完結したマンガの感想・レビュー16110件<<217218219220221>>「おにいさまへ…」読んでみたおにいさまへ… 池田理代子名無し名門女子校に通うことになった主人公はそれまで教わっていた優しくて素敵な塾の先生に「私のお兄さまになってください…」とお願いして文通を始めることになります。でも実は主人公が知らないだけで先生は母親の再婚相手の実子だから血の繋がりはないけど兄妹なんです。その事実と名門女子校内の選ばれし人間のみで構成されている社交グループ「ソロリティ」を巡る人間関係とが合わさって物語が展開していきます。もっと名門女子校のドロドロした話かと思ってましたが割りとメロドラマな話だったんですね。最後の方で「ソロリティ」が廃止されるのは池田理代子先生が学生運動をされていた影響を感じました。連載当初はコメディだったが中盤からは骨太な競馬浪漫に競馬狂走伝 ありゃ馬こりゃ馬 土田世紀 田原成貴名無し※ネタバレを含むクチコミです。岸本斉史の画力ヤベエwwwNARUTO―ナルト― カラー版 岸本斉史ハルキ少年漫画で一番上手いのでは新宿歌舞伎町の優しい朝ごはん29時の朝ごはん~味噌汁屋あさげ~ 佐倉イサミ野愛早朝の新宿歌舞伎町で、若い姉妹が切り盛りする定食屋あさげ。 ホストにキャバ嬢に警察官にヤクザ、個性豊かな人々を優しいお味噌汁でもてなします。 姉妹の過去や訳ありのお客さんなどほろ苦いエピソードもありますが、読むと心優しくあたたかい気持ちになる作品です。 お味噌汁のレシピやお出汁の取り方も丁寧に教えてくれるのでお料理漫画としても役立ちます。 歌舞伎町じゃなくても近所にこんなお店あったらいいなあ。 パパになって地球を救え!! #完結応援人類を滅亡させてはいけません 高畑弓 蒲夕二サミアド地球侵略に来た宇宙人の姫を優しい子に育てて地球を護ろう!という漫画…でした。最初は。目的は割とすぐ達成されたような…。 3巻で終わりそうでしたが新キャラの妹が投入されて続行 ! ひと安心 !! 4巻打ち切り !!! …『ペーパーブレイバー』と同じパターンやん。 打ち切りの影響で侵略要素は大削減!! 宇宙人設定要らなかったんじゃ?レベル。 代わりに父娘の成長と絆を丁寧に描いています。 主人公の実家に泊まる回や姫が友達と仲直りする回(×2回)は特に好きです。 最強幼女育成・擬似家族という事で『最強少女さゆり』と似ていますが、実際読むと『よつばと』『リューシカ・リューシカ』に近いです。それらを日常コメディ減、ギャグ・ドラマ増にした印象。後半になるほど宇宙感が薄れ、面白さが安定していきます。 打ち切りで伏線や再登場して欲しいキャラが放置されたのが残念です。本来の形で読みたかった… とはいえ画力は高いし、姫のクルクル変わる表情は可愛いし、顔芸は面白いし、ストーリーも1年間の物語として綺麗にまとまっています。 同じ原作&作画コンビで次も執筆なさるそうで、今から楽しみです。 4巻だけ紙無し電子のみ…白泉社さん?小説版に比べると色々攻めてるファンタジースローライフ若者の黒魔法離れが深刻ですが、就職してみたら待遇いいし、社長も使い魔もかわいくて最高です! 出水高軌 森田季節 47AgDragonえっちな名無し原作はいわゆるスローライフ物で、魔法学校の卒業間近に就職に困っていた主人公は、社会から3K(キモイ・キタナイ・キケン)と見下されている黒魔法業界で働くことになったが、採用された会社は待遇は一般的な企業に比べ高水準で福利厚生も滅茶苦茶充実した新3K(キレイ・カイテキ・カイホウテキ)を掲げる黒魔法業界でも屈指の超絶ホワイト企業で、女の子に囲まれ充実した仕事で自己肯定感も得られて超充実した生活を送っていく。 基本は漫画版もこの流れで、まぁご都合系のお話ではあるのだが、出てくるブラック企業や労働問題やら、みんなに嫌がられてても社会に必要不可欠な業種のモチーフが色々想像できるので凄い爽快感があり、別に女の子が居なくてもいいからこんな企業が欲しいと思えてたのだが、お色気シーンが漫画版はかなりパワーアップしていて、爽快感がさらに増している。 