あらすじ

三年生になった八軒たち。汗と泥にまみれた青春は続いていく―― 最初はただ逃げてきただけのはずだったエゾノーが、いつしか大切なものをたくさんくれていた。事業という目標、共に歩んでくれる仲間、想いを伝えたい相手… ちょっと大変だけど、全てと正面から向き合う! それが新しい八軒のスタイルだ。
銀の匙 Silver Spoon 1巻

超ヒット作『鋼の錬金術師』の荒川弘の最新作!大自然に囲まれた大蝦夷農業高校に入学した八軒勇吾。授業が始まるなり子牛を追いかけて迷子、実習ではニワトリが肛門から生まれると知って驚愕…などなど、都会育ちには想定外の事態が多すぎて戸惑いの青春真っ最中。仲間や家畜たちに支えられたりコケにされたりしながらも日々奮闘する、酪農青春グラフィティ!!

銀の匙 Silver Spoon 2巻

都会育ちの八軒勇吾は、戸惑いながらも大自然に囲まれた大蝦夷農業高校での日々に馴染んでいく。そして季節は、命ほとばしる夏へ。美味しかったり…臭かったり…今年の夏は、ただ暑いだけじゃない…日本中で大反響!大人気酪農青春グラフィティ待望の第2巻!!

銀の匙 Silver Spoon 3巻

夏休みの間、クラスメートの御影アキの実家の牧場でバイトをしていた八軒勇吾は、いろんな悩みを解消できないままエゾノーの寮に戻ってきた。そして、八軒につきつけられる現実…実習で可愛がっていた豚の“豚丼”が、ついに肉になってしまうことに…そして、八軒がくだした驚きの決断は…!!道民+国民的に大ヒット中の大人気青春酪農グラフィティ第3弾!!

銀の匙 Silver Spoon 4巻

命をいただく。そんな大仰なことじゃない。でも、とっても大切なこと。豚舎で可愛がっていた豚の豚丼が肉になって帰ってきた。そして八軒は、学ぶ。命の重さを。その手で、その目で、その胃袋で…そして季節はめぐる。夏から秋へ…マンガ大賞2012大賞受賞作!1巻~3で累計280万部突破の大ヒット酪農青春グラフィティ!

銀の匙 Silver Spoon 5巻

大蝦夷農業高校での生活は、時間との戦いだ。実習、部活、寮の仕事、そしてエゾノー祭の準備…日はどんどん短くなる。断らない男・八軒は、断れない男でもある。誰よりも忙しい八軒の秋は、めまぐるしく過ぎていく…サンデー本誌でも大好評の秋編を収録!面白くて美味しい北海道の秋をご堪能ください!!

銀の匙 Silver Spoon 6巻

言葉の通じないパートナーと心を通じ合わせる…そうして高く跳んだとき、今までに見たことのない景色が見える。それが馬術…試験なら慣れている。でも、試合は初体験。八軒勇吾のデビュー戦の幕が切って落とされる…他人と競うことは、自分を見つめることでもある。待望のアニメ化決定の大ヒット酪農青春グラフィティ!!

銀の匙 Silver Spoon(7)

ここ一番の大舞台…そこに立てなかった役者は、もはやピエロですらない。エゾノー祭当日の朝、無理がたたって倒れた八軒…そして、甲子園に一縷の望みを掛け、戦いつづける駒場…夢を持っている者も、夢を持っていない者も…それぞれに戦いがあり、それぞれに挫折があったりする。それが青春ならば…エゾノーは、青春の吹き溜まりだ。八軒の流す汗と涙は、熱くて苦い…フジテレビ系ノイタミナでアニメ化決定の大ヒット酪農青春グラフィティ!!

銀の匙 Silver Spoon(8)

なんだかんだキツイけど酪農って楽しい!農業って案外いいかもしれない!そう思っていた…でも、現実は素敵なことばかりじゃない。苦しくて悔しくてどうにもならないこともある。夢が散っていく瞬間を目の当たりにしたとき、それでも強くありたい。そう思えるだろうか…アニメ放送開始の酪農青春グラフィティ!右往左往する八軒の明日は、どっちだ!?

銀の匙 Silver Spoon(9)

逃げてきた過去がある。頑張っている今がある。牛乳は、誰かが育てた牛から誰かが搾り、誰かが届けてくれている。酪農が教えてくれたこと。エゾノーで学んだこと。どこから来て、どこへ行くのか…来し方も行くすえもどっちも大事。夢をみつけられない八軒勇吾は、生まれ育った札幌で自分の過去と向き合う。エゾノーの冬は、寒いだけじゃない。

銀の匙 Silver Spoon(10)

実家に帰らない八軒は、ひとり寮に残る…エゾノーで迎える初めての正月…一年の計は元旦にあり。昔の人は、いいことを言う。手打ちのソバで年を越し、つきたてのモチで新年を祝う。そのすべて地産地消。それがエゾノースタイル!だから八軒は、思う。先人たちの偉大さを…そして八軒は、惑う。自分の価値に…この値札は、高いか?安いか?

銀の匙 Silver Spoon(11)

TVアニメに、実写映画に……エゾノーワールドますます拡大中!!大人気酪農青春コメディ第11巻!もうすぐ春がくる。エゾノーの寮を巣立つ日が近づいてきた…疲れた体を引きずって泥のように眠ったベッド…実習と部活で空になった胃袋を満たしてくれた食堂…良いいことも嫌なことも分かち合った仲間たち…そして、大豊作な思い出の数々…八軒勇吾のエゾノーので一年は、濃厚な味がした。冬編…クライマックス!!

銀の匙 Silver Spoon(12)

夢なんて語るやつがウザったかった。目標を持っているやつにムカついた。そんな自分が嫌いだった。今は違う。北の大地で過ごした一年は、伊達じゃない。やりたいことが見えてきた。厳しい冬を越えて、どれだけ成長したのかを一番知りたいのは、八軒だ。

銀の匙 Silver Spoon(13)

牛も豚も鶏も… きちんと育つまでには、時間が掛かる。じゃがいももアスパラもしいたけも… 誰かが手間暇掛けて育てたものだ。大蝦夷農業高校で育まれた八軒たちは、ちゃんと美味しくなったのか…… メインディッシュはこれからだ。

銀の匙 Silver Spoon(14)

三年生になった八軒たち。汗と泥にまみれた青春は続いていく―― 最初はただ逃げてきただけのはずだったエゾノーが、いつしか大切なものをたくさんくれていた。事業という目標、共に歩んでくれる仲間、想いを伝えたい相手… ちょっと大変だけど、全てと正面から向き合う! それが新しい八軒のスタイルだ。

銀の匙 Silver Spoon(15)

大ヒット酪農青春グラフィティ、堂々完結! ついに八軒たちがエゾノーを卒業。それぞれの未来へと歩み出す―― 一度は将来を見失い、夢を嫌っていた少年は、いつしか、自身の目標に向かってひた走るだけでなく、仲間の背中を押す存在になっていた。汗と涙と土にまみれた物語、ここに完結!!