完結したマンガの感想・レビュー16083件<<297298299300301>>クズはクズでも爽やかなクズうちでクズ男は飼えません! 山口八三名無しどんなクズ男が出てくるんだろうとちょっとビビりながら読み始めました(マジの胸糞だったら嫌だなと思って)が、結果清々しい爽やかなクズだったので良かった! オタク喪女2人が同居する家に、イケメンだけど女性の家に転々と寄生しながら生きているヒモ男が転がりこんでくる話。 三角関係の恋愛漫画?というような始まり方ですがそうではありません。普通なら絶対に交わらない者たちの生活が交わることで、主人公の万理ちゃんが、自分のこれからの生き方を改めて考えます。 恋愛に興味がないノブさんも、人に寄生して生きてる柊也も、他人から見たら「どうにかした方がいい」と言われる生き方かも知れないけど、この漫画では「そのままでいい」と肯定してくれるような内容だと思いました。尊い!フラレガール 堤翔nekoヒロイン・赤坂さんの設定からして、 コメディ要素が強いですが、凄く応援したくなる カップルですね。 彼氏・青山君の可愛い顔して男らしい所が良いし、 友人の豆子ちゃんやごっちの腹黒っぷりも笑える。期待したほど好きな感じではなかったフールズ 皿池篤志mampuku作者の「レイチェル・ダイアル」が大好きだったので気になって1巻を読んでみた。正直あまり面白いとは今のところ感じない。 JKで異能でSFという属性だけでみれば大好物。作品の核とも言える異形存在「バカ」のネーミングが緊張感と没入感を削ぐ。もちろんそこに秘められた意図やメッセージ性を汲み取れなくもないけど、あまり面白さに寄与しているようには…… テーマとして扱われていると思われる人類の進化や欲求、社会学への解像度が低めで、これがGJで連載されてるといわれても、少年漫画と言われたほうがまだしっくりくるかな。 レイチェルで良かったのがキャラの良さ、ホロリとくる人情物語、回を追うごとに増す愛着って感じだったので、今作でも強みが発揮できるとといいなと思う猫も人間も愛らしい! #推しを3行で推す怪奇千万!猫町商店街 金魚鉢でめ天沢聖司※ネタバレを含むクチコミです。 サンデーにバスケマンガが!switch 波切敦たたみサンデーの大型新連載ということで期待しつつ読了。 双子で秀才×天才というあたりはタッチっぽいが、関係性は宇宙兄弟っぽくお互いをリスペクトしていてほほえましい。 弟君、視力のよさという天賦の才能をチラッと垣間見せている上、冒頭ですでに将来大活躍中なところを見せつけているので、天才がめきめき成長していくサクセスストーリーとして安心して楽しめそう。 (ビーブルのようなアレがない限り……)読んで良かった!片恋スクリーム 四位晴果nyaeまず読んでびっくりだったのが、このあいだゲッサンに載っていた読切↓ https://manba.co.jp/boards/131796 が面白かったので同じ作者の過去作読もうと思ってこれを読んでいたら、その読切の主人公・佐渡先生と漫画家の安西&編集・串田が出てきたので「繋がってるやつかよ!」でした。 もちろん片恋スクリーム読んでなくても十分おもしろかったので問題ないですけど片恋のほうも読んで良かったです。 基本1話完結で読めるんですが、3巻でクライマックスに近づくにつれ、どんでん返しというか怒涛の展開が畳み掛けられます。ホラー描写にも力入ってますけど、面白いホラー漫画だよ!ってすすめられる感じでもないです。怖い漫画が読みたい!という人には少し物足りないかも。 また恋愛漫画だとも思って読まない方が楽しいのではないかと思いました。その理由は最後まで読めばきっとわかる。。 じゃあなんなの?って感じですが、これはただのすごく面白い漫画です。人それぞれちなみに僕はいまいちNARUTO―ナルト― カラー版 岸本斉史YuRi【公式】忍者の話。世界観はとても良いだが、話の内容が少し薄い気がする。ナルトはドラゴンボールのように〇〇編などと別れているわけではないので一気に始まり、終わってしまう事から72巻もの巻数を買ってまでよむ漫画なのか?と疑問に思う。ただ、内容は面白いと思う人もいるのでそう考えると人それぞれかな。 好きな全1巻でした #1巻応援いいとしを オカヤイヅミstarstarstarstarstar吉川きっちょむ(芸人)オカヤイヅミ先生が10周年に出した2冊のうちの一つ。 母が亡くなり、72歳の父との同居を決意した42歳独身男性サラリーマン。 ちょうどいい距離感にいた彼女にも呆れられ別れを告げられてぬるっと新しい生活を始めるが、久しぶりの父との生活でいろいろなことを再認識したり新しく発見したり。 フィクションの中の日々の話かと思いきや、東京オリンピックの話が出てきて、コロナが出てきて…。 「いま」これを描くことに意味がある作品だったように思います。 