青年マンガの感想・レビュー15382件<<150151152153154>>犬による、犬だらけの、犬犬4コマ漫画仔ブルのワルツ 安堂友子starstarstarstarstar_borderゆゆゆ犬がたくさん出てくるほのぼの4コマ漫画です。 純粋でときにひどい、子供のようなというか子犬の仔ブルドッグと、散歩先で出会う犬たちとの会話を主としています。 主人公犬は、飼い主の青年思いなブルドッグ。 飼い主はインドアで人見知り。辛口コメンテーターの若者批判も、陽キャの同世代も苦手。 そのため、散歩をしても一苦労(飼い主が)。 ご主人が職質されたときは必死でフォローしたり、とても良い飼い犬です。 読み直してみても、相変わらず、仔ブルがかわいいけどひどくて、おもしろい。 ただ、最近読んだ「カワイスギクライシス」を途中で思い出してしまい 「この犬たちのかわいさ。これは犬派による工作では‥」 と馬鹿げたことを思ってしまいました。 いろいろ書きましたが、4コマ漫画のおもしろさを伝えるのは難しいなあと思った次第です。戦火の下、命の真価に向き合う物語 #1巻応援エレナの炬火 小板玲音兎来栄寿″こんな深い暗闇のなかでなら、 こんなにも美しく 輝き燃える命が見えなくなるというのか。 消えることなく、人の生を照らす導きの光。 『青騎士』第8B号で『エレナの炬火』が連載を開始したときの扉絵のアオリ文です。雑誌掲載時しか読めないアオリ文ですが作品によっては非常に印象的で心に残り、単行本では見られないのが勿体ないとすら感じさせてくれるものもあります。この『エレナの炬火』のアオリ文、特に1話と4話のものは、絵・物語内容とあいまって強く心に響いて残るものでした。 かわいらしい表紙絵だけ見れば「ケモミミメイドの日常コメディかな?」とすら思ってしまうかもしれませんが、 ″慈しみを持って生きなさい。 祈りとともに歩みなさい。″ という帯コメントが示唆する通り内容は重厚で骨太です。れおはりうさん改め小板玲音さんが新たに紡ぎ出す世界は、極めて難しいテーマへと挑んでいます。 まず、1話を読んでもらえればこの作品に宿る大いなる価値は十分に感じてもらえることでしょう。しかしながら、1冊を読み通すことで1話で感じたものに類するものだけに留まらない本作の多様な側面を堪能できるはずです。 戦争だけでもなく、平和だけでもなく。この1冊の中に宿る多様性は、ある種まさに現実世界に存在する多様性と相似しています。昨日と同じような今日が続いていく保証なんてどこにもなく、力学が傾くきっかけはどこにでも転がっている。今日もウクライナやその他紛争地域で命が潰えているその一方で、平和を謳歌し文化的な活動に勤しむ人や、無為な行為に溺れる人もいる。そんな世界の複雑さが立体化され、描かれていきます。 ときに優しく、ときに毅然と自らの使命に邁進するエレナの姿は、後々民衆を導く大きな炬火となっていくであろう気高さを感じさせます。高潔なる戦いの中で、彼女はどのような成長を見せてくれるのか。どのような選択を採っていくのか。そこにある「祈り」を強く感じ、心を揺さぶられながら目が離せません。 今年単行本が発売される作品の中でも個人的TOP10に入ってくるかもしれないくらい大好きな作品です。 最後に、4話の魂がこもった秀逸なアオリ文を引用して紹介を締めます。 ″家族や街を、身近なものを守るために、鉛の弾丸をこめる。 輝く勲章もなければ、武勲の栄光もなく、銃口を向ける。 故郷に残した生活と来るべき平和を想い、引き金をひく。 殺した敵兵と、その愛する人のために祈りをささげる。″テレビを作る人たちが体験した出来事を漫画化映像ディレクター越智は見た 柏葉比呂樹 越智龍太starstarstarstar_borderstar_borderゆゆゆ映像ディレクターさん一行が海外で体験した不思議 or 恐怖体験と、その地域にまつわる哀しい歴史やミステリースポットのお話です。 