青年マンガの感想・レビュー15416件<<567568569570571>>制服が可愛い(ブレザー派)政宗くんのリベンジ Tiv 竹岡葉月mampuku 「アイドル事変」に「エロマンガ先生」、そして本作と絶賛大ブレイクのTiv先生。2017年の美少女アニメ界における”顔”の一人ともいえるTiv氏の出世作と言えそうなのがこれ。 「努力してイケメンになって見返す」という爽快感のある内容で、復讐モノではあれど主人公は憎めないキャラで応援したくなる感じ。復讐相手の美少女もヤな奴ではあるんだけどなぜか嫌いになれない魅力がある。 完全に余談だがアニメ主題歌の「ワガママMirror Heart」は今年のアニソンでも屈指の良曲だ。エグカッコイイ彼岸島 48日後… 松本光司名無し興味本位で読んでみたら、進撃の巨人よりもケッコウカワイイもしもし、てるみです。 水沢悦子やむちゃ可愛らしくてほのぼの~とした絵の割に、けっこう頻繁に下ネタをぶっこんでくるところが新鮮ですね。 ガラケーが好き、そしてすぐ検索する奴とスマホが嫌いな私にはてるみさんの気持ちがよ~くわかります。だから「ビビン!」と反応するてるみさんのリボンも好きです。 あとくろちゃんという謎動物がいるのですが、フルカラーのおかげで質感がすべすべしていそうでありモチモチしているかもしれないという本当に触ってみたいキャラクターに仕上がってます。教養があるおじさんの愚痴漫画薫の秘話 松田洋子霧兵衛よかった点 ・絶妙にひねくれたブラックジョークとギャグが好き 総評 ・この漫画の主人公よりいい感じでひねくれた中年はあまり見たことがない。 日本と書いて「ヒモト」と読みますグリンゴ 手塚治虫やむちゃ手塚先生がこういうサラリーマンの話を書いているなんて知らなかったのでなんか新鮮で、読んでみました。 若手の商社マン、日本(ヒモト)人(ヒトシ)が南米カニヴァリアに新支社長として赴任したところから始まり、まぁいろんな目にあいます。 外国から見た日本人というテーマで描かれた作品ということです。 何が言いたいか、というと、あらすじに出てきたカニヴァリアという都市が、カニバリズムに関係あるんだろうと思い込んで読み始めてしまった、ということです。 エイズの薬の原料はけっこうホラーでしたけどね。20年くらい前モーニングで読んだ気がするぞ富士さん 新田たつお霧兵衛よかった点 ・新田たつおっぽいわかりやすいギャグと表現で安心して読める ・モーニングに掲載されていたせいか下品なギャグが全くない ・表題の「富士さん」以外の収録されている漫画も面白い 総評 ・中学生の俺が読んでもサラリーマンの俺が読んでも楽しめた。こういう世代が変わっても楽しめる漫画はいつ読んでもいいサスペンスもの漫画では傑作レネゲイド 中山昌亮霧兵衛よかった点 ・ネットの匿名性の恐怖と悪ノリがいい感じで混ざってからのあの最後は好き ・全1巻というが2巻ぐらいページがあり読み応えがある 総評 ・ちょっと古い感じもするが掲載された年を考えるとリアルだな。 ・掲載誌都合で中途半端に終わったのが残念... 僕はラブソングが歌えない僕はラブソングが歌えない 高井唯人名無しタルトこれは面白い 3万年前の人類を描く原始大河ロマン、ヤンマガ新連載グラシュロス 金城宗幸 藤村緋二名無し※ネタバレを含むクチコミです。導入が長すぎる傑作アイアムアヒーロー 花沢健吾豚野郎導入があまりにも長いパニックホラー漫画。 一巻はほぼパニックホラーしてない。 暗い日常。と思いきや、そこからはノンストップで展開する怒涛のアクション。 セリフも少ないので漫喫で一気に読むのに特に向いてる。 トライアスロンの短編集10月の満月に一番近い土曜日 石渡治霧兵衛良かった点 ・トライアスロンの勝負だけではなく、人生をより楽しむためのトライアスロンがテーマで面白い 総評 ・なんでこんな覚えにくいタイトルになってるというのが本編を読めばわかる ・トライアスロンの始まりが思ってたより適当な感じのが知れて良かった 主人公がギャグ扱いされるけど風の大地 かざま鋭二 坂田信弘starstarstarstarstarマンガトリツカレ男俺は好きだよ。 宇賀神さんが生きてた頃やチッタと組んで呂西釣と勝負してた頃はマジで名作ゴルフ漫画 遺作生ポのポエムさん 吠夢starstarstarstarstarウマタロ2018年正月、吠夢と書いてポエムと読む1人のホラー漫画家が亡くなった。 第1話を書き上げた後、遺作となってしまった作品。亡くなったことがメディアでも取り上げられ話題になった。 食い詰めた漫画家が、生活保護を受けに行くという内容のストーリーだが、追い詰められた男の切実さが非常によく描かれていて、なかなか読むのが辛かった。 