完結したマンガの感想・レビュー16065件<<420421422423424>>遺跡発掘バイト遺跡の人 わたべ淳名無し遺跡発掘バイトの求人について、ネットで調べてみましたが、募集は結構多いんですね。肉体的にキツそうですが給料は悪くなさそうです。 この作品は、仕事を失った漫画家が遺跡発掘バイトで生計を立てるという実録漫画です。 普段知ることがなかった世界が覗けて面白いです。 さまざまな発掘道具や、自分なりに工夫してキレイに掘り進めるこだわりなど興味が尽きません。 「ビット」という正方形の枠を作り、そこを下へ下へと掘っていくのですが、下を向くと汗が滴り落ちる様子や、立方体の角を美しく掘りたくなる気持ちとか、深く掘った底から見上げると夏空にセスナ機が飛んでる様子など、情緒的な描写も良いです。 遺跡堀りという非現実的な空間にいると、漫画家という本来の職業から離れてしまいそうになる不安・焦りがとても良く伝わってきます。 単純に、遺跡発掘の現場に興味がある人は楽しく読めると思います。 一方で、漫画など創作活動で食べていきたいけど、バイトもせざるを得ない境遇の人が読むと、いい意味でも辛い意味でもグッと来る作品だと思います。高知でゾンビ感染者 OBU名無し高知県を舞台にしたゾンビもの。主人公は兄弟で、普通に生活していたところから、いきなり家族がゾンビになっていしまい、家を出るしかなくなってしまいます。住宅や家の描写がとても上手で、主人公がゾンビから逃げるときのリアリティや臨場感があります。四国地域に住んでいる方で、ゾンビ系の漫画が好きな方は、特に楽しめるのではないかと思います。バトル物への路線変更密・リターンズ!【完全版】 八神健名無し※ネタバレを含むクチコミです。テレビ版とは違った魅力ウルトラセブン 円谷プロダクション 桑田次郎名無しストーリーはテレビに沿った内容ですが、劇画調の描写により全く違うウルトラセブンのような感覚を受けました。 戦いの臨場感はテレビ版にも負けず劣らず、非常にダイナミック。 ウルトラセブンファンや、昔セブンを観ていた世代なら感動すると思います。 特に「狙われた街」のメトロン星人はテレビ版以上の迫力で、私の中では1番のお勧めのシーンです。 漫画が最高だった時代の雰囲気1973(KHIMAIRA) 末松正博名無し久々に面白い漫画を読んだ。 昔は、色々読んでたんだけど、最近の漫画は本当に子供向けみたいになっちゃって読むものがないなぁって思ってた。しかし、この作品からは漫画が最高だった熱い時代の雰囲気みたいなものを感じた。 絵もごちゃごちゃせずにシンプルで、そこがまたバランスがいいのよ。 おしゃれで、読みやすくってかっこいい。 ずっと読んでいても飽きない作品です。おべんとうと家族のできたことやできること高杉さん家(ち)のおべんとう 柳原望名無しかなり特殊な境遇の年の差の男女が 主にお弁当を通じて互いの気持ちを確認し成長し、 家族が出来ていく物語。 高杉温巳・31歳。地理学の研究者で独身。 突然の叔母の死で、姪っ子の保護者になり共同生活をする事に。 それまで存在すらはっきり知らなかった姪っ子、 高杉久留里・12歳。中学生の美少女。 学者バカ気味な温巳と、 無口で趣味が食品スーパーの特売品ゲット、の久留里。 どちらもややコミュ症気味。 「家族なんて無理かも」と思い悩む温巳に、 久留里が初めて作って持たせてくれた弁当は・・ この漫画の面白い点の一つに、 温巳のいかにも研究者なキャラがある。 お弁当漫画だが、料理研究者ではない。 地理学の研究者。 なので久留里の気持ちに配慮しようとしたり、 お弁当のレシピを考えたりする、 その思考方法がいかにも研究者的。 だが料理ではなく地理学の研究者なので、 さらに女心にはそうとうに鈍感なので、 なんだか分析や結論が正しいような間違っているような(笑)。 ときに論理的過ぎて感情が欠けていると感じそうなその思考が、 実は純粋な家族愛から生まれているのも、なんとも独特。 そしてその家族愛もお弁当作りの日々を経て、 少しづつだが色々な成長や変化が生じてくる。 久留里は久留里で、セールとか特売とかへの執着心は ケチといわざるをえないレベルではある。 