その地域にまつわるお話については、漫画で描写しきれなかった分が裏話風に各話の最後に、テキストでまとめられています。 漫画に登場するキャラクターは、ほんこわ(本当にあった怖い話)漫画あるある、実在人物が美化されているのだろうイラストです。オタク風の太ったおっちゃん設定の人を含めて、みんな美形です。 怖くてグロいシーンもありうる「怖い話」なので、そこくらいは美しくなければ、読み続けるとしんどくなるのかもしれません。 ちょっと苦手だったので私の評価は低めですが、Kindleでは高評価ですので一般的にはおもしろい怖い話体験漫画なのだと思います。転生モノをとことん下品にした感じ股間無双~嫌われ勇者は魔族に愛される~ ジブロー 脇道それる六文銭転生モノで無双するのはよくあるのですが、 股間で無双とな? とタイトルから下ネタであることはある程度予想していたのですが、その予想の何十倍もすごかったというのが率直な感想。 それが、天下の講談社の、しかもヤンマガでこれをやるのだから恐ろしい。 自慰行為をしすぎて死亡(バカ)した主人公は異世界に勇者として転生する。 転生前によく出てくるチュートリアル的な女神・オナ神に、主人公が転生前に童貞の平均オ○ニー回数で世界1位だった(バカ)ことで、射精特典(有り体に言うと治癒的な能力)を付与され、その効能が魔族にも人類にも影響与えるという設定。 特に、魔族には魔力を上げるようで、魔族(といってもきぐるみを来たような女性)に、色んな意味で好かれてしまう。 基本的には下ネタとギャグ中心で、謎の画力の高さとあわせて、グイグイ読ませてくれます。 ヤリマーン帝国首都テマーンとか、しょうもないところも個人的には好き。 時折、HUNTER×HUNTERの名シーンのパクリ、もといオマージュのようなものが出てくるのも一興です。 一般誌でよく出せたなってレベルな作品なので、それ系が苦手な人は避けたほうがいいかもです。 「100%除霊する男」感想100%除霊する男 おのでらさんニーナいままで漫画で何人も除霊師を見てきたけど、ある意味カレが最強なのでは?…にしても端から除霊シーン見たら、ただのヤバい奴にしか見えんわ(笑)かまぼこが食べたくなるバレー漫画VS.アゲイン 中馬孝博starstarstarstarstarハーシー実業団チームが題材というのはわりと珍しいのでは。 「さばきのエース」の異名を持つ凄腕営業マンが主人公なので、バレーよりもビジネスシーンの方が面白いかも。 小田原の有名かまぼこ店に取材したようで、商品開発など興味深いエピソードも登場する。(ビジネス漫画ほど掘り下げないけど) バリバリのスポーツ漫画というより、仕事とスポーツの両立の難しさを知る漫画という感じ。 バレー好きだけでなく、かまぼこが好きな方にも。実写ドラマ化決定&コミカライズスタートRoOT/ルート オブ オッドタクシー 此元和津也 肋家竹一 P.I.C.S. 此元和津也/P.I.C.S.名無し※ネタバレを含むクチコミです。 恐るべし新撰組監察方粛清新選組 和夏弘雨 荒木俊明名無し1話目から面白かった。ゴラクで「戦国えっち」などを連載していた荒木俊明先生が原作に回っているようだ。明るいエロと歴史を掛け合わせる作風だったはずだが、今作では、硬派で非情な新撰組が描かれている。あの手この手で新規入隊者をふるいにかける「新撰組観察方」の仕事は恐ろしくも魅力的で、早くも続きが気になる。才能が凄すぎる四季賞作家の連載デビュー作!冥冥冥色聖域 セキアユムmampukuメイドリフレというとあまり馴染みのない場所であるだけでなく漫画の題材としても「そんなのまともな面白い話になるの!?」と意外すぎたというのが本音でしたが、蓋を開けてみれば、いままで食べたことのない新鮮な食感のあとに優しくて深い味わいが心を熱くさせてくれます。「四季賞」ブランドに偽りなし。アフタヌーン最強。 未熟で一生懸命で表情豊かでよく喋る、新人メイドの「ペロ」を眺める客の視点から始まり、ペロからみた客、ペロのモノローグなどを巧みに切り替えながら、限られた制限時間のなかで少しずつ心を通わせていきます。