青年マンガの感想・レビュー15403件<<433434435436437>>高次元にいきましょうアマゾネス・キス 意志強ナツ子野愛まず、非日常に取り込まれる。 超感覚知覚?高次元? 混乱している間に、はづきの切実さやアマゾン純子のカリスマ性にあてられる。引っ張られている。 気づいたら、非日常が日常になっている。 超感覚知覚も高次元もボタニカチョコの占いも、確かなものに思えてしまう。飲み込まれる。 次に、強者の理論に魅了される。 強者は強者で在らねばならない。失敗は許されない。嘘でもなんでも証明してしまえばこっちのもん。 信じるものは救われるという言葉があるけれど、たぶんこういうこと。 さらに、いちばん苦しいことは何か知る。 求められたいひとに求められない苦しさ。自分を信じて突き進んでいても、認められない、キスしてもらえない、ただそれだけがいちばん苦しい。 でもその苦しさが人間力を高めるのかも…? 読んで飲み込まれてみたらわかる。証明してしまえばこっちのもん。2020年5月6日までトーチwebで全話読めるのでぜひ読んで! 最新話はかなり衝撃的展開です!類まれなる変態性と物語をまとめる才能が噛み合った奇跡の作品しまいずむ 吉富昭仁名無しもう何回でも読める。最高にアホで大好きな漫画。 あらすじにある通り、遥と芳子は互いの妹が好き好きで仕方ない。二人は、変態のように妹たちへと絡む。だけれど二人が互いの妹を好きな理由をたどっていくと『ある真実』が見えてくる。完結しちゃいましたおやすみシェヘラザード 篠房六郎名無しあらすじがすべてを物語っている。説明ベタな女が映画レビューをするだけの話を要素もりもりにして、訳わからない漫画にしてる感じ。 読んでて面白いんだけど、超面白い!ってならない感じがあって、でもしばらく経ってから読むとやっぱり面白いんだよね(混乱)。最終的に篠房六郎の手のひら上で踊らされてる感じがする。 https://yawaspi.com/oyasumi/comic/043_001.html心が温かくなる3月のライオン 羽海野チカ名無しこの作品は心理描写がとても繊細なので、読んでいると胸が苦しくなることもありますが、物語が一区切りつくところまで読み進めれば人の優しさや強さを感じて温かい気持ちになれるところが好きです。また、私は将棋のことはあまり詳しくありませんが、将棋パートは心理描写がメインなので十分楽しむことができました。 なんか怖かった東京のお母さん 太田基之名無し「東京のお母さん」というモノノ怪かなんかに取り憑かれてしまったのか…ありあまる母性にまんまと甘えて取り返しのつかない事にならないようにしたい。2人の関係にとにかくニヤける!その着せ替え人形は恋をする 福田晋一名無し自分の好きなものや、やりたいことを人に言うのって勇気が必要なんです! 2人の関係にとにかくニヤけます。「コスプレ」を介して親密なっていく様を描いた作品です。 コスプレ好きの女の子が、自分が1番輝ける瞬間を目指す。恋愛事情もやり手かと思えばすごく純情可憐だったりと、好き同士がなかなか語れない内面を描いたマンガです。 もう一度恋を始めたい方にはドストライクな作品だと思うので、是非読んでみてください!自分にしか扱えない生きてる感情。消したい感情、ありますか 御木ミギリPom 面白かったし、内容がとても深い。 人が皆持っている”感情”を軸にした話。 当たり前ながら私は色んな感情を持っているけど消すことは出来ないって分かってるから、上手く付き合っていくしかないなって思う。 でも、この漫画は感情を消せる人がいる。そしてそこに消して欲しいって行く人がいる。(今より幸せになりたいから)それが前提の話。 一つの感情が欠如したら、本当に人ってこうなるのかもって少し怖くなったし、自分に湧き出てくる様々な気持ちに嫌気が差す時もあるけど、このマンガ読んでありがたいものなんだな、どの感情も自分のもので大切にしていけたらなって思えた。 読んで良かった。 ついに帝愛社長息子との直接対決!賭博堕天録カイジ ワン・ポーカー編 福本伸行名無しついに帝愛社長息子との直接対決!