青年マンガの感想・レビュー15387件<<225226227228229>>台湾の風を感じる緑の歌 - 収集群風 - 高妍starstarstarstarstar吉川きっちょむ(芸人)作者の高妍(ガオイェン)先生を初めて知ったのですが、叙情的で好きになりました。 台湾在住の女性作家さんとのことで、日本ぽい風景とは微妙に似たようで違う風景や湿度、制服、制度などが描かれ、その中での高校を卒業する少女のささやかな心情が浮き彫りになっていてずっと見ていたくなりました。 はっぴいえんど - 「風をあつめて」 8㎜ sky - 「finders keepers」 https://www.youtube.com/watch?v=hUV1gVRe5lg など、作中に出てきた曲を聴きながら読むとまたいい感じでした。 本棚が出てくるのですが、太宰治や京極夏彦、伊坂幸太郎など日本の作家の本と台湾らしき本が混ざってて新鮮な気分でした。 台湾の方って日本のことよく知ってるんですね。 読んだら台湾に行きたくなりました。 タイトルの『緑の歌』の下に小さく「The song about green」とありました。 主人公の少女の名前が緑(リュ)なので彼女のお話ですね。 どうなっていくのか楽しみです。 物語の世界の登場人物を召喚! #1巻応援 #推しを3行で推す落ちこぼれ召喚士と透明なぼく 藤近小梅 漆原雪人名無し物語の世界から現実世界に来てしまった「悪役」を倒すために登場人物を召喚できるマシロちゃんと、彼女の力を借りて行方不明になってしまった妹を探そうとする歩くんが主人公です。藤近先生が描く男の子と女の子はやっぱりいいですね。巻末のおまけマンガもすごくかわいいのでオススメ。女子野球のリアルと夢 #1巻応援オール・ザ・マーブルズ! 伊図透あうしぃ@カワイイマンガ豪速球を投げるヒョロ長い女子投手が、身体を流線形にしならせる。 野球のために、人の形を捨てて気流のように最適化されてゆく身体。現代アートのような斬新でスタイリッリュな、そして野球人の夢のような投球フォームに魅了される。 そんな彼女を見つめる主人公は、やはり女子で、ぽっちゃり目のスラッガー。冷笑系の彼女は複雑な思いで「女子が野球をやること」に揺れている。 二人は女子野球部のある高校で出会い、迷いの中で切磋琢磨し、ライバルで仲間という関係を築く。野球に恋焦がれ、高みを目指す二人の熱量に引き摺り込まれる。 女子高校野球の全国大会は、実際の会場がそのまま描かれる。女子が野球をやる事の「やりにくい空気」は複雑だが現実的……とてもリアルな描写の一方で、女子たちの野球への想いは夢のように美しいが、それ故に切なくもある。 女子野球のひりつくリアルと、焦がれる夢。そんなものでできているこの作品は、とても強い。部屋から出ないサスペンス漫画NEETING LIFE ニーティング・ライフ 筒井哲也名無し※ネタバレを含むクチコミです。 過去に戻ってしまう病気。めぐる未来 辻やもりPom 続きが気になって仕方がない。 予想以上に、面白かったなぁ。 ごく普通の夫婦。 でも感情が爆発することで過去に戻ってしまう病気を持つ未来(夫)がめぐる(妻)を殺した犯人を過去に遡ることで突き止めていく話です。 2巻で犯人の顔分かるけど、まだまだ怪しい人まだいるしなぁとか、新しい人出てきそうとか、考察するのが楽しい。 妻が殺された日を通り越したことで、これから話が進んでいきそうなので先を楽しみにしたいと思う。大喜利だ出会い なか憲人野愛大喜利が好きなので大喜利強そうな漫画は大体好きなんですが大喜利してる漫画ははじめて見た。うれしい。 緩急のつけ方好きよ、おもしれー女。