絵やセリフの表現豊かさ故か、さまざまな行間やバックグラウンドへの想像が掻き立てられます。とくに、これほどひたむきでピュアな少女が一体どのような経緯で薄暗い雑居ビルでミニスカメイド衣装に見を包み働くことになったのか。個性的な同量たちの素顔は。興味がつきません。天狗の末裔らしいけど。天狗の台所 田中相Pom そもそも、天狗とは何だっけ。あの鼻の高い?くらいしか自分には思い浮かばなかったのですが。。 ハテナが、まぁ沢山出てきたんだけど、その疑問以上に出てくるご飯がとても美味しそうだし、ゆるっとしてる雰囲気も良き。 自分もこんな風に手間と時間と心を込めて料理をしたいものです。 天狗の末裔らしいってサラッと受け止めて料理上手の基と天狗の血引いてる!面白い!的な楽観的な弟、オンくん。 真逆の二人が、1年間の同居生活で何を得るのか、不思議な世界ながらも楽しみたい漫画です。 異世界チーノはどう変わっていく盧か異世界の主役は我々だ! 加茂ユウジ グルッペン・フューラー せらみかる せらみかる+ユーザーのみなさんOsamaBinLadenそもそも異世界のチーノはもっと怒るべきだったのではないか。周囲は自分が負うべき責任をチーノに押し付けているだけにすぎない。それゆえチーノは自殺まで考える羽目になった。最初から責任を放棄した鬱の方がまだ大人である。「何者でもない」人たちのものがたりあさひなぐ こざき亜衣starstarstarstarstar酒チャビンとあとがきで先生がおっしゃってるとおりのマンガです。 まず主人公がいなか臭いです。絶妙ないなか臭さで、いなか臭すぎるとマンガ臭くなってしまうのですが、本当にいそうで絶妙です。 ですがそれも素晴らしいです。 よく『ちはやふる』が少女マンガの皮をかむった少年マンガと言われていて、私すごく好きなのですが、それに近いスポ根的な部分もかなりあり、すごくこちらの作品も面白いです。つうか、よく高評価されてるのは見かけてはいましたが、こぎゃん面白いマンガとは思ってもみませんでした。ただ、若干こちらの方が少年度が低いというか、女子っぽい部分が多めでしょうか。そこも良かったと思います。 つうか最初の数巻は、わざとなのか描写不足なのか、別にそこまで皆頑張ってる感じがせず、したがって主人公のチームが負けようが特に何の感傷もなかったのですが(どちらかというと敵役の一堂選手の方が言い分もわかるし思い入れがありました。一堂という苗字も、世界的名作である奇面組へのリスペクトが感じられて好感が持てます)、途中からかなりよくなってくるので、5〜6巻くらいまでは諦めないで続けてほしいです! あと、こういう「冴えない主人公が強い人に憧れて頑張って強くなる」っていうのは定番ですが、本作品がレアなのは、憧れだった強い人から何かを受け継いで強くなった主人公が、憧れられる側だった人間に何かを返すところまで描かれている点です。 主に最終巻の話になってしまうのですが、大体前述の定番ものですと、最終巻は緊迫したストーリー運びながらも、どこか「どうせ優勝やろ」みたいなところもあるのですが、本作は最後の最後一捻りが聞いていてすごく心に残る作品となりました。 個人的には紺野選手とやす子が好きですね。すごくいいと思います。というか、このマンガの特徴として、マンガ自体とかストーリーとかが好きっていうよりも、若干脇役っぽい方も含めた登場人物のことがすごく好きになるっていう点があります。あまりそういった経験がなかったので、それも高評価をつけた理由です。 推しってこういうところからスタートするのですかね?? いずれにしても、自分ががんばっている人にはまず間違いなくオススメできる世界レベルの名作ですので、ぜひ読んでみてください!!全34巻と、完全に読者の心を入り口から折りにかかってきますが、がんばれる人なら大丈夫です!!!がんばってない人、頑張れる自信がない人はハンチョウを読みましょう!