落語マンガの感想・レビュー34件落語が聴きに行きたくなるあかね噺 馬上鷹将 末永裕樹starstarstarstarstar_borderパイナップル臨場感ある場面作りと構成。 落語の面白さは全然分からないけど、この漫画は面白いし、落語を実際に聴きに行きたくなるくらい魅力的なキャラクターやストーリー構成になっている。 サクセスストーリー好きにもオススメ☆落語あかね噺 馬上鷹将 末永裕樹ユーカリ女子高生か落語家を目指す物語。 それだけ聞くとジャンプっぽくないけど、読めばわかる王道ジャンプ。仲間がいてライバルがいてラスボス(っぽい人)がいて…。 落語を漫画にするってすごく難しそうだけど、落語の表現方法がすごいです。 なにより主人公のキャラクターがとても好き。 才能も志しも両方持ってて、さらに努力を重ねていく。応援したいです!とてもシンプル。内容も絵も寄席芸人伝 あべ善太 古谷三敏名無しBARレモンハートが好きなので、同じ作者という事で読みました。 まさに、ラーメンが出てくるまでの時間、床屋で自分の番が来るまでの時間、力んでうんこして出るまでの時間を埋めてくれるちょうど良い作品です。 最近の漫画は内容盛りだくさんと詰め込み過ぎているので、こういったシンプルな漫画もたまには良いですね。ジャンプから落語!!あかね噺 馬上鷹将 末永裕樹starstarstarstarstarこめつぶ落語の話はかんり昔の長瀬智也君の”ジレっタイガー”しか見たことなくて、 漫画でジャンプで落語。オヨヨ?って感じで読み始めました。 一言でめっちゃ熱くて根性。よく口コミでも見ますがスポーツ漫画。 落語を知らなくても問題ないし、落語も知れるし、話は面白いし! 知識が増える気もして読んでて楽しいです! 漫画も実写もいい昭和元禄落語心中 雲田はるこstarstarstarstar_borderstar_borderママ子一時期落語はまって新宿の寄席に通ったことがありました。 独特の世界観で、ほかのエンターテイメントとは違う、そして落語家さんの力量によって話の世界は無限にひろがるように感じたものでした。 八雲師匠にほれ込んでしまった与太郎の気持ちよくわかります、演目にもよりますが生と死とそこに色気が混ざると・・・。 雲田さんの絵の雰囲気と底知れない魅力のある落語の世界観がマッチしたいい作品だと思います。 熱血スポ根系落語マンガあかね噺 馬上鷹将 末永裕樹starstarstarstarstar酒チャビン落語がテーマということで、文系マンガかと思いきや、超熱血スポ根ものでした。ちはやふるとかとちょっと近い感じがします。 ただ、あちらは少女マンガ的なアプローチも多く、恋バナなども散りばめた感じのきらきら感がありますが、こちらは天下の週刊少年ジャンプ掲載ということで、ジャンプっぽいやりとりが繰り広げられます(おそらくですが恋バナ的なが出てきたとしても繊細な感じではないと思います)。 まだ4巻までしか読んでいないのですが、現在連載中の全マンガの中ではベスト3には入ってくる面白さだと思います。特段凝りに凝ったストーリーとも思わないですし、ギャグもめちゃくちゃ冴えてるという感じもないのですが、ページを捲るたびに心に何かグッとくるんですよね。何かしか伝わってくる力が強いマンガなのだと思います。思えば落語もストーリー自体は決まってる中で、伝え方で勝負するみたいなところがあるようなので、そういう意味では落語的なアプローチのマンガなのかもしれません(あかね噺以外の落語知識がないので間違ってたらすいません)。 キャラも皆個性が立っていて好感が持てます。見分けがつかないとかも全くないです!特に主人公はキャラ設定もわたし好みなのか、気付けば応援してしまっています。 