完結したマンガの感想・レビュー16088件<<266267268269270>>脳髄をとろかす小林クンの絶対的な可愛らしさおまけの小林クン 森生まさみ名無し最初のページから既に画面いっぱいに可愛いが溢れてて最高。大人になってから初めて読んだ作品なのですが、キャラデザ・髪型・ファッション・トーン・ベタ・描き文字に至るまで、可愛らしさのベクトルが実家のような安心感がありますね。 小林くんの暴力的なまでの可愛さは、例えるなら「はにゃ〜〜ん」とか「ほえぇ〜〜」って感じで「小林が可愛すぎてツライっ!!」と言いたくなる。 萌え袖もさることながら、前下がりボブの繊細な毛先が狂いそうなくらい可愛い。 何を言ってるかわからないと思いますが読めばわかるので是非読んでください。芸能の本質をつく#1巻応援ワールド イズ ダンシング 三原和人六文銭逃げ上手の若君同様、個人的に室町時代がアツイのですが、 さらに世阿弥の作品まで出て、いよいよ出版社も本気になってきたな! と、ホクホクしております。 世阿弥といえば、「風姿花伝」の著者で、それを秘伝書として後世まで残したのが有名ですよね。 「序破急」という言葉でご存知の方も多いハズ(主にエヴァ経由かもですが) 中でも、「年来稽古条々」は、今でも唸る部分が多いです。 年齢ごとにやるべきことをまとめたその一節は、端的に言えば、以下のような内容。 若い頃は、勢いや華やかさが最も美しい時期のため、実力とは違う点で評価されてしまうことがある。しかし、この時期で一生涯が決まるわけではないため慢心しないように注意が必要。 そして、年とともに、進歩に停滞がみられる時期がくるが、それでも絶望せずジッと耐えて実力を磨く必要性を説く。 そして、30後半から40才までには全てが決まってしまうので、この年代を、これまでを振り返って、これからどうすべきかを考える時期とし、40過ぎたら体力の衰えも重なるため、多くのことはせず得意なことに集中し、後任の育成をすべき・・・という流れ。 大分端折った要約ですが、これが600年以上前に書かれたってスゴイなと思います。 芸能の世界はもちろんですが、ビジネスシーンでもおっしゃるとおりだなと思うフシが多々ありますよね。 若い時代はあっという間なので、若さに奢らず、如何に自分を高められるかが重要だってことです。 本作は、そんな世阿弥の物語。 上記のような何百年も通じる芸の本質をついた本を書いただけに、 芸という、一瞬とらえどころのない世界を、体系的に、ロジカルに分別し考える感じが、純粋に「っぽい」なぁと感じました。 実際、こういう人物だったんだろうという現実味があります。 父・観阿弥との、父と子の関係も良いです。 2代に渡って技術だけでなく、思いが継承されていく感じ、好きなんですよね。 まだ1巻ですが、今、室町がアツイので、色んな意味で今後が楽しみです。 TLに見せかけたド下ネタギャグ漫画愛くるしくて(スーツの下が)はち切れそう!【電子特装版】 冴島つきポコニャン※ネタバレを含むクチコミです。幼馴染と神様、夏の漫研はヘンタイだ!デイドリームネイション kashmirあうしぃ@カワイイマンガ幼馴染の二人の女子高生は、漫研の部室で昔助けた神様(♂)と再開する。しかし神様は、何故か全裸……。 イケメンから幼女まで変幻自在でマンガ大好きな神様だが(股間を『BANANA FISH』で隠さないで!)その変態ぶりをものともしない漫研の濃い面子。そこで生まれる笑いはシュールでぶっ飛んでいる。さらに神さまの弟(ショタ)、現生徒会や生徒会OBのサイドストーリーが展開、学園ギャグとして驚きの面白さ。 主人公の幼馴染二人の、緩いようでいてお互い支え合う百合百合しい関係にグッとくる。二人で過ごす夏の様子は、暑さや湿度にうだる感じが生々しい(カバーがいちいち青春なんだ……)。 あと神様の正体がカエルというのも湿度感に貢献。乾燥注意! #マンバ読書会 #最高の夏 魔王(姉)と一緒にひと夏の思い出づくり魔王の帰還 一穂ミチ 嵐山のり名無し※ネタバレを含むクチコミです。