完結したマンガの感想・レビュー16087件<<289290291292293>>ノリで一句読みたくなるほしとんで 本田野愛天才達の異能バトル的でもなく、過度に苦悩や挫折がある訳でもなく、とってもカジュアルでポップでほのぼのとした俳句漫画。 テレビや某お茶のコンクールなど触れる機会はあるものの、自分で作ってみようかな&継続して作ろうかなというところまでにはなかなか至らない。 本格的に勉強して、これって季語?切れ字って何〜?的なハードルを乗り越えないといけないというのが大きいなと。 でももっとカジュアルに楽しんでもいいのかもと思わせてくれるのがほしとんで。 個性的なキャラクター達が適度にワイワイしつつ、なんかかっこいい的なノリで俳句に挑戦していくのがとてもよい。解釈違いにキャッキャするのめちゃくちゃオタクの遊戯。 なんか楽しそうだなあ、下の句の穴埋めやってみようかなあ、一句読んでみようかなあ、まで最速でたどり着くので中高生にも趣味を探してる大人にも読んでほしい。 単純に俳句抜きにしてもキャラクター達が魅力的で会話が楽しい→結果俳句も楽しい、ってなるはず。谷口ジローのルーブル美術館探訪千年の翼、百年の夢 谷口ジローstarstarstarstarstarかしこサモトラケのニケの案内によって時空を超えてルーブル美術館に所蔵されている作品や芸術家を巡っていくのですが、まるで夢を見ているかのように美しい漫画です。というか芸術作品ですね。谷口ジロー先生の偉大な芸術家達に対する最大限の尊敬がここにあります。ゴッホと会話する場面とかさぁ。あまりにも良すぎて何も言えないですね…。お嬢様が競艇の女子レーサーになる物語競艇少女 寺島優 小泉ヤスヒロstarstarstarstarstarウマタロ競艇漫画といえば「モンキーターン」が有名だが、この作品も同じく90年代の漫画。同じ競艇漫画であっても、女子が主役ということで視点の違いや受ける印象はやや異なる。主人公・晶は、お嬢様の身でありながら、厳しい競艇界に飛び込むのだものだから、普通にいじめられるわ、女性差別を受けたりする。それでも健気に苦境に耐えながら、プロとして実力を身につけて、人間的にも成長していくというストーリー。主人公・晶は非常に良い子で応援したくなる娘なのだが、いかにも男読者をターゲットしたキャラ設定に陥ってたのは少々残念。やたらとサービスシーンが多くて、必死に努力している状況でもお風呂に入ってはハダカを見せてたので、そこまでしなくても…という気持ちになることも。とはいえ競艇に純粋な興味があれば充分楽しめる漫画である。パワーワードだらけキャバ嬢ナガレ 郷力也 かわさき健hysysk14歳で男が喜ぶ術を知り尽くしたキャバ嬢が、生き別れた兄を探すためキャバクラを渡り歩く。テクニックを駆使して人の心の隙間を埋め、手にしたお金は困っている人のために使う。 主人公や構成は『ブラックジャック』や『ザ・シェフ』を思い起こさせる1話完結型のダークヒーローもの。演出には『ミナミの帝王』ぽさも感じる(キャラも特別出演する)し、とにかく気持ちいいくらい無茶苦茶なので読んでいて楽しい。 仕事を頑張ろう!と思える拳闘暗黒伝セスタス 技来静也黒木公一アニメを見たのをきっかけに読みました。 拳闘をやっているセスタスという主人公が每日生き残るために戦う話。 人が死んだり、別れがあったり、勝ったり、色んな場面で感情が揺れ動き、泣ける。自分も頑張ろうと思える漫画。王道の青春恋愛漫画とも言えるし、、ひるなかの流星 やまもり三香Pom 正直、個人的には意外な結末でしたが、内容はとても面白かった。 12巻まで流れるように読んでました。 相変わらず、先生も馬村くんもイケメンだし、癒されました。笑 しかし、最終巻そうなるか!の驚きで、読了後2時間くらいモヤモヤしてました。。 (先生のがタイプなだけ) このモヤモヤドキドキが残るところが恋愛漫画のいいところかもですね。90年代の暴走族雑誌「ティーンズロード」で連載していたバリバリのレディース漫画少女暴走伝説 Fair きらたかしstarstarstarstarstarウマタロ90年代の暴走族雑誌「ティーンズロード」で連載していたバリバリのレディース漫画。