完結したマンガの感想・レビュー16108件<<234235236237238>>宇宙人兄弟の東京生活トーキョーエイリアンブラザーズ 真造圭伍かしこ移住計画を実行するべきか調査する為に地球に送り込まれた宇宙人の兄弟のお話。地球人に変身して任務を遂行するんだけど、弟は要領がいいのに兄はすごく不器用なんです。でも実は兄自身は知らされていない重要事項があって…?! 塩分を取り過ぎると身体が溶けちゃうくらいのゆる〜いSF設定が気軽に読めてちょうどいい。大学生になりすましてる弟のゆるいチャラさも、フリーターの兄のゆるい生活っぷりも読んでて楽しかった。あと猫もたくさん出てくる。もしうちに遊びに来た人に「面白い漫画ある?」って言われたらこれかラブラブエイリアンを渡したいな。パスタの魅力を再認識パスタの流儀 花形怜 才谷ウメタロウ六文銭パスタっていいですよね。 安いし、美味しい、腹もちもいい。 お金がなかった学生の頃は、米よりもよく食べていた気がします。 ただ、カレーと同様にベースの平均点が高いので、 家でつくってもソコソコできてしまうから、 「わざわざ外食してまでパスタは食べたくないなぁ」 とか思っていた・・・時期が私にもありました。 本作を読んで考えを改めます。 すいません。 (当たり前ですが)めっちゃ奥深い。 そして、素人よりもプロのそれのほうが圧倒的に美味しそう。 冒頭の展開(実家がパスタ屋で幼馴染がいて)はまだ未消化なのですがなんとも言えませんが、主人公はイタリアでパスタ職人として働くところから始まります。 そこでの修行を経て日本で、先輩のあるイタリアンレストランを手伝うことになるという流れ。 とにかく展開がはやく飽きさせないのがすごい。 もちろんタイトル通りパスタの歴史や知識がふんだんに出てくるので読み物としても面白い。 特にパスタの立ち位置とか、イタリア人のパスタに対する意識の部分。 大衆食だからこそ、逆にその歴史や文化まで根付いた奥深さを感じさせます。 一介のマンジャ・パスタとしては、パスタイオ(パスタ職人)の心意気に、ただただ感動します。 それにしても同著者の「本日のバーガー」同様、出てくる料理が美味しそうなので、食べたくなりますね。 パスタはどこの家にもあるからよりいっそう誘惑が強いです。クライマックスでえらいことになってきた炎炎ノ消防隊 大久保篤名無し※ネタバレを含むクチコミです。タイトルからは想像もできないほど過酷な山下和美の戦い世田谷イチ古い洋館の家主になる 山下和美さいろく読者から見たらこれが現実どおりにフェアに描かれてたとしても 少なからずご都合よく描かれてるんでしょう?と邪推はしてしまう。 そのぐらい本当に戦いになってしまっている。 洋館を残したいという想いだけでここまで動けるものなの?というのもあるが、想いが意地になってしまっているわけではないんだろうと月日の長さが証明してくれている気がする。 単純に売れっ子漫画家はすごいにゃぁ、で済んでしまう明るい漫画を期待して開いた私は2巻まで一気に読んでこのあとの展開が怖くなるのであった。 実録であるということもすごいが、Twitterはきっと探したら当時のやり取りがいっぱい出てくるんだろう。 この漫画が売れる事で山下和美先生のこの運動(といってしまう)の足しになればいいなと思う。 小田扉先生の新連載はコンビニ店長の元魔法少女おばさん!フランチャイズ! つくだ☆マジカル 小田扉名無し『団地ともお』など描かれてる小田扉先生、最近『ちょっと不思議なこの宇宙』など複数新連載などあって嬉しいです。 『しめっぽい話ですが』もそうかな? その中でも、少年マンガ寄りのアプリ「サンデーうぇぶり」に載せてる今作『フランチャイズ!つくだ☆マジカル』がまたいい感じにゆるくて好きです! コンビニの店長が実は引退した元魔法少女だった!けど、変身してもおばさんなのでお腹たぷたぷだけど魔法も使えちゃう。 危機を救ってもらったことをきっかけに女子高生がコンビニでのアルバイトを始めることになる。 https://www.sunday-webry.com/episode/3269754496744157354 本当に日常生活を送るただのおばさんなんだけど、元魔法少女ゆえにたまに変、っていう微妙な塩梅がちょうどいい。 