ゾンビのおとうさん腐っても父親 森藤渉starstarstarstarstar_borderゆゆゆ※ネタバレを含むクチコミです。 ただかわいくて最高なだけソフト百合♡クッキング 餅寄なな子野愛かわいい女の子がわちゃわちゃしながらお料理するだけ。 結構適当だけど自己肯定感高めで最高。かわいい。最高。かわいい。 心理描写が緻密で繊細な百合もいいしどエロい濃密な百合もいいけど、こういう仲良しなだけのなんでもない百合もいい!! 平和でかわいいだけの漫画に癒されたい日もあるよね。かわいいこそ正義。シンプルに合わないかも劇光仮面 山口貴由名無しまず読んでるだけで目が痛くなる。 絵柄が合わないのかもしれない… まだ3話しか読んでいないがセリフも何も入ってこない… 時間を置いて読みます…「キメラ」を狩る女狩人の超獣ハンティングアクション!極東キメラティカ 板橋大祐starstarstarstarstarたか※ネタバレを含むクチコミです。 お隣さんから始まるラブコメご飯つくりすぎ子と完食系男子 揚立しのstarstarstarstarstarこめつぶ料理を作りすぎてしまう荻野が隣にすんでいる大学生にお裾分けをしたことから始まる話。 完全に胃袋掴まれてますね!めっちゃ食べる男子もいい 美味しいものを誰かと食べる。と言うのは幸せの原点なのかもなっと思わせてくれた。”食べる事”を通して色々学ぶこともある。 そして夜読むと、お腹が空いてくるとても罪な作品です。いろんな意味で怖い!出禁のモグラ 江口夏実starstarstarstarstarこめつぶ鬼灯の冷徹が大好きだったので、新作楽しみにしていました! もーまず表紙が最高です。 いろんな意味で恐怖だけどやっぱり面白い。 シビアでブラックだし、、、地獄の話より重かった。 相変わらず、出てくるキャラクターが魅力的かつ、絶妙にツボをついてくるデザインが癖になります100股でも全員幸せにしそう君のことが大大大大大好きな100人の彼女 中村力斗 野澤ゆき子starstarstarstarstarこめつぶ可愛すぎる彼女が100人出てくるお話しです 現実ではありえないからこそ面白い! 読む前は、ひたすら女の子にモテてるのかな?と思っていたのですが、主人公は彼女みんなを平等に愛していて平和なラブコメでした。 100股交際となるので修羅場を予想しながら読んでたけど この漫画では彼女のみんなが仲良しで、さらにギャグ多めで笑いながら楽しく読めました 数少ない囲碁を題材とした漫画。江戸時…天元坊 山松ゆうきちstarstarstarstarstarひさぴよ数少ない囲碁を題材とした漫画。江戸時代の貧しい百姓の子・忌吉が、囲碁の才に導かれるままに、囲碁の名家、本因坊家、安井家、井上家の高名な棋士たちと勝負を繰り広げてゆく。 囲碁が分からなくとも充分楽しめるけど、この時代の囲碁の世界というのが、政と密接に結びついており、かなり独特の世界である。天地明察にその辺の事情を細かく描かれているので、余裕があればそちらも合わせてを読むとわかりやすいかもしれない。 主人公は囲碁の才はあるけれど、決して最強というわけではなく、さらに優れた才能に敗れ悩み続ける。その間にも恩人との離別、裏切りなど数々のドラマチックな苦難があるのだが淡々と描かれる。そこが逆に勝負ごとに迫真さを増していてとても良かった。女の子二人がクッキングで親子丼ソフト百合♡クッキング 餅寄なな子starstarstarstarstar_borderゆゆゆ※ネタバレを含むクチコミです。もしもし、てるみです。の感想 #推しを3行で推すもしもし、てるみです。 水沢悦子starstarstarstarstarマンガトリツカレ男・読んだ直後に思ったこと ※一番大事!※ ビッグコミックスピリッツでの連載中読んでいたて単行本も買ったが久しぶりに読み返したが記憶よりも良い話だった ・特に好きなところは? SNSでは無茶苦茶な発言をするくせに実際は品行方正なパク田先生。