パチスロ化マンガの感想・レビュー319件<<7891011>>幼少期から青年期にかけての描写が好きがんばれ元気 小山ゆう名無し※ネタバレを含むクチコミです。最後の戦いが泣ける烈火の炎 安西信行名無し忍者を目指し主人公が成長する過程がめちゃくちゃ楽しい。 数々の「魔導具」のギミックも厨二心をくすぐる。基本的にはバトル系漫画なので、小学生から中高生くらいの男子が読めば熱中できるはず。 烈火と柳の「忍と姫」の関係も見どころ。 ストーリーが進むにつれ絆が深まり、最後の戦いでは涙腺がやばくなります。ユーモアと怖さの二重奏、これはSF(少し不思議)だ笑ゥせぇるすまん 藤子不二雄(A)名無し藤子不二雄と言えば、A氏もF氏も児童向けの作品が有名ですが、その実、それしか書けないと言う訳では無いです。 彼らは己の作品ジャンルをSF(少し不思議)と謳っているように、日常に違和感や異常さ、恐怖を紛れ込ませるのが抜群に上手い。 F氏もドラえもん等でたまに異色としか思えないヤバイ話が混ざるのですが、A氏も負けていません。 それを最大限に発揮した、闇の塊のような作品です。 怖いだけでは無く、絶妙な不安感や違和感を残した後味や、どこか面白く滑稽な登場人物達など、やはり天才は違うな、と思えます。 人間の当たり前の欲を煽り、効果はあるが欠陥もヤバイ商品を配るセールスマン、喪黒は一体何なのでしょうか。 彼は、客が自滅するのを分かっていて商品を渡しているとしか思えません。 作者の闇の部分を思いきり表出させたのが、この笑ゥせぇるすまんと言う作品なのでしょう。ハマりにハマった漫画ベルサイユのばら 池田理代子名無しハマりにハマった漫画です。 歴史(特に西洋史)は苦手でしたが、この漫画のおかげで詳しくなりました。 フランスのバロア王朝からブルボン王朝への流れなど勉強になったと思っています。 歴史的背景もさることながら、何をおいても美しい絵。 池田理代子先生の絵は本当に美しく、思わず引き込まれます。 男装の麗人という設定と、美しく悲劇的な恋愛に感動しました。 そして贅を尽くしたベルサイユ宮殿の美しい背景画にも魅せられます。 一度は読んで欲しい、超大作だと思います。 格闘技に全てを捧げた少年のドラマとして読むグラップラー刃牙 板垣恵介名無しグラップラー刃牙と言うと、格闘技オタクの夢を叶える異種格闘技戦が多数行われる漫画、と言うのが世間一般の評価ですが、この作品は主人公である刃牙の、格闘技に全てを捧げてしまった、捧げざるを得なかった少年の物語としても秀逸です。 8巻までは裏の格闘技のチャンピオンと、表の朗らかな人格が描かれ、9巻からは過去の壮絶な出来事が描かれ、21巻からは彼が心身ともにチャンピオンとなるまでのトーナメント戦へと向かっていきます。 彼の人生ははっきり言ってそうならざるを得ない、と言うか両親に強制されたも同然なのですが、両親の愛を求めて戦い続け、その結果父親と決裂し、母親と死別するという人生のドラマとしても凄まじいと思うのです。食事シーングラップラー刃牙 板垣恵介ナポバキの隠れた魅力は「食事シーン」にあり。 とりあえずみんな旨そうに食事します。 1巻の最初に刃牙が「おじや、梅干し、バナナ、炭酸抜きコーラ」を食べるシーンが出てきますが、もうそこから既に旨そうです。 特に肉食ってる時が一番うまそう。競艇をまったく知らなくても面白く読めるモンキーターン 河合克敏名無し競艇をまったく知らなくても面白く読めます。競艇についてめちゃくちゃ丁寧に解説してあり、選手の生活の裏側なんかも知ることができる。レースにおけるスタートの重要性とかターンの難しさとか、ペラの調整に至るまで、競技そのもの見方が変わると思います。趣味全開の漫画だけど、競艇ファン以外にも読んでもらいたいと思う作品。ちなみに、しっかりラブコメ要素もあるのだが、これについては意見がわかれるとこなので触れないでおく。 フェルゼン様…ベルサイユのばら 池田理代子名無しアントワネットとフェルゼンの関係が好きでした。不倫ながらも死ぬまで愛しあった二人を応援してました。王妃ゆえに普通の女性として恋愛することが許されなかったアントワネット。処刑されてしまったが、生まれ変わったら今度は不倫じゃなく自由に恋してほしい。