少年マンガの感想・レビュー7876件<<190191192193194>>主人公の傷つきやすさの表現がすごい花は口ほどにモノを言う(読切) 追本天沢聖司主人公の傷つきやすさがすごく良く表現されて上手いなぁと思います。 「お姉ちゃんは上位だったのにあんたは似なかったのね」から始まる家族の言葉。発言者の口元だけが描かれ背景が真っ黒なことから、悪意がある言葉なのだと思いきや、主人公の大声に驚いた家族の表情を見れば、全く主人公を攻撃したり貶める意図がないことがわかります。 本当になんてことないただの家族の会話なのですが…思春期はこういう言い回しにどうしても傷ついてしまいますよね。 あるあるな光景を切り取る視点の鋭さも、それを効果的に見せる表現方法もとても素晴らしかったです! またこの作品はカラー版とモノクロ版が存在しますが、カ植物が本当に美しいのでぜひカラー版を読んでみてほしいです! ▼ツイシリ公式Twitter(カラー) https://twitter.com/twi_sirius/status/1334059942735560705?s=20 ▼マガポケ掲載ページ(モノクロ) https://pocket.shonenmagazine.com/episode/13933686331748151697 (余談) この漫画を読んで、これとは別に頭から花生える漫画あったなぁ〜とマンバの思い出せないマンガで調べたところ、『ひらりふたり、花の国』でした(自己解決) こちらもいい作品なのでぜひ。竜とか魔女とか寿命差とか骨ドラゴンのマナ娘 雪白いちアファームドB良質なファンタジー。 竜とか魔女とか寿命差好きにどストライク。絵の雰囲気も場面に合わせてちょっと変えてたりして魅せてくれる。たまに挟まる俗っぽさも良いアクセント。今後も楽しみ。正に今読んで欲しい(マスターズ!)青空しょって 森秀樹ナベテツ※ネタバレを含むクチコミです。このギャップが一番好き#1巻応援SAKAMOTO DAYS 鈴木祐斗六文銭一見冴えないキャラが実は超強い。 それが、おじさんとかジジイキャラだとそのギャップに激しく燃える(萌える?)ので、一番好きなジャンルかもです。 本作もその感じで、久しぶりに良い最強おっさんキャラでした。 伝説の殺し屋が、結婚を機に稼業から足を洗い、町の商店で人並みの生活を送る。 ・・・わけもなく、元組織の人間やら何やらに襲われ、伝説の殺し屋然とした立ち居振る舞いで、それらをいなしていく話。 寡黙に淡々と無双する様は、くぅ~としびれます。 だけど、家の中では奥さんに頭が上がらない。 これも、また良いですよね。 また、画力が高いので、とにかくアクションシーンが格好いいです。 懸賞金がかけられ殺し屋から狙われるようになってしまった坂本さん。 家族と商店を守れるのか!? 今後が楽しみです。 誰かと思ったら作者ボンバボーイの人かベイビー、ハッピーバースデー 瀬戸ミクモ名無し※ネタバレを含むクチコミです。百瀬先生の描く魔法少女とその...ハッピー・ハッピー・バースデイ 百瀬直名無し※ネタバレを含むクチコミです。10代と30代のしゃべくりショート・ショートリ:リ:リ:ジェネレーションズ 四位晴果nyaeジェネレーションギャップをテーマにしたショートストーリーが4話。どれも全部最高に面白かったです。主人公の美術講師が35歳なんだけど生徒たちと同級生にしか見えないくらい童顔なのがよかった。とくにそれを漫画の中で指摘されたりはしないんですけど。 自分は先生と同年代ですけど目の前に10代つれてこられても何話していいかわかんないです。なので上手に会話してる人は純粋にすごいなと思います。 マンガ大賞1位のフリ…葬送のフリーレン 山田鐘人 アベツカサ名無しマンガ大賞1位のフリーレン4巻読了。 フリーレンの成長が楽しみ。武器もの金字塔の一つヨルムンガンド 高橋慶太郎狐優曇華武器もの(と言うジャンルがあるかどうかは知らないが)としても楽しめるし、ヨナを取り巻く人間ドラマとも読める、どっちにせよとても面白い。 武器もの、他には、パイナップルアーミー、マスターキートン、ガンスミスキャッツ、ガンスリンガーガール、ブラックラグーン、などだろうか短編に出てた少女が主人公の話デストロ246 高橋慶太郎狐優曇華※ネタバレを含むクチコミです。 嗅覚とキスとタピオカとらすときす 中島あきらstarstarstarstarstar吉川きっちょむ(芸人)※ネタバレを含むクチコミです。可愛い女の子のゆるい観光マンガと思いきや…また来てね シタミさん 青木潤太朗 隆原ヒロタたか※ネタバレを含むクチコミです。先輩と新人が今を守るため歴史改竄を防ぐ!ジトク 浅井おくた名無しジトクって自得? と思ったら「時空部門特別作戦部隊」の略で、みんな大好きタイムパトロール的なやつでした。 