完結したマンガの感想・レビュー16065件<<419420421422423>>ロトの世界観が再現されているドラゴンクエスト列伝 ロトの紋章~紋章を継ぐ者達へ~ 藤原カムイ 梅村崇 映島巡 堀井雄二名無しドラゴンクエストの世界観を存分に楽しめる作品です。私はかなりのドラクエマニアですが、この作品を読んで、作者も本当にドラクエ好きなんだなと感じました。 世界観が過去のドラクエ作品のものなので、ドラクエファンの方であれば必ず好きになると思います。各シリーズの勇者の系譜も知ることができます。 各シリーズとの繋がりが分かってくるので、長年の疑問が解決して頭がスッキリします。勇者同様に、モンスターの系譜も分かるので、よりドラクエが好きになりました。 天空人や竜神族など、ゲームではあまり描かれていないシーンも登場するので、新たな楽しみが想像できます。 絵のタッチも繊細で美しく、気が付けば物語に入り込んでしまうような魅力があります。 ドラクエマニアから初級者まで幅広く楽しめる作品だと思います。 原作が一番のだめカンタービレ 二ノ宮知子名無しアニメ・映画・ドラマ化された超ヒット作品ですが、原作だけ読んだことがなく、ここ最近、機会があって読みました。普通に原作が一番面白かったです。マンガでここまで音楽、それもクラシック音楽を漫画で表現していることに驚き感服しました。読んでいると音楽が聴こえてくるよう。主人公のだめと千明の掛け合いも、小さなセリフ一つひとつが面白いです。自分の重なる部分が多く共感独りくん 永島慎二名無し本当はみんなに構ってほしいし、愛されたいのに上手く表現出来ず結局一人ぼっち。 人付き合いが不器用な私にとって主人公の姿はほぼ「あるある」でニヤニヤしながら読んでいました。 独りぼっちは嫌なもんだなと常日頃から思っていた私の考えを肯定してもらっているような感じで、読めば読むほど不思議と勇気を貰える…私にとって「独りくん」とはそんな存在です。謎だらけの西遊記はじまる西妖記 冬森雪湖 一ノ瀬かおる名無しいまのところはまだなにも分からないけど、ちょっと面白そう。ベースは西遊記だけどオリジナルな設定がかなり見受けられて、全然違う印象。 金鉱に閉じ込められた、足がなく「宝珠」のない男が、悟空ポジションかな。扉絵には足があるのに発見時には切断されてるのも謎。うーん気になる いんだよ!細けえ事は!!ザ・松田 超人最強伝説 平松伸二名無し『ブラック・エンジェルズ』に登場した松田のスピンオフ作品です。 決めセリフは「いんだよ! 細けえ事は!!」ですが、ネット上のミームでは「細けえ事は良いんだよ!」で有名です。 松田は脳天を銃で撃ち抜かれ死んだはずなのに、何の説明も無く上記のセリフと共に生き返って再登場したと言う経歴を持ちますが、その無茶な超人ぶりを逆手にとった作品がこのザ・松田です。 内容的には社会を風刺するというまあ青年コミックでありがちな物ですが、その手段がまたぶっ飛んでいるので、風刺とかどうでも良くなり楽しく読めるでしょう。 ジャンボジェット機を生身で押し返すシーン等、もう超人とか言うレベルじゃねえな?とは思いますが、それこそ細けえ事は良いんだよ!です。 作者氏も彼の人気要素を分かっていらっしゃるようで、松田は細かいことが嫌いらしい、と言うキャラ付けが為されているので、期待通りの活躍を見せてくれます。じわじわくる面白さモヒカンつるちゃん あいきさだむ名無し後から面白さが込み上げてくるタイプの漫画です。ウルトラマンみたいなモヒカン頭をした「つるちゃん」の日常の出来事を、4コマ漫画で面白おかしく描いています。80年代のギャグ漫画ですが、そこまで古さは感じませんでした。ビックリマンチョコのネタとか出てくるので、リアルタイム世代にはたまらないでしょうね。つるちゃんがちょくちょく天然な部分や、少しいじわるな部分など色んな顔を持っていて読んでいて飽きないです。悪が成敗されスカッとする漫画マーダーライセンス牙 平松伸二名無し殺人許可証(マーダー・ライセンス)」を持つ「牙」が世にはびこる悪を成敗する。バイオレンスアクション系の漫画では、ダントツにスカッとする漫画です。