もうウワサは聞きましたか〜♪はいからさんが通る 新装版 大和和紀かしこ袴を着て、長い髪をなびかせて、自転車に乗っている…「はいからさんが通る」といえば主人公の花村紅緒のこんなイメージが浮かぶと思いますが、実はこの姿の紅緒は2巻までしか登場しません。物語の大半はボブヘアーで洋装なんです。それというのも紅緒は職業婦人として出版社で働くからなんですね。 子供の頃にNHK衛星アニメ劇場で再放送を観たおぼろげな記憶しかなかったので、改めて原作を読んで「こんな話だったのか…!」と驚いた点がたくさんありました。めちゃくちゃギャグが多いし(笑)!!なにより大人目線で読んでみると大和和紀先生は少尉よりも編集長の冬星さんの方がどうやら好みっぽいぞ…というのがヒシヒシと伝わってきた(笑)。 でも、やっぱり「はいからさんが通る」の魅力は、紅緒さんと少尉が両想いなのに結ばれないもどかしさと、どんなことがあっても少尉を信じる紅緒の一途な強さですね。すべての少女漫画に流れる血脈がここにある…!!と思いました。男女混合戦艦擬人化×海軍メシおふねごはん 牧ぺそ表紙可愛い!海軍グルメ面白そう〜!と思って表紙買いしたら戦艦擬人化漫画でびっくりしました。 絵が優しくて柔らかくて素敵♫ ご飯目当てで読んでまさか軍艦の知識が身につくとは! 個人的にはご飯目当てだったのでもっとお料理や食事シーンが見たかったなぁ……でも雰囲気が素敵でご飯がとても美味しそうなので興味のある方はぜひ! 煙の向こうがわの幸せいぶり暮らし 大島千春野愛一点の曇りもなく寸分も狂いもなく幸せな日常を過ごしている人達なんてきっといない。 わかっているはずなのに隣の芝生が青く見えて、自分の日常がうまく愛せなくなったり。 そういうリアルさを忘れさせてくれるひたすらほのぼのした日常漫画かと思ったら、ひたすらリアルな日常漫画だった。 同棲中のカップル・頼子と巡が休日に燻製を作って食べるお話。 相手のことがわからなくなったり、将来に不安を感じたり、他のカップルと比べてしまったり。 何も起こらないように思える毎日の中、言葉にならないモヤモヤとした感情が生まれては消えていく。 それでも、美味しいものを作って一緒に食べれば間違いなく幸せで。 痛さも甘さもほろ苦さも全て含めて愛おしい日常なんだと教えてくれる作品でした。 もちろん料理漫画としてもすごく面白い! 燻製コーヒー飲んでみたいし、たこ焼きやカレーの具材を燻製にするのも美味しそうでやってみたい。何度読んでも心にくる聲の形 大今良時六文銭北海道でいじめの痛ましい事件があり、思わず本作を思い出して、再度一気に読んでしまった。 そして何度読んでも心にくるものがある。 いじめの事件を聞くたびに思うんだけど、加害者は、こういう本を読んで何を思うのか気になってしょうがない。 なんにも思わないのだろうか?たぶんそうなんだと思う。 むしろ読まないか。 世間では多様性を重視とか言っているけど、 本当にそんなことが実現できるのか疑わしいし、 都合の良い部分だけ切り取られている気がしてならない昨今。 本作の登場人物が鏡の如く映して、わがふりなおす一助になればと願ってやみません。 内容は、あまりに有名なので割愛しますが、個人的な感想を1つ。 本作が著者との初めての出会いで、名前からずっと男性だと思っていたのですが、後に女性だと知って本作に出てくるエグいいじめの描写に、妙に納得したのを覚えています。 多分に偏見なのですが、女性のほうが、この手の描写や展開が、強く訴えかけるという意味で、上手だと思っているからです。 なんというか、女性のほうが、躊躇がなく強烈だと思うんですよね。 本作も、それが顕著で、気の弱い自分は目を覆いたくなるシーンが多々ありました。 でも、これくらいやらないと残らないですよね。 ぬるいと熱も伝わらないです。 身障者のいじめという、ともすると批判が殺到しそうな危ういテーマを扱っていますが、だからこそ多くの人に読んで欲しいと思える作品でした。 人との差を、人の優劣にしてはならんのですよ。