掲載誌情報コミックゼノンコアミックス2024/12/01終末のワルキューレ/豚の復讐/アルテ/オタクに優しいギャルはいない!?/ワカコ酒/魔女大戦 32人の異才の魔女は殺し合う/うちのちいさな女中さん/東京カンナビス特区 大麻王と呼ばれた男/アンサングシンデレラ 病院薬剤師 葵みどり/今日からCITY HUNTER/赤点のかいじゅう/老女的少女ひなたちゃん/めしぬま。/喰う寝るふたり 住むふたり 続/スモーキングメイドロマンス/アンタゴニスト/火色の文楽/紅蓮の花 真田幸村/VIVO!/お嫁さんは神様です。/蒼天の拳 リジェネシス/SURFINGMAN/矢野七菜子、白球を追う。/バックステージ!/いくさの子 ‐織田三郎信長伝‐/パパは鈍感さま/
作品情報著者高尾じんぐarrow_forward_ios著者仙道ますみarrow_forward_ios著者横田卓馬arrow_forward_ios著者大井昌和arrow_forward_ios著者カレー沢薫arrow_forward_ios著者大島千春arrow_forward_ios著者深山おからarrow_forward_ios著者KUJIRAarrow_forward_ios著者仲川麻子arrow_forward_ios著者谷口菜津子arrow_forward_ios巻数1巻arrow_forward_iosカテゴリ青年マンガarrow_forward_ios出版社コアミックスarrow_forward_iosレーベル月刊コミックゼノンarrow_forward_ios掲載誌コミックゼノンarrow_forward_iosジャンル食・グルメタグアンソロジー
総勢23人もの漫画家先生たちが、 肉に関する思いや思い出や思い込みなどを かなり自由にエッセイ的に描いていらっしゃる。 さすがに肉を嫌いという人は少ないし、 肉と言えばエネルギーの塊だし、 マンガ連載という激務をこなしている先生方は それぞれに肉を味わうことで英気を養って 仕事を頑張っている方が多いみたい。 それでも各先生ごとに結構な個性の違いがあり、 谷口奈津子先生と宇野ユキアキ先生は それぞれに「生肉」の持つ魔性的な魅力について 描かれていますが話の内容はかなり違う。 大井昌和先生と横田卓馬先生はともに 「編集さんにご馳走してもらった初の高級しゃぶしゃぶ」 について描かれていますが、感想は正反対。 棚橋なもしろ先生は肉食女子会エピソードをもとにして いかに肉が下衆トークの醍醐味を増すかについて語り、 大島千春先生は肉を煮込むことで心がいかに安らぐか を描いています。 こうした各先生のエピソードを読むと、 普通の書評を読むよりも、もっとよりわかりやすく 「ああ、この先生は多分こういうマンガを描いているのだろうな」 と、わかったような気になります。 大島千春先生の「いぶり暮らし」は読んだことがあるので 「いぶり暮らしの作者の先生らしい肉マンガだなあ」 と思いましたし。 こういうエッセイ漫画集って、 今まで知らなかった漫画や先生を知るいい本かもしれませんね。 読んでみて、自分と肉の好き嫌いや拘りが似ている先生とか、 先生の名前や代表作の名前は知っているけれども 読んだことは無かった、という先生に興味を覚えて その先生の作品を読んでみる気になる人も 多いのではないでしょうか? 最初から、そういうPR的な効果を狙ったエッセイ集なのかな? 私も棚橋先生の回を読んで、 「この先生の漫画って思っていたより下衆くて面白いかもな」 と興味を持ちました。 色々と違っていたらスミマセン(笑)