原作小説では仄めかされてこそいたが、略されていただけに嬉しい所だが、表紙を見ての通りに女キャラが非常にかわいい分、逆に労働問題部分の爽快感が目立たない可能性も有り、えっちさ故に人に勧めにくくなっていてコレも良し悪し。 とにかく就活や社会人生活にいろいろ苦労した人ほど沁みるあれこれを、主人公たちが解決していくのが非常に痛快、正直ご都合主義的なスピード解決だったりすることもあるが、現実では解決に時間がかかる上に結局解決しない事も多いだけに、爽快だしむしろそれでいいと思える。 えちえち度は明らかに漫画版の方が上で、これだけでも見応えは有るのだが、やはり仕事風景も含んでのこの作品。 願望充足的な部分は正直かなり強く感じるが、社会人生活の辛い現実に疲れた人はぜひ読んで癒されて欲しい。あの世とこの世を結ぶ者SHAMAN KING ~シャーマンキング~ KC完結版 武井宏之starstarstarstarstarNanoって、かっけ~~~!!て小学生時代憧れた人です。 葉くんのだるいけどかっこいいところにも憧れたなあ。 恐山ル・ヴォワールがニコニコに投稿されてお祭り状態になったのを今でも覚えている(11年前で震えた)。 そんな歴史のある作品が令和になって再アニメ化したのも熱い。 誰が好きかといわれると悩んでしまうくらいみんないいキャラしてるんだよなあ。 今からでも遅くないのでぜひ読んで欲しい。 影霧街の感想 影霧街 大瀬戸陸キョン主人公の女の子が可愛かったです。 表紙買いだったから内容はまあまあ面白いかなって感じ(見る人を選ぶ)たけど、続きを掲載されてるヤンマガwebで見たら、めちゃくちゃ面白くなってます、、 これは、古参ぶったほうがいいですね。。 これはすごい2巻楽しみです、、 個人的に2巻のほうが面白いのは珍しい気が、、 とにかく影霧街おすすめです!!影霧街影霧街 大瀬戸陸名無し面白ー 好きだよ こういう漫画くそばばの詩シリーズに感動!山松 Very Best of Early Years 山松ゆうきちstarstarstarstarstarかしこマニア向けっぽい雰囲気ですが、巻末の作家と編集者の座談会インタビューを読むと「山松ゆうきちを味わったことない読者に届けたい」とあったので安心しました。「インドへ馬鹿がやって来た」を読んだ時も独特なバイタリティを持った人だな〜と思いましたが、初期作品はもっとダイレクトに作家の思考が反映されていますね。基本的に強い者が勝ち、弱い者が負け、貧乏人が金持ちになることは決してない…こういった現実は甘くないという容赦なさを痛快に描いているのが魅力です。ハッピーエンドになることはないけど読んでて悲しい気持ちにはなりません。特に「くそばばの詩シリーズ」がめちゃくちゃ面白くて、ばばあの健気さとたくましさに感動します。打ち手のばばあと釘師のじじいのプライドをかけたパチンコ対決は見ものです。YouTubeに上がってた昔のテレビ番組で岡崎京子が好きな漫画家は誰?と聞かれて「山松ゆうきち」と答えていて、本気なのかネタなのか観た当時は分からなかったけど、これを読むと現実のシビアさの捉え方とかそれにユーモアを混ぜるタッチとかがちょっと似てるかもなって思いました。 柔らかな青春の痛み #1巻応援 #完結応援緑の歌 - 収集群風 - 高妍あうしぃ@カワイイマンガ絵が目に触れてくる。それはとても豊かな体験だ。カバーのデザインから目に嬉しい。そしてどのページも、質感で充実している。 緻密なペン画で描かれる背景には、リアリティと台北の湿度がある。大胆な白地とのコントラストが生み出す気持ち良い光景。 そしてそのペン画で描かれる人物は、手を伸ばせば触れられそうだ。漫画的表現のまま実態を持った人物、その内面描写はナイーブで、儚げな表情に心を持っていかれる。 描かれる現状への落ち着かなさ、制御できない恋と自意識、そんなものであてどなく彷徨い続ける様子は、私の知る限りだと『神戸在住』の主人公のような不安定さだ。 音楽の感じ方、細野晴臣への信仰告白のような強い思いの表出、行き場なくかすかに震える初々しい感性……この青春の手触りは、柔らかいけれど、刺すように痛い。