「蠱毒の家」感想蠱毒の家【コミックス版】 iwoニーナなかなかエグい話だが、ぶっちゃけ嫌いじゃない(笑)。1巻の時点では主人公がヤバい事に巻き込まれていく様子を主に描いていたが、2巻に入って周囲の人間もどんどん関わり始めて、俄然面白くなってきた!この先一体どうなってしまうのだろうか? スイーツ男子の域を超えているスイーツ本部長 一ノ瀬櫂 佐々木善章野愛1巻無料だったので試しに読んでみたら面白い! 四六時中スイーツのことを考え続けて、より美味しいものを生み出すために日夜努力するなんてスイーツ男子の域を超えている。 スイーツについて思考を巡らしているうちに行った言動が、部下や取引先の心を動かし会社に利益を生むのがまたよくできてて面白い。 美しい出来映えを眺めたり、人に振る舞ったり、知識をひけらかしたりせず、ただ自分が食べるためだけにスイーツを作るところが好き。面白い。 良き半分姉弟 藤見よいこ名無し今まであまり見かけなかった、ハーフと呼ばれる人視点のお話。迫害というか、差別というのか、まあそういったことはたまにあるんだろうなぁとしか思ってなかった。 私は観光地近くの接客業でアルバイトをしていて、海外の人っぽい風貌のお客様は頻繁に来る。海外からの観光客は日本語が通じないことが結構あるので、そういう時はゆっくり話してみたり身振り手振りを使ってみたりして必死に伝えている(情けない事に英会話が出来ないので…)。でもごく稀に、日本人にしかできない独特の言い回しをナチュラルにする人が居るので本当に驚いてしまう。日本住まいが長いのかな、いっぱい勉強したのかな、外人さんなのにすごいなーなんて考えてしまう。 いま思い返せば、とても失礼なことだったかもしれない、その人たちは海外の人の血筋に生まれただけの、日本で生まれて日本で育った普通の日本人だったかも…今更ながら少し反省。 彼らに限らずの話ではありますが、あらゆる立場の人の事情を理解し、その人の視点に立って、よく考えながら思考や発言をしていきたいですね。そのためには、本作のような漫画は必要だと思います。長々とすみませんでした。やっぱり評判通り怖かったSink いがらしみきおかしこバスケ部のエースで勉強もよくできる自慢の息子。しかしガールフレンドのストーカーから刺されたことがきっかけで何かがおかしくなっていく…サスペンスホラーです。いわゆる「狐憑き」って今で言うと精神的な病気だったんじゃないかってよく聞きますが『Sink』は逆で、世の中で起きる事件や事故は全て「彼ら」が原因だという話です。読み終わった直後はあんまり怖くなかったな〜と思ったんですが、なんて感想書こうかなと考えていて「彼ら」には血筋が関係するという点に気づいた途端にジワジワと怖くなってきました。血筋って逃れられないじゃんね…。ばーちゃんの東北訛りがホラー感を増し増しにさせてました。 スイーツ本部長の題名通りスイーツ本部長 一ノ瀬櫂 佐々木善章starstarstarstarstarマンガトリツカレ男社内でも優秀と評判の本部長の一ノ瀬櫂がスイーツを作って自分で食ったり物事を解決するマンガ。あんまり「スイーツ男子」みたいな漫画は好きじゃないだけどこれは好き。なんで好きかを色々考えたが絵の感じとノリが、中島徹の漫画に近いからのような気がする。スイーツを食った時に口が三角になったりする感じあたりとか。 最終巻を読むと未収録がそれなりあるようなので完全版を発売を待っています。麻雀漫画の最高作麻雀飛龍伝説 天牌 来賀友志 嶺岸信明カズ主人公が麻雀を通して、様々な人と出会い、強くなっていく物語。新しいキャラクターや昔の人も関わっていくなかで人情味のあふれる話もあり、面白いです。これはもうサイコパスなんよスイーツ本部長 一ノ瀬櫂 佐々木善章名無しスイーツ本部長めちゃくちゃ面白いですね、ドラマとかで見たい。 