シンプルなルールながらも心理戦で1試合1試合が濃い内容。カイジがついに死のダイブへの危機も…今までカイジを読んでいなかった方もここから読み始めても充分楽しめます。矛盾するようですが、もはや安定したスリルみたいな雰囲気が、このワンポーカー編にはあります。フジオプロが一番輝いていた時代を知る赤塚不二夫の旗の下に フジオプロの青春 てらしまけいじstarstarstarstarstarひさぴよ数々の逸話を残す赤塚不二夫のプロダクション「フジオプロ」での日々を回顧したエッセイ漫画です。 主に70年代の思い出が中心です。チーム体制でバカボンのアイデアを練っていたブレーンたち、長谷邦夫、古谷三敏の活躍や、小学館の武居俊樹、五十嵐隆夫などの名物編集者、曲者だらけのアシスタントたちが登場します。タモリとのエピソードも少しだけ出てきます。フジオプロが一番輝いていた時代。 さまざまな媒体でフジオプロの逸話は語られてきましたが、これまでのイメージをさらに上回ってメチャクチャな現場のように感じました。これでよく制作現場が成り立ってたな・・・とあきれるような感心するような。 フジオプロといえばやはり、お酒のエピソードには事欠かない様子。 職場で飲むのは当たり前、仕事終わりはみんな深夜まで飲んで騒ぎます。 迷惑な酔っぱらいでしかないのですが、やることなすこと面白いから許せてしまう所がありますね。叱られたときは「ごめんなさい!永井豪とダイナミックプロでーす!」と騙って逃げるのには笑いました。 漫画内では貴重な写真をはさみながら、東京新宿区の落合エリアの紹介もされていますので、聖地巡礼する際には参考にしたいと思います。 全体的に湿っぽい話はほとんどなく、楽しい気持ちだけが残る漫画でした。 あとがきは、酒の勢いに任せて書いた文章ということですが、ちょっと意味するところが分からない部分もあり、もう少し真面目に締めてほしかったのが正直な所。しかし同時に「これでいいのだ」とも受け取れました。名作リバイバル見かけの二重星 完全版 つばな名無し旧版とちゃんと比較したわけじゃないけど、全体的に丁寧に描かれている印象だった。たぶん説明不足とこを補足したりしたのかな? 個人的には旧版のほうが不思議と好みだった。とはいえ物語自体の完成度の高さは変わらないし、描き下ろしエピソード追加、連載時のカラー収録と豪華。ので、未読の人はこれを機にぜひ読んでみてほしい! バカ・大袈裟・暑苦しい剣撃乙女の相棒物語はやて×ブレード 林家志弦あうしぃ@カワイイマンガ中高一貫女子校の天地学園には、剣の腕が評価される「剣技特待生」制度がある。双子の姉の因縁と、古巣の存続を背負って剣技特待生となった中1の黒鉄はやては、過去のトラウマに苦しむ中3の無道綾那と「刃友(しんゆう)」となり、共に上を目指す。 様々な目的とこんがらがった思いを抱えた剣撃乙女達の、熱い青春友情コメディ……笑って泣いて、バカになれ! ★★★★★ 互いの背中を預けて闘う二人、という最高に燃えるシチュエーションの為にあるような、天地学園の「刃友」という相棒システムは、様々な女子二人の関係性を描き出す。 友情、取引、相互補完、主従……スタートはそれぞれだが、そこから信頼関係を構築し、本当の相棒になっていくドラマは熱い。 剣闘漫画としては、速さ・勢い・軽いいなし・重い斬撃etc……強烈なギャグとバトルがテンポ良く交互に展開していく。そして美しい戦闘姿勢の描写が印象的だ。 頂点の天地会長×宮本組から駆け出しのバディまで、性格にリンクした様々な戦闘スタイルも面白く、単純にバトル漫画としても、ワクワクする。 対戦に細かいルールはあるが、面倒な説明は最小限に、様々な例外やイベント、面白ければ何でもありな(天地会長の)姿勢で盛り上げ、見ていて飽きない。 その上で、闘いの中に交わされる感情が、昂り熱を帯びてゆき、私達を揺さぶる。剣を通して、ぶつかり合い理解り合う二人の魂の交感……体を張った激しい漫才の中に織り込まれる感動で、笑い泣きが止まらない! 主人公・黒鉄はやてのハイテンション百合ボケと、あらゆる女子に百合エロを妄想する久我順の存在はあれど、それ以外の人はエロや恋愛とは無縁。