3.5
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百合とつければなんでも読むと思いやがって!
と読後に思いつつ、シェアハウスならこれ以外の毎日のお話もあるわけでと、妄想したり。
百合要素はセリフの言い回しから察するべし、というレベルで本当にソフトです。
クッキングは本当にクッキングです。
退廃していそうな生活が忍ばれるキッチンとリビングルーム。
料理をしたことがほとんどないのだろう、ゆるっとしたデザイナー二人が、あれがない、これはなんだと食材と格闘しながら、親子丼を作って食べます。
10ページの短編読み切りなので、それだけです。
タイトルに偽りはありません。
偽りと感じるとしたら、過剰な期待と推測のせいです。
これは女の子二人による、ほのぼの料理話です。
彼女たちの別のお話も読んでみたくなります。