青年マンガの感想・レビュー15389件<<240241242243244>>ワニグルメ漫画なんてあるんだなあワニ男爵 岡田卓也野愛表紙のワニとウサギがかわいいし1冊無料だしということで読んでみたら、グルメ漫画なのでちょっとびっくりしました。 ワニのグルメ漫画なんてあるんですね。そしてかわいくないウサギなんているんですね。 知的で紳士なワニのドンソンさんと、タダ飯大好き小物感溢れるウサギのラビットボーイのコンビがとてもいいです。 かわいくないウサギとは言ったものの、ここまで素直なところと浅はかなところは正直かわいい。 美味しいもの食べてめでたしめでたしじゃなくて、毎回しっかり野生のワニを見せつけてくれるところも好き。 めちゃくちゃ面白い!不気味な家族。住みにごり たかたけしstarstarstarstarstar干し芋家庭環境が悪すぎて、頭の中が、ぞわぞわする。 1巻読了後、知らない間に、眉間にしわが寄っていた…。 不協和音しか聞こえてこない家族に、近所に住んでいる人たちは、どういう風に対応しているんだろう。 引きこもりだと思っていたお兄ちゃんは、母親に頼まれたものをなるべく安く買えるスーパーを探して買い物に行き、残りのお金で1円でも安いポテチを買うために奔走し、更に毎日本屋にも立ち寄っている。 お父さんは、スーパーの休憩スペースでたばこを吸い、唾を吐く。 そして、嫌なことがあるとすごいジャンプ力で垂直飛びを繰り返す。 こんな親に教育何てできるはずもなく・・・。 末吉、よく帰ってきたなぁ。 これから、たくさん怖い事が起こる予感しかない。 怖いけど、気になるのが、すごい事なんだと思う。とっても整ってるサウナしか俺を救わん 電気街野愛大学デビューに失敗して授業のアシスタントしてる院生のお姉さんに懐く男子が主人公という時点で、全力で感情移入するし解像度がグッと高まる。 そこからサウナサークルに参加して、サウナにハマる流れもめちゃくちゃ読みやすい。 けどまあサウナ入門漫画って多いよな〜と思ってたらまさかの展開になるから面白い。まさかの展開だけどずっとシンプルにサウナだから面白い。 サウナブームへの皮肉か?とも思うけど、読み終わるとちゃんとサウナ行きたくなります。"非日常"感満載の世界を描いたゆる~い"日常"系作品神さまがまちガえる 仲谷鳰カワセミ㌠百合漫画の金字塔【やがて君になる】の作者である仲谷鳰先生の久しぶりの新刊発売と言う嬉しい不意打ちを受け急遽購入既読に至りましたが、良い作品に仕上がっており大変素晴らしかったです その物語の内容ですが、周期性例外事象:通称【バグ】が発生する不思議な世界観からなる"非日常"的現象を現実的かつゆる~く解決し生活してい行こうとする登場人物達の"日常"を描いた作品で一見矛盾した物同士のアンバランスな作品では?と思いましたがそれらが破綻する事無く見事に調和していましたね 特に第4話の左右反転バグ現象の内容が気に入りましたが実際にバグが起きた際の不馴れさや各方面の影響のリアルな雰囲気は勿論ですが、それを見事解決していく流れや話の運び方が非常に素晴らしく"神ちガ"の世界観に思わず引き込まれてしまいましたので皆さんも一度読まれてはいかがでしょうか? どうでもいいネタでいつまでもおしゃべりデーリィズ めごちもnyae“うどんに合う天ぷらといえば?” カマンベールチーズの天ぷら(おいしいから) ふきのとうの天ぷら(苦くてかっこいいから) 結局、素うどんがいちばん美味しいよね、という結論に人気V系バンドマンが姪っ子の保護者にレイラの保護者はバンドマン! 灰音アサナ名無し兄に変わり姪っ子・レイラの保護者として保育園の送り迎えをしている人気V系バンドマンのNAOと、お友達や先生たちとの日常を描いたコメディ。面白いのが、若い先生とかじゃなくて園長先生がNAOの大ファンだというところ。NAOと会話してる時は浮かれずに仕事を全うしてるところがかっこいいですね。あとレイラがNAOの影響でヘドバンするところも好き。 それにしても人気バンドマンに娘の世話を頼むほど忙しい?父親ってなんなんだろう。謎。