青年マンガの感想・レビュー15416件<<588589590591592>>その熱量の高さには圧倒される火色の文楽 北駒生名無し特に期待をしないで読むと、その熱量に押し潰されそうになる。 昨今、こういう「マイナー分野掘り下げもの」なマンガって増えてきたけど、今まで知らなかった歴史と、熱量と、その歴史に関わってきた人たちの想いの積み重なりとがきちんと表現されてると感じるので、このマンガは成功例って言っていいんじゃないかな。 RPGのように仲間が徐々に増えていくとこも好きです。ひたすらにリアル。僕たちがやりました 荒木光 金城宗幸名無し登場人物全員がクズ。 物語が進むにつれて成長していくということもなく、ただひたすらにリアルだった。 ストーリーの展開のテンポがとても良く、また話もどんでん返しの連続で飽きることがない。 素晴らしい作品。モーニング2017年52号はじめまして 野田彩子マンバ【掲載誌】 モーニング2017年52号(2017年11月22日発売)に掲載 【代表作】 『わたしの宇宙』 『いかづち遠く海が鳴る』 【公式ページなど】 モアイ http://morning.moae.jp/magazine/morning Twitter https://twitter.com/engraulis pixiv https://www.pixiv.net/member.php?id=23082 ブログ「0418 」 http://0418.azuma.her.jp/雑誌休刊で続きが読めないのが辛いボクの手塚治虫先生 古谷三敏霧兵衛良かった点 ・赤塚不二夫と手塚治虫のエピソードが一気に読めていい 総評 ・雑誌休刊で続きが読めないのが本当に辛い。当時のエピソードとかをもっと知りたい タイトル通りとにかく猫マンガだけメゾン・ド・ねこ 深谷かほる 黒田硫黄 土塚理弘 藤沢カミヤ 今日マチ子 市丸いろは 松本救助 竹内佐千子 中川いさみ 真造圭伍 高浜寛 やまだないと コンノトヒロ 大川ぶくぶ 桜井のりお 有永イネ ひぐちにちほ はらだ 櫻井エネルギー たむらあやこ 左藤真通 横山キムチ霧兵衛良かった点 ・大川ぶくぶ/櫻井エネルギー/真造圭伍が特に良かった 総評 ・真造圭伍の描く猫はいつも可愛い。休日ジャンクションのぶんちゃんも可愛かったしサイゼに恨みはないが王様の仕立て屋~フィオリ・ディ・ジラソーレ~ 大河原遁mampuku イタリアを舞台とした、一話完結形式の紳士服漫画。よそ者ではぐれ者の主人公・織部が、他では引き受けてもらえないような難解な案件を高額報酬と引き換えに解決(納品)するという、最近だと闇医者漫画の「バカレイドッグス」なんかが近いかも。 シリーズ通算50巻到達らしいですが全然飽きがこない。スーツに関する蘊蓄がどれも面白く、普段スーツ着ない私でも一着欲しくなってしまいます(織部の仕立て屋にオーダーしたら100万は軽く超えそうなのでちょっと無理w)あと読んでるとマルゲリータ食べたくなりますね。サ○ゼリヤのじゃなくてちゃんとした美味しいやつ。SF好きにおすすめ銃夢 木城ゆきとオカムラ主人公のガリィは戦闘サイボーグ。 その生き様と、波瀾万丈な人生に心惹かれます。 結構ロングラン作品。 役立つかもしれない本彼女を守る51の方法 古屋兎丸やむちゃ突然の震災で大混乱の街でどう動くか、生き抜くか、というテーマです。結構きちんと作られた内容だと思うのですがあまり知られていないのでオススメしておきます。 防災の専門家の解説もありますし、一度読んでおけばいざという時使えるワザがあるかもしれません。 ギャルで溢れる109の中で口にティッシュを詰めたりメイクしてブスになりすますシーンが衝撃的でした。動物がお客様の百貨店で働く新米コンシェルジュ北極百貨店のコンシェルジュさん 西村ツチカマンバ【掲載誌】 ビッグコミック2017年3月増刊号(2017年2月17日発売)より連載開始 【代表作】 『さよーならみなさん』 『かわいそうな真弓さん』 【受賞歴】 『君の動き』 COMICリュウ 龍神賞 銅龍賞 受賞 『なかよし団の冒険』 第15回 文化庁メディア芸術祭 マンガ部門 新人賞 受賞 【公式ページなど】 ビッグコミックBROS.NET https://bigcomicbros.net/comic/concierge/ Twitter https://twitter.com/tsuchikamanga Pixiv https://www.pixiv.net/member.php?id=602741 西村ツチカ ブログ http://tsuchika.exblog.jp/さりげなさすぎるパロネタにも注目CANDY&CIGARETTES 井上智徳mampuku世を忍び悪を討つ、ジジイと幼女の凸凹暗殺者コンビ。