ちはやふるや柔道部物語やマキバオーシリーズなどの、非梶原系スポ根ものが好きな方には大大大大大オススメできます!まだ4巻なので追いつくチャンスです!怪談じゃなくてジャパニーズホラーな感じ累 田邊剛 田辺剛starstarstarstarstar_borderかしここの作者さんって日本の話も描くんだな〜と思ったので読んでみました。日本が舞台だとストーリーに入り込みやすいのでいいですね。読んでる最中は平気だったのに、いざ読み終わって寝ようと思ったら急に怖くなってきました。霊の気配とか血生臭さみたいなものが残ってる感じがするんです。その日は電気を点けて寝ました。 ジャンプ×落語#1巻応援あかね噺 馬上鷹将 末永裕樹六文銭落語を題材をしていながらも、ちゃんと「少年ジャンプ」している感じがすごい良いなぁと思う。 「少年ジャンプ」しているというワードが伝わるか不明なのですが、展開や登場人物どれをとってもジャンプ的で、落語といえば笑点しか知らないマンにとってはちょっとトッツキにくい題材でも、すんなり受け入れられました。(笑点が落語かどうか別として) そしてすごくいい。 登場人物、特に主人公のあかねと父親の落語にかける情熱が共感できるんです。 よくわからない世界だと情熱傾ける動機を聞かされても 「ふーん、まぁ好き嫌いは人それぞれだしね(小並感)」 くらいで終わってしまうのですが、本作は 「わかる!頑張れ!」 となるから、ここもジャンプ的だと思います。 ひたむきな主人公に、ひたすら感情移入できる。 内容は、真打ち目指した落語家の父親が、その昇進試験でまさかの破門。父親を尊敬していた主人公あかねは、父親の敵と父親の凄さを証明するため落語の世界に入るという流れ。 難解な落語もわかりやすく、会場の空気感もグッと伝わる描写をしており、ここも魅力です。 落語みたこないけど、そんなにスゴイならみてみたくなります。 とある落語の一門に入門して、表ではみえない芸の世界の厳しさ、それに対しどう立ち向かうかと思うと楽しみな作品です。落語漫画頑張って欲しいあかね噺 馬上鷹将 末永裕樹名無し落語漫画ってなかなか難しい気がするんですがいい感じの駆け出し方。 そして絵が上手い…! 女の子可愛いし、ジャンプらしいキレがあって2巻以降が気になります。 色気がある落語家とかそういうキャラ出てくると落語の硬いイメージが壊されて興味出てくるので今後も注目したい作品。画から朱音のパワーがほどばしる!!あかね噺 馬上鷹将 末永裕樹starstarstarstarstar干し芋二つ目の落語家だった父は、真打目指して昇進試験を受ける。 そこで、当代一の呼び声高い落語家阿良川一生師匠の一言で試験を受けた全員『破門』になってしまう。 主人公の朱音は、小さい頃から、尊敬する落語家の父の練習を盗み見ていて、破門にショックを受け、父の果せなかった落語家の真打を目指して奮闘する成長物語。 父親の師匠であった阿良川志ぐまは、破門を申し訳なく思い、6年もの間娘の朱音の落語に稽古をつけていた。 そして、衝撃の朱音の初舞台。 弟子としての修行が、始まる・・・。 朱音のくるくる変わる表情も魅力的だし、落語の演目の説明も分かりやすい。落語をしている時の演者と登場人物の表情もリンクしていて面白い。 これからの展開が、楽しみな作品を見つけられて幸せ♬ ジャンプ本誌に、久々の……!あかね噺 馬上鷹将 末永裕樹starstarstarstarstarmampukuかなり好きなやつが始まってしまいました。 絵がとにかく良く、コロコロ変わる表情や仕草のいわゆる絵の芝居が小気味いいです。主人公のビジュアル自体もグリッドマンのヒロインににてて可愛らしい。 3話目にして初めての舞台という見せ場を作りましたが今後ぜひ期待したいのが、面白い芸能モノに必ずつきものである、ゾクッと鳥肌が立つような迫力というか凄みのある大ゴマ、これがぜひ見たいですね(現行の作品だとかげきしょうじょがこれのオンパレードですね!)