同じ学校に通う“勇者”二人に巻き込まれ、異世界へと転移したウサトの「適性」は“治癒魔法使い”。そんな彼を待つのは「救命団」鬼の女団長による地獄の訓練だった! さらに持ち場はナゼか戦場の最前線って…!?
地獄の訓練に“適応”した結果、大きな力を得たウサトは、迫る魔王軍との戦いに治癒魔法使いとして参戦! 仲間を救うため戦場の最前線に躍り出るウサトを待ち受けるのは、禍々しき魔力を纏った漆黒の騎士で…!?
無敵の黒騎士を「治癒パンチ」で倒し、リングル王国を救ったウサトは、かつて自分に“未来を視せた”獣人の少女の頼みを受け旅立つことに…! と、その前に、ローズ団長がウサトをぶん殴ります!?
リングル王の書簡を各国に届けるため、旅立ったウサトたちは、魔導都市ルクヴィスに到着。魔法を学ぶため各地から才能が集まる魔導学園で出会ったのは、『魔眼』を持つ生徒に――イジメられっこの治癒魔法使い!?
治癒魔法使いの少年・ナックは、自己治癒力を持つせいか、同級生のミーナたちから度を超えた壮絶ないじめに遭っていた。やがてミーナとの決闘に挑むことになったナックに訓練をつけるため、ウサトが鬼と化し…!?
スズネとカズキと別れ、祈りの国サマリアールに向けて旅立ったウサト。その道中、何かに襲われている少女を助けるが、彼女を襲撃したのは、歩く亡骸――ゾンビだった! それを操る「ネクロマンサー」って一体…!?
ネアと村人たちを救うため、ネクロマンサーの館へと乗り込んだウサトたち。しかし、不意を突かれるようにアルクが捕らえられてしまう! すべてが――罠!?
異世界から来たウサトの正体を知り、ウサトを我がものにしようとネアが放ったのは、地下に眠る、その昔、勇者がとどめを刺さずに封印したと伝承される、禍々しき“邪竜”だった――!!
救命団をたずねるためリングル王国へとたどり着いたナック。果たして無事に加入を果たせるのか!? そして、かつて務めた王国騎士団大隊長から救命団団長に転身を遂げたローズの壮絶な過去がついに語られる――!
祈りの国サマリアールにたどり着いたウサトは、王に謁見し書状を手渡し対魔族の協力を請う。そこで王が出してきた交換条件とは!? そして出会ったサマリアール王女・エヴァ。彼女はある宿命を背負っていて――。
何かに憑かれたような様子のエヴァの周りから突如として現れた骸骨の群れ! それはサマリアールの王女たる彼女が背負わされた呪いによるものだった――。エヴァを救うため、ウサトはこの国の呪われた宿命に挑む!!
騎士団長のフェグニスが、サマリアール王家を蝕む呪いを保守していた!? 国の象徴である鐘楼は、実はそのための要になっていて――? 存在が消えてしまいそうなエヴァを救うため、ウサト達は呪いの核心に迫る!
サマリアールでの波乱も乗り越え、次の目的地ミラアークへと向かうウサトたち一行は、暴走状態に陥った何者かの襲撃に見舞われる! その場に居合わせた女騎士レオナによると、勇者になる筈だった男とのことだが…?
暴走状態のカロンを止めるためミアラークに協力することになったウサトは、騎士レオナとの手合わせを経て足りないものを自覚し更なる訓練に励む。そんな折、神竜ファルガから武具完成の一報が届き…?
授けられた神竜の籠手――。暴走する勇者・カロンとの最終決戦へ!!神竜ファルガから籠手を授かり、仲間とともにカロンとの決戦に臨むウサト。そんな中、カロンと刺し違える覚悟でレオナはクレハの泉の水を手にしていた。禁忌をおかそうとしているレオナにウサトは――?
回復魔法を使って、肉体を無理やり鍛え上げて(物理)、戦場で逃げて走り回って負傷兵を助けて、まるでゾンビのように倒れた兵士を次々と復活させる役にする。魔力の続く限り。 なるほど、その手があったかと思ったものの、読んでみるとそんな芸当ができるのは一人だけらしい。 いるのかよ! 逃げ回るだけでなく、戦えるようになっちゃえば?と思うものの、鍛え方がまた別になるんだろう。突貫工事は逃げて、走って、助けるほう。 巻きこまれ召喚されて、意外と性に合った先に配属されて生き生きとした主人公は楽しそう。 せっかくできたお友達と離れてしまったのはさみしいけれど、10代半ばの学生に世界を救ってくれと話す王様もどうかと思うけれど、それ拉致ですよねだけど、元の世界に戻れるかもわからない困った状況だけれど。 タイトルの前提以外は「小説家になろう」あるあるが詰め込まれているけれど、このまま出落ちにはならないよう、さらなる「間違った使い方」の展開を期待して読んでいる。
序盤、都合の良いだけのイタいなろう小説なのかなと思いきや、異世界側のキャラが強烈で思ったより楽しく読めます。ただし設定はベタベタ。 ディテールの部分に作者の人間関係の経験の希薄さや歪さが目に付きます。一緒に異世界に召喚されたクラスメートのカズキくん。あんなに気のいいイケメンが、モテるからといって友達がいないというのは余りに不自然。「クラスの人気者」をリアルに想像できないのかなという感じです。学校一の美女の犬上先輩も、オタクという属性をつけることで無理やり「理解できる存在」に収めてるように見えます。 一方で、現実世界でぬぼーっとしてた主人公が異世界で努力に目覚めるというのは、すごくありうる話だなと思いました。やりたいこと、向いてる仕事と出会えた人間ってこういう風になるよなってのは某の経験談。
回復魔法を使って、肉体を無理やり鍛え上げて(物理)、戦場で逃げて走り回って負傷兵を助けて、まるでゾンビのように倒れた兵士を次々と復活させる役にする。魔力の続く限り。 なるほど、その手があったかと思ったものの、読んでみるとそんな芸当ができるのは一人だけらしい。 いるのかよ! 逃げ回るだけでなく、戦えるようになっちゃえば?と思うものの、鍛え方がまた別になるんだろう。突貫工事は逃げて、走って、助けるほう。 巻きこまれ召喚されて、意外と性に合った先に配属されて生き生きとした主人公は楽しそう。 せっかくできたお友達と離れてしまったのはさみしいけれど、10代半ばの学生に世界を救ってくれと話す王様もどうかと思うけれど、それ拉致ですよねだけど、元の世界に戻れるかもわからない困った状況だけれど。 タイトルの前提以外は「小説家になろう」あるあるが詰め込まれているけれど、このまま出落ちにはならないよう、さらなる「間違った使い方」の展開を期待して読んでいる。