コロナ禍/規制が飛び交う時世でこそポストキッズ 宇河弘樹名無しあの朝霧の巫女、猫瞽女を描いた宇河弘樹がアワーズに帰ってきた。それだけでありがとうございますと言いたい。 元々かなり社会問題に切り込む(主題の物語とは別に)作者が、今の現代で抱えている問題を近未来の少年少女たちと共に描いている。2巻も楽しみです要々舎のA DAY IN THE L…緑の歌 - 収集群風 - 高妍ymzkrm要々舎のA DAY IN THE LIFE で高妍さんを知り、この上下巻は予約注文しました。 期待を上回る作品で、とても上質なひとコマひとコマにうっとりしました。 心を動かす素敵な音楽や文化、人に出逢って、それらに触れているときの感情の機微がとても繊細に描かれていて、あぁ…好き!ってなりました。 作中の本棚に出てくる、自分も好きな作家さんの作品やアルバムを見つけては嬉しくなり、プレイリスト作ってみたりして音楽を味わいつつ読みました。 台詞のないコマからも、人物の表情やしぐさが豊かなので想像がふくらんで、その隙間に思いを馳せることができるし、今後も読み続けていきたいです。 すき。 NO SMOKING観直してみます。 不条理だけじゃない面白さ家族対抗殺戮合戦 菅原敬太野愛不条理で無秩序なデスゲーム。ちょっと下世話な気持ちで楽しんでいたのに、いつのまにか善良すぎる鞠山家の奮闘ぶりを心から応援してしまっています。 ある日突然街から人がいなくなり、いくつかの家族が集められ家族対抗デスゲームがはじまる。 共闘したり裏切りにあったりしながら、デスゲームの謎を解き明かしていく……というお話。 それぞれの家族の関係性や過去が少しずつ明らかになっていくので、残酷さ不条理さだけではない面白さがあります。 ポップでちょっとグロいゲームマスター側のキャラクターにもちゃんと仕掛けがあってよいですね。 謎が解き明かされつつはあるけど、ここからどう着地するかが楽しみです。私に名前が付いた日サクラ、サク。 咲坂伊緒starstarstarstar_borderstar_borderNanoそこにいてもいなくても誰も気付かないような、いわゆるその他大勢の一人でしかなかった咲。 ある日電車内で桜という人物に助けられる。 感謝を伝えたいと思うも、手掛かりは名前と電話番号、しかし電話は繋がらず。 その日から、困った人を見かけたら絶対助けると決めた咲。 高校に入ると、なんと桜と呼ばれた男子が同じクラスに。 咲はなんとしてでも感謝を伝えるべく、彼に接近する。 なるほどこういう始まり方ね!!! プロローグのタイトルが良き。 皆優しくていい子だね…。 琴乃ちゃんがタイプです。幸せにしたい。「逆2.5次元プロジェクト」ってなんだと思ったらマジでそのままだった錆色のアーマ-黎明- 霜月かいり 「錆色のアーマ」プロジェクト名無し原作→舞台化じゃなくて、舞台→メディア化するプロジェクトで舞台は2017年に上演されて、この漫画も連載自体は2019年からやってたらしい。 https://rustedarmors-anime.com/ 不思議ワールド前回です。藤本タツキ短編集 藤本タツキstarstarstarstarstar干し芋22-26を読んだ。 不思議な世界観。 知らない間に巻き込まれる。 全作品に、浮遊感を感じるのは私だけだろうか? 『妹の姉』が好きです。青春時代の思い出るろうに剣心―明治剣客浪漫譚― モノクロ版 和月伸宏六文銭続編の北海道編もある程度巻数たまってきたので、いっちょ全編通しで読んでみようかと改めて読みなおしてみました。 連載開始がもう28年かと思うとビビるのですが、それでも色褪せない魅力と、絵も古く感じないのは圧巻の一言。 名作中の名作なので内容というよりは、好きな点をいくつか。 全28巻のうち大きくは以下の構成。 ーーー 東京編 (1~6巻) 京都編 (7巻~17巻) 人誅編 (18巻~28巻) ーーー こうして通して読むと、剣心は常に人斬りだった過去の何かと闘っていますね。 