登山マンガの感想・レビュー43件主人公補正強すぎて途中からホラー要素無くなりますモンキーピーク 志名坂高次 粂田晃宏名無し※ネタバレを含むクチコミです。猿、すごっモンキーピーク 志名坂高次 粂田晃宏starstarstarstar_borderstar_borderパイナップル※ネタバレを含むクチコミです。マンガで泣いたの初めてかも岳 石塚真一starstarstarstarstaralank社会人なりたてでちょうど登山を趣味にし始めた頃に読みました。山の怖さと優しさを教わった気がします。 お父さんを山の事故て失くした少年との話は、マンガで初めて泣いたかも知れません。 山中でタバコ吸うおじいさんの話も好きでした。楽しみ方は自由なんだ、と。 救助要請した登山者にも、家族を失くして山を嫌う人にも、必ず「また山においでよ」と声をかける主人公はとても強く優しく、憧れます。 三歩が山頂アタック前に、コーヒー淹れてサーモスに注ぐシーンを見て、似たようなボトル買ったこと思い出しました。 おすすめのマンガです。怖すぎる。。。人の仕業であってほしい。。。モンキーピーク 志名坂高次 粂田晃宏starstarstarstarstar_borderalank読み始めたばかりですが、怖すぎます。これほんとは猿じゃないよね?人間なんだよね?なんか恨みもってる人の復讐劇なんだよね?と思いたい。じゃないと怖すぎて登山なんかできません。 モンキーピークについて語ろうモンキーピーク 志名坂高次 粂田晃宏名無し※ネタバレを含むクチコミです。登山の魅力が隅々まで山を渡る -三多摩大岳部録- 空木哲生starstarstarstarstaralankたまたま自身が関東在住のため、出てくる山々はトライしたことがあったり憧れがあったりするところが多く楽しく読めました。共感ポイントも多々あり、久しぶりに山に登りたくなりました。副部長のメガネのフチがテープで止められてるのがなんともありそうな描写で、くすぐられます。そして何より絵がキレイ。山頂からの朝日の表現は、まるでその場にいるような豊かさがあります。松本剛先生は描けないものないんだな #推しを3行で推すしずかの山 松本剛 愛英史starstarstarstarstarかしこ・読んだ直後に思ったこと ※一番大事!※ 山岳漫画にハマって何作か読んだことがありますが、それらと比べても「傑作!!」と断言できる面白さでした。松本剛先生は描けないものないんだな。 ・特に好きなところは? 2巻の健二が亡くなるシーンがすごかった…。余計なものを削ぎ落としたシンプルな描写だからこそ伝わる緊迫感と絶望感があった。漫画は奥深いと思いました。 ・作品の応援や未読の方へオススメする一言! 個人的には「孤高の人」「神々の山嶺」より好きかもしれません! 色んな意味で怖すぎますモンキーピーク 志名坂高次 粂田晃宏starstarstarstarstar_bordermotomi序盤から沢山の人が襲われ亡くなってしまうのに、更にフラグを立ててハラハラドキドキさせる作品です。 つぎはだれが襲われるのだろうか、、、いつどこで襲われるのだろうか、、、ハラハラドキドキしながら見進めて行くとそこに待っているのは恐怖。 ピンチになった時に人間の本性がみえるというのはよく聞きますが、そういった点も見ながら見進めて行くとかなり面白いです。 どこで襲われるか分からない恐怖と、人間の本性・醜くさが見れる恐怖、 両方楽しめる作品です。たかが山登り、されど山登り岳 石塚真一ユーカリなんと言っても登山の緻密な描写が素晴らしいです。山や自然の風景、登山道具など、細部にわたって美しく描かれているので、話の中に入り込めます。 登山に関する知識や技術について知ることができます。登山の醍醐味とか、逆に危険性とか。主人公が登山という過酷なスポーツを通じて自分自身の内面に向き合っていく成長ストーリーとしても魅力的。ホラー100%モンキーピーク 志名坂高次 粂田晃宏名無し会社の親睦を深める為に登山をするという奇想天外な行動の上、野営なんてしたら何かが起きるフラグはビンビンです。 案の定、サバイバルホラーの始まり始まり。 この作品読んだら、もう山でキャンプとかできないよ。 怖くてしょうがない。 山ガール!?山なめんな岳 石塚真一名無し山は怖い。 この漫画を読んで1番感じた事です。 高尾山とか富士山とか山ガールとかアウトドアファッションが流行り、登山が市民権を得てしまったので、なめている奴がいるのであれば、この漫画を一度読んでほしい。 そして、山をなめずに登山を楽しんでほしい。 読むと指懸垂がしたくなる #1巻応援THE ALPINE CLIMBER 単独登攀者・山野井泰史の軌跡 よこみぞ邦彦 山地たくろう兎来栄寿登山家のアカデミー賞と言われるピオレドール賞の、ピオレドール生涯功労賞をアジア人として初めて受賞した登山家・山野井泰史さんの登山人生を描いた作品です。 