落語に絡んだ飯の話噺めし 魚乃目三太マンガトリツカレ男魚乃目三太の食い物のマンガたまに読みたくなるので買った。奥さんに先立たれた売れない落語家とその娘が小料理屋を営業しつつ落語に絡んだ内容が展開される。落語がわからなくても単行本だと最初に今回の話に絡む噺の説明があるので問題なく楽しめる 俺の中では落語マンガといえばこれなんだよな...寄席芸人伝 あべ善太 古谷三敏starstarstarstarstarマンガトリツカレ男小学生の頃実家にあったのでもう30年くらい繰り返し読んでいると思う。大体一話完結でシンプルな話、シンプルな絵でまったく飽きずに読めるしいい話もあり気分転換に読むのもいいし寝る前に読むのもいい。ごく稀にこのマンガを読んでいる人と話になるが「いいよね」という感想が出てこないのと、「これ実話なの?」という話になる。実話っぽく思えるが全話フィクションだそうです。 ちなみに俺は特に好きな話は全く誰も共感されないけど「開化の改作」三遊亭金朝の回。落語が古臭いということで人気が無くなって人気を戻すためにいろいろ噺を作っていく。当時は面白かったかもしれないが現代では何が面白いかわからないのような噺ばかりだがこの事がなかったら落語が存在するかわからないという流れになるが何回読んでも感動する これを楽しめるのは昭和の感性かなと思ったりすることもあるがまあとりあえず40年後ぐらいにも手軽に読める世の中であってほしいね 暴力的にカワイイうちの師匠はしっぽがない 幸村誠 TNSK 小田すずか 櫓刃鉄火mampuku 上方落語×ファンタジー×けもカワ!! 設定盛りすぎでは!?と心配になるも、可愛さとユルさが全てを包み込むことで、「よつばと!」「ふらいんぐうぃっち」のように無限に読み続けたくなる中毒性を帯びています。 一話完結形式で、落語のようにオチがついてて毎回安心して読めます。 上方落語、漫画や創作で触れるのはたぶん初めてなので新鮮でした。じっさい本物を聞いてみると東京とは違うのでしょうか何重にも楽しめる名人芸滝田ゆう落語劇場 滝田ゆうhysyskこれを読んでから落語の動画を観ると、情景が想像できて楽しい。さらに演目にまつわる歴史や形式の違い、噺家のことを調べているとどんどん沼にはまっていく。浅草周辺の土地勘もあるとより感慨深いと思う(吉原に向かう人たちが追剝に遭う辺りに住んでいたことがある)。昔話というほど遠い昔でなく、今も少し感じられるくらいの距離感が良い。 『青菜』がとても面白く、風情もあって好き。完結じゃなくて休載だったのか夜は千の眼を持つ 上野顕太郎名無しここしばらくビームに載ってないし、知らないうちに終わってしまったんだと思っていたけど、ウェブサイトに休載と書いてあるのを、今日知った。 いつか再開するならそんな嬉しいことはないです!! こういう偉人伝はやっぱりいいご勝手名人録 寄席を仰天させた12人の破天荒者たち 雷門獅篭starstarstarstarstar_borderマンガトリツカレ男全国区で有名ではないが、作者の雷門獅篭が寄席で見た「名人」を紹介していくマンガ。作者は昔は立川談志の元弟子で週刊モーニングで「風とマンダラ」を連載していた立川志加吾 登場する名人は立川談志/快楽亭ブラック以外は全く知らなかったどの話も面白い。特に「大東両」の回は紙切り芸で「切れないお題はない」の逸話や楽屋でも家でも紙切り芸の研究を続ける話がむちゃくちゃよかった 落語の魅力と芸人の色気にあふれる作品昭和元禄落語心中 雲田はるこ名無し独特な世界観と、個性的な登場人物。絵は綺麗だし、セリフや場面展開のテンポもよい。堅そうな印象があったけど良い意味で裏切られた。