真面目だけど正直でズケズケ言う新人と、深く悩まず思い切りよく仕事を進めていく先輩のバディもの。 最後のオチの「葛飾北斎の汚部屋を勝手に掃除する輩の確保」で笑いました。汚部屋が限界になるたびに家を引っ越ししてたってあの有名エピソード…この回も見てみたい! 絵がすごくきれいで見やすかったので、ぜひ連載で古今東西いろんな事件を解決してほしい。 面白かったー!チェンソーマン 藤本タツキクロキオチをwikiで調べてから読みましたが最高に面白く読めました。悲惨な展開やシーンも多い話ですが、救いもあると感じます。全体を通して「愛」を感じる漫画でした。人生崩壊を食い止められるなら、何をする?【連載版】人生崩壊【タテヨミ】 T.Jun野愛久しぶりに再会したいじめられっ子の森といじめっ子の赤城。 逃げようとしてうっかり高所から落ちたと思ったら、森の体に赤城の精神が入った状態で高校時代に転生してしまう。 赤城は元の世界に戻るべく、森の人生を崩壊させた事件を解決していく…というお話。 あらすじだけを読むと「???」となってしまいますが、これがまた面白い。 いじめっ子といじめられっ子が入れ替わるわけではないので、赤城は過去の自分自身にいじめられることになる。 森がやり返すわけではなく(森自身は人魂みたいに赤城の近くを漂ってる)、赤城が自らの行動を反省したりやり直すことで未来が開かれていくという構図。 いじめっ子がただただ改心していくシリアスなお話ではなくポップなノリのギャグ漫画でめちゃくちゃ笑えるのもよい! 森の親友でこれまたいじめられっ子の卓や、森に恋するクラスの女王愛梨、校内の風紀を取り締まる菊池、赤城の舎弟やまじんなど、いじめられっ子もいじめっ子もそれ以外もみんな個性的で愛すべきキャラクターだらけ。 だからこそ、いじめ描写の残酷さが際立つ。 いいところも悪いところもある普通の愛すべき人間が、理由もなく暴力を受ける悲しさ。理由もなく暴力を振るう歪さ。 話せばわかりあえるのに、人を好きになったり笑ったりできる同じ人間なのに、そう思ってしまうからより恐ろしく悲しく感じられる。 しかもいじめ描写は作者さんの実体験がもとになっているそうで。もう言葉も出ませんね。 森と赤城のように人生をやり直すことはできないけれど、生まれ変わったつもりでファイティングポーズをとったり逆に拳を下げたりはできるかもしれない。 さんざん笑って少し立ち止まって、人生を見つめ直せるかもしれない作品でした。裏垢女子というものが流行ってるらしい裏垢女子と繋がりたい 山本柊哉おじい学校ではおとなしいけど、裏垢で頑張って自撮りを上げてる女の子「ミナミン」とそのファンである男子が、実は学校の同級生で…という設定。とても爽やかな読切。だけど実際に裏垢女子をSNSで見てみたら目眩がしてきた。現実はひどい状態になってるけど大丈夫なんだろうか。。もう漫画の設定で無理にスマホだネットで出会わなくてもいいんじゃないか・・・?あとネットで好きな子が同じクラスにいる確率ってむちゃくちゃ低くないか。最近の漫画でよく見るけど。以上、おじさんの意見。 菌が暴れるSFモンスター・パニック!!!ギジン 七月鏡一 朝日曼耀ANAGUMA※ネタバレを含むクチコミです。一話目の評価がストップ高で止まっている漫画奇怪噺 花咲一休 小宮山健太 河田悠冶starstarstarstarstarひさぴよ自分の中で、「一話目の評価だけ、ストップ高で止まっている」漫画ってありませんか。要は期待値がMAX高かったときの感情を、ずっと忘れられずにいる状態です。ジャンプ漫画だとこの『奇怪噺 花咲一休』がその一つでした。 読切版の『奇怪とんち噺 花咲一休』を読んだ時点で、絵も好きで、キャラも良かったので、一気に”化ける”空気感は確かにあったことを覚えてます。一休さんのイメージ像も新しいですし、何よりも、”とんち”勝負を持ち込むことで、ひょっとしたら「幽☆遊☆白書」の四次元屋敷のような異次元バトルを見せてくれるんじゃないか!?という期待感でいっぱいになってしまったのです。 1話目は、確かにそう思わせてくれるのに充分な面白さがありました。 が、2話以降はテンプレ展開が目立ち、とんちはどこへやら、ありがちなバトル展開が続き、打ち切りへ…。 もっと時代考証を詰めていれば、、とんちを追求するスタイルを貫いていれば、、、ああしていればこうしていれば、、といまだに惜しいと思い続けてる漫画です。これは真のオールスター戦、夢の「スターウォーズ」だプロレス・スターウォーズ みのもけんじ 原康史さいろくワールドプロレスリング(番組)をご存知のプロレスファンの皆様、こんにちはこんばんは。 なんとワールドプロレスリングの実況解説を行っていた桜井康雄さんのペンネームが本作の原作者である原康史なのだそうです。 