チベットに魂を奪われた作者が描くチベット仏教ブロマンス月と金のシャングリラ 蔵西たか国や地域に魂を奪われた漫画家が描く作品ってやっぱり最高ですね。中央アジアの森薫先生、中国文明の青木朋先生、そしてチベットの蔵西先生。 マットグロッソで中盤まで連載を追っていて、好きすぎて2人がどうなるのか受け止めきれる自信がなく、2巻がずっと読めなかったのですが……発売から約1年ほど経ったので気合を入れて読みました。 1945年という時代。そして僧院という舞台を鑑みると2人のあの結末は至極妥当な「これしかない」というもので、思ったよりスッと受け入れられました。 雄大な山嶺と、壮麗な寺院、チベットの人々の素朴な暮らしぶり……。 細部までこだわり抜かれた描き込みから「全部漫画の中に描いてやろう」という気迫と愛とリスペクトが伝わってくる素敵な作品です。 1話読んだら絶対好きになるので読んで……! http://matogrosso.jp/saraba-wagaai/01.html 春=妹春の呪い 小西明日翔starstarstarstarstar干し芋19歳で死んでしまった妹の春の恋人と付き合うって・・・。 妹の恋人だった冬吾は、今まで親の引いたレールを真っ直ぐに歩んできた。 それは、自分のやりたいことがなかったから。 夏美、春と会ったお見合いも、財閥の血筋が欲しいというもので、親に進められてのこと。母親の気に入った妹と付き合うのも自然の流れ。 でも、冬吾は最初から夏美の事が気になっていた。 そして、春が亡くなった後、同じ血筋なら姉と付き合ってはどうかと言う話になったらしい(のちのち、分かるが、冬吾がそのように話を持っていった)。そこで、妹が大好きだった姉は冬吾に付き合う条件として、『春とデートに行ったところに私を連れて行って欲しい。』と頼む。そして、二人は、妹の亡き後、色々な思いに苛まれながら、答えを見つけられないまま、一緒に生活することになる。 2巻で完結なので、サクサク話は進みますが、・・・。 もっと、深く心理を描いてほしかったと思いました。石化病と怪物の脅威から生き延びろ!SF古城サバイバル #完結応援いばらの王 岩原裕二ANAGUMAモンスター映画やパニック映画の仕組みを考えてみると、多くの場合立ち向かうべき危機は基本的にひとつです。サメだったり災害だったりゾンビだったり。 『いばらの王』で最初に描かれる危機は石化病と呼ばれる奇病。主人公のカスミが石化病から逃れるための冷凍睡眠から目覚めるところから本作は始まるのですが、間髪入れずに第二のクライシスが発生。 恐竜みたいなモンスターが襲ってきます(マジで!?)。 病気と怪物、脅威がダブルで襲いかかってくるので単純計算で緊張感が2倍!おまけに古城もボロボロなのでそこかしこに死の危険が転がっています。(個人的に岩原作品で「必ず描いてるな!」と思っている水場の戦闘と潜水イベントもバッチリあります!) 命の危機に対処しながらも石化病の真実、登場人物たちの過去、カスミが抱えていた秘密が次第に明かされていくのがさながらハリウッド映画を見てるかのようなワクワク感。読み始めたら止まらなくなります。 長らく電子版が刊行されていなかったのですが、『DTB』や『ディメンション W』から岩原裕二を知った方はこの機会にこちらも読んでみてほしいです。 張り巡らされた伏線、ゾクゾクするような設定、起伏に飛んだ人間模様がスリリングなアクションとともに描かれる「岩原エッセンス」が本作にもたっぷり詰まってます。それは支配か幸福か、近未来SF『iメンター』iメンター すべては遺伝子に支配された 小出もと貴名無し※ネタバレを含むクチコミです。 ペンギン☆ブラザーズの感想 #推しを3行で推すペンギン☆ブラザーズ 椎名あゆみふうか※ネタバレを含むクチコミです。才能豊かな短編集♪鏡が来た 高橋留美子短編集 高橋留美子starstarstarstarstar干し芋高橋留美子短編集、なんて贅沢な作品集なんでしょう。 色んなテイストがあって、高橋留美子の才能を今更ながら感じます。 