登山マンガにハズレ無し。 近く、劇場版が放映される『神々の山嶺』を始め、『岳』や『孤高の人』など圧倒的な名作も枚挙に暇がありません。 同じ人間でありながら、極限の環境である山に挑む者たちのドラマにはいつも心が奮え、血が滾ります。 この作品がすごいのは、上記の作品のようなドラマが描かれるのですが、それが山野井さんが実際に経験したものであること。 中学生にして34箇所の打撲と裂傷を負い、親に命の危険があるからと反対されても「自分から登山を取ったら心が死ぬ」として頑として譲らず、「大人の登山クラブで基礎から学ぶ」ということを条件に、日本登攀クラブに入会してそのキャリアを始めていくという出だしです。 登山に命を賭ける人を見て、「なぜそんな危険に進んで身を晒すのか?」と理解できない人も一定数いると思います。しかし、本当に命を賭けても良いほど好きなものがある人にとっては、この気持も理解しやすいのではないでしょうか。 特に、登頂を完了した時に見える至高の景色と共に訪れる達成感は、その気持ちへの共感を掻き立ててくれます。常人の身体能力では無理なことは解っていますが、読むと自分でも指懸垂などで体を鍛えて岩壁に挑んでみたい、こんな景色を見てみたいという気持ちにさせられるくらい、読んでいて熱く掻き立ててくれる作品です。「神々の山嶺」読んでみた神々の山嶺 谷口ジロー 夢枕獏starstarstarstarstarかしこ1924年にエヴェレスト初登頂の謎を残したまま消息を絶ってしまったイギリス人の登山家マロリー。そのマロリーが登頂時に持っていたカメラを発見した羽生丈二という日本人登山家の消息を探すところから始まります。 山を登る男の無骨な物語ですが、マロリーは本当にエヴェレスト登頂に成功したのか?という謎もストーリーに絡んでいて読めば読むほど引き込まれていきました。これを全編谷口ジロー先生の美しい筆致で読めるのが神ですよね。 登山に無知な私でも単独行がどれくらい難しいかなど説明が分かりやすく、シェルパ族の人々の暮らしぶりのような細かいところにも触れられていて興味深かったです。意外と初めて読む登山マンガにも向いてるのかもしれません。 山は人間の全てをお見通しだ…というのはどの登山マンガを読んでも共通して思うことです。少しでも欲が出ると取り返しのつかないことになる…。しかしクライマックスの羽生丈二は本当にかっこよかった。 「K2」のラストシーンがカッコいい!!岳人列伝 村上もとかかしこ古い作品ですが登山の厳しさ難しさは今も昔も変わらないですね。山ごとに登場人物が違うオムニバスになっているのでそれぞれの人間ドラマも見どころです。後半の作品になるとクライマックスシーンにかっこいいモノローグが入ってくるので「おぉ…!!」となります。私が一番好きなのは最後に収録されてる「K2」です。このラストシーンはまた読みたくなる格別のかっこよさでした。「孤高の人」読んでみた孤高の人 坂本眞一 鍋田吉郎 高野洋 新田次郎かしこ登山マンガです。最初の高校生編の面白さは後に比べるとそれほどでもないのですが、常に孤独であろうとする主人公に対して「山は一人では登れない!」と教えようとしてくれた懐が深くて優しい先生が、雪山で遭難した主人公の捜索中に亡くなるんですね…。主要人物の死によって読者としても山の危険性に身が凍ってよりリアルに感情移入していき、そこからは登る山のレベルが上がるほど没入感がハンパなくなっていきます。 荒れ狂う雪山の描写はもちろんですが、仲間を看取るシーンでの死に際の表情なんかはマジで鬼気迫ってて脳にこびり付いてます。こういった命の駆け引きのようなところが、後のイノサンのテーマにも繋がっていったのでしょうか。 孤独だった主人公が結婚して子供が産まれてようやく幸せを掴んだのに、それでもK2を登ることになった時は妻目線になって「終わった…」と思いましたが、タイトルの『孤高の人』の意味そのままのベストなラストでした。 登れたのか生きて帰れたのか…それは最後まで読んで自分で確認したほうがいいと思う。このマンガ好きな人あつまれ孤高の人 坂本眞一 鍋田吉郎 高野洋 新田次郎まっくす周りにいないからずっと誰かと話してみたい作品なんだよねえ 自分がやりたいとは思わんが、山男はかっこいい。岳 石塚真一名無し最終回がどんなだったか忘れてしまったので、もう一度読んでみた。 あらすじとしては、いろんな人生を歩んできた人々が、何故だか山に登るという話。やはり「良く頑張った」というセリフにグッと来る。未亡人出没注意未亡人登山 板橋大祐名無し題名を見て「もしかしてエロ漫画!」と 思ってしまった。 ゴメンナサイ。でも人間だもの。 第一巻を読んだ限りエロ要素皆無。 きわめて健全な男女バディの登山漫画でした。 愛した夫が亡くなり、夫が愛した山に登ることで 知らなかった夫のなにかを知ろうと未亡人が山に。 