これは人気がでるのもわかるなーと納得の作品。 刑務所帰りで弟子志願する与太郎のあっけらかんとした「人たらし」な性格と、難しいけど芸の迫力と色気がある師匠、八雲の対比がおもしろい。 登場人物一人一人の個性が光ってて、どの人物も魅力的です。ストーリー自体は少し大人向きで、読み応えがあります。 落語好きな人が楽しむのはもちろん、この作品をきっかけに落語を知りたくなる人も多いんじゃないかと思います。実際、落語をぜんぜん知らない私も、こんな世界があるのかー、と興味をもって読み進められました。 実写がよすぎる昭和元禄落語心中 雲田はるこ名無し実写ドラマも合わせて見てほしい、面白い、漫画を読むだけで伝わってきた緊張感と音の響きが、実写だとすごーーーーーく緻密に再現されていて物語が2次元と3次元でリンクします。 映画化もした小説のコミカライズしゃべれども しゃべれども 佐藤多佳子 勝田文nyae落語を題材にした話ですが、これを読んで落語の世界を知るというよりは、人間同士のコミュニケーションでつまずいてしまった人達の成長物語という感じ。 なので大変読みやすいです。 様々な事情で“話すこと”に悩む、年齢も性別もバラバラな4人になぜか落語を教えることになってしまった噺家の三つ葉が主人公。 三つ葉本人も、自分の落語とは何かに悩み立ち止まっていたところだったが、4人との関わりが予想外の化学反応を起こしいろんな人を巻き込みながら自分自身も一歩ずつ前に進んでゆくのが面白い。 かなりクセの強い4人だけど、三つ葉の真面目で正直な性格が徐々にみんなの凝り固まった心をほぐしてゆく様が感動的。落語のタメにボクシングをやるぞ!応援出来ますか?ファイティング寿限無 立川談四楼 野部優美名無しスポーツ界のヒーローなんて才能がある人間が努力した上で 仲間や運に恵まれなければなれるモンじゃない。 そして努力が出来たり仲間が応援してくれたりするのは 本人が、真面目に本気で取り組んでいればこそ。 そうでなければ頑張れないし廻りも応援しない。 そもそも、どんなに才能があっても好きでなければ 努力できないだろうし、 好きでもないのに出来る程度の努力しかしない主人公は 現実でも漫画でも、共感を得るのは難しい、そう思う。 だからだと思うが、スポーツ漫画の主人公は そのスポーツが大好き、というのが定番。 それか、好きじゃなかったけれど、 やってみて好きになった、とか。 「ファイティング寿限無」も、 やってみて好きになったパターンではある。 だが、そうなるまでも、そうなってからも、が ハンパじゃない。 修行中の落語家「橘屋・小龍」こと小林は 師匠が好きで師匠命で師匠の命令は絶対。 だが師匠は落語の実力者でありながら、 実力至上主義ではない。 芸人は売れなきゃ惨めなものなんだ、というリアリスト。 「手段はナンでもいいから売れろ。付加価値を付けろ。」 その教えに従い、小林が選んだ手段が 「落語も出来るプロボクサー」 落語が師匠が命な小林だけに、 ボクシング命でない自分がボクサーを目指すことに 引け目を感じつつトレーニングに励む。 だがプロボクシングの世界は、 好き嫌いだ本気だ遊びだ、とかの 全てを飲み込んで濾過した上で強者だけが生き残るという 別の意味で純粋で単純な世界だった。 さらに思いがけず、落語とボクシングが融合することで 小林の才能が開花し、ボクシングに本気になり、 周囲も小林を知り応援してくれるようになっていく。 やりたくないならやるな、好きじゃないならやるな、を 逆説的に問うてくる、そんな漫画。 しかもそれだけじゃない笑いながら泣けてしまう漫画。 小粋な落語漫画昭和元禄落語心中 雲田はるこマウナケア『ちはやふる』とか『ましろのおと』とか、最近は日本の古典芸能を題材に使う漫画が人気のようで。