あらすじ大旦那様のはからいで“客”として天神屋に招かれた葵は、大浴場で湯守の静奈と再会し、彼女の泉術が施された甘夏温泉を楽しんでいた。そして湯上がりのお楽しみは会席料理! これから現世へと向かうという大旦那様と共に味わう料理はどれも絶品で、葵は改めて板前長の凄さを実感する。しかし大旦那様が出立して早々に、天神屋に招かれざる客が現れーー!?
主人公の葵は祖父の借金のかたに妖怪の世界に連行されて、身一つで何ができるか考えてご飯を作るお店を開く。 人間界で食べたものが恋しい妖怪や食べたことがないからと興味津々でくる妖怪。 特別なものではなく簡単で手のかかったどこにでもある料理だから、妖怪さんたちも心開いていく 登場する怖い系でなく可愛かったり綺麗だったり、その辺は読みやすいです。