ジジイの枯れ感と幼女のやさぐれっぷりが最高。さすが「コッペリオン」の作者だけあってドンパチも社会問題もお手のものです。 神保町にありそうな雑然とした古書店がアジトになってるのもロマンですね。BONESとかTRIGGERとかにアニメ化してほしいな~ 面白さが難しすぎる告白 ジョージ秋山霧兵衛良かった点 ・第1話から第2話の流れがまさしく天才的な流れ。 ・最終回の最後のページまで楽しめる 総評 今これが連載されたとしたら、間違いなく大炎上すると思うが、これを楽しめるマンガ好きもたくさんいるはず。 鮫島さんは怖いいぬやしき 奥浩哉名無し冴えない苦労人だが心優しいの犬屋敷壱郎(58)が、ひょんなことから未知の生命体に遭遇し、朝起きるとサイボーグになっていたというお話。 犬屋敷壱郎の生活圏内で巻き起こるミクロなことに対して、サイボーグになり、赤の他人を助けることのできる力を持ったことから、これまで干渉してこなかった生活圏外のマクロなことにも関わっていく。その中で変化していく犬屋敷壱郎が面白く、どんどん読み進めてしまいます。 それに加えて、奥先生の作品には、必ずと言っていいほどゲスを極めに極めた本当にイヤ〜な悪役が沢山登場します。 本作に登場する鮫島さんは、指折りのゲスを極めに極めた本当にイヤ〜〜〜〜な悪役です。 好感を一切持てないレベルの悪行の数々に実写でどう表現すんの…と製作者側を心配してしまいます。 鮫島に犬屋敷壱郎が立ち向かっていくシーンはなんとも言えないグッとくるモノがあります。 実写映画を見る前に、是非鮫島さんを原作でチェックしてくれると嬉しいです。海自の救難飛行艇の苦難に満ちた開発秘話 US-2 救難飛行艇開発物語 月島冬二マンバ【掲載誌】 ビッグコミック2017年3月増刊(2017年2月17日発売)より連載開始 【代表作】 『道玄坂アリス』イワシタシゲユキ 名義 【公式ページなど】 ビッグコミックBROS.NET https://bigcomicbros.net/comic/us2/ 月島冬二 Twitter https://twitter.com/lockunder 《公式》US-2 救難飛行艇開発物語 Twitter https://twitter.com/us2andbigcomic US-2 救難飛行艇開発物語 Facebook https://www.facebook.com/US2andBIGCOMIC/ 監査役がわかる漫画監査役 野崎修平 周良貨 能田茂マンガトリツカレ男野崎修平シリーズの記念すべき最初の作品。 絵は優しい感じの本宮ひろ志 原作は「この女に賭けろ」や「アウトサイダー東宗介」の周良貨 いまいちよくわかんなかった監査役の仕事がなんとなくわかる漫画だ。 主人公の野崎修平よりも、頭取の京極や武闘派役員の武田の方がいいな 先週ぐらいから読み始めたんだけど、2018年1月にドラマ化をするのは知らんかった。 http://www.wowow.co.jp/dramaw/nozaki/ 究極の出戻りといえばいいのか頭取 野崎修平 周良貨 能田茂マンガトリツカレ男監査役としての仕事を全うして、あおぞら銀行の国有化という結果になってしまってからの二年後、頭取として、野崎修平が戻ってくるところから始まる。 前シリーズと同じように「野崎修平」の言動に共感して、協力者が増え銀行がよくなっていくという筋がメインで、その間で、沖田/京極の息子/海藤などのエピソードが入ってくる感じ。 俺の好きな京極雅彦が出そうだったが、ほとんど出番なく終わった。 海藤がシリーズが進むごとに巨大化している気がするな「甘木唯子のツノと愛」他3作品収録した久野遥子初の作品集甘木唯子のツノと愛 久野遥子名無しアニメーション作家として文化庁メディア芸術祭新人賞も受賞したことのある久野遥子の初作品集。 