青年マンガの感想・レビュー15381件<<130131132133134>>かつての敵を護りながら戦う、こんな話になるとはザ・ファブル The second contact 南勝久さいろく第2シーズン、スカッとしたりハラハラしたりだけじゃなく「熱い展開」もしっかり組み込まれてきて7巻めっちゃ盛り上がってきたなーーー。 確かにいつまでも対ヤクザじゃ肉蝮(ウシジマくんスピンオフ)と似た展開になっちゃうしーーー。 今更説明も不要そうなコンテンツになってしまったけど単行本派なので毎回新刊を心待ちにしているーー。 そんな不動な面白さよねーーーー。 ーーーは横書きだとそれっぽく見えないかもしれない…ホラーラブが素敵!青野くんに触りたいから死にたい 椎名うみstarstarstarstar_borderstar_bordermotomi主人公の青野くんへのド直球な気持ちがかなり伝わってきました。 表紙で引き寄せられましたがホラーラブてきな話しで、イメージしていた寧陽とは違かったけどとてもかわいく面白いお話でした! 一途で青野君の為なら何でもできる、怖くないという強い気持ちが素敵でした!親の前では、いつまでも、子供です。てつおとよしえ 山本さほstarstarstarstarstar干し芋年齢を重ねれば重ねるほど、親のありがたみを感じる。 私も、親と離れて暮らしているので、帰省の度に急におばあちゃんになっている母にびっくりして、山本さほさんと同じように、あと何回母に会えるのだろうと考えてしまう。 ちょうど、今週実家に帰るタイミングでこの本に出合えてよかった♬おもしろい!仏像パンク 横尾公敏starstarstarstar_borderstar_bordermotomi※ネタバレを含むクチコミです。 ラジオ好きは是非!!波よ聞いてくれ 沙村広明starstarstarstarstar_borderこめつぶ主人公のハイテンションっぷりがすごい!! ミレナのトークは恋愛を中心に様々な人間関係の痒い所を代弁してくれるのでみているこちらもすっきりします(笑) ともかく主人公の発言 がいちいち斜め上でウケる。でも、世の中の見方や人間の見方がすごく共感できて、こころに響く ミレナのトークは恋愛を中心に様々な人間関係の痒い所を代弁してくれるのでみているこちらもすっきりします(笑) ラジオ業界の裏側も描かれてるので、ラジオ好きは是非読んでみて!!! 内容が深く苦しくなります(いい意味で)死にたいと言ってください ―保健所こころの支援係― 中原ろく 松本俊彦starstarstarstarstar_bordermotomi心苦しくなる+色々考えさせられる内容です。 今この作品と似たようなことで悩んでる人、他の事でも苦しんでる人には、話しを聞いて貰えるだけでも、誰かに‟自分”という存在を認めて貰え、寄添ってもらえるだけで少しでも楽になれるという事を頭の片隅においてほしいです。 自殺願望を無くしたり、苦しい気持ちを無くしていくには、最終的に自分自身と向き合わなければいけないが、そこにたどり着くまでにもたくさんの悩みや苦しみが待っていると思います。 その時に誰かに寄添ってもらえる、話を聞いて貰える機関が逃げ道になるのかなと感じさせられました。 少しでもこのように苦しんでいる人に誰かに頼っていいんだよ。と教えてくれる作品なのでおすすめです。早く続きが読みたいです。色んな意味で怖すぎますモンキーピーク 志名坂高次 粂田晃宏starstarstarstarstar_bordermotomi序盤から沢山の人が襲われ亡くなってしまうのに、更にフラグを立ててハラハラドキドキさせる作品です。 つぎはだれが襲われるのだろうか、、、いつどこで襲われるのだろうか、、、ハラハラドキドキしながら見進めて行くとそこに待っているのは恐怖。 ピンチになった時に人間の本性がみえるというのはよく聞きますが、そういった点も見ながら見進めて行くとかなり面白いです。 どこで襲われるか分からない恐怖と、人間の本性・醜くさが見れる恐怖、 両方楽しめる作品です。 見事なツンデレ僕の奥さんはちょっと怖い 栗田あぐりママ子仕事も家事も完璧な奥さん。 旦那様は気の弱そうな後輩君。 結婚してもなかなか出れてくれない奥さんに委縮してしまうが、 実は家事すべてを一生懸命やっていると夕方になってしまうほどの不器用。 バレた時の彼女の可愛さったら、キュンキュンしちゃいます。 お互いに踏み込めないでいるところは、学生さんみたいでした。 大人だけど、見守ってあげたくなる感じがしました。