完結したマンガの感想・レビュー16107件<<236237238239240>>きのこワールド。きのこくーちか 新國みなみPom 絵も雰囲気もほんわかしていて、ワーニャとゆん太達のゆるい感じも心地良くて、和む〜。 そして、とにかくきのこ! お部屋の中もきのこグッズで溢れている。 普段何気なく食べてるきのこのレシピも美味しそうなものばかり。 ひらたけって、こうしたら美味しいのか〜って勉強になりました。 きのこワールドに癒されました^ ^現代の正統派ガロアイコン モリノダイチかしこ流れるような夜の風景が印象的な漫画です。芸術を志している学生の苦悩を描いた話でどれも一話完結なのですが、登場人物には繋がりがあったりしてみんな同じ大学の学生だということが分かります。作者の身の回りのことがモチーフになっていると思うのでどうしても私小説みたいな感じで受け取ってしまうのですが、だからこそ往年のガロの名作達に近いものを感じました。でもそういうガロの作品では不安や焦燥感を持った若者が何かしらのアクション(女の人とドロドロの恋愛したりとか…大人しそうに見えて血気盛んな感じ?)を起こしてたと思うのですが、「アイコン」の場合はそういうエネルギーが自分の内側に向かっていくのでよりセリフや線が少なく洗練された印象を持ちました。ちなみにタイトルの「アイコン」とはLINEのアイコンのことです。そんなことも含めて今っぽいガロだと思いました。 青林工藝社の漫画だから紙で買うしかないのでおかしなことを言ってしまうことになるのですが絶対紙で買え!それくらい装丁もカッコよかった。特にカバー下。勘違いからパーティに加わった"ただの宿屋の娘"の婚活コメディ #1巻応援セーブポイント Lv.1 胃腹ぺこsogor25田舎町のさびれた宿屋の娘・アンナは村に十数年ぶりに来た旅人がイケメン3人組だと知って色めき立っていました。 その3人が村で開くパーティの参加者を募っていると聞きつけたアンナは、そのあとすぐ偶然出会った3人の旅人の1人・アーサーにパーティに参加させてもらえるようお願いし、あっさりOKをもらいます。 しかし、実はアーサーたちは魔王を倒しに行く勇者一行で、村で開く"パーティ"ではなく、一緒に冒険に行く"パーティの仲間"を探していたのでした。 ということで、勘違いからアーサーたちと冒険に出ることになってしまった、なんの能力もないただの宿屋の娘・アンナが繰り広げるドタバタコメディです。 足手まといになりながらもなんやかんやでパーティの3人と仲良くなっていくアンナがどうにか結婚相手を捕まえようと奮闘する様子が面白い作品ですが、ファンタジー世界を利用したメタネタも多く、あの手この手で楽しませてくれるコメディ作品です!サブカルの「ごった煮」ハルシオン・ランチ 沙村広明桂川発起丸『むげにん』も小ネタ多いけど、全2巻に壮大過ぎるストーリーを詰め込んで、全部小ネタで作り上げるって凄い! サブカルに精通してないと大半が理解できないので、マンガやらアニメやら戦隊モノやらオカルトやらを、浅く広く通ってから読むと良いです。 もし面白いと思えなかったとしたら、それはアナタが真っ当な青春を送ってきたからでしょう。 しかし沙村先生は寄生獣好きだなぁw 破壊神マグちゃん #推しを3行で推す破壊神マグちゃん 上木敬starstarstarstarstarサミアド①最終回最高・・・というか最終回近辺の話がちょっと良過ぎる・・・いやでもそこに至るまでの伏線や積み重ねがあってこそだから、つまり最初から最高だった・・・? ②愛すべきキャラクター達、世界観、マグちゃんの口調、ゆるふわ脱力ギャグ、サブキャラを大事にしながらも流々とマグちゃんの物語として 週刊連載とは思えない完成度で綺麗にまとまっていて特に終盤のシナリオや見せ方が本当に素晴らしい。 ③マグちゃんは最高の破壊神だった。元気良すぎるモブたちも愛しいラブコメ #1巻応援幼なじみがイケメンすぎる 茶畑真兎来栄寿タイトルから想像されるのは、女性が主人公でかっこいい幼なじみがいる物語でしょうか。半分はその通りなのですが、本作の特徴は男性側のみならず女性側も超絶にイケメンすぎるというところです。 ヒロインのいつきは、容姿も性格もイケメンすぎて冒頭から女生徒に告白されます。そんないつきの幼馴染で、彼女のことを想い続けている男子・あおいもまた文武両道で性格も外見も文句のつけようのないパーフェクトイケメン。 