スイーツ好きの本部長、ほぼスイーツのことしか考えてないのになまじっか仕事ができる為全て仕事について話してると勘違いされてるのが面白いw スイーツバカにも程があります 次は何のスイーツ作るのか、本部長に対する周りの反応は…気になって読んじゃいます 「ホテル・メッツァペウラへようこそ」感想ホテル・メッツァペウラへようこそ 福田星良ニーナフィンランドの小さなホテルが舞台の心温まるお話。そこで働き出した刺青だらけの青年ジュンは、どうやら刺青だけじゃなく色んな重たいものを背負っているようだ。人々の優しさに触れて変わっていく彼を今後も見守っていきたい。「僕の心のヤバイやつ」感想僕の心のヤバイやつ 桜井のりおニーナ今さら私ごときが感想を語るなどおこがましいほどに最っ高のラブコメだ。市川も山田も同じぐらい愛しいと思えるキャラ。基本ニヤニヤしながら読んでいるが、時々不意打ちで泣きそうになるのは何故だろう。スポーツドクター漫画にハズレなしべらん名医 ~スポーツドクター東奔西走記~ (石井さだよし短編集) 石井さだよし 二枚矢コウstarstarstarstarstarひさぴよ表紙とタイトルで、飲んだくれの医者のように勘違いしていたが全然そんなことはなく、ちょっとガサツだけど患者の気持ちに寄り添う心温まるスポーツドクターの物語だ。作画は『解体屋ゲン』でおなじみ石井さだよし先生で、大昔の初期作品を収録した短編集となる。初出は書かれてなかったけど、まんがSeekで調べたらビッグコミックオリジナルで1974、1989、1990年と不定期に載っていた作品とのこと。 https://mangaseek.net/work/18278.html 人情ドラマであると同時に、スポーツと医学の関係についてもしっかりと描かれていて、最後の方にはブラインドサッカーらしき選手が登場するなど、現代から見るとかなり時代を先取っていた作品だったのではないか。作画についても1コマ1コマがきっちりと描かれていて、この時代のアナログで描かれた漫画の手仕事って本当に素晴らしいなあと思う。同時収録の「ウドの達人」はやや時代を感じてしまう内容で、好みは別れるところかも。 スポーツドクター漫画で言うと、『ドクターメシア』『ドクターゼロス』『ママはスポーツドクター』など読んできたが、作品数は多くないけど、いずれもハズレなしの面白い作品の多いジャンルだと思った。 ドラキュラ少年とミイラ少年のさわやかな友情海岸のドラキュラ 酢豚ゆうきnyae普通っていう言葉を使うとあんまり良くないんだけど、普通なところが良い(結局使う)。例えば悲しい別れ方をするとか、二人の仲を引き裂こうとするキャラがいるとか、そういうドラマ性を無理やり入れずに爽やかなまま終わらせるところにとても好感を得ました。面白い名前の漫画家さんだなと思って調べたらこちらもモンスターたちを主人公にした単行本が9月に出るみたいで、絶対に買おうと思いました。メドゥーサの頭のヘビの話メドゥーサと蛇と透明人間少女 酢豚ゆうきぺそメデューサ独特の生態が描かれているお話で切なかったです。肌身離さず自分の一番身近にいる存在を何度も何度も見送るのは辛いだろうな…。これはピュアピュア狼ボーイ…! #読切応援透明人間少女と狼男少年 酢豚ゆうきぺそ『狼男のしっぽ』がすごく良かったので酢豚ゆうき先生の過去の読切を読んでいます。『狼男のしっぽ』の2人の出会い編がこの『透明人間少女と狼男少年』なのですが、ピュアピュアだ〜〜!(狼男くんが)。カンタみたいな傘の譲り方かわいい。 『狼男のしっぽ』ではそこまで感じませんでしたが、透明人間ちゃんがどっしり落ち着いてて大人っぽいところがいいですね…!! 