また本作とは別に、コアマガジンの雑誌で追悼漫画が載っている。 『ゴミ屋敷で孤独死した本誌漫画家「生ポのポエムさん」で訴えたフリーの現実』というタイトルで、編集部の視点から見た、吠夢先生の晩年が描かれている。作画をされた子原こう先生はどんな気持ちでこれを描かれたのだろうか… 「まんがこれが現実貧しい日本 みんな結局、無関心」 (コアコミックス No.541 - 2018/7/30) 興味のある人はこちらも併せて読むといいだろう。 久々ジャケ買い勇者の孫と魔王の娘 不動らんmampukuタイトルの通り勇者の孫(右)と魔王の娘(左)が偶然であってなんやかんやで一緒に旅することになる話です。魔王は勇者に殺され、人間が魔族に戦争で勝利したという因縁があるみたいです。 種族は人間と魔族というざっくりした区分しかなく登場人物も多くないのでライトな読み口ですね。いかにもライトノベルって感じではあります。 とにかくデッサンとデフォルメがアニメばりに崩れず正確なところは「この美術部には問題がある!」や「リゼロ」シリーズを連想します。コミカライズ向きってことなんでしょうね。これだけ上手い人の漫画はそれだけで何度でも繰り返し読みたくなります。鵺って西洋にもいるのか…?倫敦塔の鵺 相模映mampukuリュウとかハルタとかそっち系のレトロ可愛いファンタジーです。水上悟志の弟子にして期待の新鋭だそうです。 演出やセリフ回しが古臭かったり(90年代っぽいなと思うことが多いです)、あんまり現代ナイズドされてない感じが粗削りなようにも見えますが、気合の入った大ゴマでの画力は非常にレベルが高いです。内容はファンタジー色が強く、中世の時代劇って感じではないです。歴史に残る傑作マイデリケートゾーン 岩崎う大starstarstarstarstar吉川きっちょむ(芸人)「キングオブコント2013」王者、お笑いコンビ「かもめんたる」の鬼才・岩崎う大が、混沌とした変態たちの思考を丁寧になぞっていくヤバすぎて笑えてくる短編集。 漫画という媒体で、身体や舞台といった物理的な制限から解放されたコント師の妄想力が行きついたところには、哀しき変態達の楽園が広がっていた…!! 間違いなく、2010年代を代表するサブカル漫画になるであろう超傑作! 変態万歳!人間万歳! かもめんたるさんのコントとか深夜ラジオ好きな人は絶対好きだし、漫画だったら宮崎夏次系、渋谷直角あたり好きな人はぜひ手に取ってみてほしい! とんでもないものを読んでしまった…。 と、もはや放心状態の読後感。 脳髄のど真ん中をクソがこびりついたトイレブラシでゴッシゴシかき回されたような感じ。 読んだ後はしばらく壁の染みを一心に見つめていた。 あの話のアイツがヤバすぎると誰かと早く話したくってしょうがない。 本人のネタを見れば分かるが、かもめんたるさんはワードセンスがずば抜けているので、ひょっとしたら耳で聞くより、絵と共に目で見た時の方が破壊力として凄まじいものがあるかもしれない。 ページめくって最初の短編「イクオの秘密」にガツンと頭を殴られたような思いなので、一旦、コレだけでも読んでもらっていいですか? 試し読み→https://estar.jp/_comic_view?w=24746312 読んで心の琴線がチギれるヤバイと感じたら速攻で購入した方がいい。 他の話も大概ヤバイ。 ヤバすぎて自分の語彙力が無くなっていくのが分かる。 ヤバ面白い短編が11本もあるからもう満足度がすごい! 濃厚で濃密な人間の狂気、業、性(さが)、愛が溢れている。 自分が高校生のときにこれを読んでいたら今とは全く人生を歩んでいるかもしれない。 よかったらこっちの試し読みも→https://comics.shogakukan.co.jp/book?isbn=9784778034061 そんな『マイデリケートゾーン』著者のかもめんたる・岩崎う大さんが出演するライブ&サイン会が9/1にあるから参加してみては? https://peatix.com/event/415349 辛いけど読まずにいられないT京K芸大学マンガ学科一期生による大学四年間をマンガで棒に振るルポマンガ 佐野水涼名無しある青年の大学生活。読んでいて辛すぎる漫画.... https://www.pixiv.net/member_illust.php?mode=manga&illust_id=16763692日本国民は全員読むべき作品東京核撃 細野史羽starstarstarstarstar吉川きっちょむ(芸人)核爆弾が東京で炸裂したときどうなるか、どうするかという話。 