#介護ロボットが人類を削減している
価値観の再構築のきっかけに
#介護ロボットが人類を削減している SUEY
わんわん
この漫画は各登場人物ごとの正義を見せ、読者に答えではなくインスピレーションを与えようとしているんだろうと思った。 テーマは弱者と強者の対立 日本社会が沈んでいく中で、少ないパイをめぐり 他者を思いやる余裕がなくなり弱者への自己責任論が叫ばれたり、ルサンチマンが強くなっていって強者を袋叩きにしたり、弱者と強者の対立が起きているように感じる。 どんな強者でも一瞬で弱者に落ちていく今の社会を鑑みると自分もいつそうなるかはわからない。 強者とまでは言えなくても今は健康だし若く収入も安定しており、恵まれている。 ただ一寸先は闇で、病気•怪我や失業、介護で一気に転げ落ちる。 他人事ではない。 なので 弱者に寛容に、富を分け与えよ をすべきと頭では理解した。(傲慢だが) だが自己犠牲を実行するのはとても難しい。 やっぱ、心の奥底で自分が得したいし、自分が損して(と感じて)まで、人に得をさせるという気持ちになれない。 汚い自分の本音に気づけ、認めることが出来たのはこの漫画のおかげ この漫画をきっかけにして、価値観の再構築をするきっかけになったらと思う。 今後の展開が楽しみだ。
#介護ロボットが人類を削減している
人ができないことを自由意志を持たないロボットにさせる?
#介護ロボットが人類を削減している SUEY
ゆゆゆ
ゆゆゆ
あなた知ってますよね、と言わんばかりに紹介されるジョージア・ガイドストーン。 いや、まったく知りませんでした。空想と思っていました。本当に実在した(過去形)んですね。爆破されたんですね。穏やかでないですね。 そのストーンヘンジのような巨大石版に書かれているとおり、人類が5億人をきるには誰を残して誰を消すか、取捨選別が必要だろう。 介護ロボットが高齢者を取捨選別しているとあるけど、高齢者がいなくなるだけでは到底足りない。 でも数十億人が死につつ、地球はクリーンでなければならない。 そこで暗殺部隊のような、現状は介護ロボットであるロボットがこれから大々的な出番を迎えるということだろうか。 (※現在4話まで公開されているところです) しかし、その介護ロボットに、もしロボットとしての機能を果たせない個体が現れたら? 最近、CHAT GPTは意思を持つけど自由意思を持っていないという話をチラッと聞いた。 意味がわからないなと思ったけど、はぐれ介護ロボットの出現に、運悪く自由意志を持ってしまう個体が出るかもしれないということかなと、わかったような、わからないような。 物語として介護ロボット単体が悪いわけではないようだ。 介護ロボットをロボット三原則に反している存在にしてしまった黒幕が悪い。 少し不思議な未来の話と見せかけて、今の世界としっかりリンクされている。 陰謀論と創作の違いはどこかしらと思ってしまった。
魔境斬刻録 隣り合わせの灰と青春
長い時を経て #1巻応援
魔境斬刻録 隣り合わせの灰と青春 稲田晃司 ベニー松山
ナベテツ
ナベテツ
原作小説を読んだのは中学生の頃、近所の図書館で借りたことがきっかけでした。30年後にこの作品がコミカライズされると聞かされたら、少年はどんな感想を抱いたのでしょうか。 ドラクエなどのRPGに多大な影響を与えたウィザードリィ。死亡したキャラの蘇生に失敗すると灰になり消滅してしまうというシビアな設定が、この世界を伝える物語のタイトルとなり、やがてコミックへと転生を遂げました。 版権の都合で、ウィザードリィの固有名詞は一切使えず、アイテムや呪文、固有のモンスター名などは全て変わっています(ガディは原作よりだいぶおっとりしてる気もします)し、気を抜くと先の展開のネタばらしをしてしまいそうになりますし、ここでもなるべく注意をして言葉を選びたいと思います。 昭和~平成のファンタジーのコミックも好きなタイトルはあります。ただ、令和に描かれるとやはり迫力が違うなあと感心しますし、(物語を既に知っているとはいえ)迷宮での冒険がどのように描かれるのか、展開を楽しみにしています。ペース的に、原作を描ききるには相応の話数が必要だとは思います(稲田先生はかなり丁寧にストーリーを紡いでいますし、連載の継続の一助にでもなれば、との思いでこの口コミを投稿しています)。 魅力的なキャラはこれからも沢山登場しますし、日本のファンタジーの金字塔として語り継がれるベニー松山さんの傑作を、1人でも多くの人に知って貰えれば(原作小説、紙だと高騰してるんですよねえ。電子で簡単に買えるんでまあ良い時代になったなあと思います)。 続編の「風よ、龍に届いているか」や外伝の「不死王」もコミカライズされて欲しいもんだと、古いオタクは願ってます(不死王はKindleで100円ですからほんと良い時代です。一応紙でも持ってます)。