あらすじ旧知の刑事・安元の追及により、罪を暴かれた哲雄。自身が逮捕される前に、愛する娘・零花を妻に託すため、妻・歌仙の故郷へと車を走らせる。しかし向かう先は、文明社会とは切り離された、宗教によって支配された村だった。自分の娘である歌仙、孫娘の零花を宗教シンボルである“オガミメ”にしようとする教祖・郷一郎に加え、鳥栖家の財産を狙う半グレの窪、窪に復讐を誓う小沢も村に集まり、さらに哲雄を追い詰めることに‥‥。哲雄は愛する家族を守ることができるのか!?
娘がいる自分としては、怖かったです。さまよう刃を読んだときにも感じた怖さ。家族愛にたどり着く前に怖くてちょっとキツくなりました。サスペンス好きにはとっても面白いと思います。というか、こんなにハラハラさせられることあります!?