ヤマザキマリ先生の新作『オリンピア・キュクロス』を読もうとグランドジャンプをぱらぱらめくっていたら目に飛び込んできた東京での核爆発のシーン。 パッと手が止まって読み始め、引き込まれるのにそう時間はかからなかった。 壮絶である。 第一話→http://grandjump.shueisha.co.jp/manga/tokyo_kakugeki.html 子どもの頃、3年ほど広島県に住んでいたことがある。 わりと大きな小学校で1学年に5クラスあり、すべてのクラスの学級文庫には「はだしのゲン」が置いてあった。 転校してすぐの頃は馴染めなかったのでずっとはだしのゲンばかり読んでいた。 特別授業というものがあって広島市、原爆、戦争の歴史など学び、課外授業で広島平和記念資料館に行ったりして原爆の現実を肌で学んだ。 もう、二度と日本で核に怯えることはないと思い、自分の中ではファンタジー化していた部分もある。 そしてすっかりその脅威を忘れて安穏と生活していた。 しかし、その恐怖が呼び覚まされることになる。 そう、北朝鮮だ。 ミサイルが日本上空を通過した。 まさかと思っていたのに。 そしてJアラートの性能を知ることになった。 この漫画は、東京・永田町に核ミサイルが落ちたことを想定し、その時どこにいて、どの時間経過でどう行動すべきかが描かれている。 これを読んだらJアラートを「どうせまた誤作動でしょ」と切り捨てることなんて出来ようがない。 誤作動だったらそれで良し、まずは自衛のため行動に移すのみと具体的な危機感を持つことができた。 グロ描写もないので読みやすい。 僕は専門家でもなんでもないのでこの漫画がどの程度のシミュレーションの上で描かれていて情報がどの程度確実なものかなんて知らないけど、危機感を持てただけでもかなりの収穫だ。 おかげで生き延びる確率が格段に上がるはず。 あとは普段から自分で調べて行った先々で軽くでいいからシミュレーションして備えることだ。 「東京核撃」が「はだしのゲン」や「サバイバル」のように傑作になり人々に目に触れる機会が増えることを祈る。 いま、北朝鮮の核ミサイルの脅威にさらされている日本国民全員が読むべき漫画かもしれない。現代版「定年退食」と言えばいいのかTEMPEST 浅野いにお名無し藤子・F・不二雄の「定年退食」を現代版にした感じの短編だった。 好みはあるかもしれないが俺は好き すごい面白い辺獄のシュヴェスタ 竹良実やむちゃこれすごい面白かったです。 16世紀ローマ、魔女狩りによって親を亡くした、「魔女の子」を集めた修道院が舞台。 「魔女狩り」と「修道院」というワード自体すごい魅力的でつい手にとってしまったけど読んで良かった~。閉ざされた空間での秘密めいた雰囲気とか、とても素敵でした。あと主人公のぶれない強さとか女の友情も。 復讐劇だけど、感情的にならず頭を使って冷静に動くのが呼んでいて楽しめるところです。やるときはやるのも潔くて好感がもてます。グロカワイイメイドインアビス つくしあきひとアビスカワイイ絵なのに内容はヘビー 続きが気になってしょうがないけど 新刊はなかなか出ないとんでもないこぐまのケーキ屋さん カメントツやむちゃとんでもない…可愛さ…… だって初めの1ページの四コマで、しばらく眺めていられるし、ページめくるのがもったいないくらいです… どのページを開いても…かわいい… もう、あざといかそうでないかみたいな次元じゃないんですねこれは。 ポスカで描いているとは信じられない緻密で計算しつくされた表情…あっやっぱり計算されてる 大人がにやけてしまうおちゃめさ?みたいなユーモア?とにかくこの本は癒しです。 読む価値ゼロ拷問トーナメント 高遠由子 アオイセイ名無しこれに金を出すのは、金をドブに捨てるようなものです。まぁ、実際にドブに捨てた方が時間を無駄にしないだけマシかもしれませんが(笑)悲しいお別れホスピタル 沖田×華大トロ当然ですがほとんどが悲しいお話なので読むと泣いてしまいそうになります。 看護師は大変ですね。<<567568569570571>>
「アイドル事変」に「エロマンガ先生」、そして本作と絶賛大ブレイクのTiv先生。2017年の美少女アニメ界における”顔”の一人ともいえるTiv氏の出世作と言えそうなのがこれ。 「努力してイケメンになって見返す」という爽快感のある内容で、復讐モノではあれど主人公は憎めないキャラで応援したくなる感じ。復讐相手の美少女もヤな奴ではあるんだけどなぜか嫌いになれない魅力がある。 完全に余談だがアニメ主題歌の「ワガママMirror Heart」は今年のアニソンでも屈指の良曲だ。