そして、魔法少女と知っちゃった女の子も取引としてバイト採用になるけど、好奇心が勝っちゃってるところもいいキャラしてます。4巻まで読んだ。結構面白くないか?ボクとキミの二重探偵 辺天使 津田穂波名無し※ネタバレを含むクチコミです。穴山梅雪が信長に対して、武田宗家を名…信長のシェフ 西村ミツル 梶川卓郎名無し※ネタバレを含むクチコミです。 着眼点と展開がユニークで面白いタコピーの原罪 タイザン5にわか※ネタバレを含むクチコミです。お父さんでも平田弘史のままだった!平田弘史のお父さん物語 平田弘史starstarstarstarstarかしこ平田弘史って家庭ではどんな感じなんだろう…?という好奇心で読んでみました。私が想像していた以上にとても家族仲が良くていいお父さんでした。家族もお父さんのキャラクターを楽しんでるって感じがします。後半からは平田弘史節が炸裂していくのですが、毎回ひとことコメントを寄せている奥様はどんな話題にもしっかり自分の意見を返していてすごいと思いました!いいご夫婦ですね。 しかしこれがヤングマガジンで連載されてたなんて驚きです。解説に『古くからのファンには賛否両論を呼び、著者を知らないヤングマガジンの大多数の読者からは困惑された』とあって笑いました!そりゃそうだ。でも連載を決めたのが由利さんだったと書いてあったので大納得(由利さんについては「20世紀のアフタヌーン ~由利編集長のはなし~」で知りました)。色んな意味で面白かったです。ヒロインの死から始まる初恋の物語青年少女よ、春を貪れ。 山田シロ彦名無し※ネタバレを含むクチコミです。 読み終わってからスピンオフと知ったドルフィンと愉快な仲間たち 阿部秀司 岩橋健一郎マンガトリツカレ男これドルフィンのスピンオフなんだな。スピンオフ元であるドルフィンを読んでいないが阿部秀司のノリなのであんまり細かいことを気にせず読めた。表紙や背表紙の統一性のなさが気になった濃いキャラが勢揃い。褒めるひと 褒められるひと たけだのぞむPom これは面白い! 思わず吹き出してしまう面白さ。 坂東さんの褒め方は奇想天外だと思うけど、ある意味天才肌の持ち主なのかも。 知識がなければ、あんなに沢山の例え出てこない。笑 現実に坂東さんがいたら、会話するの楽しそうだなぁ。 少し抜けてる、鈍感な感じがするのも、あぁモテそう。。そりゃ市川さん好きになっちゃうよ。笑 兎に角、とても面白い。なんかいいお散歩漫画ぐるぐるてくてく 帯屋ミドリ野愛散歩部の2人が池袋周辺をお散歩するお話。 方向音痴ですぐ迷子になっちゃう先輩と、また迷子ですか?と言いながらついて行く歩ちゃん。 スマホは使わず紙の地図だけを見ながらぐるぐるてくてく。迷子になるのもまた一興です。 水辺やビルや猫やカフェ……2人で歩くからなんでも素敵に見えるのか、2人で歩くから素敵なものを見つけられるのか、どっちにしても最高です。 作者さんの言葉を借りると「なんかいい」んですよね。 遠出はなかなかできないご時世ですが、人混みを避けてゆっくりお散歩ならいいですよね。 聖地巡礼もしやすいですし、先輩を見習って紙の地図でお散歩してみたいです。 「駿河城御前試合」に興味を持ったので読んでみた腕KAINA~駿河城御前試合~ 森秀樹 南條範夫かしこ「シグルイ」のクチコミを投稿したらオススメの漫画として表示されたので読んでみた。「駿河城御前試合」って本当はこんなに長い話なんだ…!というのと、どんどん内容がカオスになっていくので衝撃を受けました。斬られることに興奮する性癖を持ってるヤツの話が一番インパクトがあったかも。墓石を斬らせるのは一休さんのトンチかよ!みたいな別の面白さがあったけど…。作者さんの後書きも含めて読んでよかったと思った作品でした。これぞ社会人の理想的な休日の過ごし方外へ出ようヨ! はやせ淳名無し歳の差婚の二人がキャンプや森やら少しだけ外へ出て身の回りのいろんな人とちょっと仲良くなる 日常の中の少し羽休めな内容の漫画だと思います! 都会の人混みで忙しく働く社会人的には理想的な休日の過ごし方だなぁと… もちろん恋愛も人間関係の解決も話に盛り込まれてますが「ちょっと外へ出る」のがメイン。 