スパダリ×スパダリの両片想い、一体どうなっちゃうの〜!? という本作ですが、もうひとつこの作品で面白いのは、この二人が全校生徒の「推し」と化しているというところ。モブたちがエネルギッシュな強火オタクさながらに、二人の関係性が少しずつ進展していくのを尊さに身悶えしながら応援していく様子がたまらなく面白いです。 「寿命伸びすぎて不老不死になったわ」 「顔、良…ッ!!」 「著名美術家の彫刻かよ……」 「まぶすしすぎる 朝だっけ?って思うくらいまぶしい」 「(吐血)」 と時に語彙豊かに、時に人語を失って元気なモブたちが大好きです。 茶畑真さんは初単行本だそうですが、絵は綺麗でネーム的にも読みやすく、マンガが上手な方だなと思います。今後も楽しみです。自信のなさと絶妙な自虐が愛おしい埼玉の女子高生ってどう思いますか? 渡邉ポポ名無し幼馴染の小鳩とアグリ、都内から埼玉に越してきたみなとの仲良し3人組。 東京育ちというだけで、ハイソサエティな暮らしをしてきたと思い込み、みなとに過度な期待をするも、じつはそうでもなかったらしい。 お洒落な物を見つけると途端に及び腰になる行田生まれの2人が可愛らしいです。興味津々だけど、怖い、なにかの小動物のようです。 自分も埼玉生まれ埼玉育ちなのでこの作品に興味がわきましたが、正直、行田のことは全く知りませんでした。笑 フランスの映画にもなった遥かな町へ 谷口ジロー地獄の田中48歳の男が14歳になったからこそ味わう若いってことの素晴らしさとか両親の心情だとかが丁寧に表現されてた。 映画になったとは知っていたけど、フランスの映画になっていたとは思わなかった。こんなギャグマンガが存在する驚き陸軍中野予備校 安永航一郎hysysk陸軍中野学校は実在した日本軍のスパイ養成学校(竹宮惠子先生の父親が分校出身)で、今の感覚だと取り扱うのに注意を要するように思うが、ギャグとはいえ(だからこそ?)1985年に名前も変えずモチーフにしたというのは驚き。 実際に沖縄で教師になりすましていた人や、ビルマで僧になりすましていた人もいたので、下手に史実を知っているとなかなか笑えない設定が出てくる。当時の戦争に対する意識ってこんな感じだったのか、私が気にし過ぎなのか、これ自体が高度なプロパガンダなのか。。人の生き様を教えてくれる短編集HUMANITAS ヒューマニタス 山本亜季名無し表紙の印象から勝手にファンタジーかと思っていましたが違いますね。ジャンルで言ったら歴史でしょうか。長い世界の歴史の中で埋もれてしまったような国や出来事が題材になっていて、フィクションなんだけど現実の厳しさを教えてくれるような内容になっています。表紙のアメリカの先住民の男の子の話も、ソビエトのチェスプレイヤーの話も、北アメリカのツンドラ地帯に住んでる女の子の話も、単純にストーリーとして面白い上に考えさせられるところもあり心に残りました。 お砂糖とスパイスとすてきな何もかも彼女のカーブ ウラモトユウコ野愛女の子たちがとにかく可愛い。コンプレックスがあったり身勝手だったり思い込みが激しかったり、ごく普通に生きてるだけでとっても可愛い。 ポップでさらっと読めるのに、ふいにドキッとさせられる。押し付けがましいエロではなく、女体を消費するエゴでもなく、彼女という個人が持つパーツへの敬愛が感じられる。 彼女が持つまつ毛、脚、かたち……なるほどこれがフェティッシュか。 幽霊の二の腕が好きです。 服も化粧も脱ぎ捨てた銭湯の中って、いちばん匿名性が高いかもしれない。第6巻が特にオススメ築地魚河岸三代目 はしもとみつお 鍋島雅治 大石賢一 九和かずと名無し魚に関してはド素人だった銀行マンが転職して 妻の実家の家業の築地魚河岸の仲卸の三代目に。 ド素人でありながらもそれに甘えず、 けしてプロフェッショナルを軽視もしない。 謙虚でいながら大胆な行動力と才能を活かし、努力をし、 プロの競う場所でありながら義理と人情に 揉まれて包まれて鍛えられる場所でもある 「築地魚河岸」で修行をして、 人間味と魚愛に溢れた魚河岸の男に成長していく物語。 大好きな漫画です。 けれど全肯定も出来ない部分もあります。 プロフェッショナルな世界を描きながら、 採算度外視な面に走りすぎたり。 まあそこは人情ドラマでもあるからとは言えますが。 話のベースは基本的に人情ドラマなんですよね。 けれどもプロの厳しさと人情の甘さを融合しているというか、 その良し悪しが出ているのがそれがまた魅力というか。 