完結したマンガの感想・レビュー16032件<<624625626627628>>タイムスリップしてきた30歳の自分に「お前はまだ独身だ」と言われる話こんな未来は聞いてない!! 八寿子ひろりんぬタイムスリップしてきた30歳の自分に「まだ独身どころか処女だ」と言われるんだけど、その後もちょいちょい口を出してくる30歳独身処女の自分が痛くて面白い。 ストーリーも適度にしょうもなくて笑えるんだけど時々ドキッとするシーンもあって絶妙だなーと思った。布団でもんどりうつ系少女漫画PとJK 三次マキひろりんぬこんなんあるわけねー!(怒)と思いつつもヒロインがかわいくてつい読んでしまう。 ほんとにかわいい(大事なことなのでry女ってこえーってなる恋のツキ 新田章ひろりんぬマンネリ同棲彼氏と超好みなぴちぴち高校生。 自分がいい歳で結婚したいんだったらどう考えても彼氏と続けるのがいいんだろうけど、アタックしてくる高校生のまっすぐさにあてられてしまう気持ちもわかる。 自分がこういうシチュエーションにあったら浮気してしまうのかなあなんて怖くなった。 まあならないだろうけどw大きく時の流れが変わる時、一番純粋な者から犠牲になっていくのかもしれない狼の碑 エゾオオカミ絶滅記 本庄敬 戸川幸夫starstarstarstarstarひさぴよ舞台は明治10年の北海道日高地方で、牧場開拓とエゾオオカミの絶滅を描いた物語である。 主人公は、未来少年コナンでもアイヌ人でもなく、北海道に入植してきた本州の子供だ。 薩摩郷士の息子なので、クマに立ち向かえるくらい肝が据わっており、エゾオオカミの一家と少しずつ交流を深めていく。 オオカミ同士がヒトの言葉でしゃべるのはご愛嬌。 もう一人の登場人物として、アメリカから呼び寄せたエドウィン・ダンという牧場技術者がいるが、この人は北海道の畜産業の発展に大きく貢献した歴史上の人物である。 アメリカから日本へ綿羊を輸送する際に、羊と寝食を共にして大事に世話し、一匹も亡くさずに運び込んだ(それどころか途中で生まれた子羊の数で増えた)というエピソードは、エドウィン・ダンが心から動物を大切に愛している人物である証拠だ。 そんな人がなぜ冷酷にもエゾオオカミを絶滅させるまでに至るのか。 そこが物語のテーマとなっている。 現代人から見るとオオカミやシカを次々と絶滅させた歴史は非常に野蛮だと思えてしまうが、この作品では人間=悪という単純な捉え方をしていないところが素晴らしい。 近代化の歴史を前に、誇り高く生きようとしても、絶滅を避けられない無力さがあったのだと思う。 良い漫画だった。 少年に読んでほしい漫画ホーリーランド 森恒二やむちゃストリートファイトを題材にした漫画ですが、主人公が弱いところから努力で強くなっていく過程がリアルですごく好き。優しい心の主人公が、力をつけたことで内面にも変化が起きるあたりも印象的でした。 暴力というものを考える時に、中高生に読んでほしい作品です。木絵さんの妄想高台家の人々 森本梢子うドビーみたいなのがおもしろい唯一の彼女を救うため12年前にタイムリープして不良軍団でのし上がる東京卍リベンジャーズ 和久井健名無しタケミチが中学時代奴隷にされていた不良軍団が12年後に大規模な暴力団的なものに成長していて、当時付き合っていた彼女が殺されてしまう。ひょんなことからタイムリープできることを知って、12年前の過去に戻って彼女が死なない今を手に入れる!的なタイムリープものとしては鉄板ストーリー だが、和久井健は「新宿スワン」描いていたっていうのもあってか裏社会的な怖さとか喧嘩的な激しさがいい感じに混ざっているし、主人公のタケミチは結構ダメな男なんだがそこから成長していく感じもありそうでいいヤンキー少年漫画 不良学園漫画とおもいきや社会派劇画なんだよな男組 雁屋哲 池上遼一starstarstarstarstarマンガトリツカレ男※ネタバレを含むクチコミです。文化庁メディア芸術祭マンガ部門新人賞受賞作「夏休みの町」夜とコンクリート 町田洋名無し読み終わって最終的に「戻りたいけど戻れないあの時」を思い出すような作品。 だらだらとした大学生の夏休み、山のひらけたところでBBQの準備をしていたらTHE科学者ルックのおじいさんが現れて「宇宙人的な何かにさらわれた親友を助けるのに協力してくれ」と言われる。 超自然的な何かが出てくるSFっぽく話が進んでいくけど、全体的に懐かしい風景というか空気感があってあの頃に戻りたい欲がふつふつと湧いてくる短編 ダンゲロスのボードゲームが酷い戦闘破壊学園ダンゲロス 横田卓馬 架神恭介片桐安十郎戦闘破壊学園ダンゲロスのボードゲームがこの前発売されたのですが、能力が原作そのまんまで酷いです。 脱糞したら蟻地獄を作れるとか キンタマを爆発させるとか 処女ならイチモツで貫けるとか(知りの穴の処女でも可)とにかく酷い だけどやってみるとすごく楽しい 後公式がユーザーがカードを自作出来るようにPhotoshopとillustratorで加工出来るレイヤーを配布してて自前のカードを混ぜて遊ぶのもとても楽しい 日本一の夫を探して侍渡世恋情デスペラード アントンシク名無しちょっと気になってて読んでみたら面白かった。