特に2巻がいい ・作品の応援や未読の方へオススメする一言! 水沢悦子の漫画はどれもおもしろいのおすすめです。 印刷の勉強&業界小話でクスクスするのに最適刷ったもんだ! 染谷みのるstarstarstarstarstarゆゆゆ体力と気力を使いそうな業界なので、やる気と根気と元気がある元ヤンは、一人いてくれると場の雰囲気が変わるんだろう。 漫画を読んでいても、清々しい。 印刷をお願いすることもある仕事をしていたことがあり、大手印刷会社へ見学へ行かせてもらったりもしたので、業界あるある話がとてもおもしろく、技術についても勉強になった。 「午前3時の無法地帯」はデザイン会社のお話で多少説明はあったが恋愛が主。 いっぽう、「刷ったもんだ!」は印刷会社が舞台ということもあって、印刷についての話はこちらが非常に詳しい。 印刷業界おもしろ話を読みたい方は、ぜひ「刷ったもんだ!」を。 ちなみに、世にでている一般の書籍も気をつけてよく見てみると、雑誌の中にアタリテキストがそのまま入っていたり、絵本に消し忘れたのだろうパスがあったり、なかなか大変のものが残っていたりして、苦労が忍ばれる。少女たちの少し不思議な日常と、世界の謎 #1巻応援 #完結応援迷宮日和 吉富昭仁兎来栄寿14歳の日向、13歳の愛梨、12歳の果歩、11歳の真理。4人の少女たちと、愛梨が想いを寄せる少年・翔が中心となって繰り広げられる、地下世界の群像劇です。 物語世界に関しては最初に何か説明があるわけではなく、読み進めて行くたびに情報が小出しにされていき少しずつ全容が見えていくという構成です。 例えば、1話で解るのは ・地下の九龍城のような場所で人々が生活を営んでいること ・電気は通っていること ・立入禁止区域があること ・翔は地図を作っていること ・黒いスーツの男がやってくると家族全員どこかに連れ去られること ・カンガルーが出没すること ・建造物を生成する″野良重機″が存在すること といった感じで、最初は掴みどころがないように感じるかもしれません。 しかし、その後も ・誰も空を見たことがない ・誰も超えたことがない″東のカベ″という壁が存在する ・毎年6月の毎週月曜日〜水曜日16:10から1時間、真水の雨が降る と段々色々なことが解っていくのは、ミステリー的な面白さがあります。 また、メインのキャラクターたちによるこの世界における日常描写、とりわけ愛梨と翔のラブがコメるさまなどはそれだけで楽しいのですが、オブラートのように世界の謎を包み隠している印象もあります。この辺りは同じく吉富昭仁さん作の『地球の放課後』を感じさせますね。 玄関の靴の4者4様の揃え方で性格を暗示しているのも好きなシーンです。 読んでいるときは、早くもっとこの世界の謎の核心に近づきたいと思うのですが作中で 「世の中知らないほうが面白いことだってあるんだよ!!」 「もともと人生は″迷宮″なんだしさ」 というセリフが登場する辺り、メタ的です。 少し不思議な世界観の作品が好きな方は1巻完結で読みやすいので、試し読みから入ってみてはいかがでしょう。<<150151152153154>>
犬がたくさん出てくるほのぼの4コマ漫画です。 純粋でときにひどい、子供のようなというか子犬の仔ブルドッグと、散歩先で出会う犬たちとの会話を主としています。 主人公犬は、飼い主の青年思いなブルドッグ。 飼い主はインドアで人見知り。辛口コメンテーターの若者批判も、陽キャの同世代も苦手。 そのため、散歩をしても一苦労(飼い主が)。 ご主人が職質されたときは必死でフォローしたり、とても良い飼い犬です。 読み直してみても、相変わらず、仔ブルがかわいいけどひどくて、おもしろい。 ただ、最近読んだ「カワイスギクライシス」を途中で思い出してしまい 「この犬たちのかわいさ。これは犬派による工作では‥」 と馬鹿げたことを思ってしまいました。 いろいろ書きましたが、4コマ漫画のおもしろさを伝えるのは難しいなあと思った次第です。