青年マンガの感想・レビュー15381件<<128129130131132>>『花の在りか』感想花の在りか 大横山飴 mgr allergen0024名無し森雅之さんの漫画を読んでいるような気持ちになった 1話目で掴みきれないからかもしれないけど、最初から何回も読み直してしまった こんな淡々としてるのに何度読んでも飽きない漫画家主夫、日本を見る #1巻応援台湾人主夫奮闘記 in Tokyo 米奇鰻あうしぃ@カワイイマンガ『T子の一発旅行』なんかでも台湾人視点の日本人像が面白いのですが(あれはちょっとはっちゃけすぎだけど)、この『台湾人主夫奮闘記 in Tokyo』では一冊通して、東京に越してきた台湾人による鋭い日本観察が楽しめます。 通読した感想としては「なんか日本ごめんね……」ですかね。 まず、日本で働くことになった台湾人女性の描写がなかなかエグい。 真面目で優秀だけどメンタル弱めな彼女は完璧に日本の会社に順応するけど、いつも疲労困憊。日本の会社って、真面目な人ほど損するように出来てるよね。 そんな彼女を支えようと家事にケアに奮闘する漫画家兼主夫ですが、忙しい中でも街中、スーパー、風邪薬、語学学校、そして妻と、観察が止まらない。 良い点もそして悪い点も、あくまでも面白おかしく伝えられるので、笑えるけど確かにその通りだから胸が……痛い……。 また夫として、働く妻を真剣に支えるスタンスがすごいし、学ぶところが多い……というかこれこそ、胸が痛い男性が多そう。アジアの男にこんな人いない!(このセリフ、作中から探してみよう!) そんな夫にちゃんと癒される妻。最終的に「この二人が惚気てくれればそれでいっか」と明るい気持ちになれるのですが、でもやっぱり全体的に「ごめんよ……」と言いたくなる、そんな作品でした。 (個人の見解です!!)台北女学生は食の交差点を駆ける #1巻応援友繪の小梅屋備忘録 黒木夏兒 清水あうしぃ@カワイイマンガ日清戦争の下関条約で割譲が決まった台湾。日本の統治が始まってから、多くの日本人(内地人)が台湾に渡り、様々に台湾人(本島人)と関わりはじめます。 本作の主人公・台北に住む友繪の家は、日本式の料亭。友繪の祖母一家が明治期に、どのように台北に根を下ろしたかは番外編に描かれていますが、本島人と内地人の関わり方、本気でその地に根を下ろす事が丁寧に描かれていて、考えさせられます。 本編はそんな時代を知らない大正の女学生・友繪のお話。彼女は級友たちと、女学校の園遊会のおもてなし料理を探すべく、おじに連れられて食に溢れる台北を食べ歩き。 和食も洋食も揃った台北。それだけでも私には驚きなのですが、やはり気になるのは台湾料理。ですがここで彼女たちは壁にぶつかります。 いくつかのピンチに萎れそうになる友繪。しかし友繪のとった行動、分け隔てない真っ直ぐな気性は、ある奇跡を起こします。そこからの快進撃、不測の事態を咄嗟の判断で回す現場力。これはワクワクする!そして園遊会の料理絵図、豪華絢爛! 最後まで読むと、友繪の気性が祖母や母から受け継がれているのが分かって嬉しくなるし、友繪の今後が(そして出会うキャラの今後も)とても楽しみになります…… ……え、続きがあるのかって? あるんです!2巻はすでに台湾で発売中!そして3巻も……?人肌な温度の可愛いがよくてずっと良くて浸ってられるラブコメセーフセックス 森もり子 岩浪れんじstarstarstarstarstar吉川きっちょむ(芸人)なんだか愛おしくなる可愛さをもった大人の男女二人が送る日常系セーフセックスラブコメ。 https://ynjn.jp/title/9993 昨年、ヤングジャンプに掲載された読切版を経て連載化!ということでおめでとうございます! 読切掲載時だけなぜか名前を微妙に変更していたのはお遊びだったんでしょうか、気になるところです。 原作:『ギャルと恐竜』森もり子 改め 森開発 作画:『コーポ・ア・コーポ』岩浪れんじ 改め 岩波海岸(ビーチ) そして連載化してからは元の名前なので、なんでだかちょっとほっとしました。 読切では、男の自宅でセックスしたくて盛り上がってきたけど、部屋にコンドームが見当たらなくて、コンドームを買いに外に出るけどなかなかセックスに辿り着かないという話。 セックスを前にしたもどかしさと、男が素直にあわあわしてる可愛らしさとそれを見て愛でる女の可愛さ、そして焦らすようなからかいを見せる女の余裕さがとっても良いんですよね~。 そして、セックスに辿り着かないその時間、その時間こそを楽しく過ごせるこの二人っていいよね、という気持ちで溢れてきます。 