あらすじ世の中、一寸先は闇とはいえ、あんまりだ。愛犬コバヤシ丸を連れ、さっそうとデビューしたはず。なのに今じゃ中年の転入生、変態教師、そして地黒スケ番やらに座を奪われ出る幕なし。わし、酢堂大雑をお忘れなく?
陸軍中野学校は実在した日本軍のスパイ養成学校(竹宮惠子先生の父親が分校出身)で、今の感覚だと取り扱うのに注意を要するように思うが、ギャグとはいえ(だからこそ?)1985年に名前も変えずモチーフにしたというのは驚き。 実際に沖縄で教師になりすましていた人や、ビルマで僧になりすましていた人もいたので、下手に史実を知っているとなかなか笑えない設定が出てくる。当時の戦争に対する意識ってこんな感じだったのか、私が気にし過ぎなのか、これ自体が高度なプロパガンダなのか。。