青年マンガの感想・レビュー15403件<<432433434435436>>後半の展開が凄まじいが、面白いノノノノ 岡本倫名無し意味分からないレベルの鬱展開がぶちこまれるけど、熱いし面白い漫画。「今日誕生日だったっけ…」でめちゃくちゃ辛くなった思い出。 ネット上だとこの画像が有名猫耳小学生がすこし不気味な異世界をぶらり電車旅てるみな kashmirにわかトンネルを抜けると雪国だったという名文があるように、電車は人を別世界へと連れて行く。 本作は猫耳娘が電車に乗って、ゆるりとお出かけする話だ。けれど『猫耳』に象徴されるようにこの話は現実世界とはすこし違う。そんな世界で電車に乗るのだ。異世界のようなところへ迷い込んでしまうのも必然といえる。 猫耳の小学生女子がすこし不気味な異世界をぶらりと電車の旅をする。なんだか癖になる面白さだといつも思う。「オタクと姫」の新しい関係性にキュンとする!ふたりぼっちのオタサーの姫(読切) クール教信者たか読み始める前はエロを意識したカラー絵を見て「作風が合わないかも…」と危惧していたけれど、全然そんなことなかった! かなり前のめり気味で「オタサーの姫になってチヤホヤされたい」女の子・大山さんが主人公。 「チヤホヤされるため、いかにも姫っぽいフリルの付いたブラウスにハイウェストのスカートを着て、サークルの中でも人数が少ない(=他に姫がいない)サークルに加入するが、人数が少なすぎて自分の他にはオタク男が1人しかいない」というあらすじ。 この唯一のサークルメンバーであるオタクの「タク」の性格がすごくいい…! 主人公の色仕掛けに微塵も動じず、ただ淡々と褒め続けるところは少女漫画のヒーローなみにクール。(むしろなんでそこまで女の子に慣れていてオタクなんだよというレベル) **本当は大きなサークルで姫として君臨したいのに、オタクくんの大変素晴らしいチヤホヤにほだされてしまう姫がすごく可愛い。** 超次元ラクロスアニメにハマった大山さんが、話について来れないイケメン(オタクの友達)よりオタクと盛り上がるシーンではニヤけてしまった。 この2人の毎日のサークル活動や、タクとイケメンの過去など、これは連載でもっと見たい…!コンセプト超面白いじゃん!!TOKYO特別会計¥5,000,000,000,000,000- 新谷信貴名無しオタクがよく叫んでる「5000兆円ほしい!!!!!」を本当に手に入れたお嬢様がハイレベルな金の使い方をする話。オチが完璧。え、連載いつ? 絶対ウケると思うんだけど。分かりやすいし、面白い。いい箸休め漫画になりそう。AIの設定だけ、ちょい単調だからイジってほしいかな。 何がなンだか理解する前に終わった凶刃者 小池一夫 叶精作マンガトリツカレ男基本はあらすじに書いてある通り、柳生十兵衛三厳が「四龍の卍」を持つ女を探していく旅が内容はほとんど理解できずにどうなるのかなと思っていたら終わった。 叶精作の劇画を見ると「実験人形ダミー・オスカー」しか思い出せなくて集中できないものあったな【マンバnote】2話まで読んで!傑作・大正文士マンガエコール・ド・プラトーン 永美太郎マンバマンバスタッフによるマンバnoteに本作のレビューを掲載しています✍️ こちらもチェック‼️ https://note.mu/manba/n/n2798a8f1d384漫画であり性の教科書【カラー版】ふたりエッチ 克・亜樹名無し※ 成人向け漫画です 私が若い時から読んでる「ふたりエッチ」も80巻が出ました。 連載は1997年からですので、23年にも渡ることになります。 当時の青年も今では立派な中年になっていることと思います。 (私もそうです) 「ふたりエッチ」が優れているのは、性的な描写だけではなく、 学校の保健体育では出てこなかったような、 実践的な性知識が学べるところだと思います。 