーの描く女子は妙に色気と儚さと黒さを持っている。ように見える。 描き分けがわかりやすく出来てるんだなと感心してしまう。 で、本作は短編集。 ズッ友の生まれるパターンを描くのかなと思いきや、そうでもないのもあったりするので気を抜いてはいけない。 決して都合のいい話ばかりではないぞ、油断するとグサッとやられるのだ。 個人的には「砂糖と塩」が好きだった。 メジャーな作品になるとどんどん冊数が増えていってしまう昨今では(著者に還元するという意味で正しいと思っているし全く異論も否定もないけど)、短編集というものはマンガ読みにとってある種の休憩が出来るものだと思う。 もちろん、短編集だけを好んで読むタイプの人もいるとは思うけど、自分は割と気づいたら短編集を開くようになってきてしまったので、こういう良い短編集に出会えると幸せを感じられる。届くべき人に届いて欲しい一冊神様お願い 小骨トモnyae心身共に元気な時に読みたい短編集ですね。いや、あえて疲れてる時に読んでもそれはそれで違う良さがあるかも知れない。読む人がその時置かれている立場や状況によっては刺さりまくったり、逆にしんどくて読めなかったりするかも知れません。 個人的には「藤田の生首」がお気に入りです。 独立した読切を集めた短編集ですが、繋がってないようで繋がってる気もする一冊です。また新作読めるのを待ってます(^^) 「仲間殺し」とは。ダンジョンの中のひと 双見酔名無し※ネタバレを含むクチコミです。妖怪達から学ぶ人間の為の社会派漫画ようきなやつら 岡田索雲かしこweb掲載時にも読んでいましたが、単行本でまとめて読むとまた違う印象になるなと思いました。岡田索雲さんってギャグも面白いけど、社会派な一面もあるんですね。性加害や人種差別などの問題も茶化すことなく真面目に捉えてるんだけど、漫画としての面白みは損なわれてなくてすごい。そのさじ加減ってすごく難しいと思うんですが、あとがきを読むとその点については考え抜いて描かれているそうで、お人柄にも好感を持ちました。 web未掲載の短編「ようきなやつら」は精神病院が舞台なんですけど、背景にひっそりとサトリくんのお見舞いに先生がとらやの紙袋を持ってやって来てる描写があるのを見つけました。サトリくん早くそいつから逃げて…一番怖いものようきなやつら 岡田索雲starstarstarstarstar干し芋一番恐ろしかったのは、目に見えないものでもなんでもなく 『追鐙』の人間です。 人としての感覚が麻痺していたのか、証言にもあったように一人殺したら、後は何人殺しても同じだと思ったのか、死人の山、焼かれている人、死体に石を投げる人、人が死んだら万歳と叫ぶ人・・・。 これが、日常なら精神が病んでいるとしか思えない。 日本人のこんな恐ろしい生態を知って、これがいじめの根源なのかと思いました。 巻末の『ようきなやつら』が一番最初にネームがでいたとか。 それも、面白いなぁと思ったりしました。 おかしいのは誰だ?この子じゃない! うぐいす祥子名無し※ネタバレを含むクチコミです。最高の読切!! #読切応援忍耐サトリくん 岡田索雲名無し※ネタバレを含むクチコミです。え!?どうすれば…スモウちゃんにさようなら 小骨トモ名無し※ネタバレを含むクチコミです。 こわアブラゼミ 小骨トモ名無し※ネタバレを含むクチコミです。ドキドキをありがとう… #読切応援めぐちゃん、ぬいぐるみでえっちしたよね。 左津衣かおる名無し今年読んだ読切でもトップレベルに面白かったです。 左津衣かおる先生といえば、以前『気持ち悪いんだよ、死ね。』を描かれていて、こちらはこちらで衝撃的な話ではあって、名前の通り殺意を感じるというか読み手を殺しにかかってきているのを感じました。 そして今回、『めぐちゃん、ぬいぐるみでえっちしたよね。』は前作がマイナス方面への気持ちの働きかけだとしたら、今作はプラスの方へ心臓を鷲掴みしてくれる作品で、まったく別の印象として衝撃でした。 読後しばらくは高鳴った心臓が鳴りやまず、深夜に読んでしまったものでなかなか寝付けず大変でした。 えっちを理解しない子どもの頃に、くまの人形を使って疑似えっちをするという高度な遊びをしていた少女二人は小学校で別々になり中学校で再会します。 一方は学年一の美少女に、一方は絵を描くオタクに。 こんな二人の再会で何が起きるのか。 他人が自分にどうレッテルを貼るのか、どう見た目で判断するのか。 そういった価値観に左右されなかった幼少期のピュアな関係こそが尊く、一生胸の中に暖かさを与えてくれるものなのかもしれない。 素晴らしいドキドキをありがとう…。<<1234>>
心がホッコリする優しい話だった。人に触れられるのが苦手な尋輝と、人に触れることで記憶や思考を共有する力を持つユージン。そんなふたりの初対面はあまり良いものではなかったが、そこから互いを知り徐々に仲良くなっていく様子が、とても微笑ましかった。