当時の政治状況も語られていて、いつの時代にも現実にこういうダークヒーローが存在してくれたらどんなに良いだろうと思ってしまいます。「マッスルコントロール」などの無茶苦茶な設定も、この作品なら許される気がします。 未完?バツ&テリー 大島やすいち名無しおそらくタイトルだけは誰もが知っているのではないでしょうか、このバツ&テリー。 実は、作者の娘もまた漫画家として有名な大島永遠と言うことを知っている人はどのくらいいるでしょうか? バツ&テリーの最終巻を手に取って読んだ時は驚きました。 甲子園決勝戦、ツーアウト、二死満塁! この先は自分の目で確かめてください!魔法なんて信じない。でも西島先生は信じる。 #1巻応援魔法なんて信じない。でも君は信じる。完全版 西島大介 大谷能生野愛世界の終わりの魔法使いⅢの原稿が魔法のように消えてしまったという事件のドキュメンタリー漫画。 トラブルをおもしろおかしく描いたものでもなければ、原稿を紛失してしまった出版社を告発するようなものでもない。 原稿紛失事故をきっかけに、漫画ってなんだろうという根源的な問い、消えたことによって新たに生み出されることとなったせかまほⅢ、ゆるやかな人と人との繋がり、それらすべてがどことなく世界の終わりの魔法使いとリンクしている。 失われたせかまほⅢは影の世界みたいにどこかで完璧に世界を繰り返しているのだろうか。それも読んでみたかったように思うけど、今読むことのできるせかまほⅢが好きだからこれでよかったのかな。 具体的な保証金額など生々しいお話も出てくるし、実際にはここに描かれた以上の悲しみや怒りがあったはず。それでもこの困難を乗り越えて世界の終わりの魔法使いⅢが出版されたことに感謝しかない。 魔法なんて信じないけど、サン・フェアリー・アンの愛の魔法なのかもしれない。プー。 これ読んだらとりあえず世界の終わりの魔法使い読みましょう。読む前でもよいです!!小さなことから‥THE 大市民 柳沢きみお名無しタイトルをよく間違えやすいんですが、小市民じゃなくてTHE大市民ですね。 この漫画は本当に普通の人の日常を描いているんですが、それがめちゃくちゃ共感できます。 それとは主人公が手軽にできる男の料理レシピを公開してるのですが、自分も真似して作ってました。 共感できるあなたにホの字 こやまゆかり名無し女性の気持ちも、男性の気持ちもすごく細かく丁寧に描かれている恋愛漫画で、すごく共感できる漫画だなと思いました。主人公の気持ちになって一緒に笑ったり泣いたりできるとても素敵な漫画です。漫画の内容が理想ばかりではなく現実的なので、勉強になる部分もありますね。青春ホットロード 紡木たく名無しこの作品を初めて読んだのは、学生時代で、こんな恋愛に憧れました。 まさに青春って感じです。 親子関係のことや、生きること、恋愛について和希がいろいろと悩んだりしていくストーリーに号泣したり、良かったなと感じたりしながら読みました。 何回読んでもメチャクチャ泣ける漫画です。夜の世界ネオン蝶 倉科遼 和気一作 東克美名無し普通の女の子だった桜子が、ホステスとして成長していく姿を応援する気持ちで読んでました。夜の仕事はただキラキラした憧れの世界ではなくて、とても辛いことや悲しいことがあるけれど、何事にも挫けずに、前を向いて進む桜子がたくまましくて、自分も頑張らなければ思えます。 #1巻応援 家族、兄弟愛のお話。血の間隔 単行本版 吉田薫Pom 根本に愛があるからこそ、憎たらしく思ってしまうんだろうな。 知的障害のある妹、知恵と東京でマンガ家を目指す兄、知幸。 物凄い生憎劇を想像していましたが、そこまでではなく、知幸の知恵への愛情が詰まった作品だなと思った。 大人になって変わった部分もあったのかな。 今後、二人がこれからもっと心を交わしていっていって彼らなりの家族、兄弟の形を作ってほしいなって思う。ドラゴン桜ドラゴン桜 三田紀房名無し出来の悪い子供を、東大に合格させるというこのうえないシンプルな目標。これを、桜木は自分の飛び抜けた頭脳と指導力を持ってして見事達成させてしまうという爽快なストーリー展開です。 