だが、それは自分への厳しさであり、それが 自分を抑える性格にならざるを得ない育ちに由来することが 徐々にわかってくる。 そして二人は少しづつ互いを理解し、家族になっていく。 家族が出来たからお弁当を作ったような、 お弁当を作ったから家族が出来たような、 ハートフルなお弁当漫画。 再読女帝【高画質版】 倉科遼 和気一作名無し過去に一度読んだことがありましたが、面白かったのでもう一度読みたくなって、二回目を読んでいます。 ストーリーは、身寄りのいない若い女性が、力と金と権力を振りかざして女を思い通りにさせようとする男性を恨みながら、頭脳と美貌でその力を利用しのし上がっていくというもので、とても痛快な漫画です。 絵が古いと思われるかもしれませんが、色気があるし、ヤクザ、政治、水商売系が好きな方におススメです。 史上初?youtubeからの書籍化 フェルミ研究所 フェルミ研究所六文銭動画マンガと言っていいのか不明だが、youtubeで日常でタメになる、ちょっとした疑問に答えてくれることで人気だった動画「フェルミ研究所」のマンガ化。 こういうメディアミックスもあるんだなと思ってしまった。 しかも出版社が最大手の講談社だし。 内容については、上記少し記載したが、 ・仕事をやめたら ・何をしても怒らない人 ・人が死ぬ前に後悔すること ・人の目を気にしない方法 といったように、誰もが普遍的に気になるようテーマをギャグとユーモアたっぷりに描いている。 自己啓発書のようでもあり教養書でもあるマンガで、動画で見ても楽しいので是非気に入ったら動画でみることもおすすめします。 動画はめくる必要もないし、声も入っているので理解しやすいです。 毒舌ながらも鋭い指摘に、知的好奇心をくすぐられ毎日みると賢くなる…ような気がします。 主人公の名前は、大体ケンジなのも特徴。 なんにせよyoutube初の動画マンガ?はマンガの新しい表現の仕方だなと感じます。 読んだりめくったり、いずれなくなるのかな。得体の知れない不安がつきまとう面白さ人間入門 石川聖nyae人間の生首のような謎の生き物・ニューモンは、なぜ生まれたのか?なぜ主人公が住む街だけに出没したのか?ニューモンは本当に人間に成るのか? という感じでずっと、ニューモンてなんなんだよ…わからないよ…なんか怖いよ…という不安感がつきまとうのだけど、まくびは文句なしに可愛いし、強めのキャラがたくさん出てくるしで、SFサスペンス学園コメディ的なのかなんななのか…要素がとにかく多い。 1巻の終わりはかなりショッキング。 今まであまり読んだことのないジャンルの漫画なので先が全然読めない!70歳で味わえる素敵な感情。セブンティドリームズ タイム涼介Pom セブンティウイザンの続き。 70歳で妊娠出産した夕子さんと旦那である朝一さんの子育てストーリー。 終始、涙腺がゆるみがちでしたが、夫婦愛、家族愛が詰まってて、とても心温まりました。 子供を持つことで夫婦の絆が深くなっていく感じもしたし、いつになっても勉強で初めてのことだらけなのかも。 良い人ばかりに囲まれて、とても素敵なお話でホッコリした気持ちになりました。 絵も可愛い^ - ^ 昭和の臭いつげ忠男昭和選集 つげ忠男名無しつげ義春の作品は好きで読んでいるけど、その弟、つげ忠男の作品は知らなかったので興味をもち、読んでみました。つげ兄弟は幼少の頃かなり苦労したようですが、その家庭環境、父親との緊張感と閉塞感のある暮らしが描かれています。昭和のムードを懐かしむというよりも、昭和の拭い去れない臭いがツンと鼻をつくような読後感でした。 ガロの掲載作品が好きな方、つげ忠男、つげ善春が好きな方はもちろん、昭和を知らない若い人にも読んだらハマる人が少なからずいるのでは。ぜひ試しに読んでみてほしいです。バトル、コメディ、ファンタジー熱血!大冒険大陸【完全版】 茶々組名無しRPG的なファンタジーの世界観で、不幸体質の男勇者のパーティーと魔法が使えないエルフのパーティーのダブル主人公の二視点で物語が進行していきます。冒険物でバトルや主人公の成長も熱いです。全体的に明るくコメディ要素が多いので楽しく安心して読めます。