ネタバレ

百合とつければなんでも読むと思いやがって!
と読後に思いつつ、シェアハウスならこれ以外の毎日のお話もあるわけでと、妄想したり。
百合要素はセリフの言い回しから察するべし、というレベルで本当にソフトです。

クッキングは本当にクッキングです。
退廃していそうな生活が忍ばれるキッチンとリビングルーム。
料理をしたことがほとんどないのだろう、ゆるっとしたデザイナー二人が、あれがない、これはなんだと食材と格闘しながら、親子丼を作って食べます。

10ページの短編読み切りなので、それだけです。
タイトルに偽りはありません。
偽りと感じるとしたら、過剰な期待と推測のせいです。
これは女の子二人による、ほのぼの料理話です。

彼女たちの別のお話も読んでみたくなります。

読みたい
薬の魔物の解雇理由@COMIC
人外に愛される、孤独だった女の子
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ゆゆゆ
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異世界ではなくちょっと違う次元で、転生でもない。 知らぬ世界で保護され、歌乞いと呼ばれる職につくことになった主人公ネア。 以前の孤独で慎ましい生活より豊かな生活に、いつかは出て行って…という気持ちものびのびに。 歌乞いは魔物(見た目は美しい人間)と契約し、その能力を行使してもらう職能だが、対価として命が削られる。 様々なことが考えられる状況下、先手を打って適当に呼び出した魔物・ディノがどう見ても教わった高位で、削られる命も多そうな、一騒動置きそうな見外見。 数が多くて無難な自称・薬の魔物ということにすることにした。 と、まあ、設定は複雑なのだけど。 ストーリーは端的に言うと、孤独だった女の子が、ぞんざいに扱われると喜ぶ美麗な人外と、彼女を保護する人たちと過ごす日常譚。 ひょんなことから、元王子を男色と勘違いして、ゴリ押ししたり、クッキーモンスターと名付けた美少年姿の魔物を餌付けしたり。 トラブルは起こるけど、幸せそうな日々が描かれている。 モノローグが多いので、淡々とした雰囲気もあるが、ネアとディノの掛け合いを見ていると、賑やかにも感じてくる。
【単話版】昨日まで名前も呼んでくれなかった公爵様が、急に溺愛してくるのですが?@COMIC
結婚相手が転生して生活激変するパターン
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ゆゆゆ
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死に戻り転生して、破滅フラグをバシュバシュと斬り捨てるストーリーはよく聞くけども。 高熱に倒れて回復した結婚相手が、その状態になっていたら。 あらすじで、おもしろい設定だなと思い読み始めた。 結婚相手の態度が変わりすぎて、正直すぎるNew侍女も相まって、全般ギャグである。 恋愛ものなのに。 甘すぎる言葉に甘すぎる対応、やっていることは「糖度高め」と書かれそうな内容なのに、ギャグである。 魔法も出てこず、バトルも主としてはないのに。 これは、バラに宝石を仕込んだせいか、すべて真面目に受け取る公爵の性格のせいか、かつての性格とのギャップのせいか。 そして、主人公はろくでもない対応を受けていたのに、結婚相手をまるごと受け入れていて、聖女である。 公爵いわく、天使いや女神、いや神。 聖女なんてものじゃない。 主人公の描写をしようとすると、脳内に公爵のセリフがリピートされる癖強っぷり。 ちなみに、お惚気公爵が転生したきっかけが気になって、小説家になろう原作も読みに行ってしまった。 コメディタッチな本編と打って変わって、やるせなかった。
恋した人は、妹の代わりに死んでくれと言った。―妹と結婚した片思い相手がなぜ今さら私のもとに?と思ったら―@COMIC
作品タイトルは序盤部分。
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ゆゆゆ
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サブタイトルは冒頭。 冒頭は現在にあたるところで、その後、作品タイトルに至るまでの回顧が描かれる。 幸せそうな過去に思えていたのに、徐々に足元が崩れ落ちていく感覚。 姉妹で同じ男を好きだったと知るのは、妹が選ばれていたと見てしまったとき。 その後、好きな男に請われ、妹の身代わりになって死地へ向かうことに。 研究として行きたいと同僚に言ったことはあるけど、身代わりとして。 でも主人公が身代わりとならず、妹が異界へ行っていてもうまくいかなかっただろうし、姉と違い、聖剣がついてきてくれないから、妹は死んでいただろう。 さらに主人公は異界でさくっと死ぬかと思いきや、見た目そのまま40代へ突入。 これもひとえに自分のおかげだと、ついてきてくれた聖剣はいう。 ご令嬢なのに、強かに生きる主人公ウィステリア。 年齢は経たものの、心の奥底は初恋実らなかった10代後半当時のまま。 死んでないから今日生きているを繰り返している。 そんな出入り自由にすること叶わぬ異界にやってきた初恋の人そっくりな、失礼な男。 この男、実は… 恋愛モノなんだけど、単純なハッピーエンドにはならなさそうな人間関係。 ドロドロっすなあ、と思わずつぶやいてしまう。
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