toyoneko1年以上前編集12月23日分は「書店員 波山個間子」 書店の「ブックアドバイザー」が主人公の漫画 日本語でいうと「書籍相談員」。実際にそういう仕事があるそうです http://www.1book.co.jp/000117.html ブックアドバイザーとは:【 FAX DM、FAX送信の日本著者販促センター 】 書店向けFax DM・FAX送信の日本著者販促センターによる、『ブックアドバイザーとは』ページです。 作中では色々な作品が紹介されます ところで「黒と誠」がとても良かったので、最近、北上次郎(目黒考二)の「勝手に! 文庫解説」という本に手を出しました これは、依頼も来ないのに勝手に!文庫の解説を書いて、それを本にまとめてみたというとんでもないコンセプトの本なのですが、その解説そのものが抜群に面白いのです 普通の文庫解説は、それがどんな作品なのかとか、作者はどんな作品を書いてきたのかとか、そういう部分に力点が置かれることが多いように思うのですが、北上次郎の書評は、それだけに留まらず、その作品と自分の関わりあいとか、関係性を書くことが多いようです たとえば「この作品は発刊直後は読んでなかったんだけど、その理由のひとつはこの作品がとある新人賞の受賞作だから。その新人賞の第一回受賞作はすごくつまらなかったのでこの作品も読んでなかったんだけど、機会があって読んでみたらものすごく面白かったので発刊直後に読んでなかったことは猛省してる」みたいな話を延々と書くんですが、これがまぁ面白いんですよね そこには物語があり、生の感情があり、書評それのみで読み物として充分に成り立っています つまり、作品そのものはもちろん物語ではあるのですが、その作品との関わりあいの中で生まれる読み手側の物語というのも存在して、それもまた面白いのです ド嬢なんかもその類ですね。山月記の話とか最高です https://togetter.com/li/1926152 「バーナード嬢曰く。」 山月記を傲慢に評価する遠藤回は作品の感想を言うことにためらう人すべての人に読んでほしい 点数をつけるかどうかはともかく、もっと素直に面白かった!私的にはこういうところきになったっていうのが素直に言えるといいなと思う。「not for meなやつは黙れ」みたいな風潮、個人的には好きだけ.. ちょっと前にバズった、本を読まない人が走れメロスを読む記事なんかもこれにあたるかと思います https://omocoro.jp/bros/kiji/366606/ 本を読んだことがない32歳が初めて「走れメロス」を読む日 | オモコロブロス! 読めるのか!? ということで「書店員 波山個間子」の話に戻ります 本作は、先程書いたように、いろいろな作品を紹介する漫画でもあるのですが、同時に、主人公と本の関わりあいを描く作品でもあります 特に、主人公はヘッセを読んだことが無いという話から始まる一連のエピソードは、若々しく、痛々しく、でもどこか共感できてしまう素敵なエピソードであり、大変オススメです しかも今はセール中で、1巻は0円、2巻は11円です!安すぎる!今買うしかないですよ!!2わかるfavoriteわかるreply返信report通報
走れメロス荒木浩之剣名プロダクション杉本武1巻まで刊行クチコミなし投稿する短編小説『走れメロス』は昭和15(1940)年、太宰治が31歳の時に発表した作品です。太宰はユーモアに富んだものからダークなものまでさまざまな作品を生み出しましたが、中でも『走れメロス』は愛と友情を描いた清々しい物語です。羊飼いの青年メロスは、妹の婚礼が近づいたため町まで花嫁衣装を買いに行きました。その際、町の人から「王様が人間不信に陥り、人々を虐殺している」という話を聞きます。正義感の強いメロスは、王を暗殺しようと決意。城に侵入しますが捕まり、死刑を宣告されました。しかしメロスは、処刑される前に妹に結婚式を挙げさせたいと懇願し、3日間の猶予をもらいます。その間の人質は、メロスの親友です。メロスは3日後の日没までに必ず帰ってくると友に約束し、一睡もせずひたすら駆けていきました。試し読み