連載では、この読切の2人の居酒屋での出会いから始まります。 やっぱりなかなかセックスしそうでしない、という展開にはなるんですけど、この会話の気持ちよさ、テンポや温度、お互いに可愛いなって思ってる距離感すべてが気持ち良いんですよね。 可愛いなって思うその温度感も、沸騰しそうなものじゃなくて、人肌のぬるま湯な感じのじわ~っていう温度だからずっと浸ってられる良さがあります。 絵もいいんですよ、岩浪れんじさんの。 ちょうど気だるそうというか、肩に力入らず気負ってない感じ。あと愛ちゃんの顔の輪郭が適度にふっくら丸いのが好き。シャープじゃなくて丸みのある顔に、いつも薄く微笑んでる感じが菩薩味があっていい。 おっぱいとかおしりとか、体のラインがめちゃくちゃきれいでエロいのがすごい。 https://twitter.com/iwanamirenji/status/1656524710409306113 これからも見続けていたい二人です。 読切版はこちら https://tonarinoyj.jp/episode/3270296674368099152 こういうのが読みたかったんだ #読切応援日本の月はまるく見える(読切) 史セツキstarstarstarstarstarたか※ネタバレを含むクチコミです。面白い世界観アカイリンゴ ムラタコウジstarstarstarstarstarこめつぶあらすじからもう、気になってしょうがなかった作品でして、これは期待を裏切らない作品! 禁止と言われれば余計気になるのは人間の本能。 そして登場人物の女性がみんなぶっ飛んでるのが逆に新鮮で面白い 予想外だったし、先が読めなくて気になる感じです 読み始めから引き込まれました タイトル、クマしか言ってない(笑)くま クマ 熊 ベアー(コミック) せるげい くまなの 029 29starstarstarstarstar_borderママ子引きこもりのゲーム廃人でなんかやってたゲームに入り込んでしまったらしい。 お気に入りの装備が外され、 誰しもが振り返り二度見してしまうクマ装備。本人もどうかと思うていたが、良い触り心地。そしてこのクマの被り物が最高の装備な現状。 見た目で馬鹿にされたけど、やりこんでいたゲームなだけに世界に入っててもめっちゃ強い(笑) 諦めの境地だったがこれはこれでよしとポジティブに! 可愛い女の子がめっちゃ強い冒険者イイネ!! ハラハラドキドキがたまらんマイホームヒーロー 朝基まさし 山川直輝starstarstarstar_borderstar_borderこめつぶ娘の零花の彼氏は半ぐれ。最愛の娘を守るために犯罪に手を出すという、ありそうでなかった設定が面白い。 最初の展開からは予想できないようなストーリー展開にどんどんなっていき、最後がどうなるのかよめず、気になり、一気に読みました。 巻数が進むと子から親への愛も描かれておりうるっとしたり・・・ 小説から得た知識は非常にレベルが高く、思わず感心してしまうほど 判断力と行動力がすごいサラリーマン哲雄VS半グレ! 家族想いの哲雄をついつい応援してしまいましたすごい好き!!ハコヅメ~交番女子の逆襲~ 泰三子starstarstarstarstar_borderこめつぶ面白くて、思わず一気に読んでしまった。 ドラマから漫画を探して読み始めたけど、とってもおもしろい!めっちゃ笑える! なにより警察の仕事の大変さも知れて凄く良い作品です。 ドラマがやっていたので原作を見にきたらドラマとは違う面白さがありました。 どのキャラクターも濃ゆくて魅力的で、 警察官の方を見かけるとついついありがとうございます!って心の中で呟いてます笑 マンガ読み始めるとドラマも見たくなりましたw 児童精神科医漫画リエゾン ーこどものこころ診療所ー ヨンチャン 竹村優作starstarstarstarstar_borderゆゆゆ発達障害と大人(研修医)になってから言われた主人公。 発達障害が凸凹といわれるように、他の能力が高くても他より低いものがあったら生きづらくなってしまうという話に、なるほどなと思った。 発達障害と診断をするようになったから発達障害の人が増えているように思えるけど、そうじゃないんだよね。 昔からいた。 クラスにときどきいたもの。 座り続けられないとか、どうしても覚えられないとか、忘れ物が続くとか、運動が著しく不得意とか。 当時は先生に怒られたりなんなりしていたけど、今は違う対応をされているのかな。 本編は、漫画だからすべて病院へ行けば解決して終わり!