最新情報ヤンキーJKの異常な愛情 高橋コウ名無し来月の4日に マガポケで続編 するみたい miyasumi=宮須弥 先生 久しぶりの商業コミカライズ単行本! #1巻応援たかが子爵嫡男に高貴な人たちがグイグイきて困る@COMIC 朝日川日和 miyasumiサミアド作者名がローマ字ですが完全に電撃4コマ「enjoy!ネットぴーぷる」の宮須弥先生です。ありがとうございます。 ライトノベルの挿絵やゲーム漫画で活躍されていましたが最近は同人活動くらいしか…と思っていたら、まさかの商業連載!単行本化!! 画力は電撃4コマ当時と比べて超レベルアップしてますがディフォルメや笑顔はいつもの宮須弥先生!(褒め言葉) 原作小説は未読です。 漫画は今の所は風変わりな異世界物。 更新が遅く物語も中々進展しないので(8話時点で入学1日目!) 今の段階で面白さを判別するのは困難…このペースでちゃんと完結出来るのか不安感MAX… ただ、その分キャラクターをじっくり丁寧に描いていて宮須弥先生の作風と合っていると感じます。主人公達の仲の良さや可愛さに癒される系漫画です(今の所は)。 この先どう展開するかわかりませんが、この漫画が超人気出れば過去作復刊!電撃4コマの他作品もドサクサで全復刊!!と密かに期待しています。愛ある作品💓月光 ウチヤマユージstarstarstarstarstar干し芋導入部分は、淡々と物語が進んでいく。 そして、周りから固められて、最後にフワーって花開く感じ。 言葉は、少ないけど、シンプルに伝わってくる。 ウチヤマユージ恐るべし!!世界中の誰もが望まなかった展開ベルセルク 三浦建太郎starstarstarstarstarさいろく三浦先生… https://twitter.com/Hakusensha/status/1395213401639460867 https://twitter.com/YoungAnimalHaku/status/1395213014182162436 冗談まじりに「完結しない」とはよく言われてたけど、こんな事になってしまうなんて。 昨日もTumblrで海外のファンが好きなシーンをまとめた投稿してるのを見て、日本が誇るこの素晴らしい漫画家は世界中から愛されていると再認識したばかりでした。 御冥福をお祈りします。本当に悲しい。 眠れない夜に読む漫画BARレモン・ハート 古谷三敏野愛BARレモン・ハートは眠れない夜にちょうどいい。いつ読んでも優しくて穏やかで心地よい。 1話から順番にではなくあえてばらばらに読んでみたりして、そういえばこんな話あったなあとかこれは覚えてないなあなんて思いながら読むのもいい。 大昔にしたお客さんとの約束をしっかり覚えていたり、グラスを割られたり店内を荒らされても平然としていたり、マスターの人間力が凄まじい。 でも、たまに悔しがったり腹立ててたりするところもまた愛おしい。 お酒飲みながら読むのもいいけど、お酒代わりに読むのが好き。心穏やかになります。尊いとはこのことか。女騎士とケモミミの子 たーぼえんじん名無し出会えてよかった漫画…一生読み続けたい。良すぎる。 https://kuragebunch.com/episode/3270296674385850812「劇光仮面」読んでみた劇光仮面 山口貴由starstarstarstarstarかしこ異質な漫画ですよね…。読んでて殺気立ったものを感じます。「シグルイ」は血飛沫だったり手足が吹っ飛んだり「動」の殺気でしたが、「劇光仮面」は圧倒的に「静」ですね。それがどこから来るのか…怪人達の怨念なのか、実相寺の空っぽさから来るのか…。それともこれから動き始めていくのか?先の読めなさも含めて気になる作品です。 劇光服の想いや祈りを損なわずに正義の味方になれるのは実相寺のように空っぽの器を持っている人だけなのだろう。けれども実際に戦える仕様になった劇光服を着た特美研はある事件によって廃部になってしまっている。もし実相寺が劇光仮面に変身する事態が起きたとしても切通がいない今、彼を止められる人はいるのだろうか?あと実相寺のお母さんもすごく訳ありっぽいな…。 これまで特撮にあまり縁がない人生だったのですが読んでて困ることは特になかったです。大学時代に特撮サークルの人に「じそうじあきおの映画を観たよ」と言ったら「じっそうじだよ!!」