桜木は見た目はぶっきらぼうですが、人間味は非常にある情け深い人です。 巧みな話術と常識破りなカリキュラムで、生徒達を本気にさせ、東大合格を目指してビシバシ指導に励んでいきます。 頑張る意味を見失ってしまったり、もうひと頑張りしたい人にオススメしたい漫画です。特に東大を目指してない人でも、勉強する事に興味が湧いてくると思います。元祖大柄ヒロインTheかぼちゃワイン 三浦みつる名無し子供の頃に見ていたかぼちゃワイン。 大柄ヒロインの元祖とも言えるエルちゃんですが、大人になって読み返してみると、エルちゃんって本当に可愛い女の子で、心底春助が羨ましいと思ってしまいます。昔の作品ですが今読んでも色褪せる事がない名作ラブコメです。 シュガシュガルーンシュガシュガルーン 安野モヨコ名無し世界中でたくさんの悲しいニュースが相次ぎ、外出自粛で楽しみが見つけられない方も多いと思いますが、そんな時こそファンタジーの世界に魅了されてみてはどうでしょう。毎日が楽しかった子供の頃に戻るかのように、ワクワクドキドキをくれる作品だと思います。勉強ばかりで疲れてしまった学生たちにも、是非読んで欲しい!この作品を読んだなら、きっと冒険と感動の友情劇がアナタを楽しませてくれる物語です。将太≒ガンジー説将太の寿司 全国大会編 寺沢大介野愛物語として素晴らしい。 装備ゼロの勇者が敵を倒し故郷を救う物語でもあり 闘いの果てに愛と友情で世界を照らす物語でもあり ひとりの少年が父を超えるイニシエーションの物語でもある。 関口将太くんが立派な寿司職人になるまでの成長物語、というワンセンテンスで片付けてはいけない。 関口将太が寿司を通じて人間力を高め、その清らかな心で病める人々を救う物語なのだ。 第一話から将太くんは間違いなくいい子であるが、困難に立ち向かい寿司の技術を身につけていき、人類がおよそ到達できないような高みにまでのぼりつめている。 ガンジーはピストルで襲撃され命を落とすその瞬間に、あなたを許すという意味のジェスチャーをしたと言われている。 関口将太自身を、関口将太の家族を苦しめ続けた笹寿司に対して何を見せたのか 人の心を失い修羅のように寿司を握った敵に対して何を見せたのか その答えは、ガンジーが死の淵まで提示し続けた許しの心に匹敵するものではないか。 寿司を握るという行為を通じて、ひとりの少年が神の域にたどり着くまでをわたしたちは見届けることができるのだ。 将太の寿司は創世記である。 将太の寿司は神話である。 将太の寿司は…寿司がめちゃめちゃ美味しそうである。芽ねぎ食べたい!マグロステーキ食べたい!お寿司食べたい!!! 煩悩を刺激する神話ってすごくないですか? 地球に将太の寿司が産み落とされたという事実、それがもはや神の御加護なのでは…!? 将太くんが神なのか寺沢先生が神なのかはたまた寿司が神なのかもうわからないけれども、とにかく将太の寿司は全人類に読んでいただきたい漫画であること間違いなし。 全ての人類が将太くんのように常に誰かを思えば世界は変わるのではないか。 隣人を愛せよ、隣人に寿司を握れよ。こんなご時世だからこそ愛を忘れずに生きていきたい。 ちなみにわたしが好きなお寿司屋さんは回らないかっぱ寿司です。新幹線すこ。 というわけでワールドステージ読んできます。子供ってやっぱり可愛いなぁたっくんに恋してる! 番外編 プチデザ 森尾理奈名無し妹大好きな小学3年生のたっくんと、おしゃまさんの3歳になる妹、たまちゃん。野球の試合ではドジをばかりして活躍できないし、怖くて泳ぎもできないたっくんですが、たまちゃんを守るために水泳教室に通うという大決心をします。ドジなお兄ちゃんにがっかりしっぱなしだったたまちゃんも、それを見てやっとお兄ちゃんの優しさに気づいてくれてホントに良かった‼︎ 上がお兄ちゃん、下が妹という兄妹は、たいていお兄ちゃんが穏やかで優しい性格、妹ちゃんが男勝りでサッパリした性格、という組み合わせが多いのですが、こちらの作品でもそのパターン。それが故にコメディタッチのギャグ漫画的な作品の中にもリアリティが感じられて、たっくんとたまちゃんが生き生きとした存在として目に写ります。