『鏡が来た』斬新だし、引き込まれます。 『リベンジドール』最後のオチが好き! 『with CAT』可愛いらしい二人のほのぼのストーリー。 そして、最後の『マイスイートサンデー』はあだち充と高橋留美子二人の境遇が本人によって描かれているって素敵すぎる💓 皆に読んで欲しいです♪ みなもと太郎のエッセイ漫画挑戦者たち みなもと太郎マンガトリツカレ男多分3回くらい買って読んでいるが読むたびに毎回いい発見がある。 個人的にものすごい好きなのは以下の三つ ・一軒一軒「行商」して回る貸本屋の話である「残照者たち」 ・みなもと太郎の会社員時代の話である「感触者たち」 ・南禅寺の豆腐の話である「くいだおれ者たち」 イベントで一回だけみなもと太郎に会ったことがありその時に「続・映画人たち」に登場した「敵に悟られないようにのぞいて抜き打ちして殺すシーン」で相手にみつからないように見た時のポーズをしたのは誰なのでしょうかと聞いて教えてもらったのは忘れられない 当時の小学生はどんな気持ちで読んでたんだろうか化け猫あんずちゃん いましろたかしhysysk割と自分も(後になって気づくと)大人向けのマンガを読んでいたので面白みは伝わると思うが、一般的に想像するような子供向けマンガのドタバタ感や分かりやすいオチはない。 地下道に住んでる大妖怪カエルちゃんとのやり取りが最高。 あんずちゃん「お前ここで何やってんの?」 カエルちゃん「何にもしてないよ 寝たり起きたり」「穴掘るのが趣味だからさーたいくつだと穴掘って遊んでるんだ」 あんずちゃん「かっこいいじゃん」 あるがままの自分でいい、ということではなく、こうなるしかない、みたいなキャラクターがいましろ作品の魅力。何もしてなくてもいい。宝くじで3億円が当たっても、やりたいことはなくていい。 とかく夢や目標を持たなければ駄目だと言われがちな小学生(そしてそれを分かっていて大人が喜ぶようにうまく立ち振る舞えてしまうやつ)にとって、こういうスタンスは目から鱗なんじゃないかと思う。 『グチ文学 気に病む』というエッセイにこの作品を描いている時の話が出てきて面白い。小学5年生が「先生と話がしたいから家に遊びに来てくれ」というファンレターを送ってきたり、宝くじが当たると色んな人がたかりにくる噂は都市伝説であることを担当編集が調べてたり(えらい)。 個人的には、いましろ節が利いてて、モラルの面でも思想的な面でも安心して人におすすめできる作品。大人になってからの心許せる友達一丁目の心友たち 大久保ヒロミPom 大阪から東京の社宅に越して来たゆみこと、社宅に住む女性達とのお友達(?)物語。 読んでいる限り、大変そう。。 人間関係が濃いし、見られてる感がすごい。。 そんな生活の中でも、心許せる友達と呼べる人ができるのなら楽しいのかもしれないなと感じたお話しでした。 みんな、扉の奥で色々抱えてるんだなぁ。 NY34分署のバケモンみたいなお巡りさん!マッド・ブル34 小池一夫 井上紀良名無しなんとなく1巻読んだけどこれ好きなヤツだった。1980年代のヤバすぎる街ニューヨークの平和をバイオレンスな方法で守るお巡りさんの話。 怪物みたいな巨体に悪人面のスリーピーは、命に関わる手術のあとにそのまま手術室で女抱くようなヤベーやつ。とても警官とは思えないダーティーなこともするけど、掠めた金は娼婦みたいな弱い立場の女を助けるために使っている義の男で、その相棒は新米警官で気弱な日系人のダイザブローっていうのがいい。 とにかくニューヨークに蔓延る犯罪者がヤベェやつばっかで、そいつらの頭を遠慮なくスイカみたいに弾き飛ばすとこが最高!こういうハチャメチャなアクション漫画は読むと元気が出る びっけが描く戦争 時代を超えて緩やかに繋がりあう4つのストーリー赤の世界 びっけ名無しebookjapanの戦争漫画特集で知った作品。西洋風の架空の世界で起きたある戦争が「過去と未来」、「花・鳩・電話交換手・特殊能力」という切り口から多面的に描かれていて面白い。