ビーガンと引っ掛けたタイトル美願食堂 よねまる 東環妃 庄司いずみstarstarstarstar_borderstar_borderママ子想像はついたけど、肉魚卵一切使ってない食事定食を出すお店 恋の悩みや人生の悩み、命のあり方など店主の良子さんが出す料理や材料、食を通して改善していく。 体に優しく、より環境に優しくということで海洋汚染や環境破壊の話題や思想的なことも出てくる。 だけど押しつけがましくなく、体か求めているものたべよう!みたいな感じだから思ったより読みやすかったです。模型の信長 生物室にいたら人気になりそう織田信長が人体模型に転生する話 今條真理之starstarstarstarstar_borderママ子日本史の歴史上の人物で、トップクラスの有名人の織田信長が浄土で暇だからと転生してみようとガチャを回したのが悪かった。 徳を積んいないので、転生できるものが人、いや生物ですらない。 人体模型に転生した信長が、もっといいものに転生するため、さらにガチャを引く。 どんだけ得がないんだよと笑ってしまうが、過去の武将たちが出てきたりこれはこれでで楽しそうな転生先です。 知らない世界だけど、なんか懐かしい只野工業高校の日常 小賀ちさとstarstarstarstarstar_borderママ子見た目はヤンキーで話してることも輩っぽいけど、いい意味でお馬鹿で素直。 薬剤や機械いじってて、命の危険があるからみんな真面目に実習受けてたり心配してからの声がけだったりギャップが面白い。 工業高校あるあるがいっぱい詰まってる。 科によってやってること全くと言っていいぐらい設備とか違うんだな。 お話がいいくらいの長さだから、だらだらした感じがなくて読みやすいです。明るい感じに書かれているけど、人妻キラー恐るべし人妻の唇は缶チューハイの味がして チンジャオ娘 野上たまstarstarstarstarstar_borderママ子主人公がお酒の勢いで、どんどん人妻と関係を持っていく。 設定的にすごいイケメンではないけど、どことなく構いたくなるようなタイプの男の子なのかな。 ストロング系は頭が痛くなって変な酔い方するから苦手だけど、だからこそ人妻たちは気を許し、身も許してしまうのだろうか。少し考えさせられた。 共感してしまうところもあるので、外ではストロング系飲むの控えよう・・・15話まで読んで思うこと(ちょっと要約)君がそれを愛と呼んでも【単行本版】 ひびき澪名無し朋和は明日花のことが好き。 そのことを知らずとも朋和の目の前で酷いDVを繰り返す明日花の彼氏・陽平のことが大嫌い。 ある日、朋和は陽平と体が入れ替わってしまう。 そのことをネタに明日花を助けようとするが、退院した陽平はウソをついていたのかとブチギレ。 朋和は陽平によって全財産を失ってしまった…。 別にほぼほぼ逆なほぼほぼなんかある意味特別な話 川松栞オレンジ君自分の口癖が当てはまるので気を付けようとして言葉使いがギクシャクする。 何で急にトンでもな方向に行くのかと思ったら。視点が斬新で面白かった徳川埋蔵金が東京にあるかも!?17歳のチズ 佐藤智一starstarstar_borderstar_borderstar_borderかしこ※ネタバレを含むクチコミです。人生いくらでもいくつになってもやり直せるんだな。#離婚して車中泊になりました 井上いちろうstarstarstarstarstar_borderPom 離婚して車中泊になった著者の漫画。 あぁ日にち薬って大事なんだなと、つくづく思う。 車中泊するに当たっての知識も増えて、海の目の前で漫画描いたり、温泉入ったり、サウナしたり。まぁ心中色々あるだろうが自分のペースでのんびりゆったり心も身体も浄化されていく、前に進んで行く感じがしてすごく良いなと思った。 著者には何年かけてでも己の幸せのために進んでいって欲しいなと思いました。 怖いものってなんだろう平太郎に怖いものはない スケラッコstarstarstarstarstar野愛無愛想で淡々としていてお好み焼きを焼くのが上手で怖いものがない少年・平太郎。 ある日突然身の回りに怪異が起こり始めるが、怖がるそぶりはまったく見せない。 お世話になってる叔父さん叔母さんにも、めんどくさい先輩にも、彼女のゴンちゃんにも、妖怪にも、平太郎は変わらぬ温度感で接している(ように見えてしまう)。 平太郎が誰に対しても距離を取るのは、傷つけたり傷ついたりしないように、これ以上失うものがないようにという感情なのだと思う。 