それなのに刃友同士の関係性は、ひとつひとつが愛おしい。 百合好きでない人にも、熱い相棒バトルコメディとして絶対楽しめる作品。その一方で、「百合とは女性同士のあらゆる感情の描写である」ということがよく分かる作品でもある。 (それ故、この作品を百合ではなく、敢えて「ロマンシス(女性同士の強固な友情)」と紹介するのもありだと思う) 先ずは3巻〜4巻冒頭、静馬×久我組vs黒鉄×無道組のバトルと、静馬×久我組の「主従」「無二の親友」の関係を越えた重いドラマに泣こう。その先にある沢山のドラマを、読まずにはいられなくなる、はず!赤毛のアンみたいにします!からできた作品らしい。アホか!?????ブラッドハーレーの馬車 沙村広明名無しネタバレはしない。しないけど、ほんと地獄みたいな話。なのに…… 巻末で編集長に「赤毛のアンみたいな話にします!」と宣言して描き始めたとある。全然違うのに登場人物の名前だけは寄せるのやめろw 沙村広明めちゃくちゃアホなのでは?? けど悔しいことに話は面白い。やはり天才か……記憶に刻みつけられる奇才の短編集変身のニュース 宮崎夏次系にわか宮崎夏次系の奇才っぷりが遺憾なく発揮されている短編集。 心につっかえるような、すっぽかされて気が抜けちゃうような、愛らしい物語が詰まっている。「水平線JPG」「昼休み」がお気に入り。 押見修造はどんどん進化する日下部さん 押見修造名無し1巻読了 押見修造作品好きな自分ですが読んでみて作者の進化を感じました。 エロいのを描きたい、から人間の暗い部分、その表情を描きたい、そして自分。 みたいなそんな感じか伝わってきたんですけどどうでしょう? 押見修造はダメダメな自分とその自分を肯定してくれる女の子を必ず登場させている気がします。 基本はその二人だと思うのですがその二人の人間の掘り下げ具合がすごい。 欲も怒りも全て吐き出している印象です。 もっともっと進化して欲しいです。甘美…島の民宿に百合の花咲く!ゆりなつ もちオーレあうしぃ@カワイイマンガとある島の民宿「かがや」は女性だけの一家で切り盛りする小さな宿。そこには様々な女性二人組がやって来る。 女性二人組の来客に対応する度、従業員の姉妹達はそれぞれに「萌え上がる」。長女は二人を百合方面にからかい、次女は横目で二人を伺い、三女は二人を盗撮・盗聴しようとし(コラっ)、五女は自分が何とかしなきゃ!とソワソワする。 そんな百合民宿では次々百合カップルが生まれる一方、姉妹達はそれぞれの「姉妹百合」に身を焦がす。さらには彼女達の母の、民宿の女将も、板前の姉(姉妹の叔母)といい感じ……。 何だこれ、百合成分が濃すぎる! 2ページに一回は悶えてる……。 しかし決して、甘く楽しい恋愛がストレートに描かれはしない。 描かれるのは、プライドのために相手の弱みを突き、優位に立って安心を得ようとする者と、それを受け止める者の様々な在り方。そして相手を安心させてマウントを解き、素直にさせて、ようやく向き合う瞬間の高揚感! こんな脳味噌がはち切れそうな幸せな読書体験があるから、「百合」はやめられない。そう思わせてくれる作品だ。 ♡♡♡♡♡ 例えば1巻を読んで気に入ってもらえたら、出来れば2巻の前にもちオーレ先生の別作品『出会い系サイトで妹と出会う話』を読んでいただきたい(『出会い系サイトで〜』は、わかりづらいが2巻ある)。表題作でどうにも救われなかった一人の女性のエピソードが、『ゆりなつ』の2〜3巻に描かれている。一人飲みのお供にワカコ酒 新久千映名無し酒に強い人向けのマンガだと思ってましたが、お酒と一緒に食べる肴も含めてとても愛しているかんじがしました。 ホヤとか食べ事ことのないツマミに自分もチャレンジしたくなりました。 フツーの野菜や海藻サラダでも、少しの工夫で美味しい料理に変えたりするワカコさんが等身大で、親しみやすくて可愛いです。 一人飲みのお供にどうぞ。 今読んではいけない漫画だけど今読む!!出没!ビール女子 猫原ねんずむこんな漫画読んだら飲みに飛び出したくなっちゃうでしょ〜!!!?? ってグルメ漫画です 最高ですねこの漫画 ビールとご飯のくみあわせの多さ! 