それぞれ独立したストーリーとしても面白いし、重なり合う部分もあって読み応えがあった。やっぱびっけはいいな。初めて読んだデメキング 完結版 いましろたかしかしこ巻末のインタビューでラスト間際はネームが間に合わなくて編集者がデタラメの次回予告を書いてたって語ってたのにびっくりした!しかも本当にデタラメだからすごい。編集者ウケは相当悪かったんだなとインタビューを読んでも思ったけど、読者は何も思わなかったんだろうか。そういうことも受け入れてもらえるような作者とファンの間柄ってことなんだろうか。描き下ろしエンディングはさらに煙に巻くような終わり方ですよね…。あまりにも完結を熱望されて嫌になっちゃったのかなと思っちゃった。少年探検団の中に一人だけ高校生がいるのがなんか好きです。ほとんど初めていましろ作品を読んだので、もっと思い入れがある人の感想が読んでみたいな…。萌ちゃん、前のままで可愛かったのに。明日、私は誰かのカノジョ をのひなおstarstarstarstarstar干し芋7巻まで、読了。 萌ちゃんが心配すぎる。 見た目がコンプレックスの塊だった萌ちゃん。 唯一の自分の居場所だった2丁目のバーを友人に紹介したことにより、自分らしくいられる場所を失い、ホストにはまっていく。 ホストは、優しく接してくれるけど、商売だってことを忘れるとみるみるうちにハマって、お金をつぎ込み・・・破産!! 親にも言えない、バイトも高額収入のなバイトに変更、おしゃれにも気を使うことになり、ドツボです。 人の心の隙間の寂しさにスッと入ってくるホストと言う仕事。 お金で彼女気分になって、心が壊れていくのに気づくいたときには遅い。 萌ちゃん、早く気づいて!! あっ、主人公の雪ちゃんの話が最近進んでなかった。 これから、色々絡んでくるのかしら? 江戸で恐竜が大暴れ!!大江戸恐龍伝 夢枕獏 やまあき道屯名無し江戸時代の発明家・平賀源内がニルヤカナヤ(琉球王国のようなところ)を目指して冒険するまでが上巻。そこで出会った恐竜を訳あって江戸に連れて帰ってからが下巻。上下巻ともにスケールがデカいし、江戸と琉球と恐竜っていう全然世界観が違うものが一つの話として上手くまとまってて面白かった。原作未読だけど問題なかったです。やっぱり一番の見所は恐竜が江戸で大暴れするシーンかな。あんまり有名な作家じゃないけどやまあき道屯って漫画が上手いよね。90年代後半~00年代前半の空気感BAMBi remodeled カネコアツシhysyskストーリーはシンプルで、主人公であるバンビが誘拐した子供を「ジジィ達」に届けるため、追ってくる刺客とひたすら戦う。「ジジィ達」は何者なのか、何故この子供を取り合っているのか、その謎が明らかになるにつれ、どんどんスケールが大きくなっていく。 当時活躍していたミュージシャン達がこぞってコメントを寄せているように、あの頃は音楽の影響力が強くて、ファッションやマンガ、映画などのカルチャーも彼らが牽引していた。その中でもカネコアツシ作品は「お洒落マンガ」と呼ばれ、気になる存在だった(私はお洒落じゃないので読んでなかった)。 リモデル版には作者本人の解説が載っていて、この作品でやろうとしていたことやインスパイア元が明かされている。当時を知っている人間ならすごく共感できるし、知らない人はここを頼りに色んなものを辿っていくと発見があるんじゃないかと思う。<<266267268269270>>
最初のページから既に画面いっぱいに可愛いが溢れてて最高。大人になってから初めて読んだ作品なのですが、キャラデザ・髪型・ファッション・トーン・ベタ・描き文字に至るまで、可愛らしさのベクトルが実家のような安心感がありますね。 小林くんの暴力的なまでの可愛さは、例えるなら「はにゃ〜〜ん」とか「ほえぇ〜〜」って感じで「小林が可愛すぎてツライっ!!」と言いたくなる。 萌え袖もさることながら、前下がりボブの繊細な毛先が狂いそうなくらい可愛い。 何を言ってるかわからないと思いますが読めばわかるので是非読んでください。