この頃はまだ暴走族系の雑誌が残っていたが、時代の流れとともに雑誌自体が廃刊となり連載が終了。2008年に上下巻の完全版の発売を最後に絶版状態が続き、2021年5月に電子書籍でまた復刊された。 作者・きらたかし氏が、実在のレディースチームを取材したエピソードを元にしたストーリーで、小さい頃からいじめられっ子だった少女が暴走族に入り、徐々にたくましく成長していくという物語だ。レディースという存在をかなり本気(マジ)で描いてるので、バイクを改造するわ、殴る蹴るの暴力は当たり前、タバコ酒、クスリ、男絡みの喧嘩など過激な描写も少なくない。普通の漫画だったら、美談になりそうなエピソードであっても決してそうは描かないのはリアルさを重視していると思われる。きらたかし氏の描く女の子はみんな純情な雰囲気を持っているのだが、そういう子がグレていき立派な族になっていく過程の生々しさといったら凄いのだ。 レディースにはレディースの仁義があり、男の暴走族とはまた違った仲間意識だったり、流儀があることがこの漫画を読むとよくわかる。あとがきを読むと、レディースの方々からの評判はかなり良かったらしく、令和になった今でも電子書籍で復刊されたというのも、いまでも根強い支持がある作品なのかもしれない。 「赤灯えれじい」のチーコの原型となった作品とされてるが、個人的にはそれと切り離して読んだほうが良いと思う。チーコ的な何かを求めてこの作品を読もうとするのはおすすめしない。 お〜!単行本になってたのか!都会の妖精たち ichida名無し作者のichidaさんのファンです。イチ押しの作家さんです。ゆるくてシュールなギャグ漫画を描かれるんですが、個人的には高野文子先生のるきさんに通じるところがあると思ってます。でもかなり独特なのでウヒョ!な感じの赤羽在住のるきさんをイメージしてもらえるといいかもしれません。ichidaさんは作風も変わってますが、作品を連載していた媒体もSM情報のWEBサイトとかIT系のメディアとか不思議なところが多いです。「都会の妖精たち」は漫画WEBサイトのスピネルですが。(スピネルって集英社系列の出版社が運営してるんですね。「酒場の女」も単行本にしてくんないかな…。) 都会にやって来たばかりの田舎者にだけちょっかいをかけてくる「都会の妖精たち」ですが、何それ?!みたいな妖精が多いのが特徴です。例えばハロウィンの妖精は勝手に人間の頭に猫耳を生やしてくるんですが、切らないと一生そのままなんです。しかも妖精がらみは保険適用外なので自分達で切って処理するというシュールさ(笑)。この面白さは人を選ぶかもしれないけどハマる人はどハマりするはず!べったり温泉〈百合〉歳時期 #完結応援ゆめぐりゆりめぐり はづきあうしぃ@カワイイマンガお風呂という題材は、百合の為にあると感じます。 女性同士ならではの「裸の付き合い」。曝け出した二人が近づくのは必然!本作では同級生の二人と、年の離れた幼馴染、二組の女子がお風呂を通じて百合ップルになっていく様子が、ふんわり楽しく描かれます。 物語的に上下動は余り無く、お風呂蘊蓄も少ない。その代わり女子達が仲を深めていく安定感、可愛さ、肌の柔らかそうな描写、距離の近さ……トキメキ要素てんこ盛り! こういう作品を読んでいると、際どい設定やインフレーションした物語が無くても成立する、様々な好みに開かれた漫画の可能性も感じられる。「もっちりしたなもり先生風」カワイい絵柄と優しい関係性の深化に「癒される」為に、この作品にじっくり浸かってみて下さい。 舞台は静岡県とのことですが、熱海以外ははっきりと描かれないので、場所を詮索しても楽しいでしょうし、しなくても楽しめます。4巻最後で答え合わせを!恋愛が書けない小説家 × 担当編集になった高校の同級生 #1巻応援蠍と乙女シリーズ 澄谷ゼニコsogor25高校生でデビューし大人気作家となった早乙女は、自身初の恋愛小説の執筆に取り掛かるものの、恋愛シーンを書くことができないためにスランプに陥り、1年間もの間新作を出すことが出来ませんでした。 そんな折、担当編集が変わるということで現担当に呼び出されたのですが、そこで新しい担当編集として紹介されたのが高校の同級生・笹反(ささそり)だった、という導入から始まる物語です。 