素敵すぎるファンタジー✨狼男のしっぽ 酢豚ゆうきぺそwebアクションで表紙を見かけすぐ読んでしまいました。か、かわいい…! 制服や家庭の雰囲気が日本的でありながらヨーロッパ風の町並みをしている不思議な街が舞台。主人公と狼男くん。付き合ってるのか微妙な距離の2人が過ごす「狼男になれない日」のお話なのですが、ファンタジーみと恋愛の甘酸っぱいくすぐったくなるような空気がとても素敵でした✨ すごすぎる!もっと読みたい!と思ったら、作品の最後に単行本の告知があって嬉しかったです。買います! マンバを見てみたら他にもたくさん読切を書かれてるみたいなので読んてみようと思います♫探偵とグルメは相性が良いのか?グルメ探偵りょうじ 加藤唯史starstarstarstarstar_borderマンガトリツカレ男楠本哲の「乱歩の美食」は店に食べに行く探偵だがこっちの探偵は仕事の流れで色々な店に出向いては文句を言って喧嘩をした後に料理指導をする。ちなみに探偵は一流料理人の息子で料理の天才だが料亭などでの修行はしていないと言う設定。 おもしろいのでもっと続いても欲しかった。 「よみがえる子猫たち」感想よみがえる子猫たち 山うたニーナどうしよう…今からすでに切ないんだが。この先に待ち受けているであろう展開に怯えながらも、読み始めたら絶対止まらない。わかっていたはずだろう…私よ(笑)。 森薫氏激賞!!←納得 #読切応援星をあつめる少年 ナツnyaeすごいので読んでほしい〜!ずっとワクワクと恐怖が隣り合わせていて現実とファンタジーの狭間にいる感覚というのか、わかんないけどとにかくずっと読んでいたい!と思った。 http://www.moae.jp/comic/hoshiatsuBOX(ボクシング 暗い箱)の感想 #推しを3行で推すBOX(ボクシング 暗い箱) 池上遼一 狩撫麻礼starstarstarstar_borderstar_borderマンガトリツカレ男・読んだ直後に思ったこと ※一番大事!※ たしか小学生くらいの時にビッグコミックで読んだな。今思うとこれが俺の「狩撫麻礼」との出会いだったな。当時は武論尊と同じで何て読むかわかっていなかった ・特に好きなところは? 最後の首藤と吉岡の試合から終わりへの流れ・・・ ・作品の応援や未読の方へオススメする一言! 狩撫麻礼ファンなら読んでいてもいいんじゃないでしょうか?はじめて狩撫麻礼原作を読むなら違う方がいいと思います。ちょっと展開が早いので二倍くらいの長さがあったら全く違う感想になりそうな気もする。 そういやボクシングで暗い箱のタイトルってハード&ルーズにあったな <<225226227228229>>
作者の高妍(ガオイェン)先生を初めて知ったのですが、叙情的で好きになりました。 台湾在住の女性作家さんとのことで、日本ぽい風景とは微妙に似たようで違う風景や湿度、制服、制度などが描かれ、その中での高校を卒業する少女のささやかな心情が浮き彫りになっていてずっと見ていたくなりました。 はっぴいえんど - 「風をあつめて」 8㎜ sky - 「finders keepers」 https://www.youtube.com/watch?v=hUV1gVRe5lg など、作中に出てきた曲を聴きながら読むとまたいい感じでした。 本棚が出てくるのですが、太宰治や京極夏彦、伊坂幸太郎など日本の作家の本と台湾らしき本が混ざってて新鮮な気分でした。 台湾の方って日本のことよく知ってるんですね。 読んだら台湾に行きたくなりました。 タイトルの『緑の歌』の下に小さく「The song about green」とありました。 主人公の少女の名前が緑(リュ)なので彼女のお話ですね。 どうなっていくのか楽しみです。