わんわん

この漫画は各登場人物ごとの正義を見せ、読者に答えではなくインスピレーションを与えようとしているんだろうと思った。

テーマは弱者と強者の対立

日本社会が沈んでいく中で、少ないパイをめぐり
他者を思いやる余裕がなくなり弱者への自己責任論が叫ばれたり、ルサンチマンが強くなっていって強者を袋叩きにしたり、弱者と強者の対立が起きているように感じる。

どんな強者でも一瞬で弱者に落ちていく今の社会を鑑みると自分もいつそうなるかはわからない。

強者とまでは言えなくても今は健康だし若く収入も安定しており、恵まれている。
ただ一寸先は闇で、病気•怪我や失業、介護で一気に転げ落ちる。
他人事ではない。

なので
弱者に寛容に、富を分け与えよ
をすべきと頭では理解した。(傲慢だが)

だが自己犠牲を実行するのはとても難しい。
やっぱ、心の奥底で自分が得したいし、自分が損して(と感じて)まで、人に得をさせるという気持ちになれない。
汚い自分の本音に気づけ、認めることが出来たのはこの漫画のおかげ

この漫画をきっかけにして、価値観の再構築をするきっかけになったらと思う。
今後の展開が楽しみだ。

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浪漫派寮生 小島

浪漫派寮生 小島

海沿いの高専の学生寮――運動オンチで頭も悪い出来損ないばかりだが彼らにも“ロマン”はあった!向かいの宿舎…女子寮には、我らがマドンナ 瀬戸先輩(ニ十歳)が今日も夜な夜な夕涼み――――モテない男たちの青春群像ストーリー!! 五年生の高専は、寮に入ったら最後むさ苦しい男たちとの息苦しい毎日が続く。だが唯一の救いは食堂にある!なぜなら食堂は男女混合、寝起きのオンナ…風呂上がりのオンナ…色とりどりな“女”たちを観察できる!そしてごく稀に奇跡がおきる――!! 【CONTENTS】第1話 イッて参ります(前編)第2話 イッて参ります(後編)第3話 濡れ衣の二乗第4話 ベルリン・男子の詩第5話 キミに出逢えた奇蹟の軌跡(前編)第6話 キミに出逢えた奇蹟の軌跡(後編)第7話 究極のアルゴリズム第8話 男子波風立たすべし(前編)第9話 男子波風立たすべし(後編)

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