たっくんの天然さ、ドジ加減、優しさ、たまちゃんのおてんばぶり、3歳にしてすでにクールな観察力、お兄ちゃんに近づく女の子へのジェラシー、それらのすべてが微笑ましくて、愛らしくて、子供ってやっぱり可愛いなぁとほっこり、温かい気持ちになります。たっくんと同じく少し天然なママと、愛情豊かなパパも仲が良いのも、とても羨ましい‼︎ 子ども好きな人や、ほんわり温かい気持ちになりたい人にオススメの作品です。 右投げから左投げへMAJOR 満田拓也名無し※ネタバレを含むクチコミです。1話完結なのでどこからでもザ・シェフ 加藤唯史 剣名舞名無し高額は報酬だが、依頼人の希望に合わせて最高の料理を振る舞う。 料理を通じて、様々な人間ドラマが描かれ、毎回ほぼほぼ1話完結なので、どこから読んでも楽しめます。 主人公・味沢匠は、時には優しく、時には鬼のように厳しい表情を見せるなど、とても深みがあるキャラクターだと思います。必殺技はサメパンチ!サメガール 雪本愁二nyae巨大化した海洋生物が襲ってくる街に暮らす男子高校生、夏蔵。 ある日、サメのイラストが描かれたパンツを履く少女、一花が転校してくる。 彼女はサメパペットを手に巨大海洋生物と戦う、サメガール! 「自分に近づくな」と、人と距離をとろうとする一花だが、普段はコケたり物にぶつかったりと少々ドジな様子。そんな一花の強気な態度とは裏腹に、毎日の命がけの戦いに恐怖で震えて泣いている姿を見てしまった夏蔵。 彼女の勇気に触発された夏蔵は、彼女を助けるために、強くなる決心をするのだった。 巨大なマグロが街を破壊しながら襲ってくる状況は、どう考えても学校なんて行ってる場合じゃないのだけど、一花のサメパンチをくらったマグロは、大トロや中トロなど美味しそうなお刺身になって散るという、夢みたいな世界。羨ましい。 もしかしたらサメガール以外にもたくさんヒーロー&ヒロインが出てくるかも…!と期待しております。 ちば一族 伝統の特訓の嵐がんばらなくっちゃ 佐藤智一 七三太朗名無し原作者である七三太朗氏は、「キャプテン」を描いたちばあきお氏、「あしたのジョー」を描いたちばてつや氏の兄弟になります。 七三太郎氏もサッカー漫画「イレブン」などのスポーツ物の実績があります。 ちば一族の傾向としては、地味でスタンダードな描写でありながら、主人公や、主人公に影響された周辺が無茶苦茶な努力をして結果を出していくという物が多く、この「がんばらなくっちゃ」にも似た要素があります。 今でこそ、そう言った作品は珍しくないかもしれませんが、昔のスポ根は無茶な必殺技の撃ち合いになる作品も多い中、真っ当な努力と真っ当な技術で展開していく作品は、キャプテンやこの作品がパイオニアと言えるかも知れません。 下手くそだった主人公が最初に狂気の特訓で実力をつけ、徐々に仲間達が影響されていく展開こそ、スポ根漫画の王道だと思います。本格的なバドミントン漫画やまとの羽根 咲香里名無し本格的なバトミントン漫画です。経験者しかわからないバドミントンの奥深さがしっかり表現されていると思います。主人公・大和のライバルである沢本翔という、天才バドミントンプレイヤーの存在も素晴らしい。燃え上がる情熱!みたいなエネルギーを感じる作品です。<<419420421422423>>
ドラゴンクエストの世界観を存分に楽しめる作品です。私はかなりのドラクエマニアですが、この作品を読んで、作者も本当にドラクエ好きなんだなと感じました。 世界観が過去のドラクエ作品のものなので、ドラクエファンの方であれば必ず好きになると思います。各シリーズの勇者の系譜も知ることができます。 各シリーズとの繋がりが分かってくるので、長年の疑問が解決して頭がスッキリします。勇者同様に、モンスターの系譜も分かるので、よりドラクエが好きになりました。 天空人や竜神族など、ゲームではあまり描かれていないシーンも登場するので、新たな楽しみが想像できます。 絵のタッチも繊細で美しく、気が付けば物語に入り込んでしまうような魅力があります。 ドラクエマニアから初級者まで幅広く楽しめる作品だと思います。