伝記です。
数ある野球マンガの中で、幼稚園から成長を描いた作品は他にないと思う。 野球マンガなんだけど、主人公の吾郎の成長物語なんだよね。 野球だけじゃなくて学校の事や友達、恋愛と普通の男の子の人生を、描いています。 読者は吾郎の親のように見守りながらずっと読んでられます。 メジャーに行った時は、ようやくかと思いましたが、興奮したのを覚えています。
茂野吾郎の野球人生を描いた物語。幼少期から話ははじまり、メジャーリーグにも行ってしまう。この過程で最初に驚かされるのは、元々右投げの投手で力もあった吾郎がリトルリーグでの投げすぎが原因で右肩を故障してしまう。本来ならそこで野球を諦めてしまうくらいの絶望感だが、吾郎は左投げに挑戦し、結果的にメジャーにまで行ってしまうのだ。こういう吾郎の前向きに進んでいく姿は読んでいて清々しい気持ちになる。
父親のようなプロ野球選手になることを夢見て、日夜トレーニングに励む5歳の野球少年・吾郎!!友達の寿也君とリトルリーグに挑戦!?