総合病院の薬剤師として働く、葵みどり・26歳。医師のように頼られず、看護師のように親しまれなくても、今日も彼女は患者の「当たり前の毎日」を守るため、院内を駆け回る!! 称賛されなくてもあなたを支える医療ドラマ!!
薬剤師にしか守れない“命”がある――。医師からの不要な薬剤の処方、薬局薬剤師の医療過誤、プライドの高い患者のケア……。全国の薬剤師も太鼓判! 今最もリアルな医療の現場描く、薬剤師たちの奮闘記!
泣けるほどの仕事、したことありますか? みどりが小児病棟で担当した、拒食症の少女・樹里。拒食症の原因が、樹里の祖父が患った末期がんにまつわる家族の問題だと知ったみどりは、解決しようとがん治療の場に足を踏み入れるのだが……。インフルエンザ編も収録した、薬剤師たちの奮闘の記録、第3巻!
オーバードーズで搬送されてきた患者。病床を埋めるために、長引く入院。「治る」とは何なのか、「薬剤師」の働く役割とは。「生理痛」、「在宅医療」も描いた最新第4巻!
大学同期の結婚を祝うため女子会に参加した、みどり。そこには、自分とは違い、将来について展望を持つ友人たちの姿があった。「どんな薬剤師になりたいのか」思い悩む、みどりの前に、夢に邁進する少女が現れる――。今、最も心が震える、薬剤師達の活躍!!
葵みどりが担当する小児科病棟に入院してきた女児。少女は母親の意向により、予防接種を受けていない患児であった。治療方針にも母親は異を唱え、早期退院を申し出る。そんな中、患児に水ぼうそうの兆候が出てしまい…。産婦人科篇、予防接種篇を収録。
ドラッグストアに勤める小野塚の元に訪れる、総合感冒薬を大量に買い込む客。ドラッグストアが抱える医療従事者としての板挟みとは?そして、萬津総合病院薬剤部の頼れる男・瀬野の新人時代が明らかになる――。
学校薬剤師の手伝いで小学校に訪問した、葵みどり。その際、偶然にも鼻血が止まらない男子児童と出くわす。彼の父親に受診を薦め、検査入院が始まるものの、児童の病状は改善が見られないまま…。疑問を持ったみどりの眼は、彼の父親へと向けられる――。
イスラム教の女性患者が、日本の医療現場で感じた違和感を払拭するため、萬津総合病院で特別女性チームが発足! さらに薬学生が実習で薬剤部に訪れるものの、ある問題を抱えていて…。医療の未来を切り開く第9巻!
萬津病院薬剤部で受け入れていた実務実習生・室井が、壮絶な医療現場を目の当たりにして、出勤を拒絶!? 同じく実習生の丸川は、血糖値が安定しない患者にぶつかっていた…。さらに年越しの萬津病院も収録された最新刊!
製薬会社の工場火災により起きた「医薬品不足」。その波は萬津総合病院薬剤部へも到達していた。患者たちの処方が次々と変更になる中、過敏性腸症候群の患者は薬が変わることに対して不安を募らせるのであった…。
ドラッグストアを退職し、在宅薬剤師としての道を歩み始めた小野塚。しかし、そこはドラッグストアとは違い、患者の「生活」に踏み込まなければならない環境であった。そんな中、以前のドラッグストアに処方箋を持ってきていた青年と出会う小野塚。彼は、ヤングケアラーとして統合失調症の母の介護をしていたのであった…。
ADHDの症状が落ち着かない息子を心配して、強い薬剤を希望する母親。みどりは、息子の隠された思いに気づいて…。そして同僚との実力差に焦る薬剤師・相原は、治療が複雑に入れ組む「腎臓病」と相対するのだが…。
薬剤師にフォーカスを当てたお仕事系漫画。"あなたの毎日を守る小さな小さな最後の砦"という表現が好きです。確かに医者や看護師に比べて薬剤師も欠かせない人たちなのに、あんまり焦点を当てられていないイメージがあります。実際作中でも「薬剤師が口を出すな!」なんて医者から怒られるシーンもあってびっくり。 けれど今作を読めば、薬剤師の方々の重大さ・重要さがとてもよく分かります。薬は症状などをより良くしてくれるもののはずなのに、ひとつ処方を間違えば悪化してしまう。主人公みどりの機転のおかげで救われる人々がいて、とってもかっこよくて誇りのある仕事なんだと思いました。 リアルな人間ドラマの温かみなんかも感じるし、自分も経験したこと・経験しうる物語なので、めちゃくちゃ面白いです。私もお薬で気になることがあればちゃんと相談してみよう、って思えました。処方された薬はちゃんと用法用量守って飲もう……!!
薬って正しく深い知識をもって扱わないと1歩間違えれば人を死に招いてしまうもので、薬剤師さんって絶対に必要な職業なのに医者や看護師と違って日陰の存在なんですよね。 そこに切り込んだこの漫画で、主人公の葵は日陰の存在に腐ることなく前向きに仕事をする姿勢に励まされます。 医療の現場を、病と戦う人の姿を、薬剤師目線で描いています。 これを読んで薬剤師さんの見方が変わりました。
※ネタバレを含むクチコミです。
薬剤師にフォーカスを当てたお仕事系漫画。"あなたの毎日を守る小さな小さな最後の砦"という表現が好きです。確かに医者や看護師に比べて薬剤師も欠かせない人たちなのに、あんまり焦点を当てられていないイメージがあります。実際作中でも「薬剤師が口を出すな!」なんて医者から怒られるシーンもあってびっくり。 けれど今作を読めば、薬剤師の方々の重大さ・重要さがとてもよく分かります。薬は症状などをより良くしてくれるもののはずなのに、ひとつ処方を間違えば悪化してしまう。主人公みどりの機転のおかげで救われる人々がいて、とってもかっこよくて誇りのある仕事なんだと思いました。 リアルな人間ドラマの温かみなんかも感じるし、自分も経験したこと・経験しうる物語なので、めちゃくちゃ面白いです。私もお薬で気になることがあればちゃんと相談してみよう、って思えました。処方された薬はちゃんと用法用量守って飲もう……!!