マンバでは昨年「1日1冊!無料マンガを読んで語ろう『読書マラソン2022冬』」という企画が実施されていたのですが
https://manba.co.jp/free_spaces/34536
今年は、クリスマス企画とのことで、1日1タイトルの無料漫画を紹介しているようです

ということで、紹介されている漫画を毎日読んで感想を書いていこうと思います

12月1日分は「コレットは死ぬことにした

タイトルが気になっていた作品。
1巻ラストまで読んだ限りではおおむね紹介文のとおり、「薬師コレットと冥王ハデスの神話級ロマンス☆」なのですが、設定が設定なので、ゆるふわではなく、責任ある仕事への向き合い方を描くような重さもある作品でした

12月2日分は「ノケモノたちの夜」。
これも気になってるけど読んでなかった作品でした。

人間の女の子と、人間では無い男の組み合わせが描かれるという点では、「コレット」と同じなんだけど、描かれ方はだいぶ違います。
コレットが自立した女性なのに対し、本作の女の子は、あくまで庇護される者として描かれています。
少年漫画と少女漫画の違いというのもあるけど、たぶん作者の恋愛観というか性癖の違いなんだろうなあという印象。全体的にケモナー感が強い。たぶん作者は大きなケモノに庇護されたいんだと思います!

なお、内容は普通にサンデーっぽくて面白かったです。機会があれば続き読みます。

12月3日分は「とくにある日々

作者のなか憲人先生は、犬のかがやき先生としても活躍しており、私はそちらの作品しか読んだことがありませんでした。
ということで初・なかの憲人作品。
創作ゆるふわ女子高生コメディです。
犬のかがやき日記ほどシュールではなく、かといって女の子がキャッキャしてるだけの漫画でもなく、ちょうどよいヒネり具合で、読みやすいです。
犬のかがやき日記は単行本で一気読みすると多少胸焼けしますが、こっちはちょうど良い塩梅ですね。

なお、2巻も試し読みしたのですが、とんでもないところで試し読みが終わるので(添付)、つい2巻を買ってしまうという大変な罠が仕掛けてありました。
とはいえ、2巻は1巻よりも面白いですし(校長の椅子とか、ネクタイとか)、ちょっと切なくなるような素敵な話も収録されているので(カニ、空など)、買って満足でした。

12月3日分は「とくにある日々」

作者のなか憲人先生は、犬のかがやき先生としても活躍して...

12月4日分

12月5日分

有名なコマだ。爆発は春の季語…

12月5日分は「ミワさんなりすます

話題作ですね。以前兎来栄寿さんが激推ししてたので

どうも、クチコミとランキングでいいマンガが秒で見つかるサービス『マンバ』です!オンライン配信イベント「お年寄りが主人公のマンガを集めるマンバ読書会」を開催しました!このイベントのもようを、マンガソムリエ・兎来栄寿さんによるレポートでお届けします! 配信アーカイブを聞きながら参加者の皆さまイチ...


1巻を買ったものの、積んでしまってました。
ということでやっと読んだのですが…

もっと早く読めば良かった!!!

いやぁ最高ですねコレ!
表紙がオシャレなのでオシャレ漫画かと思ったのですが、絵が綺麗なだけで、根底に流れている思想はつづ井さんと共通するものを感じます。
ストーリーは一応「なりすまし家政婦×イケオジ俳優の恋愛劇」ですが、その本質は、ネクラで引っ込み思案な映画オタク女が思い切って一歩を踏み出して夢を実現させるシンデレラストーリーであり、おまけにみんな大好きな「報われてほしいけど報われてこなかった人が報われる物語」なので、そりゃ面白いですよね。
ということで早速5巻(最新刊)まで買って全部読みました。いい漫画です。

一応欠点をあげると、展開の遅さでしょうか。でもコミックで読む分にはあまり気にならない

ミワさん面白いですよね〜!
確かにゆっくり展開気味ではありますが、終わってしまったらミワさんロスになることは間違いないのでできるだけ長く読んでいたいです。

12月6日分は「愛しの国玉
ねこ人間である国玉がひたすらカワイイだけのねこ漫画でした
まぁねこはカワイイだけの存在ですからね!
…でもなあ、結婚したいかというとどうなんですかね…。ねこと結婚とか考えたこともなかったですね…

12月6日分は「愛しの国玉」
ねこ人間である国玉がひたすらカワイイだけのねこ漫画でした
ま...

12月7日分

次で7日目なんですが、今のところ全作品が「知ってるけど読んだことがない」です
どうなんでしょうねオタクとして。
いや、知識ばかり蓄えてるあたり、ある意味オタクらしいといえばらしいのか…?

12月7日分は「カナカナ

西森博之先生の作品は「道士郎でござる」あたりまでしか追ってなくて、この作品を知ったのは実写ドラマからでした
NHKでやっていたドラマを何となく見たあとエンドロールに「原作・西森博之」とクレジットされたときの衝撃!