何回読んでも飽きない!賭博黙示録カイジ 福本伸行名無し漫画・アニメ・映画と全部見ているくらいのファンですが、これはもう説明不要なレベルで、あまりにも面白い作品だと思っています。何度読んでもワクワクゾクゾクするし、飽きがこない。これからもカイジを読み続けていきたい。王道少年マンガの傑作RAVE 真島ヒロ名無し男気のある主人公、かわいいヒロイン、頼れる仲間といった少年マンガの王道!といった内容。伏線の張り方が上手で序盤に撒かれた種が終盤になって芽を出すといったやりかたが上手。作者の性質上女の子は大体かわいくてナイスバディ。ペットみたいな小動物がやたらと増えるがストーリーは簡潔で読みやすい 退廃的な世界観が大好き北斗の拳 原哲夫 武論尊名無し退廃的な世界観が大好きです。少年漫画にしては、少々残虐なシーンもあり、今の時代にはそぐわない部分もありますが、でもやっぱり、面白いですねえ。80年代の漫画を語るうえで絶対に欠かすことのできない、不朽の名作です。あと、ストーリーとは全く関係ないけど、ケンシロウって、ライダースジャケット着てたんですね(笑)。オシャレじゃん。原作が残したマンガへの影響バジリスク~甲賀忍法帖~ せがわまさき 山田風太郎せのおです( ˘ω˘ )2/22のマンバ読書会「忍者マンガ&マンガにでてくるネコ」の時に、ゲストの兎来さんのトークでとっても興味を持ったので読んでみました! 以下はトークショーで教えてもらったことですが、原作がなんと1959年。 しかし、60年以上も前の作品とは思えない、奇抜で斬新なキャラクターと忍法、展開の読めない10対10のチーム戦、そして伊賀と甲賀の一族を超えた想い…! 現代のマンガにも多く用いられている物語のテーマやキャラクター設定が本当に盛り沢山!! マンバ読書会のトークショーで兎来さんは、「この作品がなければNARUTO、ONE PIECE、H×Hやジョジョも生まれていなかった」とおっしゃっていましたが、まさにその通りだと思いました!! 2003年から連載が始まったこちらのマンガですが、…かなり夢中になって一気読みしてしまいました。 絵がとにかく美しくて素晴らしい、、!! 少女漫画が大好きで、普段女性向けの作品を読んでいる私なので、 せがわまさき先生のお名前や作品名は知っていたものの、まず読むきっかけが全くありませんでした(笑)が、 今はとにかく読了後のあのラストの余韻と、こんな素晴らしい作品を読むきっかけをくれたマンバ読書会と兎来さんに感謝の気持ちでいっぱいです…!!王者の星が俺を呼ぶ”侍ジャイアンツ侍ジャイアンツ 梶原一騎 井上コオ名無し「巨人・大鵬・卵焼き」子供たちに人気のあるものの代表として昭和40年代の雰囲気を醸し出す言葉。 そんな背景のなか生まれた作品が「侍ジャイアンツ」である。 巨人四大漫画(ちかいの魔球、巨人の星、侍ジャイアンツ、リトル巨人くん)の中でも巨人の星と並んで知名度は抜けている作品だ。 巨人の星と違うのはまず読売東京巨人軍が全面バックアップ作品であるということ。 これによって当時のスーパースター王、長島をはじめ、当時の左のエース高橋一三や右の堀内も作中に登場して派手な活躍を見せる。 また主人公の番場蛮は巨人の星の星飛雄馬とは違いとにかく破天荒で明るさを見せるのが特徴的。 これは連載開始三年目にアニメ化された時にも顕著に見られ、徹底的に差別化されている。 メンタル的には番場も飛雄馬同様に弱い部分はあるが、それにより開発される魔球の性質はまったく違いとにかくド派手で必見。 またアニメと原作漫画は終盤にかけて大きく話が違うのも要チェックポイント! アニメの最終回しか知らない人は必見、そうでない人は両者見比べてみよう。 また当時から比較対象となる巨人の星と合わせて読破してみても作風の違いが見られ面白くオススメする。 めぞん一刻のいいとこ…めぞん一刻 〔新装版〕 高橋留美子大トロめぞん一刻のいいところってやっぱり、響子さんがめちゃくちゃめんどくさい女なところだと思います。 わりと最初の方の、一刻館のみんなで伊香保温泉みたいなところに行く回が好きです。あと朱美さんが失恋(?)する回。小学生の多感な頃に読…犬夜叉 高橋留美子大トロ小学生の多感な頃に読み、この漫画に性癖を形成されてしまいました。 