怪異を怖がることはないけれど、怪異以外の恐れているものがだんだん見えてくる。 次から次へと出てくる妖怪たちとクールな平太郎の温度感を楽しんでいるうちに、平太郎を応援する気持ちが湧いてくる。 実は誰よりも人想いで優しくて頼り甲斐があって、平太郎に惹かれたゴンちゃんの気持ちがよくわかる…! 上下2巻、たったひと夏の短い物語だけど読み応えは充分。また夏に読みたい!断捨離も適度に適当に。。? #1巻応援無田のある生活 朝比奈ショウstarstarstarstarstarPom 自分のツボにかなりはまり、面白くて早く2巻出ないかなと思う。 ミニマリストの無田と、捨てられない女ゆかりの共同生活。 正反対の二人の会話劇がとても面白い。 そして私も無田に断捨離の仕方を教えて頂きたい。 しかしながら、無田がミニマリストなのも何か理由がありそうで。 ゆかりと無田の間が丁度良いのか?話が進むにつれて無田のミニマリスト具合が緩和されるのか? ゆかりの元彼も無田の婚約者(幼馴染?)も出てきたり、まだまだ広がりそうですね、楽しみです。純情!可憐!救急医療!研修医少女〜レジデント・ガール〜 桐木憲一 児玉知之まみこ※ネタバレを含むクチコミです。 ペットロスから始まる羊毛フェルト道 #1巻応援針と羊の舟 幌琴似兎来栄寿人生でペットを飼ってきた経験は無かったのですが、近年保護犬と暮らすようになってから日々愛着は募るばかりです。 逆に、もしある日何か突然の悲劇が起きてしまったら……と思うと居た堪れません。故に、本作の主人公の気持ちは痛いほど解ります。 この『針と羊の舟』は、飼っていたうさぎが突然死してしまった青年・花原純が、羊毛フェルトで本物そっくりなうさぎを作ろうとする物語です。プロの羊毛フェルト作家である母親の技術を受け継いでいる弥生に師事を受けながら、純は簡単なものから徐々に挑戦していきます。小学生の頃の家庭科で多少似たようなことをやった経験はありますが、現代の羊毛フェルトがどのような作業工程であるかなどは新鮮で興味深く読めます。 根底には悲しみの感情を湛えながら、作品自体はコメディテイストも強いです。かわいいコツメカワウソに対する獰猛なワニをも喰らうオオカワウソの顔であったり、カワウソやポメラニアンの羊毛フェルトの出来上がりであったり、思わず声を出して笑ってしまうところが多々あります。たまに勢いが凄かったり、さまざまなパロディも挟まれたり。 ただ、笑えるところがあるからこそ、よりシリアスな部分も引き立っているのが本作の良いところです。飼いうさぎを喪った純はもとより、弥生や他のサブキャラクターたちのバックボーンも見え隠れし、その中では心に残るセリフやモノローグも登場します。彼らの感情のやり取りも等しく好きです。 なお、我が家で暮らすポメラニアンは犬としては抜け毛は少ない方なのですが、それでも人間と比べれば夥しい量の毛が抜けます。正に羊毛のような白いふわふわの塊は保存してあり、いつか自毛100%のぬいぐるみを作る予定なので、その辺りも主人公に共感しながら読んでいます。 珍しいテーマですが、良質な作品です。ノスタルジーに包まれながら #1巻応援はらペコ放浪記 画家修業しながら女子ひとり旅中です。 上野キミコナベテツ昭和40年代の日本、スマホもネットもまだまだ想像できない時代。人々は日々の生活に必死だったんだろうけど、どこかゆったりとした空気とノスタルジーを感じます。 日本をさすらう謎の画家、東望葵ちゃんは旅先でご飯を食べ、不思議な絵を人々に残します。 ご飯のアンソロジーコミックから単行本化された作品ですが、作中に登場するご飯は、その味を想像出来る、日本人の琴線に触れるメニューばかり。 そのメニューと思い出を語る人達から感じる優しさは、作品の暖かさと絵柄の柔らかさとともに、どこか遠くにあるような、懐かしい感情もまた呼び起こしてくれます。 晩ご飯のメニューを考えながら、記憶の中の味を思いながら読むのも良い作品なんじゃないかと思います。おもしろいです助けてヘルプミー 野火けーたろ名無し3話まで読みました。シュールで癖になる1話完結型の連載みたいです。 読み切りをいくつか読んでもっと読みたいと思ってた野火けーたろさんなので連載楽しみです! 筋肉は裏切らない!じじいくじ ~元最強刑事の初孫育児~ 上地拓郎starstarstarstarstar_borderゆゆゆ新生児育児は体力が必要。 定年退職後なら、なおさら大変。 だから、鍛えてきた筋肉とともに乗り越えよう。 ふにゃふにゃの新生児の体はとてもこわい。 だから、鍛えてきた筋肉でしっかり支えよう。 