特に第6巻に載っている話が好きです。 「カキ喰えば・・・」では食の美味い不味いと安全性と、 それに関する世間の認識について考えさせられます。 まあチョット、前編から後編への引っ張り方には ?と思う部分もありましたが。 「サヨリの意気地」では古典落語に出てくるような人情噺と 食品の旬に関する考え方が見事に絡み合っています。 「魔法をかけられた魚」ではイケスの魚を中心に 魚の鮮度や〆方や、それに携わる人や努力の仕方や、 それらが確立する過程にも色々あるのだということ が描かれていると思います。 「下支えの出汁」今現在も人気の豚骨醤油魚介系ラーメンの 美味しさについての解説とともに、 単純なラーメン味対決漫画よりも一つ捻った兄弟弟子愛が いい出汁として効いている泣けるグルメ漫画。 全42巻を通しての三代目の成長譚や 魚中心の食品に関する面白くてためになる話の以外にも、 とりで寿司さんの努力成功話とか、 スーパーマーケットの横山さんが人間性まで含めて 築地に影響をうけて変わる話とか、 干物屋の息子の若くんの試行錯誤成長話とか、 英二さん千秋さん、雅さんエリさんのラブストーリーとか、 全42巻を読んでこそ味わえる漫画としての物語の 醍醐味もありますので、 ほんと、御一読をお勧めさせていただきます。 夫婦になった途端に。夫婦の裏顔 みなみなつみPom 3巻読了。色んな夫婦、家族のお話です。 結構リアルな内容が多かった印象。 1話づつだけど、その話の主人公の友達が次の話の主人公になってたりで、気になって一気読みしてしまった! 夫婦間の問題って当たり前だけど、自分だけの問題じゃないから難しいのよなぁ〜 結婚や夫婦の関係性について考えさせられた内容だった。 ヒロインの条件がかわいさなら桃色メロイック 福田晋一ピサ朗※ネタバレを含むクチコミです。映画化するらしいので読んだKAPPEI 若杉公徳starstarstarstarstar_bordernyaeこの作者の漫画はDMC以外はまともに読んだことがなかったんですけど最近映画化されると知り読んでみたら、くだらなさは相変わらずだけどいろんな部分が洗練されてさらに進化してるなと感じました。ただこのKAPPEIも思ってたよりも前の作品なんですね…ついこの間まで連載してたイメージ… 勝平が最初の方は世間のことがなにもわからないただの終末の戦士だったのが、啓太たちとのふれあいの中で徐々に人間らしくなってきて、最後の方はわりと「なにかとイキるしょうもない奴」になってるのが最高でした。 キャラの中では戦士たちの師匠がダントツ好きです。ドイツに行ってみたい!思えば遠くにオブスクラ 靴下ぬぎ子かしこ漫画を読むと行きたい国が増えますよね。私はフランスとトルコに行きたいのですが、最近「ベルリンうわの空」を読んでからドイツにも行ってみたくなり、その流れで「思えば遠くにオブスクラ」も読んでみました。 「ベルリンうわの空」は社会と自分のつながりについて理解を深めるような内容でしたが、「思えば遠くにオブスクラ」はもっと個人的な話でしたね。でもどちらも日本を離れて違う文化の中で暮らしてみることはとても良いことなのだな〜と思ったので、コロナが終わったら旅に出ようという妄想が広がりました。 「思えば遠くにオブスクラ」1巻の第7話が主人公のルームメイトが鳥の丸焼きを作ってくれて最後に食べる話なんですけど、作中はセリフなしオノマトペのみで、その演出がとってもかっこいいと思いました。 あと海外には1年間常温で保存できる真空パックの豆腐が売ってて、日本では豆腐屋が潰れるからという理由で販売禁止になったという豆知識にびっくりした…!! ウサギがどでかいでかウサギ飼いました【描き下ろしおまけ付き特装版】 オザキミカ野愛OLの田中さんがでかいウサギを飼うだけ。 お腹が空いたら突進するしワガママだしとんでもなくでかいけど、もふもふでかわいいです。でかいぶんかわいさも上がってます。 ウサギかわいいな〜と思っていたら同僚のイケメンにウサギ飼わない?と勧められ、やってきたのは部屋の3分の1をしめるほどのでかウサギ。 マイペースでツンデレなウサギのぴょん吉に癒されるどころか振り回される田中さんが微笑ましいです。 玄関から動かないとか食べすぎてお腹こわすとか、あるあるな話題でもでかいだけでかわいさが増すから不思議です。 一緒に暮らすのは大変そうだけど一度もふらせてほしいです。今度はヒロインが入れ替わり!