怪奇警察サイポリス怪奇警察サイポリス【新装版】 上山道郎名無し1990年代の月刊コロコロコミックで連載していた漫画です。 内容は子供向けと言うよりは、サンデー作品のようなお兄さん向けのものでした。 設定も絵も凝っていてかなり面白かったんですが、第一部が終わった後、第二部で唐突に連載が打ち切られてしまって、子供ながら残念だった記憶があります。 ひたすら面白いじじばばファイト! 西川伸司名無し昔話にでてくるおじいさんとおばあさん。その人物像は至って人徳者ということが多い。でもこのマンガでは、超越した強欲ぶりのおじいさん、おばあさんが登場します。奇想天外な言動の数々は、現代の高齢者にもあるあるのネタが多く、笑いがたっぷり仕込まれていて楽しめます。40巻ぐらいまではすごい好き総務部総務課 山口六平太 高井研一郎 林律雄霧兵衛良かった点 ・会社とはこういうものなのかというのがなんとなく理解できる要素になってた ・営業の緒方/片岡/久米がいい 総評 ・初期のころは会社内でのトラブルを六平太がいい感じで解決していたが、後半は六平太が絡むとなんかすべてうまくいく感じになって、ちょっとゴルゴ13っぽくなっていた。 無機質のなかに"やさしさ"が感じられる物語 #1巻応援人間のいない国 岩飛猫sogor25その国には400年の間、人間がいなかった。そこには自律式人形(ゴーレム)のみが活動しているだけ。そんな国に現れた1人の少女・シイ。彼女には昨日までの記憶がなく、なぜか三角頭のゴーレムに追われている。追われる中で駆け込んだ電車の中で、同じく電車に乗っていたゴーレム・バルブに助けてもらったことから物語が始まる。 シイの出自はほとんど謎に包まれており、物語が進むにつれて本当に少しずつ明らかになっていく。そしてその中で、賢いながらも年相応の感受性を持ち合わせているシイと会話機能すらなく心を持たないはずのバルブとが交流を深めていく様に素直に心を打たれる。表情豊かなシイと本来無機質であるはずのバルブの交流の中に不思議と"やさしさ"が感じられる。ちなみにバルブには違法改造を施されていることを示唆する描写があり、もしかしたらバルブのほうも何か秘密を抱えているのかもしれない。 また、舞台となる国は人間がいないにも関わらず荒廃しているわけではなく、多くのゴーレムたちによりあたかも社会活動が保たれてるかのような雰囲気を見せる。それは人間がいなくなった後も"人間への奉仕"という指示をゴーレムが守り続けているためで、形だけの国が保たれているからこそもしかしたら本当の意味での"ポストアポカリプス"を描いているのかもしれない。その雰囲気だけでも是非感じて頂きたい作品でもある。 1巻まで読了 史上最もコミカルな"魔女狩り"の物語 #1巻応援魔女のマリーは魔女じゃない 小林安曇sogor25時は16世紀。神聖ローマ帝国は"魔女狩り"の最盛期である。勿論処刑される者の中に魔女はほとんどおらず、本物の魔女は密かに身を隠したり上手く人間社会に溶け込みながら生き永らえていた。 主人公の魔女・マリーも森の中の小屋に1人で済みながら薬草を提供するなどして人間社会との関わりを保っていた。この作品はそんなマリーと彼女の身に迫る魔女狩りの危機の物語 …を限りなくコミカルに描いた"スラップスティック魔女ライフコメディ"である! そもそもマリーは自身のことを魔女だと思っていない。ただちょっと箒で飛べたり悪魔を召喚できたりするだけである。ちなみに彼女の言動にツッコミを入れてくれる相棒のナハトは"カラス"である。 その上でマリーは人間社会との関わりを極力保とうとする。一応身を隠すために礼拝に参列したりはするのだが、魔女の使いと言われる黒猫を助けたり箒を武器にしたりして自ら墓穴を掘っていく。 その軽いノリとキレのいいボケツッコミを繰り広げながら、魔女狩りなどのシリアスな設定はしっかりと守られていてそのギャップが楽しい不思議な雰囲気がある。果たしてマリーは魔女狩りを避けながら平穏な日常生活を守ることができるのか。乞うご期待! 1巻まで読了強がり戦闘少女meets正直少年 #1巻応援サメガール 雪本愁二あうしぃ@カワイイマンガ転入生の深田一花は、巨大魚の脅威と闘うヒロインだった!彼女は転入早々「私に近づくな!」と宣言する。