2人は高校の頃から知り合いだっただけでなく、2人だけしか知らないある"因縁"を抱えていました。 その因縁の鍵となっているのが、早乙女が高校時代に書いた小説。 その小説は「誰かの娯楽のために書かない」というのを信条としている早乙女が唯一「笹反のために」書いた小説でした。 笹反はその小説の中ではちゃんと恋愛が書けていたと言い、スランプを脱するためにこの小説を通して過去と向き合うよう諭します。 その"過去"というのがどういうものなのか、そしてそれが現在の2人の関係にどういう影響を与えているのか、"過去"と"現在"の2人の思いがリンクして描かれていく作品です。 1巻まで読了 安心の周良貨原作ザ・ファンドマネージャー 周良貨 岩田やすてるstarstarstarstarstar_borderマンガトリツカレ男俺の大好きな「野崎修平シリーズ」や「この女に賭けろ」の原作を書いている周良貨と昔ジャンプで「神光援団紳士録」やヤングサンデーで描いていた岩田やすてるなので面白いだろう思いながら手に取り読んだが予想以上に良かった。 「ファンドマネージャー」とうい職業が分からなくても説明があるし、好きな人情話も多いのですごい楽しめた。やっぱりこのタイプのマンガはいつ読んでもいいなふざけんななんて絶対言ってやらないアトモスフィア 完全版 西島大介野愛西島大介はとんでもなく悪いやつだ。なんとなく恐ろしくて意味があるのかないのかもわからないけれど、雰囲気だけだろと言い切る勇気すら奪うような作品を生み出すのだから絶対に悪いやつだ。 なんて、全部全部言いがかりだけども。 ある日、わたしの前にわたしの分身が現れる。恋人も家族も居場所もすべて奪われるけれど、わたしは一切取り乱したりしない。「ふざけんな」なんて絶対に言わない。 わたしは全てを赦しているから。 そこにあるものを受け入れること、赦すことは救いだと思っている。怒りなんて生産性のない感情を手放し、ただそこにあるものを見つめる。自分にとっても世界にとっても正しいことだと思っている。 この考えを手放すつもりはない。そうでなければ自分を保てないと思っている。 この広い世界のどこかで手放した自分が自分として生きていたらどうしよう。 飲み込んだ言葉が、切り捨てた感情が実態を持って生きていたら。殺した自分が生きていて、自分の目の前に現れたら。 そんなことある訳ない。 でも、作品中のわたしだってそんなことある訳ないと思っていたはずだ。 自分は自分である。誰にもわかってもらえなくても自分だけはわかっている。 曖昧にして唯一の揺るぎない真実だと思っていたことを、いとも簡単にぶち壊しにきた。ぶち壊して怖がらせるだけ怖がらせといて、最後の最後は電源をぶちんと切るみたいにぶん投げて終わる。こんな終わり方信じられない。本当に本当に西島大介は悪いやつだ。 でも赦す。優しい🇯🇵🇲🇾異文化MIX家族物語! #推しを3行で推す僕とおとうとのハラルご飯 山本三筋ぺそ日本ではまだまだ馴染みが薄いイスラム文化について、ご飯を通じて知ることのできる素敵な作品です✨ しっかり者のお兄ちゃん2人、リクくんとイルファンくんが作るマレーシア料理がとにかく美味しそうで読んでると自然によだれが沸いてきます笑 絵がすごく可愛らしくて綺麗で、お話も優しい空気に満ちていて安心して読めるのでおすすめです! 【追記】 Pixivコミックで読めるのですが、雑誌に掲載されたであろう1話を分割しまくっているため本編が2ページほどしかない話がたくさんありとても読みにくかったです……。早く単行本で読める日を楽しみにしています! 自分の在り方についてを問う作品 #1巻応援ラストジェンダー ~何者でもない私たち~ 多喜れい名無し「誰でも歓迎するハプバー」にやってくる人達を描くオムニバス作品。 セクシャルマイノリティーなキャラがやってきては、「自分」という存在に迷っているように見えます。 LGBTQに対して興味のある方は勿論ですが、肩書きが溢れる世の中や世間の目で自分を見失う人もいる。 そんな人に、「あなたらしくいてね」という様なメッセージを感じるお話でした。 ハプバーが舞台なのでちょっと刺激がありますが、エロい目線では見れない綺麗な絵柄なので見やすい。 