そして登山道で、山を愛し登山者を愛する男と出会い、 そこから未亡人は男に登山を基礎から指導してもらい、 山を、夫について判っていなかったことを 徐々に知っていくことになる。 いい物語なんですよ。ピュアで。 登場人物みなさんが純粋で。 山って自然っていいものなんだな、と感じるし、 登山を始める人向けの教科書みたいな内容になっているし。 けれどヒロインが未亡人だとか、夫が残した山日記があるとか、 ちょっと題名や設定が浅い感じもしましたね。 未亡人であることを題名にまでするほどか、とか、 夫の気持ちを知るのに山で見聞きしたことだけでなく 山日記があって都合よく理解の手助けになる、とか、 ちょっと話が安直というか、ストーリーが深いようでいて わりと安易で浅い感じもうけました。 登山道で普段着みたいな未亡人に出会うとか、 出会った男が下心皆無とか、 そういう物語を「だから面白い」と思うか 「ないわー、それはありえんわー」 と思うかで、この漫画の評価は別れるでしょう。 私は 「ありえんわー、山で未亡人と出会うとか、 山で熊に会うよりありえん出会いだわー」 と思いましたが、そのありえなさもひっくるめて、 ちょっと奇抜な設定の登山漫画で、一周まわって こういうのもアリかもなあ、と思いました。 登らなければ落ちないのに神々の山嶺 谷口ジロー 夢枕獏名無し※ネタバレを含むクチコミです。 イブニング掲載の中で一番好きかもしれんしずかの山 松本剛 愛英史starstarstarstarstarマンガトリツカレ男イブニングは創刊号からずっと読んでいて「サトラレ」「少女ファイト」「さくらん」「よんでますよ、アザゼルさん。」「レッツ笹原」「浪速グラディエーター」「がんぼシリーズ」「喰いタン」「空想亭こばなし」「山賊ダイアリー」「弾丸ドラッガー」「ヌイグルメン!」「ホカベン」「ヤミの乱破」「レッドシリーズ」など印象に残っているのは多々ありますが一番好きなのはこの「しずかの山」かな 正直新連載で始まった時はアストロ球団とかの原作を描いた愛英史(遠崎史朗)と「すみれの花咲く頃」の松本剛って水と油みたいな組み合わせだなと思ったりしたが読み始めるとむちゃくちゃ面白い。神の山/真実の山/魔の山の三部作の構成になっていますがどれもすごい良かった。山と友情と愛情が複雑に絡み合うイカロスの山 塀内夏子hysysk誰もが人生のどこかで、諦めたり、自然に遠ざかってしまった夢や恋心というのはあると思う。すっかり忘れてしまっていたり、心の奥底に引っかかってはいるけども日々を過ごすのに精一杯だったり、ある程度現状に満足していたりするかも知れない。 そこにどうしようとなく惹かれるチャンスが巡ってきたらどうするだろうか?主人公の三上は医者として働き、好きだった女性と結婚して子供も産まれ、何不自由なく生きているように見える。しかし三上のかつての夢、クライマーにとってはその世間一般での幸せこそが、ある意味では不自由なしがらみとなってしまう。 物語はヒマラヤに未踏峰の山が見つかり、学生時代のパートナーであり、全てを山にささげた平岡と再会するところから動き出す。山に惹かれること、平岡との絆、そして妻の真の思い…。これらが8000m級の厳しい登山に挑戦する中で明らかになっていく。 自身もワンダーフォーゲル部出身で、スポーツマンガの名手と呼ばれ取材力にも定評がある作者ならではの迫力と細かな描写が素晴らしい。山で人が亡くなった場合の手続きなど、登山シーン以外でもこの世界の大変さが語られる。 マンガに影響されて登山に憧れるのはやばそうな気がするし、何故みんながここまで山に惹かれるのか分からないほどに厳しさが描かれているのだが、仄かにこういった極限状態に置かれてみたいような気持ちになるのは確か。植村直己という男蒼き氷河の果てに… 島崎譲名無し※ネタバレを含むクチコミです。 ロッククライマー 小西政継の有名になる前の話氷壁の達人 神田たけ志マンガトリツカレ男確かコミック・ギガで連載していてその当時は「ドシ・ドーシ」というタイトルだった。「ドシ・ドーシ」は所属する山岳会の合言葉のようなものです。 雑誌では完結しておらずこの単行本で完結したようだったが単行本にプレミアがついていて買いにくかったがKindleUnlimitedで読めたので読んだ。 小西政継の家庭事情/どのように山に魅せられていったかが丁寧に描かれている。一応区切りとしてマッターホルン北壁の冬季登攀に成功するまでが書いてあるがもっと続いて欲しかった。人間の本質に迫るモンキーピーク 志名坂高次 粂田晃宏名無し山登りに出かけたある会社の社員旅行で起きた出来事で、最初は意味がわからずただ大きな猿が人間を殺していく話だったのですが、途中から猿が人を殺すより、究極に追い詰められた時の人間の醜さや汚さがもろに出てきます。人間の本質に迫る作品でとても面白かったです。<<12>>
※ネタバレを含むクチコミです。