表題作の『甘木唯子のツノと愛』の他に『透明人間』『へび苺』『IDOL』が収録されている。 『透明人間』が2010年の作品なので、7年に渡って描かれた作品。 わたしのお気に入りは『甘木唯子のツノと愛』で、ツノが象徴的な、兄妹だけの独自の世界があって、読後感はじんわり痛い。 銀行大合併編という名のシステム障害編監査役 野崎修平 銀行大合併編 周良貨 能田茂マンガトリツカレ男野崎修平シリーズ 第二弾 前シリーズの監査役からタイトルが少しだけ変わった システム障害の話がメインで、当時の銀行のシステムエンジニアへの扱いの悪さがわかるので面白い。 途中から監査役の範疇を超えている感じもしたけどよかったが急激な終わり方だった... みずほ銀行の合併話をモデルにしているのかな。 俺、アイスランドで17歳で探偵したかった北北西に曇と往け 入江亜季名無しアイスランド在住の17歳の探偵 御山彗くんがクールに探偵稼業をこなしていく話です。 兎にも角にも、御山彗くんがすごい。 やたらイケメン。やたらオシャレ。やたらクール。やたらハードボイルド。車の声聞ける。つーか、機械全般の声聞ける。運転もできる。 マジか、と。17歳?マジ?と私の17歳の頃との圧倒的な差を感じながら、全てが素晴らしくクールなので、抵抗するのはやめて、かっこいい〜〜と惹き込まれることにしました。 画像を見てもらうと分かりやすいのですが、並みの17歳は、車が横転した時点でパニックになります。多分、少し泣きます。 そこを彼は、やれやれ感たっぷりに「このくらいで故障なんてないだろうな?」と。 かぁ〜〜〜〜クール!!!クールですよ。 このクールさだけで、1巻の中盤まで楽しむことができます。 後半からは、作品のメインらしき謎の方へ動いていき話に引き込まれていくので、作品の中で丁寧で素敵なスイッチングがされているな、と思いました。 これからが非常に楽しみな作品です。スズキに厳しいマンガばくおん!! おりもとみまな 蒔野靖弘名無しバイク乗りのグチと喜びと悲しみが詰まっていて面白いです。 でもスズキの扱いがひどい。 『カイテンワン』の秀逸な雑誌柱コメントカイテンワン 柴田ヨクサル名無し※ネタバレを含むクチコミです。ハルタ48号より番外編を短期集中連載!ストラヴァガンツァ-異彩の姫- 冨明仁ミューズハルタの次号予告でハルタ48号よりストラヴァガンツァの番外編を短期集中連載することが発表されて歓喜した。 シリアスになっていった2巻以降ではなく、1巻の城下町で楽しくしていたあの感じかなと予想している。ビビアンが嫁に行くところ見届けたいのだがそういう話はあるのかな。なんにせよ楽しみだ『まかろにスイッチ』の川田大智の初長編がハルタで新連載彼女はお義父さん 川田大智地獄の田中※ネタバレを含むクチコミです。 司馬遼太郎作品が初めて漫画に!作画は森秀樹!幕末 桜田門外の変【文春e-Books】 森秀樹 司馬遼太郎名無し電車の中吊り広告で森秀樹の名前を見つけて「お?」と思ってつい買ってしまった。 司馬遼太郎の小説を原作に漫画を描くらしい 週刊文春はかつて、赤塚不二夫が『ギャグゲリア』、手塚治虫が『アドルフに告ぐ』を連載していた雑誌でもあるよう。 原作も作画もどちらもすごい人だから楽しみサイエンスな先生とサイキックなJKの話4D 汐里 橘尚毅mampuku文系(というか文科系)なので物理とかの難しい話はわからんのですが、上手いこと嚙み砕いた上で「念力」や「透視」といった超能力を(少なくとも私にとっては)目新しい切り口で解説されており、またそれらを駆使してのバトルも緊張感があって面白かったです。 駆け足気味に4巻までで終わってしまったのが惜しい…<<588589590591592>>
特に期待をしないで読むと、その熱量に押し潰されそうになる。 昨今、こういう「マイナー分野掘り下げもの」なマンガって増えてきたけど、今まで知らなかった歴史と、熱量と、その歴史に関わってきた人たちの想いの積み重なりとがきちんと表現されてると感じるので、このマンガは成功例って言っていいんじゃないかな。 RPGのように仲間が徐々に増えていくとこも好きです。