主人公であろうハプバーの店員も、何かになろうとしてるのか。本体表紙が正直こわいと思いましたが…。 不思議な読み味で今後期待です。 九龍城で繰り広げられる摩訶不思議なバディストーリー #1巻応援九龍葬査回奇録 晴十ナツメグsogor25旅行で香港の九龍城を訪れた日本人の鳥居筒見は、食事中にカバンを盗まれてしまい途方に暮れている所に謎の人物・紗樂(シャラク)に声を掛けられます。 この出会いをきっかけに、鳥居が紗樂とともに九龍城で起こる"異形の存在"にまつわる事件に巻き込まれていくという物語です 紗樂は異形と対峙するときに怪しげな術を使う上に"クスリ"を使っていないと精神状態を保てないという、かなりアブナイ人物として描かれています。 当然鳥居はそんな紗樂を訝しんでいたのですが、鳥居が九龍城を訪れたのには"ある理由"があり、それを紗樂に見透かされたことをきっかけに彼に興味を持ち行動を共にするようになります。 このように凸凹だけど絶妙な距離感の2人が不思議な事件を解決していくバディものとしての面白さがあり、さらに個性の強い登場人物や九龍城の混沌とした世界観が入り乱れ、アクの強い作品になっています 1巻まで読了格好良いじじいが孫を育児#1巻応援じじいくじ ~元最強刑事の初孫育児~ 上地拓郎六文銭育児系のマンガって、ツライとかシンドイとか、旦那が非協力的とか暗いものが多く(リアルといえばリアルなのですが)読んでて共感もありますが、 滅入るんですよね。 そんな育児マンガジャンルに超新星があらわれました。 じいさんが孫を育児。じじいが育児でじじいくじです。 「じ」がいっぱい! 最強の刑事だった主人公が、娘の子供(つまり孫)の育児、出産後の娘のケアなど全面サポートする話。 基本的にギャグがメインで、新生児に翻弄される様、また家族思いの姿に、なんとも癒やされます。 皆が皆思い合って、優しい世界が広がってます。 おじいちゃんが面倒みている、この家族構成に最初は、 「旦那さん、亡くなっちゃったのかな?」 と不安になりましたが、安心してください。単身赴任なだけでした。 また、ただのギャグに終始せず、純粋に子育てマンガとしても参考になる点があります。(おむつかぶれとか) 著者さんの経験談でしょうかね。 最後に、育児をする全ての人に 「完璧を目指さない。そんなものはないから。」 と、とある人のセリフがグサリと刺さりました。 まったくもって、おっしゃるとおりです。 育児に疲れた方、これからする方、笑って学べる本作がおすすめです。 温泉街PRするJK百合模様!リコとハルと温泉とイルカ ヒジキあうしぃ@カワイイマンガまず、鄙びた温泉街を女子高生達がPRする、という「お祭り要素」が展開されるので、盛り上がりが諸所にあって楽しいです。田舎の風物と共にトントンと読めてしまう、気持ちの良い作品でした。 一人でこの街の民宿に下宿するリコは、民宿の娘・ハルに誘われて街をPRする部活に入る。元々モデルをしていて華のあるリコは、期待されてイベント等に駆り出される中で、部員達と仲を深めてゆく。 幼い頃に遊んだ事のある、泣き虫リコと元気娘ハル。そこに部員でリコのファンである茜を加えた三角関係は、リコがどちらとも仲良くなるので甘さたっぷり。仲を争う感じも無く、全体的に明るい雰囲気。茜の双子の妹・葵のシスコンや、ツンデレ後輩も良い! 最終的に何となく関係性は定まってくるのですが、あと3巻くらい使ってきっちり決着を見たかった気もします。田舎×温泉×百合サイコー!エロとギャグの融合は健在RaW HERO 平本アキラ六文銭「アゴなしゲン」以来、平本アキラ先生が好き過ぎる小生。 (しかし、画力の進化がハンパない漫画家ランキング1位だと思います。知らない人は、アゴなしゲンを読んで欲しい。) 監獄学園の次はヒーローものかぁと楽しみにしておりましたが、まさかの完結。 内容も現代っぽい雰囲気の中に、能力のあるヒーローや怪人が登場するなどSF要素も入れつつ、一方で平本節とも言えるおバカなギャグは健在。 真骨頂のエロティックな描写もあって、さぁどう転ぶかな?と思っておりましたが…完結は残念です。 最終巻まで読みましたが、ストーリー的には若干未消化な感じを受けますね。 