とか、出てくる病院の人たちは聖人のよう!というわけでもないのが、とてもリアル。 手を伸ばせる範囲はみんな限りがある。 病気なら治し方があるかもしれないけど、病気でなければ治せない。対応していくしかない。 世の中には色んな人がいるということを知るには、良い漫画だと思う。 推しが辞めて、それからどうする?!推しが辞めた オガワサラstarstarstarstarstar_borderゆゆゆ推しが辞めた。 生活はすべて推しを推すために生きていたのに、推しがいなければあれもこれもそれも不要…。 きらめいていた毎日が、一夜にして無に変わる。 「推しが辞めた」の一文のあとに起こる展開が怒涛。 主人公のみやびが見つけた推し活のかわりは、辞めた真相を追うこと。 自分にはそこまでして追いかける熱意のあるものがないから、読んでいて、人生そんなに景色が変わって見えるのかと衝撃を受けた。 ストーリーは予想外の展開が続き、彼女たちの推しが出ているのに漫画を読んでいるほうは心休まらず、推しが出てくるとまた不穏な展開かと気になってしまい‥。 推しが出ているのに癒やされない不思議な状況が生まれる。 漫画としてはおもしろいと思う。 ただ、本作では推し活仲間たちも、お昼の仕事だけでは推しを推しきれないレベルまで推そうとしているせいで、「明日、私は誰かのカノジョ」の推し活版みたいに思えてくる。 推し活がすごくリアルだったから、極振りした人たちだけでなく、もう少し普通に推している人たち(&去っていく人たち)の漫画も読んでみたいなあとも思った。 あと、三次元だけでなく、二次元も!加茂先生、くられ先生お疲れ様!ヘルドクターくられの科学はすべてを解決する!! 加茂ユウジ くられ ○○の主役は我々だ!ぬまおついに完結してしまいました! もっと読みたかったなぁ!何も起こらない1日こそ素晴らしい家が好きな人 井田千秋starstarstarstarstar野愛タイトルの通り、家が好きな人たちが思い思いの日常をおくる作品です。 ちょっと早起きしてご飯作ったり、好きな小説を読んだり、お菓子を用意して映画を見たり……とくに何も起こらない1日を堪能できます。 お布団は柔らかそうだし夜風は涼しそう、写真以上に温度や匂いが伝わる絵柄が素敵です。 お洒落だけど生活感もあってとにかく癒されます。 個人的にはカエさん家がいちばん好きです。たたみにこたつ、押し入れの布団で寝ちゃう…絶対癒される! 休みの日は出かけないともったいない気もするけど、自分の家で好きなように過ごすことこそ至高では!?と気づかせてくれます。家最高です。 可愛い大人2人の話セーフセックス 森もり子 岩浪れんじstarstarstarstarstarNano先日読切版も読んでとても良かった「セーフセックス」新連載!めでたい! なんてことはない、よくある大人の男女のお話。優くんも愛ちゃんも可愛いのなんの。初対面からやりとりがすごく良い。可愛い。しかもお互い可愛いと思ってる。尊い。二人とも居心地がいいって思ってる感じが本当に良い。 マジで全然ドラマチックとか超展開とかじゃなく、ひたすらとある男女のとある日常って感じなんだけど、それが良い。語彙なさすぎて良いしか言えないけど、読切も一話もさらっと読めるのでぜひ読んでほしい。気持ち悪いミギーが可愛く思えてくる寄生獣 岩明均starstarstarstarstar_borderママ子地球にとって人間は害なのか?を考えさせられる内容です。結構グロめな描写もありますが人間も動物を食しているので置き換えると人間も恐ろしい生き物なのかもしれません。読みだしたら次々読んでしまう作品でおすすめです。口癖・・・ほぼほぼなんかある意味特別な話 川松栞starstarstarstar_borderstar_bordermotomi口癖を切り口にした漫画は初めてで、斬新でとても面白かった。 今まで口癖についてあまり考えたことはなかったが、「まさに」「たしかに」「なんなら」「逆に」など口癖がある人、たしかに自分の周りにもいるなぁと笑ってしまった。何故、ある言葉がその人にとって口癖になっていくんだろうと考えさせられた。話の展開がどうなっていくんだろうとワクワクしながら読んだが、まさか恋の始まりになるとは…。 言葉と思いの伝え方綿谷さんの友だち 大島千春ママ子言葉選びを考えさせられる内容でドキッとします。本音と建て前を考えながらコミュニケーションをとるのは改めて大変。シャーペンの芯「ちょっと、もらえない?」「ちょっとって具体的にどのくらい?」のくだりは「?」