あらすじ

漆原教授のようにはなりたくない…理想の獣医像を求めて病院へ修行にでた公輝(ハムテル)が直面する現実とは?教授にまたまた振り回される公輝&二階堂。
動物のお医者さん 1巻

今日も獣医学部のユニークな仲間とかわいい動物たちは大騒ぎ。思わずニヤリのおもしろさで、国民的人気大爆発のドクトル・コメディ!

動物のお医者さん 2巻

毎度お騒がせのH大獣医学部の仲間たち。人間、動物、細菌たちがエンジン全開!!お医者さんて、ぶっとい神経が必要だったのね!!公輝(ハムテル)くん、ガ・ン・バ・レ!!

動物のお医者さん 3巻

絶好調、ドクトル・コメディ第3巻!!今日も公輝(ハムテル)、二階堂、チョビ(!?)をはじめ獣医学部の仲間は大騒ぎ。目玉はハードな公輝の両親です!!

動物のお医者さん 4巻

ハムテルはバイトをしたことがない。温室育ち(!?)の公輝(ハムテル)の初めての仕事は『犬の散歩』。チョビと一緒に悪戦苦闘!公輝はバイト料を手にすることができるのか!?

動物のお医者さん 5巻

年末年始、ドイツからハムテルの両親が帰ってきた。家族4人そろったら、始まることは…。そう家族麻雀!その上、『雪降ろし』を賭けるという意見がでて…。

動物のお医者さん 6巻

雨の日に動物をつれて出かけるのは億劫だ。そんな気分をふきとばそうと漆原教授がお昼をおごると約束した。しかし、後に恐ろしい落とし穴がある事を誰も知らなかった…。

動物のお医者さん 7巻

卒業・就職が近づき、残り少ない自由時間を有意義に使おうとしても、漆原教授がいる限り学生は面倒に巻き込まれるばかり…。大地のロマンはいったいどこに!?

動物のお医者さん 8巻

漆原教授によって解き明かされるチョビのヒミツや、ニャオンの失踪事件。菱沼さんは果たしてニャオンと再会できるのか?大好評ドクトル・コメディ第8巻!!

動物のお医者さん 9巻

犬ゾリ使い公輝(ハムテル)の不安をよそに今年もやってきました犬ゾリレース。なんと今回は、漆原教授も出場するという…。はたして公輝とチョビの運命は!?

動物のお医者さん 10巻

H大で学会が行われることに。菅原教授をはじめ、公輝(ハムテル)・二階堂たちは漆原教授の破壊能力を封じることが出来るかどうかに、学会の成否が左右されるのを知っていたはずだが…!?

動物のお医者さん 11巻

漆原教授のようにはなりたくない…理想の獣医像を求めて病院へ修行にでた公輝(ハムテル)が直面する現実とは?教授にまたまた振り回される公輝&二階堂。

動物のお医者さん 12巻

立派な獣医になるために修業先を自分で探す二階堂。一方、公輝の同輩の清原たちが開業すると聴いておばあさんが…!!二人の開業への道のりは!?ついに最終巻!!

動物のお医者さん

いい冬を描いているエピソード #マンバ読書会

動物のお医者さん 佐々木倫子
nyae
nyae

次のマンバのイベントのテーマが #いい冬のマンガ と知り最初に思い浮かんだのがこの「動物のお医者さん」です。 読んだことがある人は御存知の通り北海道が舞台の作品なので、ただの冬エピソードと言うよりも「北海道の冬」を感じることができるのが特徴であり魅力だと思います。そこで個人的に好きな冬エピソードをいくつか紹介します。長くなりすぎないようにすごくざっくりまとめます。 ●ハムテルと犬ぞり 7巻でチョビがブッチャーさんという外国人にスカウトされハムテルたちは犬ぞりに出会います。ハムテルはいきなりマッシャー(そりに乗る人)を任されたうえに犬たちには完全に舐められ自分には無理だと諦めかけるも、ハムテルが犬同士の喧嘩の仲裁に入った際、新入りの犬に噛まれてしまったことにチームの犬たちが怒り、噛み付いた犬に一斉に攻撃をするという展開に。そこにはもちろんチョビも含まれているところがグッと来ます。あれだけ大人しいチョビもハムテルが噛まれたら怒るんだなぁ…。 結局、ハムテルは舐められながらも仲間と認められていることがわかり、華々しい(?)犬ぞり大会デビューを果たし、まんまと犬ぞりにハマってしまうという話。 そして9巻では、こんどこそ入賞を目指そうとするハムテルたちの前に漆原教授が犬ぞり経験のない寄せ集めの犬を連れて現れるなど波乱の展開。当然のことながら大会にも大迷惑をかけながら参戦します。いろいろあってハムテルはソリから降り自分で犬を引っ張りながら走ってゴールすることになります(なぜそんな事になったかは読んでみてください)。そのおかげ?か見事3位入賞を果たすのでした。 11巻では優勝を目指し参戦するハムテルたちの前にお決まりの漆原教授が今度は本場アラスカで訓練された犬ぞりチームを率いて参戦。果たしてハムテルは優勝できるのか?ぜひ読んで確かめてください。 ☆余談ですが私は北海道で犬ぞり体験をしたことがあります。一生忘れられないほど最高の経験でしたので犬好きの方にはおすすめです。 ●埋まる女・菱沼 動物のお医者さんのメイン女性キャラクター・菱沼さん。彼女はとにかく、大雪が降ると雪に埋まる。そして運悪く通りかかった人に引き抜いてもらうという迷惑な人です。9巻にはそんな埋まってばかりの彼女にほんのりとした恋心のようなものを抱く男子学生が出てくるという世にも珍しいエピソードが掲載されています。 雪の中を牛が通り過ぎる場面に北海道を感じます。 ●埋まるモモンガ・モモちゃん 雪に埋まるエピソード2つ目です。これはエピソードというよりある話の一場面です。二階堂の親戚・里穂が彼らの通う大学を受験するということで試験後に大学内で待ち合わせようとするも里穂は迷子になり、最終的に大学内で遭難(?)してしまいます。その里穂を探す中で以前ハムテルたちが保護していたモモンガのモモちゃんが雪の中で眠ってしまっているところを発見するという、少しヒヤッとする場面があります。北海道にはモモンガも雪の中に埋もれるんだなぁ。と思ったことが強く印象に残ったのでした。 今回このクチコミを書くにあたって読み返して気づいたのが、思っていたより冬のエピソードが少ないということ。北海道の冬は人間があまり活動できないから、マンガにできるエピソードも少ないのかな、と勝手に予想しました。