とブチギレられたことを思い出しました。 合気道さえあればなんでもできる! #1巻応援余命2ヶ月の異世界健康法 ムナカタANAGUMA余命宣告を受けた合気道の達人のおじいちゃんが異世界に転生して無双する話…と単純に書いちゃうと「よくあるやつじゃん」となってしまうのでとにかく試し読みしてほしいです。主人公がおじいちゃんというところは捻りつつも、ストーリーラインや演出はド真ん中なのが気持ちいいんですよね…。 武道の達人であるカイチさん、物理的にも精神的にも本当にしっかりしているので安定感がすごくて、地に足ついた異世界の世界観をよりドッシリと感じさせてくれます。やはり体幹、体幹は全てを解決する。 カイチさんはファンタジー系の知識に疎いんですが、相棒の看護師トキちゃんはその手の専門家で、ふたりのやり取りもコミカルで楽しいです。とにかく色んな敵をびしばしスカッと倒して異世界ロードを邁進してほしい。 変化球と見せかけて王道な異世界ファンタジー、これ系に飽きている人こそ読んでみてほしい!青年編(ヴィンランド編)が本編だってわかってるけど少年編が面白いんだよなあヴィンランド・サガ 幸村誠goroアシュラッドがカッコイイんだよなあ。最高の悪役だと思う。とにかく“腹”が良い漫画 #1巻応援厄いよ!アラクシュミ ツナミノユウnyae自分は不幸だと思いながら生きる現代人が異常に増えてしまったせいで、エネルギーを摂りすぎてそこそこふくよかなボディになってしまった厄病神のアラクシュミは、このままでは死ぬぞと宣告されてから本来の仕事とは真逆の“善行”によってダイエット!という話。 アラクシュミが痩せられるかどうかというより、エネルギーの出入りによって腹のぽよぽよ具合に変化が起きる、それを楽しむ漫画かなと思って読んでます。なかなかこのくらい良い腹を持つ主人公居ないですよね。いい意味で自分の見た目を気にしてない所も良いなと思いました。美醜は関係なくとにかく「死なないため」に痩せるという。かといって死に物狂いで頑張ったりもしない。笑 妹分?のラクシュミちゃんの重すぎる愛も見どころです。同担拒否ってワードが普通に出てくるの面白すぎる。新キャラも出てくるのでこれからどんどん賑やかになる予感。 少年は彼方の地で居場所を見つける。 #1巻応援おおきくて窮屈なこの世界で。 あすかいくに兎来栄寿「君はたまたまここになじめなかった それだけのことさ なら別の場所に行けばいい ″生まれた場所″(ここ)は世界の全てじゃない 居場所を作るんだ」 いつの時代にも、世界のどこの場所でも、自分の居場所がなくて苦しんでいる人はいます。そんな時に、こんな言葉を掛けてくれる人がいたら。 時は大正9年。大阪の船場で自分の居場所の無さに喘いでいた少年が、とあるきっかけでイタリアへと渡りエチオピア人の少年、ナポリの少年とバチカンで生活を共にして新たな居場所を得ていく物語です。 全く新しい環境で文化も規律も何もわからない所で始まる新生活を、違う時代に生きる私たちは主人公と同じ目線で興味深く眺めることができます。そこにはもちろん苦労もあり、アジア人であったり肌が黒いということであったりで謂れのない迫害を受ける時代の雰囲気も存在していますが、天真爛漫な主人公の性格が周りの人々にも影響を与えながら良い方向へと進んで行く感触が気持ち良いです。 煌びやかなベネツィアや荘厳さに震えるほどだったバチカンに行った時のことを思い出しながら、またイタリアに行ってジェラートを頬張りたいなと思わせられました。 世の中には幸せで愛しい窮屈さもある。そんな窮屈さを感じられる瞬間、それを生んでくれる周りの人々を大事にしたいものです。骨太な時代劇、されどスタイリッシュで現代的 #1巻応援くらまし屋稼業 ユウダイ 今村翔吾兎来栄寿魅力溢れる主人公が、バッサバッサと悪党を斬り倒していく。正に時代劇の真骨頂と爽快感がここにあります。 本作の主人公・堤平九郎が営むのは表向きは飴屋、しかし真の姿は「くらまし屋」。高額な報酬と引き換えに人間を「くらます」ことを生業としています。手練れが跋扈する江戸の街でそんな芸当を可能にするのは驚くべき彼の設定。現代的に言えば「チート」とも表現できるその部分はぜひ読んで確かめてみてください。