しかし、隣の席の海月夏蔵は見てしまった。勇敢に巨大魚に立ち向かう一方で、闘いを恐れて泣いている一花の姿を……。 「彼女を守る!」と側にいようとする夏蔵と、彼にツンツンしながらも助けられる一花の、ドタバタバトル&ラブコメディ、面白カワイく進行中! ★★★★★ 「国家公安 対巨大海洋生物治安総局所属、サメガール!」と名乗りを上げて闘う一花は、一瞬、カッコいいのだが、それまでがどうも締まらない。 敵の巨大魚は、様々な魚種の性質が意外と面倒臭く、何処か抜けている一花は簡単に翻弄されてしまう。 それをサポートする夏蔵だが、特別な能力もない彼は、攻略法を見つけるまでに二人で翻弄されながら、いつもエッチなハプニングを起こしてしまう。 日常でもバトルでも、何とも締まらない二人が起こす笑いと、思春期的ドキドキ感が、可愛らしくて面白い! しかし要所で機転と漢気を見せる夏蔵と、それに応えて決める一花のコンビは、何となくいい感じ。そして馬鹿正直に、真っ直ぐに一花に接する夏蔵に、一花は困り、照れ、怒りながらも、彼を信頼し始め……。 このツンデレ、最高やで! 例えば『事情を知らない転校生がグイグイくる。』の川村拓先生や、山本崇一朗先生、または「ツイ4」に見られる様なラブコメを好まれる方には、「こういう先生方がバトル物を描かれたら、こんなかなぁ」という感じで是非読んでみていただきたい。 世界観的には、あらゐけいいち先生や、『不思議なゆうなぎ』の大庭直仁先生が好きな方にもおすすめ! サメのぬいぐるみを装着して繰り出す「サメパンチ」の決め絵が、凝ってて可愛くてすごくいい!男4人と女の子、山あり谷ありなシェアハウス物語 #1巻応援4LDK 蛭塚都sogor25家出状態の18歳無職、エリート営業マン、夜の仕事のスカウト、ミステリー作家という4人の男、そして作家の小学生の娘の5人で暮らすシェアハウス。いろんなドタバタが巻き起こるアットホームなコメディ。…かと思いきや、登場人物の不穏な動きが少しずつ見えてくる。シェアハウスで暮らしているといえども人間である以上は何かしら人には言えない秘密を抱えているものだとは思う。だけど、どうも彼らの抱えている秘密は普通とは違うようである。 この一筋縄ではいかない物語を、硬軟自在の巧みな画力で描かれている作品。どのキャラも表情豊かで、コメディな場面では画面全体から明るさが感じられ、逆にシリアスな雰囲気のときはキャラの表情に一気に引き込まれる。個人的にはハルタ系の作品が好きな人には刺さりそうな気がしてる。 ちなみにタイトルには"シェアハウスの物語"という以外にちゃんと意味があって、実はヒントが表紙に隠されていたりする。表紙の上のほう、よく見てみると… 安心してください!鬱展開は(今のところ)ありません! #1巻応援能力 主人公補正 鬼頭莫宏 当麻sogor25見るからにモブキャラな高校生、その名も加藤凡(ぼん)。そんな彼が通学中に助けた妖精からお礼として"能力 主人公補正"をもらった所から始まる物語。 (通学中に妖精と出会ってる時点でもう主人公属性アリなんじゃないの?)と思う人もいるかもしれませんが、実際に読んでみると、"能力 主人公補正"を授かる前と後で明確に(具体的に言えば1話22ページから)加藤が主人公補正の恩恵にあずかって変わっていることがわかります。 そこから加藤の身に訪れるまるでマンガのような展開。こうして彼が主人公の学園ラブコメストーリーが始まる…と思ったら、さすがにそこまで旨い話ではなくて。だって一口に"主人公"と言ってもいろいろありますよね…? ただ安心してください!恋愛要素はちゃんとありますし、1巻の最後までドタバタで楽しい展開がずっと続きます!「原作 鬼頭莫宏」の名前に怯える必要はありません! 鬼頭さんが"主人公補正"という言葉を最大限に拡大解釈して紡いでいるストーリー、そこに緩急自在でクオリティの高い当麻さんの作画が加わり、誰にでも薦められるエンタメ作品に仕上がってます。 ※ なおこのクチコミは1巻発売時点のものです。2巻以降の展開については保証しかねますのでご了承下さい。ひっそりヒーロー再び(?)HIKARIーMAN 山本英夫さいろくネット文明に物申す感じのヒーロー。