いまのこの年代の人たちがどう感じてどう生きているのかを地に足つけて描いていて面白かったです。 変化していく毎日をあるがままに受け入れるゆるやかな希望のようなものを感じてじんわりと心に染み込みました。競馬漫画というより動物漫画、ジャンプ漫画みどりのマキバオー つの丸ピサ朗※ネタバレを含むクチコミです。素朴に疑問虎鶫 とらつぐみ -TSUGUMI PROJECT- ippatu名無し「中国はお金すごいって話、多くの者は半信半疑だとおもうが、実際本当にいっぱいお金くれるし日本の下手すると30倍くらい高い。そんでしつこいぐらい契約書ちゃんと結んでくるし、その内容もこんなにメリットあっていいのかってくらいのものにしてくれる。具体的に言うと版権をこっちに残してくれる」とツイートしてるのに、何故日本で活動してんだろ。 「武専」編が最高龍―RON― 村上もとか霧兵衛よかった点 ・前半の武道専門学校校長・内藤と龍のあたりがむちゃくちゃ好き ・中盤から後半の紫禁城の秘法「黄龍玉璧」をめぐる話も面白い 総評 ・これに登場する男塾みたいな武道専門学校がすごい好きなので他に扱っているマンガがあれば知りたい いつの時代も変わらないものONE-ROOM STORY サキヒトミ野愛80〜90′sのトレンディでスタイリッシュな空気感、たまらなく好きです。 ファッションとかインテリアとか、そもそもの絵柄もこの時代の風をそのまま届けてくれているように感じます。 数十年前の作品を読むと、恋愛観やジェンダー観の違いに居心地の悪さを感じることがあるけれど、この作品からはほとんど感じられなかったです。 派手で奔放な恋愛を楽しんでそうな若者たちのピュアで不器用な部分を大事に大事に描いているからこそなのかな、と思います。 近すぎて見えなくなったり、素直に伝えられなかったり、いつまでも忘れられなかったり…いつの時代も変わらないものがあるんだなあと感じさせてくれる作品です。歌丸&天女 vs 妖、東京防衛戦!落語天女おゆい~月島唯・現代篇~ いけだたかし 桂歌若プロジェクトあうしぃ@カワイイマンガまず何と言っても、桂歌丸さんが漫画のキャラとして、一冊通じて活躍するというのが熱いですよ。 歌丸さんは社団法人落語芸術協会会長として、六人の天女に「言霊」を授けて東京を妖の手から守る、というお話。……こちらは落語芸術協会の75周年記念事業として作られたアニメのコミカライズなんですね。原作は桂歌若さんを中心とするプロジェクトです。 敵の妖が落語の噺に因んでいたり、落語家さんも多数出演。舞台も末廣亭とか当時の東京がしっかり出ていて、そこで繰り広げられるバトルが壮大。 女の子の描き方について、いけだたかし先生の古いブログを拝読すると、アニメキャラに寄せながらカワイく描くのに腐心されていた様です。 http://ikedaki.blog23.fc2.com/blog-entry-7.html?sp 因みに先生が作品を描かれた順番は ●短編集 ↓ ●FADE OUT ↓ ●おゆい ↓ ●ささめきこと ……だと思います。 『FADE OUT』でも大きく変化は感じられたのですが、『おゆい』での取り組みは「カワイイ女子」の「百合世界」を描く『ささめきこと』に、作画面で貢献したのでしょうか。 そんなもしかしたら、一人の作家さんの変化の歴史を見て取れる「かもしれない(私が勝手に言っているだけなのでね……)」作品でもあるのです。 久我くんと翠、そして尚哉(B.L.T)最高です。からっぽダンス 阿弥陀しずくPom 久我くんと翠のほのぼのした恋愛展開に面白く、そしてホッコリしました。 美人でオタク彼女、翠、最高に可愛い。 久我くん、ちょいと天然なのかな。 イケメンで、ギャップがとても良き。 二人の距離感も、初々しくてすごく良かったです。 時間あったら2回目も読みたくなるマンガ。魅力的なキャラ雄飛 小山ゆうまなたん※ネタバレを含むクチコミです。今の知識を持ってタイムスリップした漫画アシ未来人サイジョー いましろたかしさいろくあらすじの時点ではどういう話になるのかなとボンヤリ試し読みしてみようと思っただけでしたが、1巻を読み終わった頃には夢中になってました。 絵も味があるし、50年前の日本がどういう状態だったのか、マンガ業界はその頃どうだったのか?という中でアイディア(盗作)を活用して生き残る西条。 どうなっていくのか、マンガ業界の未来も変わるのだろうか…気になって仕方ないです! 主人公のカッコいいシーンが1度もないけど…ムシヌユン 都留泰作starstarstarstarstarかしここんなに最初から最後までカッコ悪い主人公が他にいるのだろうか…。しかも昆虫(ていうか宇宙人?)に寄生されてからは意識なんてほとんどなかったですよね…性欲に支配された人間モドキみたいな状態になってましたよ!『お前を犯す!