今ほどインターネットが一般的ではなかった90年代・00年代初頭、 本作はとっても貴重なものでした。 これからも長く連載を続けていってほしいと思います。 絵が上手!です。 挙…局地的王道食 松本英子サンジュスト絵が上手!です。 挙げている食べ物が地味過ぎて(笑)共感しづらいのもありますが、人それぞれソウルフードがあると思うので、そういった意味では「そういうの、あるよねー、でも私はちくわぶよりちくわ!」みたいなの、あると思います。↑これは私。弱肉強食の世界の真実闇金ウシジマくん 真鍋昌平名無しウシジマくんは映画やドラマにもなった人気シリーズですが、 コミック版をまだ読んだことない人にも是非読んでほしい作品です。 特に私がお薦めしたいのは「サラリーマンくん編」です。 各編に出てくる登場人物はもちろん、お金のトラブルを抱えていて、 さらには人格的にも問題があることが多い。 端的に言ってしまうと、人間のクズみたいなのがいるわけですが、 お金を中心とした人間模様を繰り広げていくうちに、 その人の人間味というものの一端が垣間見得ることがあります。 その瞬間、ただエグくてナンセンスな金融物語ではなく、 人間の根底、真実を描いた人間ドラマとして読むことができます。恐ろしいけど、近しい…ただ離婚してないだけ 本田優貴aico恐ろしいけど、近しい夫婦は世の中たくさんいそうだなー。なんかいたたまれる。 麻酔科医の裏の苦悩、努力の世界を読む。麻酔科医ハナ なかお白亜 松本克平Pom 麻酔科医として働くハナと言う女の子の話。 お堅い話ではなく、少しコミカル要素も含まれているので麻酔科医について理解しやすく分かりやすかった。 中々ピックアップされにくい麻酔についての内容でしたが、やはり奥が深い。 ハナちゃんが研修医からの話なので、頑張って1人前になって欲しい! 読んでいて、よし頑張ろうって励まされる。パロディ、時事ネタ、ダジャレ…これぞ赤塚ワールドギャグ21世紀 赤塚不二夫名無しパロディ、時事ネタ、ダジャレ、さらに下ネタで埋め尽くされた作品ですが、もちろん赤塚流に料理されており、とてつもない赤塚ワールドが炸裂しています。ただ私のような初老の人間にはパロディや時事ネタの元になった事象が分かるのですが、残念ながら令和の若者には意味不明なものもあるかもしれません。作風としては、同時期に少年誌に連載されていた作品と比較してコマ割りがかなりダイナミックになっており、全体にモダンな印象を受けます。登りたい気がする山と食欲と私 信濃川日出雄野愛めちゃくちゃインドア派なるべく平坦な道を歩きたい派なので、山に登りたいと思ったことはないですが鮎美ちゃん見てたら登りたくなる気がします。 ついついSNS見たり本を読んだりyoutube見たり、ひとりで過ごす時間はあっても何か情報を得ようとしちゃうのが常。 自分と向き合う時間を持つのはなかなか難しいことです。 ひたすらに山と向き合い、自分と向き合い、食欲を満たすという原始的な欲望と向き合い、そんな鮎美ちゃんかっこいいなあ…と小松原さんとおんなじ気持ちを抱きました。 まずはスマホを持たずに近所をお散歩するところからはじめようかな…登山はハードル高いので。 山ご飯美味しそうなので漫画飯再現したいのですが、山登らないのに高カロリーなもの食べるのは罪悪感がありまくりますね。でも食べたい。 おもしろー!!サターンリターン 鳥飼茜やむちゃ鳥飼さんならではのえぐってくる感じ!!!登場してすぐわかる闇抱えたキャラクター!! 