wikipediaによると _________ 実際は作画担当のみのもけんじが全てのストーリーを考えており、桜井康雄はクレーム対応のために名義を原作者として貸していただけである。これは桜井が嘗て上梓した小説『プロレス太平洋戦争』の基本設定を採用して描かれた漫画だからである。 _________ とのことなのでストーリーはみのもけんじ先生が考えた夢の対決にプラスして、桜井さんが週刊ゴングで連載していた架空の小説をベースとした、超ファン目線のスペシャル妄想オールスター合戦となっています。 好きな選手をとことんまでカッコよく、かつ英雄として仕立てた文句なしのプロレスファン妄想話。 こういうのをプロレスファンは妄想したり飲みながら語ったりするのが楽しくてしかたなかったりするんですが、それをしっかりと漫画に仕上げてしまった。 そして怒られないように原作者としてゴングでトンデモ小説を連載していた実況の桜井さんを立てた。 完璧です。 あとは「俺が考えた最強のプロレス番付」をとことんまでかきあげるだけ! なんと11巻までしっかり存在していて…こんな作品が電子で読める(一部無料で公開されてた)なんて素晴らしすぎる。 プロレススーパースター列伝は「史実」ですが(無粋なツッコミは不要) こちらのプロレス・スターウォーズはれっきとした妄想、「フィクション」であります。 フィクションでもプロレスは面白い。それはキン肉マンでも証明されてますからね。 近未来ラブストーリーふたりのロビンソン 凪松ひろ名無し人が関係できる限界人数がAIにより設定されている社会。 主人公の男性は、なんと0人。 関係者以外の記憶は離れると1時間で消されてしまう。 しかし、0人の主人公がそれでもよく会っている人がいて…。 https://shonenjumpplus.com/episode/3269632237310729783 1日しか記憶が持たないという病気などのテーマのラブストーリーはよくあるけど、これはシステムによってそうなってしまうことで、それでも惹かれあい再び会う二人の関係性に特別感が出てて好きでした。 ジャンプ漫画学校の卒業制作として描かれたこちらの作品ですが、いままで読んできたほかの卒業制作と比較してもストーリーのクオリティやまとまりが段違いに感じました。 そこはさすが四季賞2020秋で四季賞受賞した実力者ですね! 『だから、いっしょに帰ろう』 http://www.moae.jp/comic/dakaraisshonikaerou/1 こちらも繊細で最後の最後までよく練られた話で好きでした。おもしろいwマキシマムドー 武蔵野創名無し※ネタバレを含むクチコミです。一気に読んでしまう!!アビスレイジ 成田成哲名無し※ネタバレを含むクチコミです。 裏ワザGAME MAKERS裏ワザGAME MAKERS!! 岡谷よる名無しぜひ連載してください!奇想天外だけど成立している面白さ!灼熱のニライカナイ 田村隆平starstarstarstarstar干し芋設定がぶっ飛んでいておもしろすぎる!! イルカのおまわりさん? 海の教団? チャコのパワー? 新宿署から左遷された鮫島が一番まともに見えてきた。 次々と謎の生物や怪事件の起こる姉ヶ島。 まだまだ、奇想天外な海の生物が出てきそうで楽しみ♪ 鮫島とオルフェウスのやり取りのギャグもテンポよくて好き❤<<190191192193194>>
主人公の傷つきやすさがすごく良く表現されて上手いなぁと思います。 「お姉ちゃんは上位だったのにあんたは似なかったのね」から始まる家族の言葉。発言者の口元だけが描かれ背景が真っ黒なことから、悪意がある言葉なのだと思いきや、主人公の大声に驚いた家族の表情を見れば、全く主人公を攻撃したり貶める意図がないことがわかります。 本当になんてことないただの家族の会話なのですが…思春期はこういう言い回しにどうしても傷ついてしまいますよね。 あるあるな光景を切り取る視点の鋭さも、それを効果的に見せる表現方法もとても素晴らしかったです! またこの作品はカラー版とモノクロ版が存在しますが、カ植物が本当に美しいのでぜひカラー版を読んでみてほしいです! ▼ツイシリ公式Twitter(カラー) https://twitter.com/twi_sirius/status/1334059942735560705?s=20 ▼マガポケ掲載ページ(モノクロ) https://pocket.shonenmagazine.com/episode/13933686331748151697 (余談) この漫画を読んで、これとは別に頭から花生える漫画あったなぁ〜とマンバの思い出せないマンガで調べたところ、『ひらりふたり、花の国』でした(自己解決) こちらもいい作品なのでぜひ。