『ぬら孫』椎橋寛の新連載神緒ゆいは髪を結い 椎橋寛名無し白い天使と黒い邪神、どっちが好き? 自分は圧倒的に邪神ゆいちゃん!! 格好良くて挑発的で暴力的で一人称が「ゆい」で返り血が似合う黒セーラーの美少女。 性癖がこじ開けられる…! 椎橋先生の描く二面性、最高です爆発力は健在みかくにん ゆーほーくん 曽山一寿名無しでんぢゃらすじーさんの曽山一寿が新しく連載しているゆーほーくん たぶん曽山一寿史上いちばんかわいいキャラデザ やっぱり鼻水とかは吹き出すけど笑 なんか弟のゆーぽんが出てきてからギャグにキレが出てきた気がする 「新のぞき屋」を読んだ感想新のぞき屋 山本英夫かしこのぞき屋(つまりは探偵業)をしている主人公がなぜそこまで「のぞき」に執着するのかが中盤で明かされるんですが、あまり詳しく説明がないので自分の読解力ではよく分からなかった……。全11巻と長いわりにふんわりした終わり方だったけど、時間が経つ程にあの2人がお互いの本当の部分で向き合えて幸せになれたってことなんだからそれで良かったのかも…と思い始めた。 ストーカーとか変質者がたくさん出てくるんですが全員気色悪くて、生理的な不快さをここまで表現できるのはすごいな〜と思いました。でも一番ゾワゾワしたのは主人公が義眼の左目をガリガリ掻きむしる場面です。痛がゆい気持ちになりました…。私も拾いたい、小銭小銭でいいから拾いたい~ひきこもり副業入門~(合本版) カレー沢薫六文銭その昔 ビル・ゲイツは100ドル札を拾わない なんて話があった。 曰く、ビル・ゲイツは1秒で150ドルくらい稼いでいるから、 道端の金を拾うくらいなら働くだろうという論理だ。 その後、エレベーター内に落ちていた1セントコインを喜々として拾う姿が目撃されたようで、全くのデタラメだったようだ。 世界的な投資家バフェットも、同じように小銭を拾って喜んだのは有名。 何が言いたいかというと 金持ちほど、お金を大事にする ということ。 みーんな、小銭を拾ってんだ。 そういう意味では、カレー沢薫先生も、金持ちの発想といえなくもなく、金持ちになるであろう予感がする。(極論) 本題だが、本作は将来に不安を抱えるカレー沢先生、いろんな手をつかって小銭を稼ぐ方法をリアリティたっぷりに描いてくれてます。 タメになると言えば、タメになる。 ポイ活とか。 でも、やっぱり、 ・・・面倒だな という気分が拭えない。 大体ポイントカード自体、結局使わなくなるからつくらないくらい面倒くさがりなのだ。 有効期限1年とかだと、普通に失効するし。 だから、やはり金持ちというのは徹底的に無駄を省けるだけのマメさがあるんだと思う。 コンビニや自販機でジュース買うんじゃなく、安いスーパーで買うのだ。もしくは、水筒もっている。 そういう意味で、何もせずに拾った小銭は価値があるんだろうなぁと、そんなことを思いました。 最後になりましたが、拾った小銭はちゃんと交番にとどけましょう。犯罪になります。(身も蓋もない)画力が凄い!!歩くひと 完全版 谷口ジローstarstarstarstarstar干し芋日常生活をのんびり楽しんでいる主人公。 いつも、時間に追われバタバタ生活している私には、とても贅沢な時間の使い方に癒される。 また、画が細部まで細かく描かれていて、塗り絵をしたくなった。 必要最低限の台詞だけ。 過剰な説明がなくても、画を見て、そこで何が起こっているのか、すぐに理解できる。 素晴らしい一冊。 大学中退女一念発起をする、と思う。FEEL YOUNG新連載ボンクラボンボンハウス ねむようこ渚ブルー※ネタバレを含むクチコミです。自分の想像超えたお話でした。#1巻応援さよなら夫婦 山田可南Pom この展開、先がわからなさすぎて気になるやつ。 離婚するために結婚を承諾するって、どんな話になっていくのか。 そしてやはり三椿(主人公)は開に恋しちゃってますね。 元カレの行動・発言にも、えーっまじか。って思う所多々あり。 結構皆さん破天荒気味の様な。笑 1巻で怪しいフラグが沢山たってたから、この先ドロドロの展開になっていくのでしょう。<<236237238239240>>
絵も雰囲気もほんわかしていて、ワーニャとゆん太達のゆるい感じも心地良くて、和む〜。 そして、とにかくきのこ! お部屋の中もきのこグッズで溢れている。 普段何気なく食べてるきのこのレシピも美味しそうなものばかり。 ひらたけって、こうしたら美味しいのか〜って勉強になりました。 きのこワールドに癒されました^ ^