1巻試し読みしたけど続きが読みたいよおーブクロキックスの画風ブクロキックス 松木いっか名無ししげの秀一もどき 絵どころか雰囲気まで真似ようとしてるが空回り イライラするレベル地味だけど良作の予感 #1巻応援私たち家族に必要な時間 こじまなおなり六文銭読んでまず、すごく丁寧につくっている作品だなという印象でした。 自分が好きな作家八十八良先生(「不死の猟犬」「ウワガキ」)のようなやわらかい絵柄で読みやすく、昨今のストーリー漫画に多い、飽きさせないようにやたらとヒキをつくり「がち」なものが、この作品にはない。 (ない…は言いすぎたが、無理がなく、仰々しくもない。) 悪く言うと地味なのかもしれないが、家族を題材とした内容とよく合っており、個人的に好感がもてる。 さて、大まかなストーリーだが、地元でワルだった父親と娘の二人の話。 母はすでに他界しており、いない。 素行不良だった父親のせいで、周囲から孤立してしまった娘は、いつしか父親を恨み、避けるようになる。 父親も父親で「過去は変えられないから」と、昔に何があったか話そうとしない。 そんな父親の煮え切らない態度が原因で大喧嘩をし、父親が出ていってしまう。 数日後、帰ってきたときは、なぜか赤ちゃんになっていて…という話。 赤ちゃんになった父親とともに現れた、死神を自称する猫サンシロウ。 なんでも彼がミスったことが原因で、父親の肉体までもリセットしてしまったという。 しかも、成長速度が早い状態で。 そんな感じで、子供に戻った父親と娘の、少し変わった親子の物語。 面白いなと思うのは、娘に育てられてワルだった父親はどう変わるのかということと、結果娘と父親の関係はどうなるのかというところ。 過去は変えられないという父が、子供からやり直し、何かを変えていくのか。 父親がいなくなったことで、少しづつ明らかになる、子供になる前の父親の素顔と、それに伴って起きる娘の心境変化。 親子関係を中心に面白くなりそうな仕掛けが色々あり、どう転ぶのか楽しみです。また娘が現実を受け入れながら、学校と育児をこなして成長していく姿は、素直に応援したくなります。 大変で、愚痴るときもあるけど、何だかんだ頑張ってしまう姿は、リアリティあってグッときます。 久しぶりに完結まで続いて欲しいと思った作品でした。 羽海野チカワールドへの誘い3月のライオン 羽海野チカ名無し「ハチミツとクローバー」で一躍著名な漫画家となった羽海野チカさんの作品。 僕は羽海野さんの作品からいつも勇気を貰う。 それは本作の主人公・桐山零の葛藤や成長からもだ。 彼は孤独と向き合いながら、周りの大人たちとの触れ合いで 彼にしかない人生を歩む。 所謂、普通の高校生の生活が良いのか はたまた、彼のようなプロ棋士の生活が良いのか 簡単には言えないだろう。 だけど彼が月島で三姉妹と過ごす時間、 それをみていると どうしても羨ましくなるのだ。 そこに彼らが本当にいるような 描き方をする羽海野氏にも本当リスペクトを送りたい。手塚治虫のご先祖さま陽だまりの樹 手塚治虫名無し作者である手塚治虫の幕末の頃の祖先をモデルにしたお話です。幕末と言う時代を駆け抜けていった若者たちの物語で、時代に振り回されながら懸命に生きていく姿が描かれています。主人公は必ずしもヒーロー的な大活躍をする訳では無いのですが、その分、実在の人物としてリアルに感じる事が出来る作品です。歴史的事実と組み合わせるとより楽しめます。懐かしの名作がエロ漫画にwww霊媒師いずな 真倉翔 岡野剛名無し昔に、ジャンプで連載されていた地獄先生ぬ~べ~にでてくる女子高生霊媒師のいずなが主人公の物語です。ぬ~べ~を読んでいた世代であれば、懐かしのキャラや、最終回のその後が描かれているので楽しめます。ただ、エロはより過激に、お色気シーンは大幅増量されていますので、前作の青春感が好きな人にとっては、本作のギャグエロは受け入れがたいかもしれませんが、話の面白さは変わってないです。 