紋子かわいいし、凹松もかわいいし、アクション派手でうまいし、ちょっとアホっぽいところもおもしろかった愛のある短編集 絵も綺麗で読み終わるとじんわりする人生讃歌-能條純一短編集- 武論尊 能條純一名前はまだない男女の愛について描かれた5つの短編があり、最後の「冬の花火」だけ武論尊先生が原作についてます。 古めかしいわけではないが雰囲気としてどこか既視感のある思い出の中の風景という感じがしてとてもいい。そしてさすが能條先生は絵が上手いですね。 奇抜なストーリーではないが、登場する男女の心理が丁寧に描かれていてじんわりした味わいがあります。ラブストーリー・人生讃歌・冬の花火が特に好きでした。出会いと別れの短編集 原百合子デビュー作熱海の宇宙人 原百合子レレレのおばちゃん1番古くてビーム2015年の5月号、最近ので2017年6月号だから2年の間に描かれたものをまとめた短編集。 どれも出会いと別れをテーマにしているように思います。世界観は現実感がありながらどこかファンタジック。 宇宙人が出てきたり、違う惑星に不時着した青年の話だったりするSF的なものから、バレエダンサーの青年が指人形みたいな妖精と出会う話まで、ちょっと不思議な話。 心理描写が繊細でまた描き方がとても独特なので読んでいてすごく引き込まれます。 「犯され屋」につられてノコノコついていくと…ヒガンバナの女王 岡仁志太郎ミドリムシ※ネタバレを含むクチコミです。世界一不運な女の子を妖怪たちが幸せにしてあげる話タケヲちゃん物怪録 とよ田みのる斎藤jr魔王みたいなものに祟られているせいで、学校に行くだけでヘルメットとプロテクターが必要なほど不運にも事故とかに見舞われてしまうタケヲちゃんを百鬼荘の妖怪たちが幸せにしてあげる話。タケヲを幸せにすると、タケヲから陰の気が出て、それが妖怪にはとても美味しい食べ物なんだとか。 基本的に1話完結で、いわゆるアパートモノ漫画のよさでもある住人たちとのドタバタコメディが話の中心で、たまにほろっとするいい話もある。 妖怪たちに幸せにされていって後半になるにつれてタケヲの感情が豊かになって行くところも可愛い。 個人的には天邪鬼の話が一番感動的で好きだった。絵も内容も凄いねドクトル・ノンベ 中原とほるstarstarstarstarstarマンガトリツカレ男絵は上手いとは言えないが、内容はクソ面白い。 http://www.manga-nakahara.sakura.ne.jp/ 劇場アニメ化BLAME! 弐瓶勉デデデ10年くらい前は絵が受け付けなくて読んでなかったんだけど、新装版買って読んでみたら面白かった。アニメ化楽しみ。暴力大将について暴力大将 どおくまんプロ どおくまんGタイトルのインパクトが全てでした。 子供のエネルギーって凄いもんだとあらためて思わされました。タイトルから既にノックアウトされました。暴力大将 どおくまんプロ どおくまんG一巻しか読んでませんが昔も今も若者は力を持て余しているんだなとあらためて思わされました。 フロントの大変さがわかるよねオーレ! 能田達規薬味弱小クラブって本当にこんな感じなんだろうね『ブラック・ジャック』を連載していた時期の手塚治虫ブラック・ジャック創作秘話 吉本浩二 宮﨑克ハリネズミモモンガ『ブラック・ジャック』を連載していた(同時期に『ユニコ』『三つ目がとおる』『シュマリ』『火の鳥』『どろんこ先生』『ブッダ』『メタモルフォーゼ』も連載していたとか笑)ときの手塚治虫先生の様子を当時の編集やアシスタントに取材して漫画にしている。 面白さとしては主に、手塚治虫先生がどれだけ漫画にこだわりを持っていたかっていうことが知れるのが一つ、アシスタントや編集者がどれだけ振り回された(主に締め切りで)かの壮絶な話の面白さがもう一つ。 そして、何よりチャンピオンの壁村編集長のムチャクチャぶりがとても面白い。壁村編集長が一度スランプに陥った手塚先生を拾い上げた人でもあるんですが、居留守を使う赤塚不二夫の原稿を回収するために、電信柱をよじ登って部屋に入った話とかはほとんどヤクザみたいでめっちゃ笑えます。みんなと違うことの辛さや使命ホカヒビト 北森サイバナ普通の人には見えないものが見えてしまう子。人の愚かさや欲が溢れるなか、師匠と弟子が、どう生き、どう育っていくのか…もう少し読みたかったです。絵が美しいです。 漫画のネタも多いうさぎのヨシオ 近藤聡乃名無し※ネタバレを含むクチコミです。ストーカー?妖怪?とにかく怖い座敷女 望月峯太郎りょー1ある晩、アパートの隣の部屋をノックする音があまりにもうるさくて、ドアを開けて覗いてみるとロングコートをきた大女がいた…っていう始まり方で、ヒロシがこの女に付きまとわれるようになるストーカー的な恐怖に襲われるマンガ。 ただ、犯罪実録的な怖さというよりも、この大女の狂気じみた行動・言動やありえない身体能力(短距離走インターハイ選手よりも足が速い)が妖怪じみていて、口裂け女とかの都市伝説的な怖さがある。 1巻完結で無駄のない怖さ。一人暮らしやめたくなる。<<624625626627628>>
タイムスリップしてきた30歳の自分に「まだ独身どころか処女だ」と言われるんだけど、その後もちょいちょい口を出してくる30歳独身処女の自分が痛くて面白い。 ストーリーも適度にしょうもなくて笑えるんだけど時々ドキッとするシーンもあって絶妙だなーと思った。