電気があればどこにでも~って考えるとそれこそ藤子Fよろしくなヒーローとも言える。 殺し屋1とは大きく違うものの、山本英夫先生の強者弱者の描き方は変わらず明快で、悪者の強者は"どう見ても悪者"として登場するが、どこか人間味が見える展開になっていくところも変わらず良い点。 本作は孤独なヒーローを描くもののように見えて意外とチームがしっかりできてソッチのほうが見ものかもしれない。紫音ちゃん可愛いです。 光くんは正直どんどん吸収しまくっちゃって人を超越した存在になっていくのではないか…という7巻の最後の方の展開ですが、どうやら8巻で完結の模様。 あ、あと全体的にデジタルトーンだと思うんだけどものすごく視覚的に濃い印象。これは昔とちょっと違うかもしれない。ただ、HIKARI-MANを発光した血管で描いているので表現上しょうがないのかも。1904年、旅順にて…戦野の一服 清澄炯一 軍事法規研究会ゴラク読み絵を見た時に、「おや、めしあげ!!の作者の人かな?」と思ったら、やはりそうだった。めしあげと同様に、考証協力=軍事法規研究会と書いてある。 舞台は日露戦争中の旅順。一兵卒と煙草を通して、臨場感ある戦場そのものが描かれている。 戦地で煙草は欠かせない嗜好品だが、それを物語と上手く結びつけられており、短ページながら戦争の儚さをまざまざと感じる。完成度の高い読切だと思った。 ちなみに、めしあげ!! ~明治陸軍糧食物語~は、途中までしか読んでいなかったのを思い出した。これを機に最終巻まで買って読んでみたい。 https://manba.co.jp/boards/79898 自己肯定感とは何ぞや。自己肯定感の低いワタシちゃん うさぎのみみちゃんPom #1巻応援 4コマで自己肯定感の高い人と低い人が比較されながら描かれていたので分かりやすかったし、最後の最後に自分が何故、この四コマを読んだのか納得できた。スッキリした! 自己肯定感って言葉はどこから出てきたのだろう。高い低いも、うーん。謎。って思う。 私はこのマンガを読んで自分のそのまま、ありのままを受け止めるってことが大事なのかなと思いました。幽体離脱って夢があるよねユウタイノヴァ 押見修造さいろく明晰夢とか幽体離脱とか、欲望に忠実な妄想のようなものが昔はよく話題になったもので(実際にできる人もいるらしいですが)今で言う異世界転生に近い憧れを持った中学生がいっぱいいたのではないだろうか。 オカルト関連でも多くの先人達が実現しようと色々試してたのが2chでも話題になっていた。私はどうせ自分は上手くできなかろうと思っていたし、半信半疑どころか全く信じていなかったので試したことはないんだけど。 押見修造センセーは惡の華で一躍有名になったが、 漂流ネットカフェ ぼくは麻理のなか ハピネス などを代表とした欲望の具現化とその末路を描くような作品が多い。 本作「ユウタイノヴァ」はその兆候がとてもハッキリ出ていて、こういう発想から漫画を起こせるのはすごいなと関心できる。 主人公が情けない感じなのもご自身の分身を描いているからなのだろう(※勝手な想像です)<<420421422423424>>
遺跡発掘バイトの求人について、ネットで調べてみましたが、募集は結構多いんですね。肉体的にキツそうですが給料は悪くなさそうです。 この作品は、仕事を失った漫画家が遺跡発掘バイトで生計を立てるという実録漫画です。 普段知ることがなかった世界が覗けて面白いです。 さまざまな発掘道具や、自分なりに工夫してキレイに掘り進めるこだわりなど興味が尽きません。 「ビット」という正方形の枠を作り、そこを下へ下へと掘っていくのですが、下を向くと汗が滴り落ちる様子や、立方体の角を美しく掘りたくなる気持ちとか、深く掘った底から見上げると夏空にセスナ機が飛んでる様子など、情緒的な描写も良いです。 遺跡堀りという非現実的な空間にいると、漫画家という本来の職業から離れてしまいそうになる不安・焦りがとても良く伝わってきます。 単純に、遺跡発掘の現場に興味がある人は楽しく読めると思います。 一方で、漫画など創作活動で食べていきたいけど、バイトもせざるを得ない境遇の人が読むと、いい意味でも辛い意味でもグッと来る作品だと思います。