殺生丸様が好きです………うしじまくんみたいで…銀と金 福本伸行大トロうしじまくんみたいですがうしじまくんより好きです。 キャラクターに愛を感じます。 現在も続く人気シリーズの第一作目賭博黙示録カイジ 福本伸行名無し※ネタバレを含むクチコミです。忘れてはならない種モミじいさんのこと北斗の拳 原哲夫 武論尊くまぞうケンシロウ、ジャギ、ラオウみたいな強さも好きですけど、忘れてならないのは冒頭で、ただ一人抵抗を続けていた種モミじいさんのこと。 年取ると、種モミじいさんの生き方、本当の強さに気付かされる。ああいう人に私はなりたいって思う。 今日よりも明日なんじゃ!意外と感動できるマンガみどりのマキバオー つの丸名無し絵はギャグマンガだけど、意外とストーリーがしっかりしていて最終的には感動できる大作に仕上がっている。主人公(馬)が様々な試練や出会いを経て成長をしていくまでの過程が面白い! 新鋭な方だけど最高峰のヤンキーマンガクローズ 髙橋ヒロシ 高橋ヒロシさいろく高橋ヒロシ節、というものがわかりやすく定着しているぐらい今の高橋ヒロシ率いる高橋組の影響は強い。 私の時代だと特攻の拓、湘南純愛組、カメレオンがマガジンで連載してて、サンデーでは今日から俺は!!、ジャンプだとろくでなしBLUES、あとなんだろ?でも割とヤンキーマンガブームだったんじゃないかなと。 その頃にちょうど月刊チャンピオンでやってたのがこのクローズでした。(もっと前の世代でいうとBE BOP HIGH SCHOOL、湘南爆走族、荒くれNIGHT、押忍!!空手部とかかな?) 坊屋春道という一人の少し古いタイプのツッパリが、カラスの学校と言われる鈴蘭高校に入学するところから始まるヤンキー成り上がり伝。 といえばよくある感じに見えると思うんですが、キャラクターの立て方が抜群に巧いんですよね。 ステイタスの表現など含め、クローズに出てくるキャラクターたちはみんなつよーーーい人気を誇ります。 読んでいくとわかるんですが、ろくブルほど登場人物少なくないのに(あれも超好きだしキャラ立ってますが)みんな印象がしっかり残ってくんですよね。 割と頑張ってたんですね高橋ヒロシ先生…適当そうなのに。 あとなんかそこらへんにいそうなお兄ちゃんって感じがあります、多分著者がそんな印象だからだと思うんですが、登場人物たちもそんなにめちゃくちゃ特別な人達ではないんだよね。そこがいいのかも。 リンダマンとの決戦を見て是非次はWORSTに進んでください。時代を超えて影響を与え続ける名作あしたのジョー ちばてつや 高森朝雄マウナケアプロレス界のスーパースター・中邑真輔選手が”ジョー”を愛読しているということをご存知でしょうか。これはよく考えると凄いことだと思いませんか。だって彼は1980年生まれですよ。この作品の連載がスタートしたのは1968年です。連載時に生まれてもいなかった世代に、時代を超えて影響を与えているということですから。中邑選手はどうも相当なファンのようで、インタビューでも、ジョーにちなんだ発言をしています。かつて、東京ドームで対戦する高山善廣を指して「『あしたのジョー』で言えば、力石徹だ」と。要は自分が超えなければいけない存在、ということを伝えたかったようです。こんな発言をするとは、相当ハマっているとみました。原作者の方とプロレスは関係も深いので、何ならノーガード戦法とか肘打ちとか試合でやってくれると面白いのになどと思ったり。すいません、ジョーの話のつもりがプロレスに興味ない人はまったくわからない話になってしまいました。 リアル感とドリーミイ感を共存させている格闘漫画餓狼伝 板垣恵介 夢枕獏名無し最強の男は誰か、最強の格闘技は何か、を追求するなら 個々人の資質やセンスや体格や体力や修練度を 最高レベルで均一化したうえで、 打・投・極の全てをいかんなく発揮できるルールを作り、 身分や立場や金銭的なメリットデメリットなどのしがらみを 無くして平均化して、 多数が同時に心身ともにベストコンディションで 戦える場に選手一同を終結さけなければならない。 そんなことは現実には不可能だ。 だからこそ古今東西、漫画・小説・TV・映画という 夢を現実化できる世界で、数え切れないほどに テーマにされて作品化されている。 