えげつないけど面白い新ナニワ金融道 青木雄二プロダクション名無しお金が絡んだ時に現れる人間の本性がえげつなく描かれていてとても面白かったです。絵柄は独特でクセがありますが、この絵柄だからこそ人間の本性がより生々しく伝わってきます。また、この作品を読めば金融や民法の知識がかなりつくので、高校生や大学生には社会に出る前に一度は読んでおくことをおすすめします。わかるかなぁ~わかんないだろうなぁ~?赤塚不二夫 1950年代作品集 赤塚不二夫名無し赤塚先生のギャグ漫画で、時折登場する目のキラキラしたバカボンやイヤミ、彼らの源流になったのがこの50年代に描いていた少女漫画群である。 作品中にも出てくるが、石ノ森章太郎先生との合作及び伝説のトキワ荘の面々がペン入れをしたと思われるコマもあり、ストーリーだけでなくこのあたりを想像するのも楽しいものだと言える。内容としては短編でクラシックなものなのだが、セリフの独特の言い回しが面白い。この“ん?”と思わせる読者を引き込む力はやはり赤塚&石ノ森&トキハ荘といったところに思えた。ヒトの形をしたナニカたちの神話みたいな物語偽史山人伝 詩野うらにわか現実の世界にすっと不思議なナニカが溶け込んでいるような作風が魅力的。とりわけ人魚川の点景は、これまでの人魚観をいっぺんさせるような物語だ。有罪無害玩具のころから人魚というテーマを面白く扱ってるなと思っていたが、今回はより身近な未知として描いている。 タイトルにもなっている偽史山人伝は民俗学や害獣から着想を得た物語らしい。現実世界にあるをすこしだけスライドさせ、異空間をつくりあげる。素晴らしい作家だと思う。 先生のホームページ http://tirasimanga.web.fc2.com/TUM/TUM.html 巻を増すごとに面白いバーナード嬢曰く。 施川ユウキ名無し小説を良く読む人には絶対読んでほしい作品!さらには、漫画ばっか読んで活字を読んでこなかった人にもオススメです。 どちらの立場にとっても、あるある、めっちゃ分かる!という細かいネタがてんこもり。キャラクターもそれぞれ愛情もって描かれており、巻を増すごとに面白くなってきます。施川さんの真骨頂。傷付け束縛する、壊れた姉妹の愛憎魚の見る夢 小川麻衣子あうしぃ@カワイイマンガ高1の妹が、高3の姉に首輪をつけて束縛する……そんな始まりのこの物語は、常に幾らかの息苦しさを纏っている。 母を失って「壊れた」家庭で、大切だった家族の関係を妹との間だけでも守ろうとする姉。姉に家族以上の感情を抱いてしまった妹は、気持ちをぶつけ、姉を翻弄する。 好きって何? 女の子同士で? 家族だから何? 疑問符だらけの中を、二人は迷走する。 互いが大切なのに、自分の「大切」の形を守ろうとして、却って互いを縛り、傷付けていく姉妹……二人の張り詰めた心に、重い痛みを覚える。 更に両者とも、友人関係にもこの息苦しさは形を変えて現れ、一筋縄ではいかない重い物語のバリエーションが展開される。最後まで息継ぎをする瞬間は、無い。 この息苦しさを救うのは、小川麻衣子先生の流麗ですっきりとした、軽みのある絵。優しさと、どこか重力を感じさせない浮遊感が、タイトルの様に「水中の夢」を見ているのでは?という気にさせる。 この作品が「夢」なのだとしたら、読み終わった時に、私達は夢から醒める。心の痛みと、纏わり付く甘く息苦しい感情を思い出しながらも、少しずつ、忘れていく。 また思い出す為に、手に取るに違いない。<<432433434435436>>
意味分からないレベルの鬱展開がぶちこまれるけど、熱いし面白い漫画。「今日誕生日だったっけ…」でめちゃくちゃ辛くなった思い出。 ネット上だとこの画像が有名