男の子はこういうの大好きなんですよ。 また、本作は『Driving Doctor 黒咲』でも秀逸だった、ユウダイさんの画力の高さが非常に光ります。男は格好良く、女の子はかわいい。そして、江戸の街の風景や小道具までが非常に写実的に描かれていて目だけでも楽しめます。 ヒロインの七瀬はかわいいだけではなく頭も切れて参謀役となっているところも非常に魅力的です。派手な殺陣もありつつ、頭脳的にピンチを切り開いていくシーンもあり、抑揚のついたエンターテインメントとして楽しめます。 非常に上質な時代物で、このまま実写化されてもまったくおかしくないなと思える作品です。機械学習で曲を作る世界の作曲家の話インスタントミュージック 伊藤拓登たか『鍵がない』がめっちゃ良かったので前作のこちらを読んでみました。「淡々とストーリーは進んでいくけれど、その裏には感情の強さが秘められている」という読み味は一緒で、やっぱこれが伊藤拓登先生の作風なのか!と興奮しました。 Twitterによると青年誌での連載を目指しているとのことで、このバズりを受けて早く実現してほしいです。 ああ、そうかああ、そっか 奥灘幾多きらり短編の面白さが詰まっていて、センスの良さを感じた。 いろんな「ああ、そうか」が笑えて、とても腑に落ちる 読後の良さがある。 次回作も楽しみ! 消えていく家具、新調物語 東与四郎名無し最近話題をさらったデイズの「鍵がない」という読み切りを読み、これと少し似た作品があったような.....と、モアイを探してたら再発見した読み切りです。 あらすじはかなりシンプルで、サラリーマンとして働く主人公のアパートの家具が、マスターキートン、電子化…!!!MASTERキートン 完全版 デジタルVer. 長崎尚志 勝鹿北星 浦沢直樹さいろくこれが一番待っていたと言っても過言ではない!浦沢直樹先生ありがとう! 読みたいなと思って早20年以上、手をつけるキッカケがずーっとなかったのを今完全版 デジタルver.で読み始めています。感激でしかない。 一部二色刷りやカラーが入っていてたまらん仕様。 まだ2巻だけど1冊のページ数が多くボリュームも満足度も満点です。 早速「ファイア&アイス」とかたまらなく良かったし、キートンのどこか抜けたようでしっかり強いところもたまらない、期待していた通りに「面白い」浦沢直樹を読めて久しぶりの幸せをゆっくり噛み締めたいと思います・・・ そうか、人間社会は難しいんだな…綿谷さんの友だち 大島千春さいろく空気を読む・察する・同調・遠慮・配慮・強制力、などなど人の群れの中では色々と気を使うことが当たり前のようにあるけど、思ったことや感じたことをすべてド直球にしか捉えられなかったらいかに大変か・・・ 綿谷さんはとても大変。素直が過ぎるとただのヤバい子なのである。 そのため周りも大変なのだが、そこがまた本作の見どころだと思う。 綿谷さんはある意味恵まれている。 ある意味、だけど。スキマ時間で釣りを楽しむオジサンちょい釣りダンディ 阿鬼乱太starstarstarstarstarウマタロ 釣り好き独身オジサンが会社帰りや仕事の合間にちょい釣りする漫画。(モチロン仕事はちゃんとこなした上で) サボって釣りしてるような人が”ダンディ"なのかはさておき、スーツ姿のままのんびりと釣りを楽しむ姿は、なんとも自由で解放感があり羨ましい。 都会の川釣りであっても、意外と情緒はあるものだし、人生ってそんなに堅苦しく肩肘はらずとも生きて良いんだよな…と思わせてくれる癒し系オジサン漫画である。 <<240241242243244>>
表紙のワニとウサギがかわいいし1冊無料だしということで読んでみたら、グルメ漫画なのでちょっとびっくりしました。 ワニのグルメ漫画なんてあるんですね。そしてかわいくないウサギなんているんですね。 知的で紳士なワニのドンソンさんと、タダ飯大好き小物感溢れるウサギのラビットボーイのコンビがとてもいいです。 かわいくないウサギとは言ったものの、ここまで素直なところと浅はかなところは正直かわいい。 美味しいもの食べてめでたしめでたしじゃなくて、毎回しっかり野生のワニを見せつけてくれるところも好き。 めちゃくちゃ面白い!