羨ましい 読んでて癒されます 「シグルイ」読んでみたシグルイ 南條範夫 山口貴由starstarstarstarstarかしこ面白いから一気に読めちゃうんだけど一瞬一瞬の絵から伝わってくる気迫が尋常じゃなくて一気に読むのが勿体無いと思いながらじっくり読みました。全15巻なのに一話目のあのシーンはいつになったら始まるのか後半からはドキドキしてましたが、そんな心配が吹っ飛ぶようなクライマックスでしたね…!痺れるようないい終わり方だったと思います。藤木はこれからどうなるのか気になるから続編があったらそれは嬉しいけど…。誰もが知っている名作ですし私ごときに語れるものは何もないです(マンバにも熱いクチコミが他にたくさんあるのでそちらをぜひ読んで下さい)…!! 吉野朔実先生の鋭さが満載だった瞳子 吉野朔実starstarstarstarstarかしこ主人公の名前「瞳子(とうこ)」がそのままタイトルになっていて、ちょっと不思議な名前なのでどういうお話なのかイメージしづらいと思いますが、大学を卒業しても働かずに実家暮らしをして気の合う友達とダラダラ遊ぶ毎日を過ごしている瞳子の日々を描いた話なのです。ただこの瞳子という人は吉野朔実先生の若かりし頃がモデルになっているので感受性がとても鋭いんですね。 働いていないので日中は専業主婦の母親と二人っきりになるのですが、全く趣味が合わないので喧嘩ばかりしてしまうんです。しかし友達の母親は中国茶を嗜むような趣味人で瞳子はそんな彼女に憧れるのですが、ある日お茶をしながら「戦争で苦労しなかった私は本当に神様に愛されていたんだと思います」と言われたことがきっかけで「それじゃあ空襲で火の中を走らなければいけなかった自分の母親は神様に愛されていなかったということだろうか?」とふと考えてしまい…というのが第1話。親子関係を描いた話の中でもなかなかの鋭さでした。終始軽いノリだからヤバい女子刑務所へ入っていました 東條さち子 今は普通の主婦野愛漫画としてポップで読みやすくなっているからこそ、刑務所と犯罪者のヤバさがひしひしと伝わります。 こんなヤバい人がいました〜こんな経験しました〜大変だったけど意外と楽しくやってました〜でももう入りたくはないかな〜 的な軽いノリで進んでいきます。 いやまあ漫画ですしねとは思いつつも、反省してるやつおるんか……みたいな気持ちになります。 悪い噂流されたから立場利用して陰湿にやり返した話とか 有名犯罪者に取り憑いてる霊から事件の真相を聞いた話とか なかなかパンチのきいたエピソードがたくさん出てくるので面白いですね。 悪いことは絶対しないぞと改めて誓いました。奇才 三宅乱丈の髄ペット リマスター・エディション 三宅乱丈さいろく三宅乱丈作品はクセが強く、読み手は選ぶかもしれない。 でもこの「ペット」の概念は面白く、さすがだと思わされる。 不思議な愛情と地位とプライドが現代社会でイメージを持つ能力者たちの織りなす一つの物語になっていく様はとても魅力的で、理解が追いつく頃にはもっともっと読みたいと感じるようになってく。 やっぱクセが強い。 奴隷男と少女の絆の話もしも首輪がはずせたならば トナミショウnyaeちょっと薄汚いおじさん奴隷(獣人)と親が居なくなった少女の尊い絆の話なんですけど、奴隷を買ったり売ったり捨てたりが当たり前にあって、さらに奴隷の中でも若ければ若いほど価値があるのでその多くが子供だったりして、その世界観を踏まえて読むと、正直切なさが勝ってさほどキュンキュンはしません。それが悪いとかではなく、奴隷を家族として扱うという非常識を自分たちの中で常識にしようとする様子は純粋にぐっと来ますね。今のところ首輪が外れる未来は想像できないけど、ふたりは本当に家族になれるのか見守りたくなりました。褒めるのってムツカシイ褒めるひと 褒められるひと たけだのぞむ六文銭失敗してへコンでいるところに、一見無愛想だった先輩から飲みに誘われて、そこでなんと励ましてくれる流れ。 ただ、その励まし方に少しクセがあって・・・という本作。 読んでいてすごくほっこりしました。 マンガのなかとはいえドラマチックにすると何かとキツイことが多いのですが、本作はなんとも優しい世界で癒やされます。 ただ、褒め方が 「目がゾウみたいでいいよ」 とか、お茶の入れ方が上手だと 「千利休みたいだ」 とか、褒めているのかどうかイマイチわからないのでもやる。 