漫画版を読んだのは今回が初めてだったんですが、やはり良いですね、面白いですね…!
キャラクターもストーリーも、別に奇抜さは無くて、ある種「普通」なんですが、それをこんなに読ませる作品にしてしまうというのが、やはり西森先生の漫画力なんでしょう
また追います…!

12月8日分

【電子版】月刊コミックビーム

【電子版】月刊コミックビーム

●巻頭カラーは池田エライザらの特別トークを掲載! 【ルームロンダリング】/漫画:羽生生純 原案:片桐健滋・梅本竜矢●5月の爽風にのせて伊豆からおくるロハスな読切。特別読切/桜玉吉●待望の連載再開で二郎とみふゆの恋に新展開……!? 【目玉焼きの黄身 いつつぶす?】/おおひなたごう●鬼才の新作読切は「橋」が繋ぐ男女のランデブー。 【橋の内臓】/加藤伸吉★大好評連載中!!!・新井英樹【KISS 狂人、空を飛ぶ】・イシデ電【猫恋人】・伊図透【銃座のウルナ】・市川ラク【わたし今、トルコです。】・いましろたかし【新釣れんボーイ】・上野顕太郎【夜は千の眼を持つ】・オカヤイヅミ【ものするひと】・おくやまゆか【むかしこっぷり】・conix【青高チア部はかわいくない!】・田辺剛【時を超える影】・中野シズカ【In the Garden】・原百合子【繭、纏う】・三家本礼【アイアン・ゴーストの少女】・三宅乱丈【イムリ】・森泉岳土【セリー】★デジタル雑誌『コミックビーム100』から特別掲載!!・宮崎夏次系【培養肉くん】※本書は『月刊コミックビーム2018年6月号』を電子配信用に再構築したものです。電子化に伴い、一部掲載していないページがございます。ご了承くださいませ。
試し読み
T-DRAGON

T-DRAGON

ミクロの世界で、人類に待ち受ける“絶望”――!! 突如、発生した謎の感染症は、致死率99%という絶望的な数字を持って、日本全土にに広まった。高校生の光太郎は、感染した弟のユウを救うべく、、感染症の原因であるウイルスを地球に持ち込み、また、唯一その抗体を持つとされる、体長5ミリの地球外生命体“T-DRAGON”を捕獲するべく、ミクロの世界へと足を踏み入れるのだった!! 1.8センチの体となった光太郎を待ち受ける、1/100の世界の“絶望”とは!? ミクロ・SFアクション、ここに開幕――!!
ニワトリ・ファイター

ニワトリ・ファイター

「超絶トサカにきたぜ!!!」突如、日本に現れた“鬼獣(きじゅう)”と呼ばれる謎の巨大生物。破壊される街、逃げまどう人々の中、鬼獣に立ち向かっていったのは一羽のニワトリだった!!何百倍もの大きさを誇る鬼獣と対峙し、ニワトリは!?WEB連載開始と同時に、世界中で大反響を呼んだ前代未聞のオンドリ・バトル・アクション、待望の第一巻!!!!これは一羽のニワトリが世界を救う物語であるーー。
走れメロス

走れメロス

短編小説『走れメロス』は昭和15(1940)年、太宰治が31歳の時に発表した作品です。太宰はユーモアに富んだものからダークなものまでさまざまな作品を生み出しましたが、中でも『走れメロス』は愛と友情を描いた清々しい物語です。羊飼いの青年メロスは、妹の婚礼が近づいたため町まで花嫁衣装を買いに行きました。その際、町の人から「王様が人間不信に陥り、人々を虐殺している」という話を聞きます。正義感の強いメロスは、王を暗殺しようと決意。城に侵入しますが捕まり、死刑を宣告されました。しかしメロスは、処刑される前に妹に結婚式を挙げさせたいと懇願し、3日間の猶予をもらいます。その間の人質は、メロスの親友です。メロスは3日後の日没までに必ず帰ってくると友に約束し、一睡もせずひたすら駆けていきました。
山月記

山月記

現代文の教科書にも使われる名作をデジタルコミカライズ!33歳で夭折した天才作家・中島敦。デビュー作であり、代表作の一つである「山月記」は、時を経た今もその輝きは失われていない。現代文の教科書にも使用されたこともあるため、誰もが一度は触れたことのある作品だ。その名作を、ブラックユーモアの巨匠である二階堂正宏がコミカライズ。原稿を描き上げて約10年あたため続けてきた珠玉の作品。満を持してボーンデジタルコミックとしてリリース。二階堂流に描かれる『山月記』は一見の価値あり。
バーナード嬢曰く。

バーナード嬢曰く。

読むとなんだか読書欲が高まる“名著礼賛”ギャグ!本を読まずに読んだコトにしたいグータラ読書家“バーナード嬢”と、読書好きな友人たちが図書室で過ごすブンガクな日々──。『聖書』『平家物語』『銃・病原菌・鉄』『夏への扉』『舟を編む』『フェルマーの最終定理』……古今東西あらゆる本への愛と、「読書家あるある」に満ちた“名著礼賛”ギャグがここに誕生!!
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