いや犯させて頂く!そして自殺する!』『クソ女!』などヤバいワードも盛りだくさんですが不思議と不快な気持ちにはならず、始終「何だコレは…笑」と思いながら読みました。カオスな世界感が好きな人にはたまらないのではないでしょうか。「虫にも心ってあるんだろうか?」くらいは考えたことあるけど、虫とのセックスなんてどうしたらそういう発想を思いつくんだろう…。ゲイの高校生と、お隣の「りんごさん」隣にりんごが届きました にたもと名無しWEBアクションの新連載は面白そうなのが多いですね…! この話も最初は扉絵を見た時にサスペンスミステリー?ドロドロ恋愛もの?といろいろと想像を膨らましたんですが、少なくとも1話の時点ではそのどちらでもなさそうな雰囲気でしたね。 ただ、引っかかる要素がたくさん散りばめられている感じはして、これから主人公の男の子の身にどんな事が起きるのかちょっとドキドキします。 とりあえず隣に引っ越してきた「りんごさん」、怪しい。笑 優しそうだけど、警察だし、なにか目的があってあの部屋を選んだのか?とか想像してしまいます。クールでマッチョな只野仁特命係長只野仁 柳沢きみお名無し昼間は地味なサラリーマンでありながら、裏の顔は会社のトラブルを秘密裏に解決する特命を受けているという二重生活を送る男・只野仁。 この只野仁の最高にクールで実はマッチョな佇まいが漫画ならではのキャラクタという感じがして、惚れ惚れする。 見てらんね〜〜〜〜!橙くんはひとりで寝られない 安理由香ポコニャン※ネタバレを含むクチコミです。3巻まで無料で読めたので。どうせもう逃げられない 一井かずみポコニャン※ネタバレを含むクチコミです。残酷な世界は二人を祝福するか?ささめきこと いけだたかしあうしぃ@カワイイマンガ百合作品には大きく二種類あります。一つは女性ばかりの世界で、同性愛が当たり前とされる物。もう一つは異性愛者が多い世界での同性愛を描く物。『ささめきこと』は後者です。 『ささめきこと』は同性愛を「異質」とする、少し古く見えて今もそう変わらない現実世界を描きます。愛らしいコメディタッチの中に、時折キツい正拳突きを繰り出します。 女子に恋した主人公は、空手の猛者で可愛さとは無縁。主人公が恋した女子は同性愛者で、その事で傷ついた過去を持つ反面「可愛い女子が好き」と公言して主人公を傷つける。 さらに同性愛に理解の無い人、興味本位な人は二人を傷つけ、そして浮かれた味方も二人をかき乱す。しかしそんな人々は決して「悪い」とは描かれません。 一方傷つきたくなくて相手に踏み込まない二人はもどかしいけれども、その大きすぎる傷を想像すれば致し方ない。臆病な二人もまた「悪くない」のです。 誰も悪くないのに、無理解と無遠慮に満ちている。そんな現実世界を描く、残酷な作品です。でもその残酷さの果てにはどんな恋愛漫画よりも大きな感慨と、本当は「悪くない」周囲の人々の祝福が待っているのです。 余計なエロはいらなかったんや先生、好きです。 三浦糀名無し女子校の教師と2人の生徒の三角関係ラブストーリー。絵はとてもいい。しかし掲載誌が少年マガジンだったせいか、読者サービス的なエロシーンが悪目立ちしていた。もしド直球の純愛ラブコメだったら…後々、評価されたんじゃないだろうか。松本大洋が語る「漫画」についての自身の哲学東京ヒゴロ 松本大洋さいろく私は松本大洋といえば天才だと思っているし、鉄コン筋クリートはヴィレヴァンの始祖みたいな作品だと思っているし、ピンポンの実写化は悪くなかったと思っている一般人です。 そんな一般人的に、漫画家という生き物は漫画を最も愛しているものであろうと勝手に思っているのですが、きっとこれは松本大洋が漫画を通して漫画というものをどう愛しているか、どう思っているかを語ってくれているんだと思います。 細野不二彦の自伝的まんが道の連載開始と聞いて久しぶりに手にとったビッグコミックオリジナル増刊で、実に8話ぶりに「東京ヒゴロ」を思い出し、早く単行本出ないかなとワクワクしながら閉じました(間の話読んでなかったので)<<297298299300301>>
どんなクズ男が出てくるんだろうとちょっとビビりながら読み始めました(マジの胸糞だったら嫌だなと思って)が、結果清々しい爽やかなクズだったので良かった! オタク喪女2人が同居する家に、イケメンだけど女性の家に転々と寄生しながら生きているヒモ男が転がりこんでくる話。 三角関係の恋愛漫画?というような始まり方ですがそうではありません。普通なら絶対に交わらない者たちの生活が交わることで、主人公の万理ちゃんが、自分のこれからの生き方を改めて考えます。 恋愛に興味がないノブさんも、人に寄生して生きてる柊也も、他人から見たら「どうにかした方がいい」と言われる生き方かも知れないけど、この漫画では「そのままでいい」と肯定してくれるような内容だと思いました。