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ある日、目が覚めると犬になっていた人間の男の子。「マロン」と名付けられ麻倉家にもらわれる事に。麻倉家には美人母と可愛い姉妹がいて、幸せな生活が始まる。しかし気になるのは自分が人間だった頃の事。記憶がぼんやりしていて、微かにしか思い出せないのだ。ただ姉妹のお姉ちゃんの方は、以前から知っている気がした。またお姉ちゃんも、マロンに初めて会ってすぐに不思議な運命を感じていた。一体二人はどういう関係だったのか!? そして彼はなぜ、犬に変身していたのか?
異世界に転送された男の子の前に現れた謎の女性。彼女は見習いの女神・コレットと名乗り説明を始めた。彼が転送された世界は「あの世とこの世の中間点」だと言うのだ。事情を聞かされるうちに混乱していく男の子。「おれは一体どんな人間だったんだ!?」。
人間だった頃の事を徐々に思い出していく男の子。そして彼は自分の「恋」について知り驚く。「おれはなぜ、そんな大切な事を忘れていたんだ!?」。人間としての意識が以前よりはっきりした彼。犬としての生活にも大きな変化が…。
結衣との散歩中、人間だった頃のクラスメイト・南雲恭介に会ったマロンは、結衣と恭介との間に「何か」があった事を察して不安とイラ立ちをつのらせる。さらには家で、結衣と華姉妹のプライベートな話を聞いてしまい…。
天界から地上を見守る偉い神様が、見習い女神のコレットに電話をかけた。用件は人間同士の「運命の赤い糸」についてだ。マロンの行為が「運命の赤い糸」に悪影響を与えるかも知れないと言うのだが…。一体どういう事なのか?
麻倉家での生活が続くマロン。ワンコとして可愛がられる幸せを強く感じられるようになっていく。しかし長女・結衣の恋愛についての情報が目や耳に入って来ると心が揺さぶられてしまう。そして結衣は、ある日ついに…?
神様たちの会議で、マロンにとって重要な事が決まったため、彼は異世界に呼び出された。そして人間界で起きたショッキングな光景を見せられる。辛く悲しい事実に泣く彼を、女神・コレットは慰めようと試み…。
結衣と暮らしているマロンにとって最も辛い時が来た。結衣の部屋からできるだけ離れた場所に隠れて、目を閉じ耳をふさぎ、心を無にしようする彼。しかし聴覚や嗅覚は、人間だった頃とは比べものにならず…。
結衣の夢に現れた男の子。結衣は彼の夢を以前、何度も見ていた。ただそれまでは、彼は遠くに見えるだけで声も手も届かなかった。でもこの日は、結衣は彼と会話ができた。彼の声を聞き、泣き出す結衣は…。
社会人になった結衣は仕事に励んでいた。恋愛をしている様子はなく、あきらめているようにも見えた。そんな結衣の姿を長い間見つめて来たマロンは、当然結衣よりも早く老いて、体が弱くなっていき…。