あらすじウルと戦う準備を現実世界で進めるマリア。その間に7thGARDENでは3か月が経ち、世界は一変していた。カルナの村を襲った蟲が各地に出現し、人々を怪物に変えていく。アウィンは護るべき者のために剣を振るい続けるが…!? 一方、天使側ではロキがウルに反旗を翻し、天使同士の頂上決戦が始まる!!
中世後期の西洋っぽい舞台で、悪魔とか天使とか出てきて、人がいっぱい死ぬダークファンタジー。と、ここまではありがち。天使や悪魔のデザイン、そして彼らと契約することで顕現する武器のデザインが、ギルティクラウンとかに出てきそうなめっちゃスタイリッシュな近未来SF風なのがすごくツボでした。この一見ちぐはぐな世界観には理由があって、タイトルの「Garden」や主人公の仕事「庭師」が実は重要なキーワードになっています。 描き込みが緻密で描線が細くてきれいで、この壮大で複雑な作品世界はこの作者にしか描けないものであると確信できます。現在休載中とのことでとても残念ですが、早く続きが読めることを願ってやみません。