山月記二階堂正宏中島敦全1巻完結1件のクチコミ現代文の教科書にも使われる名作をデジタルコミカライズ!33歳で夭折した天才作家・中島敦。デビュー作であり、代表作の一つである「山月記」は、時を経た今もその輝きは失われていない。現代文の教科書にも使用されたこともあるため、誰もが一度は触れたことのある作品だ。その名作を、ブラックユーモアの巨匠である二階堂正宏がコミカライズ。原稿を描き上げて約10年あたため続けてきた珠玉の作品。満を持してボーンデジタルコミックとしてリリース。二階堂流に描かれる『山月記』は一見の価値あり。試し読み
バーナード嬢曰く。施川ユウキ7巻まで刊行4件のクチコミ読むとなんだか読書欲が高まる“名著礼賛”ギャグ!本を読まずに読んだコトにしたいグータラ読書家“バーナード嬢”と、読書好きな友人たちが図書室で過ごすブンガクな日々──。『聖書』『平家物語』『銃・病原菌・鉄』『夏への扉』『舟を編む』『フェルマーの最終定理』……古今東西あらゆる本への愛と、「読書家あるある」に満ちた“名著礼賛”ギャグがここに誕生!!試し読み
書店員 波山個間子黒谷知也全2巻完結2件のクチコミ青ひげブックスで働くブックアドバイザー、波山個間子(はやまこまこ)が本を介して人々と交流します。登場するのは実在の書物ばかり。電子書籍特典ラフ画、イラスト試し読み
toyoneko1年以上前12月24日分 https://twitter.com/manba_co/status/1606605957727158272?s=20&t=idDQbe5-8p7WqpYGp66Ctw自由広場マンガアドベントカレンダー!1わかる
toyoneko1年以上前12月23日分 そろそろ終わりますね https://twitter.com/manba_co/status/1606243220995952641?s=20&t=8-ycVh38LC0ezNImGxJbeg自由広場マンガアドベントカレンダー!4わかる
toyoneko1年以上前くぅ~疲れましたw これにて完結です! 実は、アドベントカレンダーにあわせて自由広場で感想を書いたら、きっと何人か一緒に感想を書いてくれるのでは?と思ったのが始まりでした 結局私一人で走りきってしまったのですが← 途中でやめるわけにも行かないので毎日頑張って感想を書いてみた所存ですw 以下、とよねこさんのみんなへのメッセジをどぞ とよねこ「みんな、見てくれてありがとう ちょっとチャンピオン読者なところも見えちゃったけど・・・気にしないでね!」 とよねこ「いやーありがと! ミワさんのかわいさは二十分に伝わったかな?」 とよねこ「見てくれたのは嬉しいけどちょっと泥濘がすごいわね・・・」 とよねこ「見てくれありがとな! 正直、作中で言った私の気持ち(リア充爆発しろ)は本当だよ!」 とよねこ「トサカにくるぜ!!」 では、 とよねこ、とよねこ、とよねこ、とよねこ、とよねこ、ボーボボ「皆さんありがとうございました!」 終 とよねこ、とよねこ、とよねこ、とよねこ、とよねこ「って、なんでボーボボが!? 改めまして、ありがとうございました!」 本当の本当に(このイベントは)終わり 改めてメリークリスマス!自由広場マンガアドベントカレンダー!38わかる
toyoneko1年以上前12月13日分は「あの子の子ども」 高校生妊娠モノ 男性向けエロ漫画では消費されるだけの「妊娠」というキーワードは、当然ながら女性にとっては切実な現実なのだと改めて実感させられる作品。絵は可愛いが話は重い自由広場マンガアドベントカレンダー!9わかる
