カラクリまりあ

カラクリまりあ

時は18世紀中葉幕末をさかのぼること約100年前の江戸時代ど真ん中。幕府の実権を握る時の権力者・老中田沼意次は、日本を狙う西洋列強としたたかに駆け引きをしつつ重商・国防政策を推し進めていた。そんな中、能力をもてあまし風の吹くまま気の向くまま、無節操な生活をしていた江戸の自称天才博物学者・平賀源内は、長崎は出島で東インド会社付けオランダ人医師から壊れた西洋カラクリ人形『まりあ』を手に入れる。源内はまりあを修理しひと儲けを企てるが、目覚めたまりあはただの人形ではなく、自律した意思と超能力とも言うべき不思議な力をもった『生きている人形』だった。まりあを巡る幕府と西洋秘密結社の巨大な密謀が渦巻く中、源内はまりあの秘密を探る旅を通して自らのなすべき事を見つけてゆく。

京のとっとき お教えします

京のとっとき お教えします

京都――。ごはんとおやつとまちめぐり。ひみつにしたい“とっておきの京都”教えます――。京都のフリーマガジン『京都ラパン』の編集部で働く若者たちの物語に、リアルな京都の情報をたっぷり盛り込んだガイドブック的なコミックス! POPでおしゃれなカラーページもたっぷりで、読みごたえ見ごたえたっぷりな一冊です。京都のまん中にある町家を改修した『京都ラパン』編集部。仕事きっちりクールなメガネ男子・羽山くん、プライベートでも京都散策が趣味のヒロイン・岡崎さん、酒を愛するちょっといい加減な鷺坂編集長、毎日元気なアルバイト京大生・鵜飼くんの4人が、京都の町を取材しながらその魅力をお届けします。各話の最後には、彼らが作った「誌面」がカラーで登場。地元の人でも意外と知らない、旅行者にも役に立つ「とっておきの京都」をおしゃれなイラストで描きます。●第1話「祇園祭とかき氷」――京の夏といえばやっぱりコレ!! ●第2話「古本まつりと五山送り火」――ちょっとホラー!?な真夏の出来事。 ●第3話「京野菜と商店街」――鵜飼くんが三条会商店街を歩く。 ●第4話「パン屋さんと京おんな」――京都は意外にもパンの町。 ●第5話「京の朝ごはん」――京の朝ごはん、なに食べよ? どこ行こ? ●第6話「京みやげと水族館」――いつも迷うおみやげの話。自分用にも。 ●第7話「春と節分」――京都の節分はアツいぞ!!

もりやまつる激画短編集 武勇伝

もりやまつる激画短編集 武勇伝

▼親父外伝 親父の海(前・後編) ▼SCHOOL COUNSELOR 大輝(前編)俺んとこ来ないか!? ▼SCHOOL COUNSELOR 大輝(後編)みんなマブダチ☆ ▼あおげば~♪ くっさ~!! ▼ロックンロール バイブル(前・後編) ●あらすじ/ヤクザも顔負けの貫録を持つ熊田。しかし中身は家族の絆を大切にする、強くて優しい“親父”である。そんな彼は今、とある漁師町でマグロ漁船乗組員をしている。世話になっている船主の息子が今日から漁船へ乗ることになるが、それはつい昨日、街で中年に因縁をつけているのを見かけた不良少年だった。船の上でも父親に文句ばかり言っていた若者だったが、不意に襲った高波にさらわれてしまい… (親父外伝 親父の海・前編)。 ●本巻の特徴/不器用ながらも一直線、武骨な男ここに勢揃い! 千葉真一主演で映画化された「親父」の外伝など、珠玉の4編を収録!!

AI:パト!

AI:パト!

愛(AI)と正義のパトロール開始☆新部署へ配属された警官、工藤力の新たなパートナーは、美少女イラストと最新AIを搭載したパトカーだった!!“笑い”と“夢”と“哀”と“愛”(AI)あるちょっぴり痛めのネオポリスコメディ☆

愁桜の門

愁桜の門

元海軍大尉・斉藤正次郎は、靖国神社を訪れ、戦時下の日本に思いを馳せる。当時、海軍作戦本部航空作戦部付航空参謀だった斉藤は、太平洋戦争末期、九州南部に位置する海軍航空隊加濃屋基地にいた。一人前の飛行機乗りになれるよう訓練する朝倉と、その訓練を見ていた上官の間には確執があり……。自分の命を捧げることで、日本を守れると信じた若者たちの青春群像!!

釣り船 美幸丸

釣り船 美幸丸

父親が魚に触れないおかげで「お前が釣り船美幸丸の跡取り娘だ」と徳田美幸(19歳)を厳しく鍛える、美幸丸船長の徳田巌造(69歳)そんな二人が操船する釣り船美幸丸に乗り込んでくる様々な事情を抱えたお客たちと人情ドラマが繰り返される…。そんな徳田美幸だが本気で釣り船をやる気にはなれないどうなる、頑固爺となまいき孫娘!?

平賀源内『解国新書』より 【石ノ森章太郎デジタル大全】 七つ目小僧

平賀源内『解国新書』より 【石ノ森章太郎デジタル大全】 七つ目小僧

獄中死したはずの平賀源内が執筆した『解国新書』なる書が見つかった!幻の古書を入手した研究者・山之内と、教え子・紅葉緑(ゆづりはみどり)が読み解くと、常識を覆す歴史事実が次々と明らかに!!悪評高き田沼意次(おきつぐ)による幕府の財政改革は、実は評価すべき功績だった!?意次は昭和のあの政治家なのか?石ノ森章太郎らしい巧みな演出とカット表現で、江戸時代と現代を見事に交錯させた人間ドラマ!