それでも気持ち的には、励まそうとしている心意気を主人公は悟っているのですが、読んでいる自分もそうです。 不器用だけど、一生懸命フォローしようとしてくれる姿勢は、個人的に好きです。気持ちが大事ですよね。 社会人になると何かと褒めてくれなくなるので、これ読んで溜飲下げていこうと思いました。 行こか戻ろかどちらにしても失踪宣言 黒川依野愛朝から夜まで仕事して、趣味も友達も楽しいことも何もない。 私なんていてもいなくても一緒、だったらもう消えてやる。 と失踪を決意したOL・坂本さんのお話。 真面目でもの静かな人と思われがちだけど、実際はコミュニケーションが苦手でめちゃくちゃネガティブな坂本さん。 同作者さんの『ひとり暮らしのOLを描きました』のOLさんの解像度を上げた感じです。 ぬいぐるみ持ってたりゲームや切り絵に挑戦するあのOLさんよりも、もっともっとネガティブなのが坂本さんかもしれない。 でも人間はゴールが見えれば意外と楽しめるもの。 来たる失踪の日に備えて体を鍛えたりソロキャンプしたり原付を買ったり……この流れで趣味が見つかって前向きになるやつだ! と思ったけど、そんな簡単なもんじゃないですね。 失踪するのかしないのか、変われるのか変わらないのか。 リアルすぎる坂本さんの顛末を見届けてあげましょう。楽しいこと見つけましょう。 異界からの怪物との命がけの戦いが「めっちゃ楽しい!」 #1巻応援カクリヨ・バトルマニア おしょうゆたべたいsogor25 この作品は普通の高校生・清藤那望(きよふじなもう)が、異纏(あだまとい)という不思議な能力を持つ少女・法詞(のりと)いぶきと出会い、妹の美依(みい)と共に異界からやってくる怪物との戦いに巻き込まれるという物語です。 那望もまた異纏を使えるようになり、いぶきと共に怪物と戦うことになるのですが、いざ戦闘となった時に那望が最初に抱いた感想は「これめっちゃ楽しい!」 怪物との戦闘は死と隣り合わせの非常に危険なものなんですが、こんな感じでどこか気の抜けた感じの那望のキャラクターのおかげで軽妙にストーリーが進んでいく気持ちのいいテンポ感の作品です。 また、そうは言っても怪物との戦闘が厳しいものであることに変わりはないのですが、いぶきは勿論、那望も決めるところでは正義感をバッチリ見せてくれて、それぞれが持つ能力を駆使し、知略を巡らせて戦うスリリングな一面もある作品です。 1巻まで読了謎の呪いにより滅んだ故郷を再興する騎士の物語 #1巻応援魔女と騎士は生きのこる 新川権兵衛 近本大sogor25主人公の騎士・アグレディオスが長い旅路から故郷の村に帰ると、郷の人々は1人残らず息絶えていました。 アグレディオスはそれを"禁忌の森"に棲む魔女の仕業だと考え、復讐のためにその魔女を狩ることを決意します。 しかし、森の中で見つけた魔女は自分の仕業ではないと言い、それどころか、これはただの始まりで、もっと多くの呪いが生まれると予言めいたことを言います。 この作品はそんなアグレディオスが魔女の力を狩りながら、故郷の復興を目指し奮闘する姿を描く作品です。 最初は食糧の確保すらままならない様子でしたが、双子の生存者を発見したり、近くの集落と合流したりと、少しずつ仲間が増えてきて物語に希望が見えるようになります。 しかし、村を滅ぼした"呪い"についてはまだ多くが明らかになっておらず、魔女の発する言葉も抽象的で理解が難しいため、今後の展開にはまだまだ予断を許さない、そんな緊迫感の漂う作品です。 1巻まで読了<<234235236237238>>
移住計画を実行するべきか調査する為に地球に送り込まれた宇宙人の兄弟のお話。地球人に変身して任務を遂行するんだけど、弟は要領がいいのに兄はすごく不器用なんです。でも実は兄自身は知らされていない重要事項があって…?! 塩分を取り過ぎると身体が溶けちゃうくらいのゆる〜いSF設定が気軽に読めてちょうどいい。大学生になりすましてる弟のゆるいチャラさも、フリーターの兄のゆるい生活っぷりも読んでて楽しかった。あと猫もたくさん出てくる。もしうちに遊びに来た人に「面白い漫画ある?」って言われたらこれかラブラブエイリアンを渡したいな。