東京編では、エピソード的に過去の敵だった人間たちと、京都編は人斬りの後継者だった志々雄、人誅編は過去の因縁。 幕末から明治にかけての激動の時代は、その後自分自身何冊か時代小説を読んでから、改めてるろ剣を読むとまた違った印象をうけます。 過去に囚われた敵キャラたちに、小学生時代では なんでこんな昔のことにこだわっているんだろ? ぐらいだったのですが、今だったらよくわかる。そういう時代だったんだなと敵キャラにも未練を超えた執念を感じさせてくれる。(しかし、縁、おめーはダメだ。あと雷十太。) 大人になった今、もう一度読み直すと、そういう面で敵の魅力がグッとまして見えます。 土方歳三的な負けても生き様をみせてくれる感じ。 ここがスゴク素敵です。 次に、これは内容というよりは本編のおまけである制作秘話。 本作には話と話の幕間に、さらっと登場人物の制作秘話がのっていて(電子版では割愛されるかと思ったが載ってて良かった!)これがすっごい面白いんです! 「〇〇のキャラにインスパイアうけて」 (たいてい、ゲームのサムライスピリッツ) とか、言うわなければ気づかないことまで言ってくれるし、あまつさえ 「もろパクリです」 という暴露とともに、謝罪までする始末。 小さい頃は、あ、そんなことまで言うんだと妙な新規感を覚えていたのですが、この歳になると更に尊敬の念がでる。 仮に影響うけたとしても、自分のものとしちゃうズルさが大人にあると思うのですが、それをしない潔さ。 これも本作、というか著者さんの魅力ですね。 いずれにせよ、王道なバトル展開は、昔と変わらず面白く青春時代を思い出させてくれます。本部以蔵の強さがわからないッ!!!!!刃牙道 板垣恵介キンタマーニそろそろ議論すべき時期がきたのだ… 西森博之作品はなぜ大メジャーにならないのか道士郎でござる 西森博之愛妻号こんなにも最高なのに!あたしにはあんたが一番大事なのにマイ・ブロークン・マリコ 平庫ワカstarstarstarstarstarNanoめちゃくそしんどい女同士の話。 百合という言葉で言い表せない感じ。 秋に実写映画になるらしいので改めて読んだけどえぐいきつい。心に来る。 映画ちゃんと原作通りだといいな… 20XX年の宇宙飯!おじさんの正体は?はらぺこ銀河 魚乃目三太名無し「魚乃目三太先生がSF!?」とびっくりした新連載。 「Emazom」の従業員らしきおじさんが宇宙船内でお湯を注いでラーメンを食べようとするだけの話。 1話の最後のページで乗っている宇宙船が思いっきり破損しているのが明らかになるのが不穏…。今後どうなっていくのでしょうか。 それぞれの形でいい。ソワレ学級 靴下ぬぎ子Pom 定時制高校に通う学生達の話。 そうかぁ、そこに通う人たちも仕事しながらだったり色々な背景があって、自身は経験がなかったのでなるほどなと思いながら読んだ。 主となる柳とるりと、べにの3人。 るりとべに、どうなるかなと思ったけど、、最終的にすごく程よい居心地の良い距離感で、そこに至るまでの二人の気持ちを想像したら何だかジーンとしてしまった。 皆それぞれ答えを出して、社会に出て行く。 しっかりと描かれていたし読みやすく、興味深く読みました。悪いことした女の子に不思議なパワーでえっちなおしおき!…だったら良かったのだがおしおきエクスキュート 三色網戸。えっちな名無し※ネタバレを含むクチコミです。<<217218219220221>>
名門女子校に通うことになった主人公はそれまで教わっていた優しくて素敵な塾の先生に「私のお兄さまになってください…」とお願いして文通を始めることになります。でも実は主人公が知らないだけで先生は母親の再婚相手の実子だから血の繋がりはないけど兄妹なんです。その事実と名門女子校内の選ばれし人間のみで構成されている社交グループ「ソロリティ」を巡る人間関係とが合わさって物語が展開していきます。もっと名門女子校のドロドロした話かと思ってましたが割りとメロドラマな話だったんですね。最後の方で「ソロリティ」が廃止されるのは池田理代子先生が学生運動をされていた影響を感じました。