だがそれでいて、いまだに これが最高、これが究極、これこそがリアルだと 万人を納得させる作品は出現していない。 リアルとドリーミイのバランス取りが難しすぎるのだろう。 ある意味で作品化、描写が不可能レベルな難題で 「最強論漫画」は永遠の夢なのかもしれない。 その最強論漫画への挑戦・証明のための手法として、 リアリティとドリーミイをいい感じにミックスして 凄くいい感じに魅せてくれているのが 原作・夢枕獏、作画・板垣恵介の「餓狼伝」だと思う。 矛盾した言い方になるがリアリティとドリーミイが それぞれに充分に共存した漫画になっている。 空手・柔術・プロレス・ボクシングなどの 各種格闘技の(前記した条件を満たした)精鋭が 一同に会して闘うという 「現実にはありえんだろ」という世界を 小説(原作)や漫画だからドリーミイをある程度まで 魅せてくれている作品は他にも少なからずある。 「餓狼伝」もそういった、漫画だからこそ成立している ドリーミイな面はあるし、その面での描き方も凄く面白いのだが、 それだけではない板垣先生ならではの上手い描き方が 「餓狼伝」では、なされていると思う。 添付画像は第三巻からの抜粋だが、 夜の公園で闘っている二人の攻防のポイントを 的確に判りやすくコマ割りして絵にしている。 そしてそれだけでなく、 「電灯が揺れる」 シーンを間に挿入している。 たった一つのコマではあるが、 普通に格闘場面を描き、そこにリアリティを強調しようと だけ考えたら、なかなか揺れる電灯のコマなんて この流れの中に挿入出来ない、描かない。 だがこの一見、たいした意味のなさそうな一コマで 単純に技に入り決める動作を連続写真的に 絵にするだけの漫画よりも、 投げ、電灯、絶息、手のクラッチという流れにすることで リアルとドリーミイが判りやすく漫画として成立している。 こんな感じの、ただリアルを追求するだけの 絵やコマ割りだけではない、漫画手法としての ドリーミイがあちこちに描かれている。 それはもともとの夢枕獏先生の原作にそれだけの 要素が詰まっていたのだろうけれど それをまた板垣先生が上手く漫画化したんだな、 と感じている。 ぼうしゅうさんに憧れて哲也 -雀聖と呼ばれた男- 星野泰視 さいふうめいさいろく賽の目っていうのは狙って出せるもんで、燕返しっていうのは麻雀打つ人はみんな出来るものだと思ってしまっていた。 麻雀マンガが少年誌で長期連載してたっていうのも少し時代を感じる。 「坊や哲」が主人公のこの作品、どこまで本当かわからないけど実話を元にした実在の人物、阿佐田哲也の麻雀記を描いたもの。 阿佐田哲也さんに関しては別途ググるとよろしいかと思います。 麻雀といえば桜井章一がすぐ名前が挙がるんですが、阿佐田哲也は小説家でもありギャンブラー。 そのギャンブラー小説家が麻雀で成り上がっていく間に出会う様々なライバルたちは本当にインパクトがあるぶっ飛んだ奴らばかりで、バッドラックとダンスっちまう感じの(連載時期もちょうどその頃)漫画史に名前が残るぐらい印象的なので全部読んでおくと良い。 ※画像はガン牌で読者のハートを鷲掴みにした印南(いんなみ)暇を持て余した神々の悪戯…?ああっ女神さまっ 藤島康介さいろく言わずとしれた藤島康介の代表作。 アフタヌーンの代名詞の一つにも挙がってくる作品。 久しぶりに1巻を読んでみたらこんな始まりだったなぁというのと同時に画風の変化に驚き、ベルダンディーのブレなさにも驚いた。 本当に女神としか言えない振る舞いと人間離れした天然っぷりに当時の読者たちは心がキュンキュンしていたであろう。 ちなみに私はウルド派で、ベルダンディーの良さは当時はわからなかった。今のオッサン世代にはどストライクに刺さるであろう女神達がいっぱい登場します。 スクルドもウルドも可愛いんだけど、今見ると最後の方はさらに画風が変わりまくってますね。 10〜20巻ぐらいまでのウルドが世界一美しい女神だと私は思う(推し) 最後の最後は1巻の第1話の流れを読み返してから読むと良いと思われます。 のほほんとした日常系コメディ漫画としても超名作。<<7891011>>
※ネタバレを含むクチコミです。