になってしまう人が多数な気がする。気持ちを言葉で表現するのはいくつになっても難しいなーと思ってしまいます。島さんの人生気になるところ島さん 川野ようぶんどうstarstarstarstarstar_borderママ子第一話を読んだだけですっかり島さんのファンになりました。一見普通なおじいちゃん、若いアルバイトに注意されても謙虚でいつも笑顔。少し頼りなく見えるけど、いざというときはビシッと解決してくれます。島さんの過去が気になりました!酷な始まりあずみ 小山ゆうstarstarstarstarstar_borderママ子小さい頃から皆で育った子どもたち。外界に出るため仲の良い人とペアを組む様指示。突然殺し合いを強要されるところは衝撃的シーンです。物語の始まりにハラハラドキドキして一気に読み進められます。実写版も見てみたい。 平和な日常がありがたいなと感じた作品一日三食絶対食べたい 久野田ショウstarstarstarstarstar_bordermotomi※ネタバレを含むクチコミです。展開が面白い【推しの子】 横槍メンゴ 赤坂アカstarstarstarstarstarママ子※ネタバレを含むクチコミです。田舎の移動スーパーは便利 #1巻応援べんりなふたり あやき兎来栄寿自由広場の「読んでたら「趣味が良いな」と思うマンガのレーベル」トピックでも名前が挙がった、去年の1月から始まったばかりの注目レーベルである路草より、あやきさんの連載作品が単行本となり発売されました。 https://manba.co.jp/free_spaces/48016 くらげバンチに掲載された読み切りの「番台さん」もそうですが、あやきさんは劇的ではない日常のありふれた出逢いから始まる関係性を、卒なく丁寧に描くのが上手いなと感じます。 本作は小学生のときに出逢った少年ふたりが大人になってから再会する物語ですが、冒頭で描かれるその出逢い方やその後の交流に、私自身が小学一年生のころに初めて一番仲良くなった友達とどのように知り合って仲良くなっていったのかを不意に思い出しました。私の親友もまさに浮世離れしすぎていて庶民が買うようなお菓子や清涼飲料水のことを知らず、色々な駄菓子の食べ方などを教えて俗化させてしまっていたなぁと。描きおろしも微笑ましいエピソードでしたが、カントリーマアムガチ勢の私としてはシティマムがツボでした。 それはさておき、田舎で移動スーパーをしながら独居老人の話し相手になったり電球を替えたり、マルチな何でも屋さんと化している24歳の青年・悠馬が主人公なのですが、車で外に出ないことには何もない田舎にいると移動スーパーはとてもありがたい存在です。商品と共にコミュニケーション体験も運んでくれるのは本当の話。 そして、本当に田舎は狭いコミュニティでさまざまなことが良かれ悪しかれすぐに伝播してしまうことや、権力を持っている人や繋がり、人口が衰微していくのを食い止めるための施策の立て方など田舎のディティールに逐一頷きながら読んでいました。 かつての親友である陸斗との絶妙な関係性の描き方や地の会話の軽妙さなど、派手さはないものの独特の良さが幸せを運んでくれる作品です。 意味ない口癖にも意味があるほぼほぼなんかある意味特別な話 川松栞starstarstarstarstar野愛意味のない口癖ってありますよね。 たしかにとかなんかとかほぼほぼとかよく言っちゃいます。 そういう類の人たちをからかうような作品かと思ったら、予想外の素敵を提供してくれて最高でした。 こんなことが起こるなら口癖治さなくてもいいかもね。生きていれば色んなことがある♬NEETING LIFE ニーティング・ライフ 筒井哲也starstarstarstarstar干し芋コロナ禍を体験した人なら一度は考えたことがあるであろう、外に一切出ることなく快適な生活ができる方法。 主人公の小森健太郎は、20年間リフォーム会社の営業としてがんばって働いてきた。 そして、早期退職をして、2000万円を手にし、長年思い描いてきた理想の生活を手に入れることができた。 しかし、ブラック企業だったサラリーマン当時の悪夢にうなされたり、思わぬ出費があったり、隣人に惑わされたり、思わぬ出来事に巻き込まれたり…。 やはり、一筋縄では生活できない。 そんな時に、救いになったのは・・・。<<128129130131132>>
森雅之さんの漫画を読んでいるような気持ちになった 1話目で掴みきれないからかもしれないけど、最初から何回も読み直してしまった こんな淡々としてるのに何度読んでも飽きない