toyoneko1年以上前12月5日分は「ミワさんなりすます」 話題作ですね。以前兎来栄寿さんが激推ししてたので https://note.com/manba/n/nc90115995da9 1巻を買ったものの、積んでしまってました。 ということでやっと読んだのですが… もっと早く読めば良かった!!! いやぁ最高ですねコレ! 表紙がオシャレなのでオシャレ漫画かと思ったのですが、絵が綺麗なだけで、根底に流れている思想はつづ井さんと共通するものを感じます。 ストーリーは一応「なりすまし家政婦×イケオジ俳優の恋愛劇」ですが、その本質は、ネクラで引っ込み思案な映画オタク女が思い切って一歩を踏み出して夢を実現させるシンデレラストーリーであり、おまけにみんな大好きな「報われてほしいけど報われてこなかった人が報われる物語」なので、そりゃ面白いですよね。 ということで早速5巻(最新刊)まで買って全部読みました。いい漫画です。 一応欠点をあげると、展開の遅さでしょうか。でもコミックで読む分にはあまり気にならない自由広場マンガアドベントカレンダー!9わかる
toyoneko1年以上前マンバでは昨年「1日1冊!無料マンガを読んで語ろう『読書マラソン2022冬』」という企画が実施されていたのですが https://manba.co.jp/free_spaces/34536 今年は、クリスマス企画とのことで、1日1タイトルの無料漫画を紹介しているようです https://twitter.com/manba_co/status/1598270695816904706 ということで、紹介されている漫画を毎日読んで感想を書いていこうと思います自由広場マンガアドベントカレンダー!9わかる
マンガアドベントカレンダー!
12月23日分は「書店員 波山個間子」
書店の「ブックアドバイザー」が主人公の漫画
日本語でいうと「書籍相談員」。実際にそういう仕事があるそうです
書店向けFax DM・FAX送信の日本著者販促センターによる、『ブックアドバイザーとは』ページです。
作中では色々な作品が紹介されます
ところで「黒と誠」がとても良かったので、最近、北上次郎(目黒考二)の「勝手に! 文庫解説」という本に手を出しました
これは、依頼も来ないのに勝手に!文庫の解説を書いて、それを本にまとめてみたというとんでもないコンセプトの本なのですが、その解説そのものが抜群に面白いのです
普通の文庫解説は、それがどんな作品なのかとか、作者はどんな作品を書いてきたのかとか、そういう部分に力点が置かれることが多いように思うのですが、北上次郎の書評は、それだけに留まらず、その作品と自分の関わりあいとか、関係性を書くことが多いようです
たとえば「この作品は発刊直後は読んでなかったんだけど、その理由のひとつはこの作品がとある新人賞の受賞作だから。その新人賞の第一回受賞作はすごくつまらなかったのでこの作品も読んでなかったんだけど、機会があって読んでみたらものすごく面白かったので発刊直後に読んでなかったことは猛省してる」みたいな話を延々と書くんですが、これがまぁ面白いんですよね
そこには物語があり、生の感情があり、書評それのみで読み物として充分に成り立っています
つまり、作品そのものはもちろん物語ではあるのですが、その作品との関わりあいの中で生まれる読み手側の物語というのも存在して、それもまた面白いのです
ド嬢なんかもその類ですね。山月記の話とか最高です
点数をつけるかどうかはともかく、もっと素直に面白かった!私的にはこういうところきになったっていうのが素直に言えるといいなと思う。「not for meなやつは黙れ」みたいな風潮、個人的には好きだけ..
ちょっと前にバズった、本を読まない人が走れメロスを読む記事なんかもこれにあたるかと思います
読めるのか!?
ということで「書店員 波山個間子」の話に戻ります
本作は、先程書いたように、いろいろな作品を紹介する漫画でもあるのですが、同時に、主人公と本の関わりあいを描く作品でもあります
特に、主人公はヘッセを読んだことが無いという話から始まる一連のエピソードは、若々しく、痛々しく、でもどこか共感できてしまう素敵なエピソードであり、大変オススメです
しかも今はセール中で、1巻は0円、2巻は11円です!安すぎる!今買うしかないですよ!!
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