日本人の心に深く根付いているものの若者には縁が薄く、それがかえって新鮮に映るのかもしれません。そして同じように題材として落語を選んでいるこの作品。テレビや雑誌にも取り上げられて、『このマンガがすごい!』のオンナ編第2位にも選ばれるなど評判高く、読んでみるとそんな評価にもちょっと納得してしまいます。一般社会とかけ離れた世界に生きる人々が持っているであろう”情”の部分が色濃く出ていると言えばいいんでしょうか。ムショ帰りの主人公・与太郎はキュートだけどすねに傷もつ元やくざ。その与太郎の師匠となる冷徹な大名人・八雲は同期ですでに他界した助六の芸に思うところがある様子。そして助六の死後に八雲が引き取ったやんちゃ娘・小夏はその死の原因が八雲にあるとにらみ…。そんな人間模様が織りなす人情ストーリー。「真打に女はいない」と小夏にいわせてさりげなく時代を説明するなど、なかなか小粋でもあります。 うーんうちの師匠はしっぽがない 幸村誠 TNSK 小田すずか 櫓刃鉄火名無し雑誌で読むと面白い。 他の作品と比べたら、面白く感じる。 でも単行本で読む気にはなれない。名人に憧れた普通の青年が落語という世界で自分だけの道を探しだそうとする物語どうらく息子 尾瀬あきら名無し趣味ってのはなんでもそうだと思いますが、身近に先達がいないとなかなか身につきません。誰かが順序よく教えてくれないと、途中でイヤになってしまうのですね。それ以前に、どこから入っていいかわからず手を出せなくなってしまったり…。私が今、手を出そうか躊躇しているのは、Jazz、競輪、そして落語です。 『どうらく息子』は落語家の漫画です。落語を題材とした漫画といえば私の中では『寄席芸人伝』(古谷三敏)が永遠の金字塔であります。『寄席芸人伝』には名人と呼ばれた落語家達の、人間模様が描かれていました。彼ら名人は皆、自分だけの道を探しだし、その道を歩んでいきます。『どうらく息子』で描かれるのは、名人に憧れた普通の青年が落語という世界で自分だけの道を探しだそうとする物語です。 主人公・翔太は親戚の幼稚園でバイトする青年です。どうしたら子どもたちは笑ってくれるだろうか、どうしたら自分の話に引き込めるかを考えていた翔太は、人に進められるまま入った寄席で惜春亭銅楽の「時そば」を観ることに。まるでそこにそばがあるような銅楽の芸にのめり込んだ翔太は、銅楽の弟子になろうと、強く思い始めます…。 やがて、銅楽の弟子になり、銅ら壱という名前をもらった翔太の、金ない、ひまない前座の生活がはじまります。先輩方の生き方を見ながら、少しずつ銅ら壱は落語家としての道を歩んでいくのです。 『どうらく息子』は落語のシーンも魅力的です。落語のシーンは作中作として、登場人物が熊さんや与太郎として登場します。3巻の「牛ほめ」のちょっと抜けた与太郎は、まだまだ駆け出しの銅ら壱が登場しますが、その時の銅ら壱の状況とあわさって、なるほどなあと感じます。 私が特に心に残っているのは10巻で描かれる『紺屋高尾』。とても美しい話です。紆余曲折がありながら、二ツ目に昇進が決まった銅ら壱は、『紺屋高尾』という廓噺をものにしようとします。花魁と紺屋の職人の身分違いの恋の話ですが、花魁の了見がわからず苦戦します。しかし、時間をかけ、自身の恋愛も交えていくうちにだんだんと形を出来てきます。そして初見世。熱演する銅ら壱を象徴するように、シリアスに描かれる『紺屋高尾」の物語。そして、美しいクライマックスの後、舞台のシーンが一瞬交錯しそのままラストに…。 読み終わったあともしばらく余韻が残ります。<<12>>
臨場感ある場面作りと構成。 落語の面白さは全然分からないけど、この漫画は面白いし、落語を実際に聴きに行きたくなるくらい魅力的なキャラクターやストーリー構成になっている。 サクセスストーリー好きにもオススメ☆