これまで刑事として働いてきた経験と筋肉で、産後間もない我が娘を支えていく! 頼むよ筋肉!! というかんじのあらすじです。 元鬼刑事のじーちゃん(ムキムキ)による孫育児が描かれており、第一話は娘が出産後退院して間もないころから始まります。 娘の旦那さんは単身赴任をしているようです。 娘さんは実家へ帰ってきているようです。 赤ちゃんの何気ない表情がリアルだなあと思ったら、作者さんに子どもが生まれてから描かれた漫画なのだそうです。 赤ちゃんの表情に癒やされます。 そしてキャラクターがすごく筋肉なのですが、我が身が筋肉の塊なら!と思うことがあったんでしょうか。それとも、鍛えていたんでしょうか。 twitterで見かけたお試し漫画の意味が分からなくて、本編を読んでみたら、本編も筋肉でした。 最後のほうに出てくる、赤ちゃんを膝に乗せているじーちゃんが主人公?です。 思考がとってもポジティブで、刑事で、筋肉のじーちゃんです。 https://twitter.com/uechitakro/status/1654084487393996800 届かぬ想いを88鍵に乗せて #1巻応援ラプソディ・イン・レッド あみだむく兎来栄寿先日、『最果てのセレナード』を読んだ友人が「ピアノが出てくるマンガが面白い確率は78%くらいで異常に高い」ということを言っていて、極めて同感でした。 思うに、ピアノとマンガは似ています。 ヴァイオリンを全く弾いたことがない人は多くても、幼稚園や保育園、学校などに置いてあったピアノを鳴らしてみた経験が一度もない人は少ないのではないでしょうか。また、マンガはキャラクターの落書きくらいはしたことがある人が多いでしょうし、描くまでにはいたらなくとも、全く読んだことがない人はほとんどいないでしょう。万民共通の体験として、理解・共感できるのは強いです。 そして、肝心なのはピアノもマンガも独力で表現可能な幅が極めて広いということです。オーケストラや映画などのようにたくさんの人の手でなければなし得ない形態もありますが、ソロピアノや個人制作のマンガなどはそれらにも劣らないレベルの表現が可能です。幅が広いということは、そこにあらゆる想いや感情を乗せることができるということで、物語との相性が非常に良いということです。 想いや感情、努力や研鑽の集大成に心を奪われ揺さぶられ、人生を変えられ、苦悩や葛藤を経ながら表現に向き合い、時に挫折し時に再起し、喜びも怒りも哀しみも楽しさもすべてを乗せて世に送り出し、それによってまた誰かの人生を変えて行く……そんな瞬間が切り取られて描かれるからこそ、ピアニストや漫画家を描いた作品には面白いものが自然と多くなっているのかもしれません。 ということで、この『ラプソディ・イン・レッド』もまた名作として名を連ねていくことが期待されるピアノマンガです。 とにかく、第1話を読んだ時点で今までのあみだむくさんの作品の中でも一番面白く、凄まじい熱量を感じました。血の繋がらない母親と暮らし、周囲からは問題児のレッテルを張られ、鬱屈としている主人公・寅雄。彼の心の叫びが聞こえてくる1話でした。「音」と書いて「こえ」と読ませ、自分の「音」を伝えて世界と繋がりたいと渇望する寅雄の感情の起伏が、非常に強く荒々しく描かれています。 言葉とは便利なものですが、時に言葉では伝わらない想いもあります。逆に、言葉に頼らず想いを通わせる瞬間というのは非常に美しいものです。寅雄は、自分の想いを言葉以外で伝える手段としてピアノに出逢い、そしてその願望を成して行きます。その姿には昂らずにいられません。 未経験でありながら曲を聴いただけでコピーできる桁違いのセンスと、しかも膨大な努力することに全く躊躇がない精神力を持っており、音符すらまともに読めない素人でありながら恐ろしいほどの速度で成長して行くであろうことにワクワクします。 芸術の世界といえば変人がつきものですが、濃いサブキャラたちも続々と登場して物語を盛り上げていきます。今後も非常に楽しみです。<<130131132133134>>
第2シーズン、スカッとしたりハラハラしたりだけじゃなく「熱い展開」もしっかり組み込まれてきて7巻めっちゃ盛り上がってきたなーーー。 確かにいつまでも対ヤクザじゃ肉蝮(ウシジマくんスピンオフ)と似た展開になっちゃうしーーー。 今更説明も不要そうなコンテンツになってしまったけど単行本派なので毎回新刊を心待ちにしているーー。 そんな不動な面白さよねーーーー。 ーーーは横書きだとそれっぽく見えないかもしれない…