私はあんまり飲めないんですけど唐揚げにはビールだし、たまにはピルスナーとかコエドビールとかドイツビールを買って飲んでみたりします。 女子がビール飲んでご飯美味しそうに食べてる姿ってこんなに幸福感あるんですね… 今は外飲みがなかなかできませんが、早速コロナビールとカキフライ(旬じゃないので他の揚げ物)でお家飲みを試そうかなと思ってます。この漫画のおかげです!変わらない人間関係を書くのがうまい!たったひとつのことしか知らない 本田名無しさらっと読めるので読んでほしい。 作者は変わらない人間関係を描くのがうまい人ですね… 行動とか絵より会話でハッとさせるタイプの漫画かと思うんですが、その会話の選び方もうまいし、この二人の状況も劇的に変わったりするのに関係性が変わらない。 センス感じました。一言で言うとすげーマンガ軍鶏 たなか亜希夫 橋本以蔵名無しなんか読んでみるか、の感覚で読み進めるとその内容にずっっしりきます。 最初ひょろひょろしていた少年が深淵を見て爪をとぎ、時が過ぎ、強くなる作品は割とありますが、この作品相貌、風態が変わるのがリアル…。 読んでて鳥肌立つ作品。 作中で「軍鶏みたいなやつだな」って言うシーンがあって自分は意味がわからなかったんですけど、闘鶏用の鶏からの、気性が荒い人の喩えらしいですね。 かっこいいしアウトローでなじみが薄い世界の描写をしているのにプロの漫画ってこんなに読みやすいんだ、と感動しています。 静かに波打つ恋愛むねのうちには 日坂水柯名無し胸が大きいことがコンプレックスだったデザイナーの女性と、元々家族ぐるみで知り合いだった男性との恋愛が軸となった漫画。ただ、普通の漫画のようなダイナミックな展開などはなく、静かに少しずつ進んでいく恋愛模様がなんとも言えず癖になる。表情にも現れにくい感情の変化を、絶妙に心の声としてナレーションしていくことで徐々に世界観に入り込んでいってしまう気持ちになる。特に少女漫画を読み慣れてしまった女性におすすめしたい一作。 「熱狂」とはなにかジャイアント台風 梶原一騎 辻なおき(とりあえず)名無し※ネタバレを含むクチコミです。途中まではサスペンスだが‥快楽の罠 TB Production名無しネットの広告などでよく見かけたフルカラー漫画。 私も途中まで買っていました。 最初こそシリアスなサスペンスなのですが、途中からよくある成人向け漫画風になってしまった。 でもちゃんと読めるラインはクリアしてるので、買ってみても良いかと思います。 HでリベンジリベンジH 仙道ますみ名無し学生時代に女子の中でいじめられっ子だった子が、その子の同級生の女子の夫を誘惑したりして家庭をめちゃくちゃにさせたりして破滅させていきます。これだけだと暗い話だと思われますが、絵が可愛くてかつエロくて、なかなか興奮します。いじめていた女子を誘って百合の関係になったあと、嵌めて破滅させたり…。「楽園追放」みたいな感じでアニメーション映画になって欲しいボーダーワールド-碧落のTAO- 木村聡mampuku※ネタバレを含むクチコミです。<<433434435436437>>
まず、非日常に取り込まれる。 超感覚知覚?高次元? 混乱している間に、はづきの切実さやアマゾン純子のカリスマ性にあてられる。引っ張られている。 気づいたら、非日常が日常になっている。 超感覚知覚も高次元もボタニカチョコの占いも、確かなものに思えてしまう。飲み込まれる。 次に、強者の理論に魅了される。 強者は強者で在らねばならない。失敗は許されない。嘘でもなんでも証明してしまえばこっちのもん。 信じるものは救われるという言葉があるけれど、たぶんこういうこと。 さらに、いちばん苦しいことは何か知る。 求められたいひとに求められない苦しさ。自分を信じて突き進んでいても、認められない、キスしてもらえない、ただそれだけがいちばん苦しい。 でもその苦しさが人間力を高めるのかも…? 読んで飲み込まれてみたらわかる。証明してしまえばこっちのもん。2020年5月6日までトーチwebで全話読めるのでぜひ読んで! 最新話はかなり衝撃的展開です!