怪人の属する特解戦線とヒーローが率いる正義管理部、それぞれの動機や狙いとかも語られていない部分が多く曖昧でした。 なぜ特殊能力が出現しているのかとかも。 とはいえ、クライマックスにむけての怒涛の展開やドンデン返しの連続は、スパイ映画のようでスリルと爽快感があって面白かったです。 だからこそ続いてほしかったなぁ。 あと、1巻と最終巻で同じ描写があるのですが(ビルの爆発のところ)、時系列的に繋がっているってことなのかな?奇妙で不穏で愛おしい日常スペシャル 平方イコルスン野愛田舎町の学校でちょっと変わったクラスメイトと送る奇妙な日常漫画、だと思っていたけどもしかしたら違うのかもしれない。 サスペンス、恋愛、友情、触れ合えない悲しみ、家族や恋人という存在の曖昧さ、などなど。 シュールだけどほのぼのした日常にふふんと微笑みながら読んでいたのに、少しずつ不穏さを覗かせているような。 ヘルメットを被った怪力少女、教室に様々なものを所有する謎の金持ち、つねる人、執着する人。奇妙なクラスメイトに囲まれ、思考を巡らしながら溶け込んでいく転入生。 おかしくても続いていけば日常になるから、やっぱりこの作品は日常漫画なのかもしれない。 人それぞれの幸せ。夏の十字架 ウチヤマユージstarstarstarstarstar干し芋『夏の十字架』不思議な独特の世界観、すぐに引き込まれます。 知らない裏社会のお金の洗浄の仕方、だましだまされ自分しか信用できなくなる世界ですね。 そして、最後の迎え方・・・。 個人的には、『カナシミ』が好きでした。 じわっと瞳が潤みます。焼き物擬人化マンガ!やきもんロワイヤル 竹谷州史名無し焼器霊(やきもん)たちがみんな可愛い…! そしていまちょうど「青の花 器の森」を読んで焼き物に興味が湧いていたところだったので超楽しい。新章・小紅が始まった!!!!鼻紙写楽 一ノ関圭かしこ全3回の集中連載らしい。う、嬉しい…!!!! 最終112巻が電子でも発売浮浪雲(はぐれぐも) ジョージ秋山名無しマンガ界を背負った巨匠の一人が40年描いた作品です。 先生が亡くなられてはや一年。 浮浪雲の最終巻が電子書籍でもようやく出ました。 紙に遅れるところ2〜3年?最後の巻だけ今読むと浮浪雲がフワフワとはぐれてる様子が1冊通して描かれてたなと、不思議な気持ちにさせられます。 最後のインタビューでは次の作品を考えている、と締めくくられていますが残念ながらその作品はお目見え出来ませんでしたね。 昨日も漫画界を震撼させる訃報が流れて悲しい限り。 ご存命の間に描き上げて完結した名作も、未完で終わってしまった名作も在るわけですが、これら全て日本の誇る作品達を読者として楽しめることを素直に喜びたいと思います。中身が男と思うだけでセクシーに見えなくなるという不思議じごくあね 吉田丸悠さいろく姉ちゃんがバス事故で生死をさまよった結果、なんかキャラが変わったぞと思ったら中身がオッサン(ヤングかもしれないだろと自称していた)になっており…何がどうなって入ったんだ?姉ちゃん本人はどうなったんだ? というストーリー。 どう幕を閉じるんだろうと思っていたが…最後まで楽しみに読めると思います。 4巻で完結!<<289290291292293>>
天才達の異能バトル的でもなく、過度に苦悩や挫折がある訳でもなく、とってもカジュアルでポップでほのぼのとした俳句漫画。 テレビや某お茶のコンクールなど触れる機会はあるものの、自分で作ってみようかな&継続して作ろうかなというところまでにはなかなか至らない。 本格的に勉強して、これって季語?切れ字って何〜?的なハードルを乗り越えないといけないというのが大きいなと。 でももっとカジュアルに楽しんでもいいのかもと思わせてくれるのがほしとんで。 個性的なキャラクター達が適度にワイワイしつつ、なんかかっこいい的なノリで俳句に挑戦していくのがとてもよい。解釈違いにキャッキャするのめちゃくちゃオタクの遊戯。 なんか楽しそうだなあ、下の句の穴埋めやってみようかなあ、一句読んでみようかなあ、まで最速でたどり着くので中高生にも趣味を探してる大人にも読んでほしい。 単純に俳句抜きにしてもキャラクター達が魅力的で会話が楽しい→結果俳句も楽しい、ってなるはず。